記憶

  • 冬真 @milktub
  • 「やばいやつじゃん」
    「……元からの傷そんなやばかったんだアンタ」
    「死ぬ?」

    助ける気はないし、助けるにしても自分より相応しい人が周囲にいるので、
    成り行きを眺める。そうして会話中に死体になったやつも曙光には多い。

    2025/09/19 00:28:33 | 1
  • “ア” @Panopticon
  • 「おや、」

    血が滴っている御仁だ。動くことなく見ている。

    2025/09/19 00:28:41 | 2
  • 《蛆》 @u464
  • 招かれた庇の下より、雨止んだ空をぼんやりと見上げた。
    恵みの雨なぞ実のとこ碌すっぽ見たことがない、これは。
    ざまあみろよ、って内心の悪態吐いた世界のぜんぶが嫌いだ

    2025/09/19 00:28:45 | 3
  • 記録係の『鳩』 @Scravis
  • @milktub
    「腹痛を起こすそうなのでお勧めしませんが」

    こちらは怪我をしていない…というのは正確ではないが、顔は痛くないので口を開いた。
    毒薬を使ってロシアンルーレットでもするつもりだったのかも。
    ろくでもない賭け事。
    相克の終わった後に薬は渡すことにしよう。

    2025/09/19 00:29:32 | 4
  • 冬真 @milktub
  • 「でも星には手が届かないし」
    「砂は指先から零れ落ちていくよな」

    2025/09/19 00:30:32 | 5
  • 記録係の『鳩』 @Scravis
  • 手にした骨牌を、馴染みの顔の足元に投げた。
    いつもの賭け事。

    その手に迷いはない。

    2025/09/19 00:31:20 | 6
  • 「星ひとつに沢山の砂があるとするならば、星の数より砂の数の方が多く……ああ、いや、でも恒星は流石に砂は無いか……?」

    2025/09/19 00:32:02 | 7
  • 缺(チュエ) @INo02
  • 「そもそもその星に砂っぽいものがありゃ、
     めちゃくちゃスコア加算されるしなあ」

    「何が言いたいかってーと」
    「俺を気にするやつは気にせんでいい、
     気にしてないやつはそのままでオーケー」

    2025/09/19 00:32:29 | 8
  • ドク @drdoku
  • 「わかった」

    鞄からガーゼの束を取り出すと、躊躇なく、有無も言わせず
    ヌグイの出血部を宛布の上から更に強めに抑える。

    「…ったく。負けん気の強いヤツめ」

    「診療所にいくぞ。
     んで、今日はこのまま、泊まってけ。
     その出血量で歩いて帰るのは許さんからな」

    それでも敢えて否を言うのなら医者にはどうにもできないが。
    そうでないのなら、強引に、設備と休息できる備えのある場所に連れていきたい。

    2025/09/19 00:33:05 | 9
  • ヌグイ @nugui
  • 「死なない」

    それだけははっきりと。
    こんなの古傷が原因で死んでたまるか。
    そのためにわざわざ来たくもない梟首ここまで来たんだ。

    2025/09/19 00:33:27 | 10
  • 冬真 @milktub
  • 骨牌を地面に投げる。

    「あ、やべ」

    投げた瞬間気づく。
    これ、ナシついてるわ。表向きに転がった骨牌は負けを示す。

    2025/09/19 00:33:29 | 11
  • sixpence @meaningless
  • 「あ メトロの血の目のやつ」
    垂れ流し人間。よく見かけるから。
    何だ今日は。俺がいなくなった後メトロでなんかあったのかよ、とあたまをかくか。
    おもしれーとこ見逃した。ちぇ。

    「動向は気になるがよ〜ッ」
    「俺は…寝る!」

    眠気だった。
    全体にそんじゃおやすみ!と言いながら。
    元気にこれは帰っていくか。どっかに。行方知れず。

    2025/09/19 00:33:44 | 12
  • “ア” @Panopticon
  • 「む、」「確かに星に砂があったらその分大幅リードになるか」
    「僅かに悔しいが。想像力が欠落していた、と言わざるを得ないね」

    腕を組んで小さく唸り。去る人の背は見守るだけだったろうな。

    2025/09/19 00:35:22 | 13
  • 冬真 @milktub
  • 「タグピアスの人には後で死んだかどうかだけ教えるわ」
    「ドクの健闘具合も添えて」

    2025/09/19 00:35:41 | 14
  • ヌグイ @nugui
  • 「……」
    「わかった」

    強めに抑えられるとやはり痛むのか、体が強張る。
    とはいえ拒絶するつもりはなく、大人しくドクに着いて行くだろう。

    「やらかしたの」
    「久々」

    強がりか誤魔化しか、普段はこうはならないのだと主張している。
    とはいえ今回がイレギュラーなのは真実。
    ここまで血を垂れ流しているのを見た事がある人は、そう居ないだろう。

    2025/09/19 00:36:54 | 15
  • 記録係の『鳩』 @Scravis
  • 「おれの勝ち、ですね」

    満足げに、"笑った"。
    小さな小さなものだったが、確かに。

    「今日も記録が増えそうですね?冬真」

    2025/09/19 00:37:12 | 16
  • sixpence @meaningless
  • 「マジ?!助かる〜!!」
    「タグピアスの奴に是非聞かせてくれよな」

    ほんとに助かってそうな声だった。
    ご機嫌よく帰って行ったことだろう。

    2025/09/19 00:38:41 | 17
  • 蛇四寸 @12102
  • 内心の声、口にせずともそのお目々に出てる出てる!
    今宵は宴会やってなくて残飯がなくて腹が満ちませんね、なぁんてね。

