記憶

  • リア=ヴェルダ @Imitat
  • 「…………」
    花を売る、という話題。

    チラリと己の体を見た。

    すっと視線を前に戻した。

    2025/09/16 00:50:55 | 1
  • 冬真 @milktub
  • @Scravis
    「そんなことでいいの?」
    「これは、"鎮痛薬"だよ」

    プラスチックケースの中から一粒出す。白い錠剤。

    「中毒者でさ。ギャンブル以外にも」
    「隠し場所は秘密」
    「俺が依存症か中毒症状で死んだあとなら教えてあげよう」

    2025/09/16 00:50:56 | 2
  • レキ・ミタケ @RekiMitake
  • 「いやそれ絶対あかんやつでしょ…」

    まともそうな普通のお医者さんもまあまあバグってんな…

    2025/09/16 00:51:24 | 3
  • 雅尾 @kltkrt
  • 花はきっと枯らしてしまうから、見るだけ。
    転ばされていた打撲痕は大丈夫かねと思うものの、言葉は相変わらず。

    2025/09/16 00:52:18 | 4
  • 蛇四寸 @12102
  • 「おやおや花売りさんが大繁盛」

    貰い手がいるならわたくしは一歩下がって遠慮致しましょう。あ、やっぱり二歩。
    そういったもののお世話は少々不得手でして!
    終末前にきっと枯らしてしまいます!

    2025/09/16 00:52:23 | 5
  • “ア” @Panopticon
  • 「じゃあ、パンジーこれを貰おうかな。ありがとうね、少女」

    対価を渡すのが礼儀と理解はしているが、望まぬならば儀に反する。
    故に要求されたら渡してあげよう。渡す方法が思い付かないとも言うが。

    2025/09/16 00:52:26 | 6
  • ヒマリ @sunflower
  • @id
    「はい、お兄さんはきっとパンジーが似合うと思います」

    そう言って、籠の中の花をひとつ取り出す。添えられた両手には、1輪の青い花。
    強く握れば折れそうな腕に、非力な脚。実に無防備だ。

    2025/09/16 00:52:49 | 7
  • サクヤ @Rabimaru
  • 「……」

    花を貰えばその花を眺めているだろう、対価は、お医者さんに一任した

    2025/09/16 00:53:00 | 8
  • 冬真 @milktub
  • 「ドクが治療できる患者を前に縛られると発狂するみたいに」
    「完全に読み切った盤面を前に縛られると狂うのは認める」

    2025/09/16 00:53:04 | 9
  • サヨナキ屋 @Caduceus
  • @sunflower
    「へえー…」

    * 目を細めて花を見る。

    「いいね。応援するよ」
    「悪い奴にカゴ蹴飛ばされないようにしな。
     特にロクでも無い男には気を付けな」

    「つっても配り歩いてんなら
     そこら辺の覚悟はある、……」
    「……よな? 大丈夫か?」

    「まあいいや。
     なんか困ったらあーし頼んな」

    * 口調はやや荒いが、声音は終始柔らかく。
    * …ついでに手持ちの業を幾らか。

    「ん」

    * 押し付けるように差し出した。

    2025/09/16 00:54:47 | 10
  • ドク @drdoku
  • 「おじさ、……」

    三十男はデリケート。

    「ああン?笑顔だァ…?………」

    数秒。花売りの少女をじぃと見つめる、隈のある目。
    かと思いきや彼女の両頬をふにっと指で柔く摘まんで、少し持ち上げようとする。

    相手の顔をまず笑顔にさせようとする手つきだ。
    避けるなら容易いノロさで。

    2025/09/16 00:55:19 | 11
  • @500w
  • ぐあ、と欠伸。雨上がりの湿り気が残る空気を食んだ。

    2025/09/16 00:55:20 | 12
  • 缺(チュエ) @INo02
  • 「んなとこで通じ合うな~」
    「この世界で年単位って言葉がまだ生きてることにびっくりだよ……」

