- リウ @JagdKatze
@iueo 互いの距離を目で巡る。
外波離れた傍のそば、幾分遠い立ち処。
人間たちの様子を見やるには良い処。
それは、男にとっても好きな場所だった。
だからこそ、男はあなたの存在に
その間近まで気が付けなかったのだろう。
とはいえ、此度はこちらの勝ちだったが。
「はは。」
向けられた笑みには、乾いた返し。
細めた目、取って付けたような口角。
男は、あなたの所作と礼儀正しさに
どことなく、物珍しそうな印象を持っていた。
「その"手"」 「誰かに教わったのかい?」
こちらそこ、と口ずさむ前に。2025/09/18 19:21:28 | 1
- サクヤ @Rabimaru
「大人……なってみたいな」
恐らくなることは無いのだろうけれど、もしなれたら……
「あ、アネラさんだ」
姿が見えた知り合いに手を振ってみて2025/09/18 19:23:39 | 2
- シャルパス @id
「大人にはなったろ」
2025/09/18 19:25:08 | 3
- 棄て犬 @vertigo
「犬だったら15才って老犬なんですけどね」
2025/09/18 19:25:19 | 4
- アネラ @anera
んんっと小さく咳払いして。
「や、サクヤ君。
……何か相談事でもしてたの?」2025/09/18 19:26:47 | 5
- 棄て犬 @vertigo
なんとなくグラサン人間にはチョップしておこう。
チョップチョップ。2025/09/18 19:26:54 | 6
- カトー・ナナカイ @Kato7K
「かげるひは
くらくはあらじ
あくるさま
しろきかんばせ
そに染まるなり」
空きっ腹に酒を一口。
「ううむ」
あんまし好かねえな、という唸りであった。2025/09/18 19:29:21 | 7
- サクヤ @Rabimaru
「そのそういう大人じゃない!!
あと僕は人間だからね!?!?」
ビシッと顔赤くしながら指を指した後に軽く息を吐いて
「んー相談事ってわけじゃないかな……雑談みたいな?」2025/09/18 19:29:42 | 8
- シャルパス @id
「あだだっ。なぜだなぜなのだわんこ。
犬は嫉妬深いというのか」2025/09/18 19:31:32 | 9
- 棄て犬 @vertigo
「犬も大概犬の都合よく考える質ですけど」
「グラサン人間も大概ですよね」
まあいいや、とボールをもちもちしている。2025/09/18 19:34:20 | 10
- イウエオ @iueo
@JagdKatze
俗世から離れた空間。
静かとは到底言えないが、
煩いともまた言えない。
そんな、中途半端な"郊外"。
煙のように流離えば、
ゆらら漂うことになろう。
漂っている。漂うこども。
「て」
「これ ですか?」
尋ねられるがままに、
組んだ手をそのまま高くに。
礼を返されてなくとも気にせず、
「これは とうさんから おそわり ました」
と、礼儀正しく答えるのだった。2025/09/18 19:35:14 | 11
- アネラ @anera
「あの人、まさか変な事を……。」
すすす、と密かに距離をとって。
「それにしても、大人……ねえ。」2025/09/18 19:37:28 | 12
- キコ・ビスカイノ @komainuelse
「愉快な男だぞ、グラサン人間は」
2025/09/18 19:42:06 | 13
- サクヤ @Rabimaru
「シャルパスさんに犬さんが嫉妬する事ある……?
良い人は……良い人なんだよ?ただちょっとケダモノすぎるって言うか」
なるべく良い人を強調しておこう
「僕ももうすぐ大人なんだよね、まぁあと数年はかかるけど……」2025/09/18 19:42:15 | 14
- アネラ @anera
「数年は長いね……きっとこんな世界じゃなかったらなれるんだろうけど。」
だけど、この世界は持つかどうか。
「……というかケダモノって……まさかサクヤ君も酷いことされちゃったの?」2025/09/18 19:49:00 | 15
- 棄て犬 @vertigo
「へえ、雄にも発情するんですか」
2025/09/18 19:50:47 | 16
- サクヤ @Rabimaru
「まぁ……そうだね、ちょっと残念だけど仕方ないよ。
そういう運命だって割り切ってはいるから」
「え、いや!違う違う違うよ!?