    2025/09/19 00:38:52 | 18
  • ドク @drdoku
  • 「はは。今のうち、いい報告の文章考えとけ!」

    己が居るからにはそっちしか必要がないからな。
    軽口を叩きながら、緊急的な止血をまずは。

    2025/09/19 00:39:12 | 19
  • 冬真 @milktub
  • 「ここんとこ連勝続きだったのになー」
    「どうにも勝ち癖が付けらんねぇ。持ってんじゃん記録係さんよ」

    業が移っていくのを感じながら嘆息。
    このままじゃ詰まらん人間の全部を記録されてしまう。

    2025/09/19 00:39:16 | 20
  • 雅尾 @kltkrt
  • 欠伸が止まらんね。曙光から移動して。
    さっさと手持ちの種子を燃やしきってしまおうか。

    濡れた髪には多少鬱陶しそうに眉顰め。

    2025/09/19 00:40:14 | 21
  • 《蛆》 @u464
  • 見たことある奴の血塗れ、やっぱりちらと一瞥だけして。

    掛ける言葉はない。
    掛けたかった言葉が自分で分からんかったから、黙っていた。

    2025/09/19 00:40:25 | 22
  • 冬真 @milktub
  • 「本来絶対安静なんだろうなヌグイさんぐらいやられてたら」
    「そして本来看る義理なんか一つもねーんだろうなドクからしてみても」

    異常な中での異常と、異常な中での正常、どっちも狂ってる気はする。

    2025/09/19 00:41:17 | 23
  • 缺(チュエ) @INo02
  • 「清掃は済んでるから衛生面は完璧」
    「せいぜい治されてきなね、丁寧に」

    鉄道の方で見た顔にはゆるく手を振った。

    2025/09/19 00:41:24 | 24
  • ヌグイ @nugui
  • 「普段は」
    「もっと」
    「早く止まる」

    とにかく早く出血を止めたい。
    顔の片側がずっと濡れているのは正直不快であり、そんな状態で彷徨えばそのうち良いカモにされてしまうだろう。
    故に大人しくしている。

    2025/09/19 00:42:23 | 25
  • 冬真 @milktub
  • 「うわ」

    出たよ面付き。
    しかも濡れてら。今しがた相克に負けた身だと尚腹立つ。

    2025/09/19 00:42:30 | 26
  • 帳 夢斗 @sleepzzz
  • 人通りが少ない路地裏の方で
    1人幸せそうに身体を丸めて
    すぅすぅ眠っている。
    数日ぶりの深い眠りをただ貪るように。

    2025/09/19 00:43:15 | 27
  • 記録係の『鳩』 @Scravis
  • 「おれは連敗続きだったので、運がやっと回ってきたんでしょうかね」

    出し抜けた時の気持ちよさは何にも代えがたいものだなと実感しつつ。
    手帳を開いて、白星を並べる。

    「話でもしながら、記録させてもらいましょうかね」

    2025/09/19 00:44:22 | 28
  • 雅尾 @kltkrt
  • 適当に向けた視線の先、目が合う事あれば緩く細めて笑っていた。
    まぁ、その中でも負の感情向ける奴には特に。

    負けたところばっちり見たやも。面白がるような様子であった。

    2025/09/19 00:45:54 | 29
  • ドク @drdoku
  • 「痛いよな、けど、ちっと我慢な。
     強めに抑えんと出血量が下がりそうにねえからな」

    患部をよくよく検分するのは、それからだ。
    ──大人しく従ってくれること自体、だいぶ弱っているんだろうな。
    皺が出来そうになる眉間を努めて和らげて穏やかに語り掛ける。

    「はは」
    「お前さん、意外とやんちゃなんだなあ。初めて知った」

    雑談を交えながら。
    梟首の支配下、その片隅も片隅にある診療所へ向かっていった。
    あなたは運がいい。
    今日は診療所史上、類を見ないほどの徹底的な清掃の後なのだから。

    2025/09/19 00:46:57 | 30
  • sixpence @meaningless
  • @Panopticon
    帰り行く最中。歩いてる道中、あなたの横をすれ違い。
    そっと耳元に口寄せた。

    「素直な言葉は嬉しいのよ」

    掠れた声は、甘ったるい喋り方をしていた。
    砂糖と砂糖を合わせて、ドロドロ溶かしたみたいに。

    「いい言葉だと思うのも本当よ」
    「吐き捨てないのも本当よ」
    「人らしさを大切にするのも」

    「けれど」
    「私」

    「“まとも”なんかじゃないわ」
    「まともなんて嫌いだわ」

    ぁは、と笑って見せたか。

    「じゃあねえ」

    「またね。」

    唇、一際寄せた。
    嫌がらなければ、耳に軽くキスを残しただろう。
    手、肌で触れられるもの。
    暖かさを、君に。

    それだけ残したか、残さなかったかはわからないが。
    そうして、その日は去ってくことだろう。

    2025/09/19 00:49:12 | 31
  • 蛇四寸 @12102
  • お見掛けした事……ある様なない様な……!
    あまりに痛々しくて涙が出そう。出ました。
    梟首会でもカモにされるのかは存じ上げませんが、まァ。

    「お医者様の処に居れば安全なんじゃないかしら」

    然るべき場所へ、さぁ無責任で失礼

    2025/09/19 00:49:48 | 32
  • 冬真 @milktub
  • 「あんまり口動かすと」
    「折角貰った鎮痛剤が切れるのでほどほどにな」
    「俺ももういい加減寝るし」