    帳尻がつく前に、帳そのものが焼けるんだって。

    「……んで」
    「イケてる男は、笑顔が素敵なもんだぜ」

    ミスミソウを手に言う。
    これは、ただ面白がっている人。

    2025/09/16 00:55:34 | 13
  • シャルパス @id
  • @sunflower
    「なるほどねえ。どうも、ありがと」

    帽子にうまいとこ差しておこうか。花が欲しいってのは本音なわけだし。

    「で、君のことも買いたいわけだけど」

    そうしたらば、すぐに君の手首あたりを握ってしまいたい。
    握りしめる、というほどでもないけれど、振りほどかなければ解けないぐらいに。

    「花売りってんだから当然そっち・・・も知ってるんだろう?
     まさかここまで生きてきて知らないこともないでしょうに」

    善意で行われているであろう行為を、己の尺度で踏みにじる。
    その上半ば無理やり声をかけてるんだから、悪辣極まりない輩だ。

    ……ここは法のお膝元。声を高く上げればきっと監視員が飛んでくるだろうし、
    声を上げられなくとも幸運にも監視員が見つけてくれることもあるだろう。
    そのあたりは、きっとあなた次第。

    2025/09/16 00:56:28 | 14
  • 花売りだか花配りだかをちらりと見る。
    どこで育てているのだろう?
    ちらりと見たつもりだったけれど、普通にガン見していた。

    「……。」

    それでも手元はせっせとごみ漁り。
    地道にコツコツ業を増やしていく。

    2025/09/16 00:56:45 | 15
  • 蛇四寸 @12102
  • 「お医者様」
    「終末前に貧しさでお陀仏となりますよ」

    ド直球失礼! どうせなら毒を食べてから亡くなって頂きたいなぁ!

    2025/09/16 00:56:50 | 16
  • 冬真 @milktub
  • @kltkrt
    去っていく背中を眺めながら。

    「まー、漏らしてはないけど」
    「久々に命賭けての一賭博始まるかと思って膝が震えてんのは本当だけどな」

    それは安売りの結果ではなく、身体が感じる生の恐怖だ。
    強烈な恐怖がなければ、命を賭けるギャンブルになど何も意味はない。

    「あいつ、ゴメンやっぱりそれ持って行かれるのは無理、って泣かしてぇー」

    完全に居なくなってから、負け惜しみを呟いた。

    2025/09/16 00:58:32 | 17
  • ヒマリ @sunflower
  • @Caduceus
    「あえっ!?」
    業を押し付けられれば返せるはずもなく。貴重なものだと分かっているが故の困惑である。けれど、貴女の瞳に宿る優しさにも気がついて。

    「あの、お姉さん……すごく優しい人なんですね」
    「私は、ヒマリっていいます」
    「お姉さんのお名前、ありますか?」

    2025/09/16 00:59:29 | 18
  • 記録係の『鳩』 @Scravis
  • @milktub
    「鎮痛薬、中毒者。ですか」

    ふむ。
    怪我の様子は見受けられない、が。
    むしろ噛み砕いた勢いから滲んだような血の色に目が引かれた。

    「破滅願望でもお有りで?
     隠してあるものに記録の余地はあるでしょうし、是非口がなくなる前に教えてもらいたいところですが」
    「……しかし、であれば」

    都合がいい。

    「今日、おれも"薬"を飲んで寝るつもりでいるんです」
    「初めて摂取するもので、何があるか分かりません」

    手に入れた薬物アヘンを手に載せてみせる。
    正確には、これを違法な薬物だということを知らずに持っているのだけれど。

    「一晩、付き合っていただけませんか?」

    2025/09/16 00:59:42 | 19
  • ヒマリ @sunflower
  • 「おひはん、らりふるんれふか」
    緩慢な動作も避けることはない。ただされるがままに頬を動かされている。
    傍から見たら実に滑稽だ。

    2025/09/16 01:01:45 | 20
  • ドク @drdoku
  • 「ここで暮らしてりゃァ
     最低限食っていくにゃ困んねえよ。ははは」

    それを見越して梟首会のシマに身を寄せている。
    それだけのずる賢さはある。

    2025/09/16 01:03:20 | 21
  • 缺(チュエ) @INo02
  • 「ちょっとちょっと、この歳のレディにイタズラはマズいって」
    人聞きの悪い軽口。
    まあ、嫌がってないのなら特に止めることもあるまい。