僕はただちょっと騙されてそういうお店連れてかれたくらいで、何かされたりとかはないからね!?
お互いの名誉のために言っとくけど!!!」2025/09/18 19:51:26 | 17
- キコ・ビスカイノ @komainuelse
「なんだ、良い店に連れて行ったのか?」
「安い店は危ないからな」2025/09/18 19:53:47 | 18
- 棄て犬 @vertigo
「フェロモン匂っていたときありましたもんねえ」
犬がお近づきになる前のお話です。2025/09/18 19:57:05 | 19
- リウ @JagdKatze
@iueo 揺蕩う煙を彷徨う男。
品定めるような温い目線は
まるで、あなたの仕草を探るよう。
その身なり、その背丈、顔立ち。
手先の結びに対する関心もそうだ。
これは、決して純粋な感情ではない。
「へえ」 「お父さんか」
勝手に合点がいったような。
礼儀正しさもまた、その由来だろうな。
細い男は、ゆらり、ゆらり、あなたに近付く。
煙草を棄てて、空手を揺らして、少しずつ。
敢えての所作だ。それに気が付けたのであれば
こちらの返礼を待たずして、ここから逃げても良い。2025/09/18 19:58:53 | 20
- サクヤ @Rabimaru
「いや……!良い……店だった……けど……!」
みるみるうちにお顔が真っ赤に
「そこフェロモンとか言わない!!」2025/09/18 19:58:55 | 21
- キコ・ビスカイノ @komainuelse
「なんだ、ちゃんと店で買い物はしたのか」
「てっきり顔を真っ赤にして逃げたのかと」
失礼であるが、面白がって笑っている。2025/09/18 20:00:47 | 22
- アネラ @anera
「……ふ~~~ん……。」
おもわずクソ長い相槌が出た。
そういうお店。匂い。
明言こそされていないが……なるほどね。
「……よかったんだ。なかなか隅に置けないね。」
避けられなければこつん、と肘で小突いたりするだろうな。2025/09/18 20:00:48 | 23
- サクヤ @Rabimaru
「いたっ!?
いや、別に自分から行ったわけじゃないからね!?
それに行く気もないし!!」
「と、途中で帰るのは失礼だし迷惑かなって……」2025/09/18 20:05:18 | 24
- イウエオ @iueo
@JagdKatze
「はい そうなんです!」
「とうさんは ぼくに いろいろ おしえて くれて」
自分の話を聞いてくれると、
こどもは喜ぶものだ。
探る視線?歪な関心?
否、それに気づく能はない。
寧ろ煙草を捨てる様子に
少し好印象を得たくらいだ。
こどもはあなたを見上げるのみ。2025/09/18 20:06:54 | 25
- キコ・ビスカイノ @komainuelse
「良い終末の思い出だな」
「良い思い出は良い思い出で上書きも出来るが」
くふふ、と堪え笑いをしながら酒を飲んだ。2025/09/18 20:08:29 | 26
- アネラ @anera
「律義なんだ?かわいい~。」
くすくすと揶揄うように。
「でもさ、どんな形であれそうやって筋を通す立派だよ。」2025/09/18 20:12:37 | 27
- シャルパス @id
「と、ゆかお嬢さんとサクヤくん、顔見知りなんだ?」
ふうんと目を細めた。2025/09/18 20:14:21 | 28
- アネラ @anera
「そうだよ?成り行きでね。」
と答えて一拍置いて。
「それに僕にはアネラっていう名前があるけれど。」