    勝って殴られて、負けて奪われてまーあ踏んだり蹴ったりだが。
    それでも一日に一回でも二回でも賭けをした日は寝つきがいいし。
    まだ負けて悔しい内は生きている実感がある。

    2025/09/19 00:51:35 | 33
  • 記録係の『鳩』 @Scravis
  • 「口が落ち着いてからでいいですよ」
    「急ぎではないですし。世界が終わるまでには来ていただければ」

    そう言いつつ。
    あなたの方に薬包を投げた。紙に書いていた薬だろう。

    「いい夢も見られるそうですよ」
    「お大事に」

    2025/09/19 00:53:27 | 34
  • 冬真 @milktub
  • あいつ雅尾一番居て欲しくないときに」
    「一番居て欲しくない顔して居るよな」

    しかもどこにでも出て来るし。
    命乞いしながら登場するとかしろよたまには。勢いよく中指を立てる。
    殴られて折れた歯が痛んで中指が折れ曲がる。

    2025/09/19 00:53:29 | 35
  • ドク @drdoku
  • @nugui
    酷く草臥れた二階建ての、廃墟だった建物を整えかろうじて体裁を為す診療所、
    その診察室へとあなたを導き座らせて。

    「さっきも言ったが、まず血を止めるのが先な。
     それと、…」

    薬剤を入れている抽出しの、軽い取手を引いて中を見る間。
    よかった。在庫はまだあるようだ。

    「これ。血を補うための鉄分の薬。
     まず1日分3錠処方するから、それで様子見しような」

    座らせる椅子も、渡す薬も、良質とは言い難いが。
    あれこれと惜しみなく治療を施されるだろう。

    2025/09/19 00:54:23 | 36
  • 冬真 @milktub
  • 「随分とまあ負けた代償が今回は大きいな……」

    負けた方なので何にも言えねえ。
    今度は何を記録して取られるんだ……。

    「ありがとよ、貸し1にしといてくれ、すぐ返す。ツケはしない主義だから」

    2025/09/19 00:55:38 | 37
  • 雅尾 @kltkrt
  • 中指見て機嫌良さそに冬真に近寄る。

    2025/09/19 00:55:59 | 38
  • 記録係の『鳩』 @Scravis
  • 「はい、待ってますね」

    手帳に貸し1のメモが足された。

    2025/09/19 00:57:41 | 39
  • 雅尾 @kltkrt
  • @milktub
    『素直な反応ありがとな』
    お陰様で満たされるってもの。

    そりゃどこにでも行くさ。足があるもの。
    命乞いするにゃあ周りの喧騒足りんな。
    生憎お利口さんに口閉じているもので。

    『それと、お大事に?』

    2025/09/19 00:58:06 | 40
  • 冬真 @milktub
  • @kltkrt
    「うぜーーーーーーなんだこいつ」
    「他人の嫌がることをするなって親にちゃんと教育されなかった?」
    「俺はされなかった。はず。なので今もする」

    無口だと思ってたら饒舌に煽ってくる。
    違う傷口を一瞬で二つ撫でていくやつあるか?

    「今のアンタくらい無防備に近づいて賭けふっかけられて、3連敗した腹いせに」
    「頬ぶん殴って逃げたおっさんがいたんだよ」
    「でも今そのおっさんの気持ちが良く分かって手ぇ出そう」
    「殴る前に念のため聞くけど腕っぷし自身あたりすんのアンタ」

    2025/09/19 01:01:54 | 41
  • ヌグイ @nugui
  • @drdoku
    「止血」
    「うん」

    導かれるままに着いてきて、座った。
    止血が先だと言われれば納得した様子で頷き。
    差し出された薬は受け取りつつも不思議そうな顔で眺めている。

    「鉄分」
    「飲まなきゃ」
    「だめ?」

    どうにも薬というものには抵抗がある。
    とはいえ飲んだ方が早く良くなるのは分かっている。
    だからこそ、この質問はある種の甘えであり、弱っている事の照明であった。

    2025/09/19 01:02:34 | 42
  • イスルギ・ホタル @isurugi3
  • 眠れないので笛を吹いている

    2025/09/19 01:05:37 | 43
  • 雅尾 @kltkrt
  • @milktub
    『そりゃあされてたらMETROなんざいねぇよ』
    『だから、したいならお好きに?』
    人前で話さない分近く寄るとこの通り。本性隠さず。

    気に入った人間だからこそ心配向けたと言うのに、なんて。

    『ふ、は。…可哀想になぁ』
    『腕っぷしはぁ……どうかね。やってみりゃ分かるさ』
    一発くらい受けてやっても良い、とも。

    『理不尽には別に理不尽ぶつけたくなるもの、な』

    2025/09/19 01:09:05 | 44
  • 冬真 @milktub
  • @kltkrt
    最悪なことに今殴ったら多分歯が痛み始めるんだよな。やめとこう。

    「……殴るなんて野蛮なことするかよ、梟首のお膝元で」
    「それに俺の繊細な指はあくまでギャンブルのための指だしよ」
    まだ10回賭けれるな、と指を数える。

    「それにどうせその内『もう十分生きたし生きる理由がない』みたいな」
    「変に満足した顔してメトロ辺りで命を落として鼠の餌だろ」
    「鼠が食べやすい様に叩いておいてやる義理もないし」

    2025/09/19 01:15:42 | 45
  • 記録係の『鳩』 @Scravis
  • 「今日も曙光にお世話になることになりそうですね」
    「ここで粗相して、追い出されても事ですし」