    「曙光じゃ一歩踏み外すと餓死とかできるならまだマシで、
     最後まで享楽として搾り取られるからな……」

    2025/09/16 01:04:55 | 22
  • サクヤ @Rabimaru
  • 「お医者さんも結構強かだな。
    それはそれとしてなにしてるんだろう……」

    2025/09/16 01:05:33 | 23
  • 冬真 @milktub
  • @Scravis
    「バッカお前記録係くん」
    「破滅願望があるやつはもうちょっと早めにギャンブルで命BETしてるって」

    口元の血を見られているような気がして拭う。
    余りに悔しすぎて奥歯をかみしめたときに歯ぐきから出た血だ。
    賭け事は、どんな些細でも、負けたら身を切られる程に悔しい。

    「なんで? 薬ないと寝れないの? とかは無粋か。
     別にいいけど、俺なんかより薬物に医者の方がいいんじゃないの?
     痙攣して泡吹いても胸踏みつけるくらいしかしないよ?」

    2025/09/16 01:05:39 | 24
  • シャルパス @id
  • 「実際真っ当な医者とありゃ梟的には歓迎だろうなあ。
     医者としての生業にこそ価値を感じるってなら、
     賢い選択だ……文字通り流れる医者にはいざという時頼れないし、
     ここに来れば居る、っていうのも強みだ。
     私にはとてもできない生き方だぁなあ……」

    そもそも梟的には不歓迎だろうし……

    2025/09/16 01:06:03 | 25
  • @500w
  • 「の割りにゃ、さっきは曙光でガキ共が鬼ごっこしてたぜ。
    まったく平和なんだかなんなんだか」

    2025/09/16 01:06:28 | 26
  • “ア” @Panopticon
  • 「……こういう光景を見ると、平和を実感するね」

    頬を摘ままれている少女を見ている。

    2025/09/16 01:06:59 | 27
  • ドク @drdoku
  • 「だっはっはっは!」

    不自然な笑顔の少女の顔、というか反応に、気持ちの良さそうに笑った。
    お望み通りのスマイルだ。望んだ形かどうかはわからないが。

    「くく……や、人に笑ってってぇわりにゃ
     お嬢ちゃんもあんま笑わねえなと思ってさ」

    「あんたはキレーなもん、人にあげようとしてンだから
     もうちょい胸張りな」

    ほっぺに触っていた手は、帽子越しに少女の頭をぽんと撫でようとする。
    花を受け取るのはそれからだ。

    2025/09/16 01:07:08 | 28
  • サヨナキ屋 @Caduceus
  • @sunflower
    「言っとくけど別にお情けとかじゃねーぞ。
     身ィ守るにも生活にも必要が……あー」
    「……応援代」

    * 花にお代が要らぬと言うなら。
    * その在り方を支援する為のものを。

    「そらお前医者が優しくなくてどうするよ。
     ウチは『サヨナキ屋』でやらせてもらってるけど」

    「……トート。が、名前」「あたしの」
    「よろしく。ヒマリ」

    2025/09/16 01:07:40 | 29
  • 冬真 @milktub
  • 「本物の鬼に出会ったことない奴らの発想だ」
    「一回賭けで借金背負って苦しめガキ共。本物の鬼に追い掛けられろ」

    2025/09/16 01:07:47 | 30
  • レキ・ミタケ @RekiMitake
  • 「子供はどういう場なのか、なんて気にせず遊んでるんでしょうね…」
    「ここではそういうのあんまり、見かけませんけど」

    まあはしゃぐには不向きな場所だよなあ

    2025/09/16 01:08:23 | 31
  • 缺(チュエ) @INo02
  • 「ま、業や知恵のある子供にはかなり優しい方だから」
    「遊べてるんだったらそれはそれでいいことだね」

    珍しいな、と思いつつ、
    ここでも鬼ごっこしてた子らのことを思う。
    あの子たちも梟に飼われてるわけじゃないもんな。

    「俺にもマジで向いてねえってのに、
     臨時で雇われてるのは何の因果か……」

    2025/09/16 01:08:54 | 32
  • サクヤ @Rabimaru
  • 「鬼ごっこしてた身としてはなんかいたたまれなくなるな……
    それはそれとして賭け事とかやりたくないけど」