お嬢さん呼びに反目するかのようにそう続けた。2025/09/18 20:18:23 | 29
- サクヤ @Rabimaru
「ぐぬぅぅ……恥ずかしいからあんまり笑わないで欲しいんだけど……!」
手で顔を覆い隠して
「ん、あぁ……前お酒飲んで潰れちゃった時に介抱して貰ってね」2025/09/18 20:18:31 | 30
- キコ・ビスカイノ @komainuelse
「人気な坊ちゃんだな、サクヤ」
「お嬢ちゃんはアネラか。ああ、しっかり覚えた」
初々しい少年の反応にくつくつと笑いながら。2025/09/18 20:20:10 | 31
- ネムナシ @dosukoi24
「おや、あんときの嬢ちゃんに、
……ガキか?」
ぼんやりとした顔が見えない、端役の男が、
目ざとく目線をやった。2025/09/18 20:22:50 | 32
- アネラ @anera
「そうそう、僕が飲ませちゃって。
あれは……ちょっと反省かも。」
申し訳なさそうに答えて、ふと聞こえた声の方に顔を向けて。
「ん……?あっ!あのときのおじさん!」
顔がはっきり見えなくてもなぜか同じ人だと認識できて。
おもむろに立ち上がって駆け寄り、じいっと薄目で顔を見つめる……も。
「…………んん……やっぱり見えない……。」
この前は見えたような気がしたのにな、と釈然としない様子。2025/09/18 20:26:49 | 33
- 棄て犬 @vertigo
「そう恥ずかしがる事でもないと思いますけどね」
犬倫理的にはよく分からない羞恥心。2025/09/18 20:28:57 | 34
- キコ・ビスカイノ @komainuelse
「甘い蜜は啜れるときに啜っとくもんだ」
「終末の世だからな。それに曙光は享楽を是としてるところだ」
「なにも問題はない。そういうもんだ」2025/09/18 20:32:05 | 35
- リウ @JagdKatze
@iueo 己の"遊び心"が気取られなければ
男はそのまま、あなたの前まで歩み寄る。
漂う紫煙の香り、苦みと渋みに満ちたそれは
あなたにはどう感じ取れるだろうな。
無垢な言葉を浮かべる少年。
それくらいの"良い"年頃なのだと
改めて印象付けるに十分なもので。
「ふふ、そうか、色々、色々」
適当な相槌を浮かべれば
そのまま、男は片手を大きく振れば――
「"良い子""だね」
――それは、大きく硬く、乾いた感触。
握り詰められたそれは、何の躊躇もなく。
あなたの小さな片頬を捉え、振り降ろされようと。2025/09/18 20:33:51 | 36
- サクヤ @Rabimaru
「人気じゃないしぃ……笑いすぎだって……!
問題は無いかもだけどぉ……僕は恥ずかしいもんなの……!」
「ん、ガキって僕のことかな……いやまぁ確かにガキだけど……」2025/09/18 20:34:16 | 37
- シャルパス @id
「アネラちゃん。うむ、覚えたともさ。
以前はこういう機会もくれなかったから、ねえ?」
なんだか妙な言い回し。2025/09/18 20:35:23 | 38
- キコ・ビスカイノ @komainuelse
「シャルパスは本当に手広いな」
くつくつと笑いながらも晩飯を何にするかと悩み、結局また豆を食っていた。2025/09/18 20:38:56 | 39
- アネラ @anera
「……あれはそうなるよ。」
と、返す言葉もそっけなく。2025/09/18 20:42:50 | 40
- サクヤ @Rabimaru
「……?
