ゲームルール
この街を構成する3つのエリア。さて、何処へ行こうか?
この街には3つの勢力がそれぞれのエリアを陣取り、世界の終末の在り方を巡って激しい争いを繰り広げています。
住人は1日に一度、3つのエリアのうち1つ、今日の滞在先を選択することになります。
(※ 0:00に何処も選択していない状態に戻ります)
一度決定すると、次の日付変更時刻を跨ぐか、アイテムを使用するまでエリア間を行き来できなくなります。
当然、他のエリアの滞在者との会話は不可能になりますのでご注意ください。

曙光
あらゆる娯楽と快楽を詰め込んだ巨大ビルディング群は、さながらひっくり返した玩具箱だ。
党首は、ここ数年で勢いを増した新興宗教団体の教祖。
我が手にて終末の日は確約される、その日までを享楽のうちに過ごすべしと、
全てを齧りつくす蝗害のごとく勢力を広げる。

梟首会
秩序を体現する、政と知識の砦。
嘗てこの地を牛耳っていた暴徒、安寧を乱す犯罪者、前党首すらも手にかけた男が
慈愛の笑みをもって弱者にその手を差し伸べる。
法の庇護の下には誰もが対等であるが、それは法を遵守する者にのみ適用されるものである。

METRO
大劇場跡を拠点に、かつての地下鉄道網に住まう人々。
そこでは己の力が全て。財も生命も奪うためのものでしかない。
[業]を持たぬ者、束縛を嫌う者、他のエリアに馴染めなかった者たちが、お零れを狙って息を潜める。
党首の姿も、理すらも見えぬこの地で、混沌という名の自由を謳う。
※勢力図はあくまでフレーバーとして存在するものであり、必ずしも特定の勢力に賛同する必要はありません。
また、NPCがプレイヤーに個人的に関わる事は一切ありません。
世界最後の主要リソース [業] をかき集め、頂点へと昇りつめろ
あらゆる資源の枯渇したこの世界では、人の生み出すエネルギー 「[業]」 がすべて。
[業]の数値が格差を生み、下の者は何をされようが文句も言えないのがこの街の掟です。
ただし弱者の扱いは、この街の3つのエリアによって異なります。
争いながら高みを目指すも、地上からその営みを静観するも、あなた次第です。
- [業]とは?
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人の行いによって発生し、その背に降り積もって常識外の力を与える不可視のエネルギー。
街では貨幣のように扱われもしますが、それは個人間で消費・交換するものではなく
その場にいるだけで街のインフラを機能させ、プラント装置からの生産、流通を齎す動力源となるものです。
党首たちが多くの住民を自分のエリアに集めようとしているのは、そのためです。
- PCにおける[業]の扱いについて(公式Xの投稿より抜粋)
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[業]は【感覚で捉えるもの】であり、特殊な機器を使用せずとも、自分と相手との上下差は肌でぞわっと感じることができるものとしています。
数値で表示する技術もありますが、日常生活においては機器を使ってまで細かく可視化する必要はほぼありません。
[業]所持者はそこに居ることでエリアの生産ラインやインフラが機能する発電機のような存在であるため、
貨幣というよりは「貢献度」に近いものです。
これだけ貢献しているなら、ここではこれだけのサービスを受ける価値があるよ、というのが
店舗での客の扱いの判断基準となり、儲けは拠点の方から支給されます。
[業]を積む3つの方法。【行動】、【天恵】、そして【略奪】
- 【行動】
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「探索」でアイテムを収集、同じアイテムを3つ「合成」することでレベルを上げ
それを「焼却」することで、 [業] は灰となってあなたの身に降り積もります。
最も確実、しかしてあまりに地味な作業ですが、生涯それを続けるのもまた人生です。
- 【天恵】
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簡単に言えば "椅子取りゲーム" のようなもの 。
日付変更時刻に最も人数の少ないエリアに留まっていた人々に「局地的[業]雨」は降り注ぎます。
- 【略奪】
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勝者が得、敗者が失う。三すくみ+αの簡単なルールです。
アイテム「骨牌」を消費し、任意の相手に「相克」(決闘)を宣言することができます。
相手側が対抗する「骨牌」を選択し、相克を承諾した時点で、
骨牌の絵柄による勝敗が決し、所持[業]の1/3が勝者に受け渡されます。
最終日の更新時刻に滞在者の[業]を集計し、
「最も多くの[業]を集めたエリア」を勝者としてエンディングが確定します。