    さっきまで街中を駆け回っていた子供

    2025/09/16 01:09:00 | 33
  • 缺(チュエ) @INo02
  • 「ワハハ 曙光は借金負ったヤツにも厳しい」
    「享楽を味わえるのはいつだって勝ってる側だ」

    2025/09/16 01:09:45 | 34
  • ヒマリ @sunflower
  • @id
    「っ……!」
    力強く掴まれれば、振りほどこうと身を捩らせる。けれども悲しいかな男女の差、更には大人と子供の力は歴然としている。
    「お、お兄さん……や、止めて……!」
    この世界で生きてきて幾度目かの身の危険。それでも生きながらえてきたのは、少女の幸運ゆえか、それとも……
    「お兄さんっ、人とお友達になりたいときはっ!乱暴にしちゃいけないんですよ!」
    こういう斜め上の発想ゆえか。
    どちらにせよ、子供を叱る母親のように貴方を怒った。場合によっては監視員も来るかもしれない声量で。

    2025/09/16 01:10:24 | 35
  • サヨナキ屋 @Caduceus
  • 「……」

    * ガキ共が追いかけっこしてるのは…
    * ちょっと見たいな。足を伸ばすか。

    2025/09/16 01:11:07 | 36
  • ドク @drdoku
  • 「なんかあったらあそこ行きゃァ良いってのは
     誰だっていっこ位有ったほうがいいだろォ?
     ……ま。梟首に属する奴だけを治す医者なら
     もーちょいいい目見られてるンだろうがね」

    区画のなかでは診療所はだいぶ外れにある。
    不便な場所だが、他の区画からは足を運びやすい立地だ。

    2025/09/16 01:11:19 | 37
  • @500w
  • 「俺らみたいな手ェ薄汚れたオトナならまだしも、その辺転がってるガキも業に塗れた方が生きやすいなんざ、そっちの方が余程だろうよ」

    要は、肩身狭くする必要もないんじゃね?って話。

    2025/09/16 01:11:26 | 38
  • 雅尾 @kltkrt
  • 冬真から離れた後はどことなく機嫌良さげ。
    健康状態良好でやはり医者にかかるような必要性はなさそうだった。

    2025/09/16 01:11:37 | 39
  • “ア” @Panopticon
  • 「享楽が全てであり、尚且つ勝者が全てなのが曙光……だっけか」
    「勝ってれば走り回れるし、負けてれば隠れ潜むことになる。摂理だね」

    そういう場もあるよなぁ、なんて呟き。適当な瓦礫に腰掛けている。

    2025/09/16 01:12:43 | 40
  • ドク @drdoku
  • 「鬼ごっこなァ。
     METROのちびっこどもにも教えてやるか。
     もしかしたら、喜んで遊ぶかもしれないしな」

    2025/09/16 01:13:27 | 41
  • 蛇四寸 @12102
  • 「笑う少女と笑わせたい三十路」
    「なんて美しい光景なんでしょう」

    よよよ。わたくし感動いたしました。遠くから拍手。
    少女の口角は上がっているので笑顔判定です! よし!

    2025/09/16 01:13:42 | 42
  • サクヤ @Rabimaru
  • 「僕は誰でも鬼ごっことかやるなら歓迎なんだけどな〜……」

    2025/09/16 01:14:53 | 43
  • 缺(チュエ) @INo02
  • 「毎日決まったスケジュールで、
     決まった通りに患者を治すなんて御免だし」
    「いんじゃね。治安と衛生と自由で言えば最良っしょ」

    「ああそうだ。METROと違うのは……」
    「必ずしも力が全て物を言う訳じゃない。
     知恵。見た目の良さ。聞こえの良さ。
     己の何かが秀でていて、享楽に適正がありゃ」
    「曙の光は平等に降り注ぐね」

    その平等は、かなり都合のいいラインの上だが。

    2025/09/16 01:15:29 | 44
  • ドク @drdoku
  • 「おい!三十路って言うな!
     俺はまだお兄さんだし三十にだってなったばっかりなんだが…!?」