2人も知り合いな感じ?」2025/09/18 20:46:33 | 41
- 七竈 @happa
「もう夜か……」
大欠伸。
定位置にのっそりと座ってのんびりし始めた。
火かき棒の音は今日も聞こえない。2025/09/18 20:47:35 | 42
- イウエオ @iueo
@JagdKatze
けむりのにおい。
普段こどもが居る梟首会にも、
吸う人がいるにはいる。
ただ、監視の目があること、
そもそも人と距離を詰められないことから、
ここまで鼻につくことはなかった。
つん、と鼻を刺す。
それがあなたのにおいであると、
こどもは認識する。
好きなにおいでは、なかった。
「ええ そうです!」
「いろいろ―――」
話す途中で、頬に衝撃が走る。
感じたことのない感覚。
こどもは立っていられず、側面から倒れる。
組んだ手はお守りになってはくれない。
受け身を取りづらくするのみだった。
「……」
「……」
痛い。
そんな簡単な言葉を、こどもは知らなかった。
そして、あなたの行動が何を意味するかも、また。
組んだ手を崩し、地面について。
身体を支え、上半身を起き上がらせ。
あなたの顔を見上げる。
「……」
「どうし まし た?」
頬が腫れて、身体が横になっていようと、
何が起こったか、こどもは理解できていない。
だから、持った疑問をそのまま尋ねる。2025/09/18 20:48:15 | 44
- アネラ @anera
「……そ。食べ物を奢ってもらったりしたんだ。」
とだけ伝えて。2025/09/18 20:50:05 | 45
- 棄て犬 @vertigo
「この辺にいてグラサン人間の知り合いじゃない人間探すほうが難しいと思いますよ」
2025/09/18 20:50:31 | 46
- サクヤ @Rabimaru
「時間も時間だし、人が増えてきたね〜」
2025/09/18 20:52:09 | 49
- マキエ81 @chumchum
蛍光ピンクの虫がサイコロを転がしている……。
[4d10]4 7 8 4 →232025/09/18 20:52:39 | 50
- シャルパス @id
「そうそう、ちょっとした縁があってさ。
……ま、あの時は私も大人気なかったと思ってる!
今度また遊びに行きたいな、うん」2025/09/18 20:52:46 | 51
- キコ・ビスカイノ @komainuelse
「だろうな。そんな感じがする」
「良い飯と良い寝床なら私も提供できるがね、誰か来るか?」
「ま、対価は要るがな」
豆を食べ終え、煙草に火を点けてふぅと紫煙を吐いた。2025/09/18 20:52:54 | 52
- シャルパス @id
「いや別に野郎連中のことは全然知らんよ私は」
2025/09/18 20:52:57 | 53
- マキエ81 @chumchum
「あ、これいけるんですねー。ふむむ……」
2025/09/18 20:53:06 | 54
- 七竈 @happa
「不夜城は夜がひときわ楽しいからなあ」
「俺は寝坊が好きなだけだが……」
二度寝三度寝、それもまたよし。2025/09/18 20:53:18 | 55
- アネラ @anera
「……あのピンクの子……。」
路地裏で何度か見たことがあるけれど……何ともないのかな?
と、じろじろと訝し気に視線を向ける。2025/09/18 20:56:02 | 56
- サクヤ @Rabimaru
「あ、そういえば夜ご飯まだ食べてないや
どうしようかな」2025/09/18 20:58:05 | 57
- マキエ81 @chumchum
>@anera
「あや!こんばんは!マキにご用ですか?使いますか?!」
視線を感じてにこにこと顔を向けるでしょう。
今朝も路地裏でなにやらあったようですが、なんともないようです。2025/09/18 20:58:33 | 59
- 棄て犬 @vertigo
「犬も小金持ちだから衣食住困ってる訳じゃないんですよね」
「野良してるのが気楽なので野良ですが」
そういう意味ではグラサン人間とのタダ飯契約を自ら価値を薄れさせてしまったとも。
もったいない。2025/09/18 20:59:56 | 60
- キコ・ビスカイノ @komainuelse
「野良が性に合ってるんなら仕方ないな。面白い犬だ」
「面白いから撫でてやろう」
咥え煙草をしながら、犬を撫でようとした。
煙草と硝煙と砂塵の匂い。別に拒否しても面白いらしい。2025/09/18 21:00:17 | 61
- アネラ @anera
「何か食べる?僕が……いや、お姉さんが奢ろっか?」
ちょっと背伸びしたいらしい様子でそのように声をかけた。2025/09/18 21:00:37 | 62
- アネラ @anera
思わず声を掛けられればどきっとして。
「えっ、いや、全然…… ……使う?……使わないよ!」
やや声を荒げて否定して。
「あ、ごめん急に大声出して……マキ、っていうんだ。」2025/09/18 21:02:20 | 63
- キコ・ビスカイノ @komainuelse
「ああ、元気な嬢ちゃんだな」
「いつも元気そうだな。楽しそうだ」
終末の世に元気そうで楽しそう。
それが救いか、はたまた、などとは、当人にしか分からないが、
少なくとも見ている側からすれば面白い。2025/09/18 21:04:30 | 64
- サクヤ @Rabimaru
「ん、それじゃ……何か奢ってもらおうかな、安いので大丈夫だよ?