    朝方の事を思い出す。
    醜態を他人に見せるわけにはいかない。
    記録さえ終えればいいのだ。手早く終わらせてしまえば。

    ここでの記録をまとめたのち、これは移動を始めるだろうな。

    2025/09/19 01:18:17 | 46
  • ドク @drdoku
  • @nugui
    「だめだめ」

    子供を叱るように顔を顰めてみせて──ふっと笑った息を漏らす。

    「飯で補えりゃあ言うコトないんだけどな。
     ここの上の連中でもないと、そりゃあ難しい話だからな。
     飲みづらい薬だが、がんばって飲んでくれ」

    見る見る間に血だらけ、白い部分が無くなってしまう布を取換える。
    チュエやEvaのおかげで清潔な布には不足がなくなってきた。
    有難い話だ。

    「今夜はこのまま、強めに布で抑えて止血したまま、寝てもらう。
     んで」

    「あー…」

    「……明日。患部を見せてもらいてえんだけど。どうかな」

    信用を積み重ねて同意が得られたら。
    そういう約束だ。だから、目線を合わせ少々遠慮がちに問うた。

    2025/09/19 01:22:53 | 47
  • メイラン @yang0024
  • 「……雨はやんだみたいですね」

    のそのそと外に出てきて夜風に当たる。

    2025/09/19 01:25:02 | 48
  • 雅尾 @kltkrt
  • @milktub
    『あ、そ。意気地なし』
    殴ると言ったのはどの口だったか。

    『賭けに溺れて指全部なくならなきゃいいね』
    『立てる中指も無くなっちまうもの』
    元気良さげに煽る姿見られんのは残念で仕方がない。
    出来る事ならずっと五体満足にあれと願う訳で。

    『…いや、いや。残念ながらそんな質じゃねぇんだよなぁ』
    『生きる理由ってのはあるよ。他の人間生きてる限り』
    『じゃなきゃこうして話にも来ねぇ、って訳。なぁ、冬真・・

    呼ばれていた名はこうだったか。瞳細めたまんま、勝手に呼んじまえ。

    2025/09/19 01:25:58 | 49
  • ヌグイ @nugui
  • @drdoku
    「……わかった」
    「薬、嫌だけど」
    「飲むよ」

    この男が言うなら、と。
    頑張って飲むしかないか。受け入れた。

    「このまま」
    「……うん」

    今日はこのまま、と聞き少し嫌そうな顔。
    止血のため強めに抑えられているので、痛いし違和感があるのだろう。
    そんな感覚も含めてすぐに受け入れてしまったが。
    存外素直なのか、生存のための最適な選択なのか。

    「…………」
    「……」

    ……患部を見せる、という話になれば途端に口を噤んでしまった。
    けれどそれは拒絶ではなく、思考の間。
    少しすれば口を開くだろう。

    「良いよ」
    「見ても」

    患部を見せる。
    それはヌグイが徹底的に避けてきた事であった。
    現に回答を相当渋っていたし、自発的に診てもらうよう頼むこともしなかった。
    しかし。しかしそれでも許したのだ。
    そこには少なからずの感情があったわけで。

    2025/09/19 01:35:07 | 50
  • 冬真 @milktub
  • @kltkrt
    「内心殴られずにホッとしてるくせによ」
    顔面殴っても手の方が痛みそうな面で防御しておいてよく言う。

    「全部なくなったら今度は足の指賭けて取り戻せばいい」
    「テーブルの上に載せるものがなくなったときがきっぱり終わり」
    「わかりやすいね。素敵な人生だ」
    心からそう思う。

    「へえ、きっしょ。へえ。なんで名前知ってんだよ、いやどうでもいいな」
    どっかで聞いたんだと思うし。
    「ははん、オマエさては俺のこと好きだな?」
    「そうかそうかそんなにギャンブルでケツの毛まで毟られたいかよ」
    「それとも枕元で寝れるまで名前囁いてやろうか? 面太郎? 狐野郎?」
    「名前教えろよ、それか賭けで名前も毟るか?」

    2025/09/19 01:45:12 | 51
  • ドク @drdoku
  • @nugui
    「はは。いやそうな顔」

    「悪いな。出血がちと落ち着くまでは対症的な治療に留めておかないと
     体への負担が強いんだ。体力も下がっているだろうからなあ」

    敗血症を起こしたときに対処をするには、何もかもが足りていない。
    治療はどうしても後手後手に回る。
    あなたに見せている顔以上に腹の底にはもどかしさが燻ぶるが
    それを見せないくらいには、男は医者だった。

    「……おー」

    「そか、よかった。
     有難うなあ、ヌグイ」

    その男をしてもあなたの返答には目に見えて安堵と喜色を滲ませた。
    言葉にならないなにもかもを、晒させるような事はしない。
    その返答ひとつで男にとっては十二分だったからだ。

    「んじゃあ布がずれないよう、上から包帯巻いちまうからなあ。
     それが終わったらゆっくり寝といて大丈夫だ。

     ……なんか、聴きたいことはあるかい?」

    治療に際する疑問やその他があれば、と。

    2025/09/19 01:45:15 | 52
  • メイラン @yang0024
  • 「……もう一度休みましょう」

    しばらくすると自分の部屋に戻っていった。

    2025/09/19 01:51:22 | 53
  • ヌグイ @nugui
  • @drdoku
    「……」

    ヌグイの表情が少し和らいだような。
    安心したのか、あるいは?