    三十男はデリケート、ふたたび。

    2025/09/16 01:16:15 | 45
  • ヒマリ @sunflower
  • ぽんぽん……帽子越しに撫でられて。
    なんだか1本取られたような気がするが、悪い人でもなさそう。
    「……おじさん、ありがとうございます」
    花を配るどころか、ドクなりの激励を貰ってしまった。
    けれども、彼女は心底笑っている。

    2025/09/16 01:16:28 | 46
  • シャルパス @id
  • @sunflower
    「物事を知らぬ君が……バッカ、声がデカいーー」

    悪い、と見当違いの責任を擦り付けて手籠めにしようとしたところ。
    大声を張られて咄嗟に手を離した。
    こんなところを見つかっては酷い目に合うのは想像に難くない。

    「っ、その、ごめん、」

    形だけはそう謝罪して、監視員が来る前に脱兎のごとく逃げ出した。
    無論謝る意思なんて毛頭なく、次に顔を見かけた時、
    事が運びやすかろう、という咄嗟の打算。

    ……何にせよあなたは自分の身を守った。
    しかし気を付けてほしい、この男はあなたの無知を確信し、
    そして目標の一つに定めた。次に花を要求する時も、
    きっと似たような真似を企んでいることに相違ない。

    それでは、善意のお花売りさん。
    どうかこの滅びゆく世界でも、その向日葵のような存在が曇らぬよう。

    2025/09/16 01:16:32 | 47
  • 蛇四寸 @12102
  • 「そりゃあねぇ」「勝者が全て、仕方ありますまい」
    「郷に入ってはなんとら」

    鬼ごっこで曙光を学ぶのも一興かと?

    2025/09/16 01:16:41 | 48
  • レキ・ミタケ @RekiMitake
  • 「少し前にしりとりとかしたがる子はいましたけど」
    もう何処か行っちゃったかな

    「…いやあれはしりとりじゃないか…」
    ん、がついても続いてたしな…

    2025/09/16 01:17:04 | 49
  • サクヤ @Rabimaru
  • 「え、しりとり! 惜しいなぁ……せっかくならやってみたかった……
    あ、でも終わりのないしりとりはちょっと嫌かも……」

    2025/09/16 01:18:11 | 50
  • @500w
  • 「自由は勝者の特権ねェ」
    「ハハ、よォく考えりゃ今がそうか」

    2025/09/16 01:18:20 | 51
  • シャルパス @id
  • 「鬼ごっこ。ハハ、いいね。幼心を思い出すのも悪くないかな」

    2025/09/16 01:19:16 | 52
  • 蛇四寸 @12102
  • 「ご安心ください! わたくしも三十路です!」

    ほォらひとりじゃない。やったね!

    「三十路になると疲れが翌日に……」

    三十路トーク。

    2025/09/16 01:19:20 | 53
  • ドク @drdoku
  • 「どォいたしまして」

    「……」

    「なー…笑顔を交換したよしみで、おじさんての、やめない?」
    「俺はドクっての。ここにある診療所の医者。
     お嬢ちゃんの名前は?」

    大人の威厳はどこへやら、ものすごくみみっちい事を言って。
    ついでのように自己紹介をした。

    2025/09/16 01:19:37 | 54
  • 冬真 @milktub
  • どこかに向けて両手で中指を立てる。
    口内炎とか無数に出来ろ。

    2025/09/16 01:19:55 | 55
  • ドク @drdoku
  • 「……根を詰めると目と腰にくるンだよなァ……」

    わかる…。
    途端に一角が三十路の集いになった。

    2025/09/16 01:20:40 | 56
  • ヒマリ @sunflower
  • @Caduceus
    「トート、お姉さん……」
    貴女の名前を、大切に、舌で転がす。
    私のことを応援してくれた、優しい人。
    「あの、トートお姉さん……私、がんばります、ので!また、どこかでお会いしましょう……!
    その時は、ミスミソウを沢山育てて、花束を作って、貴女にプレゼントします……!」

