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光銀 ― コウギン
風来人。女性。身長168cm。
砂塵を歩み、流れ生きてきた人。
大半の場面で目を瞑ったり細めている。
砂っぽい編笠、袴にも似たゆったりとした装いに、ほつれた外套。
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少女の生まれた場所はすぐに廃れ、宛のない旅を余儀なくされた。
余所者は時に疎まれ、時に迎え入れられ、定住を選ぶ者もいた。
そうでなくても、旅人の群れの数は目減りしていった。
少女はいつしか足を止める事が恐ろしくなった。
ひとたび腰を下ろしてしまえば、己の足は腐り落ち
二度とどこへも行けないのだと考えた。
少女は歩み続けることを選んだ。
そうして群れはただひとりになった。
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世界が終わる。間違いなく、死ぬ。
これほどに恐ろしいものはないだろう!
──けれど、それは来なかった。
ああ、まだ、生きている。今のところは。
世界は恐怖で形作られている。
狂わぬよう瞼を閉じることは出来ても、潰せはしなかった。
まだ前を見ていたかったから。
女は砂塵を歩み続ける。
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