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『夢』売りのルクソール
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『夢』屋のルクソール、三本角のルクソールとも。

市街の一角で『夢』を売っている男。
市井の状況の変化により『夢』とモノとの物々交換が主になっているが、
それでも世界の終わりに向けて『夢』売りは繁盛しているらしい。
今日も『夢』屋にはつかれた体を引きずるものや行き場のないものが訪れて、
脳をぼやけさせるかのような『夢』に浸っている。

当たり前だが角はインプラントで、頭蓋骨に直接くっつけている。

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男性/78歳/184cm
阿片窟の王。三本角。旧時代の遺物。
只人でありながらインプラントと肉体改造で見た目を維持する、
老衰間近の怪物であり有り触れた唯の人間のうちの一人。

きらびやかなネオンの下で偽物の暁光を仰ぎ、人々に『夢』を見せる。
いくらか長くこの街に蔓延り続けているので、
もとより彼のことを知っている人間も、少なくはないかもしれない。

[黄塵街歌] ©2025 zmd