    2025/09/16 01:20:53 | 57
  • 記録係の『鳩』 @Scravis
  • @milktub
    「それもそうですが」
    「どうせ終わる世界で、命の価値を何処に置くかは人によりますから」

    薬物中毒になって死ぬことと、ギャンブルで命を賭すこと。
    どちらがより破滅的かという答えは、この男には出ないだろうな。

    拭きとられてしまえば、首を傾げるだけだったろうな。
    よもやあなたが悔しがっているとは感じていない。
    狂っているというのだ、楽しんでいるものと思っていた。

    「いえ、いいですよ」
    「これは記録の為に摂取するものです。おれは薬物の知識がとんとありませんから、自らの体で効能を確認しておこうというわけですね」

    「薬物に慣れているのでしょう、あなたは」
    「医者の彼に頼んでもいいですが、心配されるのは面倒でしょう。効能を確かめる必要が無いと言われてしまうかもしれませんし」

    変なところで、頑固なのだった。

    「どんな形でも、対処が出来るのは有難いですよ」

    2025/09/16 01:21:22 | 59
  • 缺(チュエ) @INo02
  • 「モテねえ~~~~~~~~~~~~~~」

    三十路四十路でも男性的魅力に溢れているヤツだっているのに。
    細かいことを気にする男。いっちゃんモテない。

    「モテねえが……まあ」

    いいことしたんじゃないの。
    両名の善意が報われるのはいい酒のアテになるし。

    2025/09/16 01:21:23 | 60
  • サヨナキ屋 @Caduceus
  • 「悪いとこじゃないんだよな、曙光。
     むしろ好ましくはあるんだが」

    「金払いが良いやつもまあまあ多い」
    「酒もある」
    「あとあんま辛気臭くない…」

    * 指折り。

    2025/09/16 01:21:29 | 61
  • “ア” @Panopticon
  • 「ふぅん、なるほど。要は力じゃなくて才が全てなんだね」
    「人のことをねじ伏せるための暴力や悪行なんかじゃなくて、
     誰かより勝っている部分があれば享楽への道は開かれる……と」

    思ってたより良い場所なのかな、とはぽつり。

    「しりとりは、そうだね。『ん』がついても終わらないしりとりが為されてた」
    「でも鬼ごっこはしていなかったはずだ。この秩序たる場なら安全に出来るかもね」

    2025/09/16 01:21:39 | 62
  • レキ・ミタケ @RekiMitake
  • 「たぶん折れたら負けのしりとりだと思いますよアレ」

    「三十路って…なんか切ないですね」

    2025/09/16 01:21:44 | 63
  • @500w
  • 「ジジイ?」

    2025/09/16 01:21:44 | 64
  • シャルパス @id
  • 「こうはなりたくなさすぎる。
     絶対にこうなる前に贅の限りを尽くして燃え尽きたい」

    2025/09/16 01:22:23 | 65
  • ドク @drdoku
  • 「うるせぇ~~~~~~~~~~!!!」

    大事だろうが!気持ちだけでも若く保つための希望申請は!

    2025/09/16 01:22:27 | 66
  • “ア” @Panopticon
  • 「三十路ってそんなことになるんだ……大変だね……」

    哀れみの目。

    2025/09/16 01:22:50 | 67
  • 雅尾 @kltkrt
  • 何かに愉快そうに瞳細めた後、手の中の貴石を燃やす為と歩き出した。

    2025/09/16 01:23:18 | 68
  • サクヤ @Rabimaru
  • 「あぁ、なるほど……それならやってもいっか……
    三十路ってそんなに悲しいことなんだな……まぁ、僕には多分無縁だろうけど……」

    2025/09/16 01:23:31 | 69
  • リア=ヴェルダ @Imitat
  • 『鬼ごっこ、出来ないのよね。』

    2025/09/16 01:23:43 | 70
  • 冬真 @milktub
  • 「今辞めてもすぐにおじさんだろうに」

    2025/09/16 01:24:06 | 71
  • 「……そうか、大人になる前に世界が終わるのか。」

    2025/09/16 01:24:45 | 72
  • サヨナキ屋 @Caduceus
  • @sunflower
    「あは。いいね、嬉しい」
    「頑張んな。あたしもアンタみたいな守る為に働いてんだ」