    「ん」

    自身の返答によって、相手が安堵した様子が伺える。
    それはヌグイの生きてきた世界にとって不思議なもので、見知らぬ気持ちにヌグイは少し首を傾げる事しかできなかった。

    「聴きたいこと」

    質問。
    多分、いつもなら色々聞けたかもしれない。もっと軽口叩いたりできたかもしれない。
    が、生憎今は血が足りずあまり思考が回らない。
    ほんの少しぼやける視界と、いつもよりずっとふわふわした思考で必死に言葉を考えるが……

    「わからない」

    結局、分からないのであった。

    2025/09/19 01:55:41 | 54
  • 雅尾 @kltkrt
  • @milktub
    『……ふ。METROにいりゃ何でも慣れる』
    『飛んでくる瓦礫も銃弾も死ななきゃ全部遊びだ』
    昨日今日と飛んで来たもの。拳一つが何だと言うのか。

    『ふぅん、ギャンブル狂だね。ま、人体は無くなりゃ取り戻せんがね』
    継ぎ接ぎ肉は腐って落ちそうだ。それでもいいならいいけど。
    濡れた毛先弄りながらやや間あって。

    『…ああ、よく分かってんじゃん。好きだよ、好き』
    『面白い奴は良い。素直な奴も良い。…だから、好き』
    否定されなくてがっかりした?残念ながらこの通り。

    『名前、知りたきゃ幾らでも。雅な尾って書くらしい』
    『読みは何でもいい。がびでもがおでも。後は、…何だったか』
    『あおだのもあったか。眠れるまで寄り添ってくれんならそれも良いね』
    それを毟られるのは綺麗になって良いんじゃないか?とは、言わず。

    呼びたくなきゃ狐野郎でも構やしなかった。名への意味など記号と同じなのだから。

    2025/09/19 01:57:38 | 55
  • “ア” @Panopticon
  • @meaningless
    嫌がる理由なんて一つもないもので、きっと口付けは落とされた。
    それでも表情一つ変わること無く、片手で接吻された耳に触れただけ。
    僅かに滲んだ困惑が平静へと切り替わる前に、あなたは去ってしまったか。

    「……」「そうか、」

    中双糖を彷彿とさせる口調を脳内で響かせながら、去り行く背を見ていた。
    言いたいことも聞きたいことも大量にあるが、呼吸と共に飲み込んで。

    「── ではね。マトモではない君よ」
    「吾は確かに肯定しようとも。君の全てを」

    それだけをあなたの背へ呟いて、きっとそれだけ。
    塵芥が如く積もるモノは別の機会に。梟首会で会いましょう。

    2025/09/19 01:59:43 | 56
  • “ア” @Panopticon
  • 「……さて。雨の有無も確認出来た」「塵も十二分だろう」
    「そろそろ寝るとするか。長く起きれば、明日に響く」

    明日なんてモノ、あるかも分からないのだが。
    灰で汚れた手をぶら下げながら、“ア”は建築物へ消えていった。

    2025/09/19 02:02:38 | 57
  • 蛇四寸 @12102
  • @u464
    「ね、貴方様」

    唐突。突然。ほぼ当たり屋。
    何ぞ云いたそうにしていたお子様の肩、避けられなければぽんと叩きます。

    METOROの宴、発端人の一人なもので貴方様の様子観ていたもので

    「もしや、餓えておられます?」
    「でしたら此れ」「差し上げますよ」

    だって、ねぇ。
    そんな激情抱えたふうなお目々した。

    「貴方様みたいなのが」「終末前に倒れたら」
    「観てて愉快じゃないから」

    すれ違い様、紙袋を放り渡しておきます。
    中身は乾燥気味のハム。此れもまた、夕べの残り物。

    憐れみやもしれませんし。
    気まぐれやもしれませんし。
    毒が入っているやもしれませんし。

    捨てても喰ってもどうとでも?
    なァんもなれば、要らんちょっかいだけ掛けて消えるでしょう。

    2025/09/19 02:04:14 | 58
  • ドク @drdoku
  • @nugui
    …ぼんやりしてるなあ。
    相手の様子をまじまじ見つめる。
    意識の混濁というよりは単純に体力不足と貧血のようであるのがまだ安心か。

    それでも、この警戒心の強い相手がぼんやりと、気抜けたところを見せられる
    そういう場所であるのならば幸いだ。そうも思う。

    「今じゃなくてもなんか、訊きたいことが出来たときにゃ
     遠慮しないで訊いて構わないからな」

    「わかんないこと、わかんないままにされるのは、誰だって嫌なもんだ」

    今はそう括って、寝台のある部屋へのカーテンを開いた。

    「こっちのベッドを使いな。
     こんなに綺麗で気持ちいい状態のことなんて滅多にない。
     お前さん、ついてるぞぉ」

    軽口を叩いて寝台に追い立てる。
    何も無ければあなたが眠りにつくまでを、見守ることだろう。

    2025/09/19 02:05:49 | 59
  • 冬真 @milktub
  • @kltkrt
    うえ。素直に表情に出る。
    「性格か性癖か趣味のどれかが千切れそうなくらいねじくれて終わってんな……」
    「俺は『俺のことが好きだって言うやつ』が」
    「一人残らず禄でもない奴だってことは知ってるから」
    「余計に警戒心が先に立つわ。光栄すぎて吐きそうだよ」