    「馬鹿な世の中、華やかにしてくれよ」
    「これは大事に花瓶に入れとくわあ。
     んじゃ、あばよ」

    * そう言うと、立ち去るのは早い。
    * くるりと踵を返して、ぶらぶらと後ろ手に手を振るのだった。

    2025/09/16 01:25:38 | 73
  • 缺(チュエ) @INo02
  • 「俺は絶対に30超えてもハンサムだね」
    「惜しむらくはそれを確かめる日があんまりこなさそうってことだけだ」

    2025/09/16 01:25:52 | 74
  • 蛇四寸 @12102
  • 「一度受け入れると楽になりますよ」

    わたくしいっそ開き直りました。
    鬼ごっこなんてしたら翌日は筋肉痛です。湿布あります?

    2025/09/16 01:26:11 | 75
  • ヒマリ @sunflower
  • 「は、はいっ……!ドクさん、ですね。
    私はヒマリっていいます」
    お医者さんって優しい人ばっかりなんだな、と思った。
    「あの、お怪我したらお邪魔してもいいですか?」

    2025/09/16 01:26:11 | 76
  • “ア” @Panopticon
  • 「……」「遠かれ早かれ世界は消えて、吾らは死ぬ」
    「三十路なんて夢のまた夢だとも。きっと、恐らくね」

    2025/09/16 01:26:15 | 77
  • @500w
  • 「老衰が世の中から無くなりました、ッて言ったら多少ぁ聞こえも良くなるかもな?」

    2025/09/16 01:26:33 | 78
  • サクヤ @Rabimaru
  • 「鬼ごっこできないんだ、なんか代わりにできそうな遊びないかな……それこそしりとりとかなのかな……?」

    「大人になれないのは少し残念だけど、まぁそういう運命なら仕方ないよね」

    2025/09/16 01:27:04 | 79
  • 記録係の『鳩』 @Scravis
  • 「それでも未来のことを考えるのは、悪いことではないでしょうね」
    「絶望に飲まれるよりずっと有意義でしょうから」

    2025/09/16 01:27:06 | 80
  • ドク @drdoku
  • 「くそっ!唐突に世界の寿命が100億年くらいのびて
     俺を馬鹿にしたやつらが三十歳のある日
     あ、もう運動しても体力筋力は上昇せず現状維持なんだ…って愕然としますように!」

    叶う筈もない願いを、天恵も降らない天に!希う!

    2025/09/16 01:27:36 | 81
  • シャルパス @id
  • 「いやしかし待てよ……業を背負ってる優男が成長したら、
     それはもう大人の魅力がより増幅された紳士2になるのじゃないか……?
     クソッすまん世の女性達!このシャルパスの素敵な一面を見ること無く世界が終わるとは……」

    2025/09/16 01:28:44 | 82
  • “ア” @Panopticon
  • 「うわ……足を引っ張るタイプの酷い願い事してる……」

    2025/09/16 01:29:10 | 83
  • ドク @drdoku
  • 湿布はある。
    三十路特典…もとい年齢と運動強度で換算する日常生活支援の云々で
    お安くお買い求めできるだろう…。

    2025/09/16 01:29:23 | 84
  • リア=ヴェルダ @Imitat
  • 『じゃあ代わりに、今見といてあげるね。素敵な一面。』

    2025/09/16 01:30:29 | 85
  • 冬真 @milktub
  • 「医者という仮面剥いで三十路の素顔が現れたら」
    「やっぱり全員損するほう願ってんじゃねえか!」

    2025/09/16 01:30:36 | 86
  • @500w
  • 「世界が終わるのと終わらないの、どッちがイイんだか」

    2025/09/16 01:30:38 | 87
  • 「成長効率が落ちるだけで、運動を続けていれば別に三十路以降でも体力は付くと思うけど。
     ……まあ今から頑張っても世界が先に終わるか。」

    2025/09/16 01:30:46 | 88
  • 缺(チュエ) @INo02
  • 「だろ?シャルパス、俺達はもっと気楽に構えて良いって」
    って言いながらアンチエイジングを裏でする気はする。
    一緒にマラソン走ろうはいつの時も甘言である。