    「……獣の面してると思ったら名前まで獣の遠吠えみたいな響きだな」
    「誰を目覚まし時計に使おうとしてんだよ」
    「二度と起きれないように寝首掻いてやろうか」
    同衾から根こそぎ財産奪われた奴を何人か知っている。同じように。

    「お前今日は寝るけど、次会ったらその名前、嬉しそうに大声で呼びながら」
    「笑顔で一番の仲良しみたいなツラして駆け寄ってやるから首洗って待ってろよ」
    想像すると自分でも滅茶苦茶気持ちが悪い。

    2025/09/19 02:23:05 | 60
  • エーヴェルト @Admjgptw23
  • 「寿司の国を壊される夢を見たのだ。寝よう……」

    2025/09/19 02:41:15 | 61
  • ヌグイ @nugui
  • @drdoku
    「ん……」

    こくりと頷く。
    明日起きて、今より思考がマシになったらまた色々考えよう。
    寝台を見れば自身の疲労を再確認。
    怪我もそうだが、ここ最近はいつも以上に動き回っていた。
    たまにはまともな寝具で身体を休めても良いだろう。

    「……」

    緩慢な動作で寝台へと横たわる。
    好きじゃないエリア、慣れない場所。
    寝付くまで少し時間はかかるが、そのうち疲労に負けてくぅくぅ寝息を立て始めるだろう。
    おやすみなさいを言えるほど素直ではないが、最終的にちゃんと眠りについたのが何よりの証明かもしれない。

    2025/09/19 02:43:25 | 62
  • 雅尾 @kltkrt
  • @milktub
    『お褒めいただきこちらも光栄だ』
    『こんな終末、まともな奴が珍しい。だろう?』
    ろくでなしやねじ曲がった奴ならそこらに転がっている。
    だからこそ医者ドクやそういった人間には終わりが来るその日まで長生きして欲しいものだ。
    死ぬなら先にそうじゃない奴からで己も含め

    『ハハ、提案して目覚まし時計になりたがったのはそっちだろ』
    『寝首は掻けるものならやってみりゃいい。眠りは浅いんだ』
    それでゆっくり休めるならそれも悪くない。
    奪われる財産もそう無いし。身ばかりがそこに。

    続く言葉にはついぞ吹き出し笑って。

    『はいはい。首洗っとくんでその言葉忘れず実行しろよ』
    『そしたらさっきの意気地無しも取り消してやるよ』
    『んじゃ、良い夢を。おやすみ、冬真』

    恐らく好きと口にした奴に対し行うにはファンサービスに近いんじゃなかろか。
    態々言わぬのは見られる方が面白く、かつ楽しいだろうと考えての事。

    ひらり袖振りながら適当な場へ歩いてく。
    次も貴方が嫌がるタイミングで姿現せたならと願いながら。

    2025/09/19 03:01:33 | 63
  • 《蛆》 @u464
  • @12102
    警戒、は常にしている筈ではあった、が。
    如何せん視界は顔隠す髪に覆われて、矮躯、脆弱にて全能には足らず。
    肩叩かれて漸く、驚愕とも威嚇ともつかぬ低い一声上げながら振り返ったのだろうさ。

    「……だったら何だってんだよ、」
    「──」

    あんまりにも突然だったから、いつも通りに品のない言葉で噛みつこうにも、きっと紙袋投げ渡されて困惑の表情に変わる方が早い。

    「は、?」
    「あんた」
    「何のつもりで」

    そりゃあ全部・・食い尽くしたがる空きっ腹だけども、己から奪ったもんでなければ信用できぬのも塵と積もった経験値。
    手放しに喜べんけれども、かといって捨てられぬだけの浅ましさはある。

    愉快じゃない。
    その言葉の中身もっと引き摺り出そうとしたがって、咄嗟、抽象の問い飛ぶが、その頃にゃ するりと姿失せているのかな。どうだか。

    得体の知れぬ重み、呆然と抱え込んだまま。

    2025/09/19 04:14:30 | 64
  • 「……この骨牌を焼いてな、この骨牌を焼いてな、業にしようと思うたのじゃ。」

    あんまり静かなもんだから、ぽつりと独り言。
    小さな笑い声は骨牌が燃える音に掻き消された。

    2025/09/19 05:04:59 | 65
  • 『コヨーテ』 @Coyote
  • 「──は、ァッ」

    頭がガクン、と落ちた拍子に目を覚ます。
    道端のベンチに身体を預けたまま、どうやら眠っていたらしい。

    昔の夢を見ていた気がする。
    崩れた建物。
    降り積もる塵。
    瓦礫の山の真ん中で泣き叫ぶ、幼い自分。

    「……チッ」

    冷や汗でじんわりと湿った額を乱暴に拭う。
    気怠そうに立ち上がって、通りの奥に消えた。

    2025/09/19 06:08:29 | 66
  • 『コヨーテ』 @Coyote
  • 全然忘れ物してたので戻ってきた。
    おバカ!

    2025/09/19 06:26:49 | 67
  • 蛇四寸 @12102
  • @u464
    ぬるり、動くのが得意なのでね。
    今宵は偶々それで気付けなかったのやも。ご愁傷様!

    「何のつもりも在りましょうか?」
    「うふふ」

    その綺羅綺羅お目々、髪で隠してなおとぉっても目立つ!
    全部お嫌いなのでしょう?
    或いは他の感情とお知り合いでない?
    判りません、だってわたくしってばただの当たり屋さん面白そうだったから施してやっただけ

    「善意に充ち満ちる必要などございません」
    「怒り、怨み、ついでに悲しみ」「大いに結構!」

    この世で最も詰まらんもんは無感情。
    貴方様ってそれと正反対!