    「……」「あー」
    「三本+一本の花代貰わなかったしなあ」
    「もし怪我の治療費が要る時は、そのまま埋め合わせるしかないよなあ」

    すっげ~~~~~~~~~わざとらしいことを言った。

    2025/09/16 01:30:58 | 89
  • レキ・ミタケ @RekiMitake
  • 「子供同士の無邪気なものならそう怒られはしな…」
    「…いかどうか微妙なんであんま派手には遊ばない方がいいかもしれません」

    鬼ごっこ、ヒートアップするようだとちょっとまずいかも

    「でも先を生きてる人たちが先に老いてボロボロになるのはあんまり変わらないですよ」

    2025/09/16 01:31:17 | 90
  • リア=ヴェルダ @Imitat
  • 『単純に足が悪いのよ。早く走れない。そもそも歩くのも遅い。』
    ペンをそう走らせた。

    2025/09/16 01:31:29 | 91
  • サクヤ @Rabimaru
  • 「まぁ、いざ三十路になるとしてそんなに運動しないですむような生活を送りたいな……」

    2025/09/16 01:31:31 | 92
  • 冬真 @milktub
  • @Scravis
    「どうせなら最後は賭け台の上に置きたいから」
    「薬で命を節制してるんだよ、涙ぐましいだろ」

    ゴミ箱に座ったまま見上げて言った。
    やや逡巡。いろんなものを天秤に掛けて。

    「まあーーーーーー、そういうことなら、一晩なら」
    「ただ、俺は他人の前では寝れないし」
    「情もないから目が覚めた時に身ぐるみ剝がされて」
    「薬効の分かった薬もいつの間にか全部なくなってて」
    「もうすでに曙光に旅立った俺の姿がどこにもなくて、泣く羽目になってもいいなら」

    「負けた好で一晩付き合ってもいいよ」

    「負けは負け、勝ちは勝ちだからな」
    「身ぐるみ剥ぐ場合でも"記録"だけはしといてやるよ」

    皮肉げに笑った。
    宿の当てはあるので指先で先導した。

    2025/09/16 01:32:00 | 93
  • シャルパス @id
  • 「こ、声無しのお嬢さん……
     そんなに私のことに惚れて……!!」

    2025/09/16 01:32:11 | 94
  • 蛇四寸 @12102
  • 「そうそう、あなた方は永遠に若者で終わるのだから」
    「やりたい事は全てやるべきですよ」「善行悪行限らずにね」

    しりとりですか~実は年をとると記憶も思い出しにくくなっててェ……。

    2025/09/16 01:32:16 | 95
  • 冬真 @milktub
  • 「マフラー少年は今から不摂生繰り返して大量に糖分摂取したら」
    「運動しないでいいようになるよ」

    2025/09/16 01:33:38 | 96
  • サクヤ @Rabimaru
  • 「そっか……それは確かに厳しいね……
    かくれんぼとかも厳しそうだし……

    遊ぶの、あっちでやった時は怒られはしなかったよ、大人の人も参加してたし」

    他の所はきっと怒られるだろうけれど

    2025/09/16 01:33:48 | 97
  • ドク @drdoku
  • 「ヒマリな。いー名前だ」

    「ああ。もちろん、もちろん。
     怪我、病気、悩みごとや愚痴でもなんでも。
     医者だの大人だのが必要になったら来てくれりゃァ
     おに…おじ、……おじさんは、嬉しいねェ…」

    葛藤の痕跡。

    2025/09/16 01:33:56 | 98
  • “ア” @Panopticon
  • 「ま、皮肉にもこれ以上身体機能が衰えることはあまり無いんだ」
    「三十路のお兄さんたちも安心して良いよ。多分、きっと、おそらく」

    悪行はしない方がいいんじゃないかな、と呟き。

    2025/09/16 01:34:15 | 99
  • 蛇四寸 @12102
  • 湿布、さすがにそれはお支払いせねばなりますまい……。
    必要だから……。

    2025/09/16 01:34:22 | 100
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