    にぃ、と束の間振り返って微笑みます。
    この笑顔、不評なのです。不思議でしょ?

    「貴方様が終わる時にね」
    「その激情がどう成るか観てみたい」

    お引き留めなければ、片目瞑ってお暇を。
    毒は入っちゃいませんよわたくしの喰い残しだもの

    2025/09/19 06:28:31 | 68
  • 無無 @Yan0404
  • 「……」

    やはり此の場 夢現
    あの悲惨より 重畳

    「……ぉ こほ、こほ」

    声を出すのは いつぶりか
    私の意思では 早幾年……

    2025/09/19 06:36:35 | 69
  • 無無 @Yan0404
  • 「はぃ、きゅ を」

    漸く踏み出す ヒトとしての道
    衣食住を得て ワタシの意思で

    世界が終わるなら、何したい
    私は基本的で文化的に生きる

    2025/09/19 06:39:08 | 70
  • sixpence @meaningless
  • 「メトロの方ならカツラを作ってそうな老婆もいそうなもんだな」

    どっかから聞こえた声を拾えば、勝手にカカ、と笑っている。
    昨晩の顛末はどうなったことやら。
    兎も角。
    「それは夜ききゃいいか」
    「ほい、」
    骨牌を投げた。

    2025/09/19 06:59:03 | 71
  • 『コヨーテ』 @Coyote
  • 誰かカツラが必要なヤツでもいんのかな、とか思ってる。
    本人は教養ZEROなので気付きようがないが、塵芥と芥川がかかってるのいいな。

    2025/09/19 07:23:18 | 73
  • クロウラー @crawler
  • 「ふう…今日は溜め込んだな……」

    "荷台"にがらくたの山を乗せてやってくる。
    見てわかる程の収穫。"荷台"を引く重さは然程ではないものの積み上げればバランスが悪くなる。
    それ故の今日は遅めに到着だ。

    「………」

    昨日の乱闘騒ぎで流れ弾を受けて肩を血で滲ませていた。その部分を指でなぞりながらどうするか考えた。
    …洗濯したばっかりでこのような事になったので面倒という気持ちが湧き上がる。

    2025/09/19 07:40:02 | 74
  • 掃除屋 @souziya
  • たねをもやした

    2025/09/19 07:43:03 | 75
  • 『コヨーテ』 @Coyote
  • 見知った顔たちだ、お〜い!と手を振りかけて流血にギョッとし、懐を探るが手当に使えそうなものはなくハタから見てもわかるくらいションボリしている、今。

    2025/09/19 07:50:15 | 76
  • 無無 @Yan0404
  • 血の匂い 追っていた
    何ぞ在り 然し知らぬ

    「ぃた、い いや」

    もう勘弁だ 痛い苦しい
    この地来て 逃げ放たれ

    自由を謳歌している。

    2025/09/19 07:52:59 | 77
  • クロウラー @crawler
  • 「ん、おはよう」

    手を振りかけた動きを見逃さなかった。
    こちらを見てからの身振り手振りを眺めている。

    2025/09/19 07:53:34 | 78
  • 無無 @Yan0404
  • 久々声出し 喉痛む
    煤けた毛布 被って

    少し おやすみなさい

    2025/09/19 07:54:15 | 79
  • @500w
  • 芥に手を突っ込み漁る。
    今日の成果はいつも通り湿気ていた。

    2025/09/19 07:57:26 | 80
  • 『コヨーテ』 @Coyote
  • 「すまねェヘルメットさん……俺ちゃん、今日はちょっとチョーシが悪ィみたいだぜ……」

    肩を落としたままトボトボ歩いて行った。突然のPL離脱!
    人の役に立てないとき、犬は落ち込ミーヌ。

    2025/09/19 08:22:33 | 81
  • クロウラー @crawler
  • 「あ、ああ…そうか?…そうだな、ゆっくり養生するといい。ではな」

    よくわからないが調子が悪いというのならそうなのだろう。
    とりあえずは見送ると、自分も"荷台"を引いて己の道を往った。

    2025/09/19 08:50:21 | 82
  • 掃除屋 @souziya
  • 去っていく人を見送り
    もぐもぐ

    PL離脱

    2025/09/19 09:02:31 | 83
  • ドク @drdoku
  • @nugui
    ───昨晩はよく眠れただろうか。

    あなたが起床して少しすれば男が顔を見せて。
    改めてその具合を尋ねる。そして。

    「昨晩言ったことは、ちゃ~んと守ってもらうぜえ」

    妙ににやりと性質の悪い笑みを浮かべると、あなたの怪我の具合を診ようとするだろう。
    消毒と検分、あるいは必要があれば縫合だって施す心算でいるが
    さてどれくらい許されただろうか。

    2025/09/19 09:10:49 | 84
  • イスルギ・ホタル @isurugi3
  • *特にやることもないので適当に体を動かしている――*

    2025/09/19 09:36:16 | 85
  • 帳 夢斗 @sleepzzz
  • いつもより沢山眠れたはずなのに
    酷く身体が怠いしめまいもする。
    落ち着いてから動こうと思い、その辺に腰かけて項垂れた。

    2025/09/19 09:47:21 | 86
  • ヌグイ @nugui
  • @drdoku
    起床し、ぐぐ、と体を伸ばす。
    寝ぼけ眼をしぱしぱさせて、久々によく寝たと感じている。
    普段は寝ても寝ぼける事が無いのだから、寝台で寝たというのが大きかったのだろう。

    「……んー……」

    昨晩。
    ああそういえば、患部を見せないといけなかったな。
    言ってしまったものは仕方ないし、貧血で頭が回ってなかったといえどそれは自分の判断だ。
    二言もなく、仕方ないか……の態度を見せるだろう。

    「どうなってるか」
    「自分でも確認した事ないんだよね」

    患部は自分でもあまり見たことが無い。
    触れたくない触れられたくない場所だから、わざわざ自分で確認する理由が無かった。
    出血は落ち着いただろうか、傷口はどうなっているのだろうか。
    包帯やらを取らなければ分からないが、自分も気になってきた。

    2025/09/19 11:52:21 | 87
  • イスルギ・ホタル @isurugi3
  • 明らかに体調の悪そうな人帳 夢斗がいる。
    「おいアンタ、大丈夫か?」
    水筒を差し出した。自己満足のお節介だってことは自分でも分かっている。

    2025/09/19 11:59:01 | 88
  • ドク @drdoku
  • @nugui
    「よ。おはよう」

    なんて一言で始まる一日。

    …患部の診察については。
    そうは言っても、患者が本当に拒絶したら医師に出来る事はない。
    なので相手が頷いてくれて一安心といったところだ。

    「おお。そうかあ」
    「…見たけりゃ見てみる?処置中。
     や、これ言うと、大体デリカシーがねえって言われるんだけど
     自分の身体がどうなってるかって確認したくなるよな。ならねえ?」

    望めば鏡を持ってくる用意はある。
    まずは、昨晩と同じ診察室の椅子に相手を手招き座らせようとしながらの問い。

    2025/09/19 12:01:19 | 89
  • ヌグイ @nugui
  • @drdoku
    「……」
    「見たい」

    おはようには言葉を返せなかったけど、患部に関しては。
    何がどうなっているかを見たくなるのは普通じゃないのか?と思ったが、そうか。
    ここ梟首の奴らは違うのか。
    あっちMETROの奴らは何でも見ようとするから分からなかった。

    「処置」
    「痛い?」

    手招かれるまま椅子に座り、そう一言。
    痛かろうが苦しかろうが耐える準備はいつだって出来ている。
    出来ているのだが、どの程度か知れるなら知っておきたい。
    片目だから、どうだろう。

    2025/09/19 12:19:57 | 90
  • 帳 夢斗 @sleepzzz
  • 「…あぁ…大丈夫。良くあることだから…。
     大人しくしてればその内治るよ…」

    少しだけ顔をあげて声をかけてくれた少年の方を見る。
    ありがと、と差し出された水筒をありがたく受け取った。

    2025/09/19 12:26:40 | 91
  • サクヤ @Rabimaru
  • 「来てみたは良いけど……今日は偉く静かだな」

    とりあえず一休みとそこらに腰をかけて

    2025/09/19 12:26:50 | 92
  • 帳 夢斗 @sleepzzz
  • 「…確かに…今日はちょっと静かすぎるくらいかもね…」

    2025/09/19 12:48:51 | 93
  • サクヤ @Rabimaru
  • 「こないだ来た時は結構賑わってたんだけど、皆で払ってるのかね」

    まぁ特に何がある訳では無いけれど

    2025/09/19 12:53:38 | 94
  • イスルギ・ホタル @isurugi3
  • 「そうか、それなら良かった」
    安心する。そのまま静寂に浸った。

    2025/09/19 13:00:47 | 95
  • 帳 夢斗 @sleepzzz
  • 「…僕みたいなのにお節介焼いてくれる人もいるんだなぁ…って。
     ちょっと、うん、嬉しかったかも」

    いつも隅の方にいるものでね。
    水筒の中身を少しだけ飲んで、はい、と少年にお返しした。

    「…曙光にでも行ってるんじゃない…?
     あそこは大体いつでも賑わってる感じするし…」

    2025/09/19 13:06:27 | 96
  • サクヤ @Rabimaru
  • 「あぁ、確かにあっちは結構人がいたね、僕あっちから来たからさ」

    2025/09/19 13:11:31 | 97
  • 帳 夢斗 @sleepzzz
  • 「そう…曙光から来たんだ…」
    「…曙光でも、ここでも…君の顔はちょこちょこ見たことあるなぁ…」

    他の人と話してるのを見かけた程度だけど。
    時々見る顔ぶれは何となく覚えているから。

    2025/09/19 13:18:08 | 98
  • ドク @drdoku
  • @nugui
    「わかった、じゃあ、此処に鏡を置くからな」

    「…どーだろーなー。必要とあっちゃ麻酔を使うが
     正直な話をすると此処にあるのはあんま質がよくない。
     効きがあまりだったり、逆に良すぎたりする可能性は、ある」

    余り便宜を図ってもらえるような中央の医師ではないのだ。
    ちと済まなそうに、しかしそこを見栄張っても仕方がないので
    率直に実情を話した。
    この相手ならば誤魔化しよりもそちらのほうが、という意図も大いに。

    「……んじゃあ、布、とってくぞ」

    固定用の包帯。ガーゼ。傷に宛てられていた布。
    滅菌手袋をしてひとつひとつ、ピンセットで器用に取り除いていく。
    初めて診る患部は───果たしてどのような状態なのだろう。

    2025/09/19 13:20:39 | 99
  • サクヤ @Rabimaru
  • 「僕も君のこと見た事ある、折角だし自己紹介しておこ!
    僕はサクヤ、普段は曙光で生活してるよ!」

    2025/09/19 13:24:12 | 100
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