……つかう?」
聞こえた会話に首を傾げて2025/09/18 21:04:48 | 65
- マキエ81 @chumchum
「使いませんか!気が向きましたらお声かけくださいね!」
手荒に扱われるのは慣れたもの。とくに気にした様子はありません。
「はい!マキはマキです!マキエ81ですね!なんでもできますよー!
街のよそのところも行ったことあります!えへん!」2025/09/18 21:05:37 | 66
- ネムナシ @dosukoi24
@anera
「なんだぁ?
俺の顔が見えたってか?」
ゲラ笑い。
といっても相変わらず見下しているというわけでもなく。
「なに、気のせいだろうよ。
それから、一応これでもまだおにいさんだと思ってるぜ。
ギリギリな」
言葉を返す。
ちいせえお嬢ちゃんは、相変わらずだな、としたうえで。
@Rabimaru
「おう、ガキはどうみてもガキだろ」
短めな言葉だが、じぃっと見ていた。
ふむ、という視線で。
「違うのか?」2025/09/18 21:06:16 | 67
- 棄て犬 @vertigo
「今日は本当によくよく撫でられDAYですね」
「犬を撫でてもいいですよ」
とすっ、と背中を預けて頭をぐいっと。
撫で心地が良いのは頭と尻尾くらいなもので。2025/09/18 21:06:42 | 68
- 棄て犬 @vertigo
お気に入り人間がご飯に誘われている。
何食べるんだろうな。なんて。2025/09/18 21:08:02 | 69
- キコ・ビスカイノ @komainuelse
「おっと。野良にしては人なれしてる犬だな」
くふふと控えめに笑いながら、頭を撫でる。
手は二つあるわけなので、ついでに尻尾も撫でておこう。
―――犬にやるような撫で方だった。2025/09/18 21:08:40 | 70
- 『コヨーテ』 @Coyote
撫でられる犬をちょっと羨ましそうに眺めている。
2025/09/18 21:09:54 | 71
- アネラ @anera
「さ、サクヤ君には早いかも……いや、早くは……早いかも!
ほら、あるものなら何でもいいからね!」
やや混乱した様子で遮ろうとして。
「むっ……気のせいかあ。
……おにいさん?でも、言われてみればそういうような気がする……かも。」
怪訝そうな顔で距離を置いた。2025/09/18 21:09:55 | 72
- サクヤ @Rabimaru
「ん……違うわないけど、急に見られてガキって言われるとちょっとびっくりしちゃって」
見たまんま15歳のお子様です2025/09/18 21:10:07 | 73
- リア=ヴェルダ @Imitat
ぷらぷら。
そろそろこの街も本番になる時間になるなとぼんやり考えていた。2025/09/18 21:12:38 | 74
- キコ・ビスカイノ @komainuelse
「……なんだ、そこの男」
「お前も撫でて欲しいのか? それならこっちに来い」
なにせ、手は二つある。
今は野良犬の頭と尻尾を撫でているが。2025/09/18 21:12:43 | 75
- サクヤ @Rabimaru
「んー、僕には早いの?
それじゃ、まぁご飯食べよっか、うーん何でもいいなら……これがいいかな」
串焼きみたいなものでも頼もうかな、食べながらお話できそうだし2025/09/18 21:13:08 | 76
- リウ @JagdKatze
@iueo
純然たる理不尽、ただの暴力。
故も訳も知らぬ少年の白い貌を
躊躇い無く捉えた、乾いた握り拳。
それは、この男が持つ"定理"の一つのようなもの。
相克によって生じた勝者と敗者を隔てるもの。
「あァ」
今この場にあって、あなたとこの男は
"対等"ではない、"互角"ではない、"同じ"ではない。
そう子供に躾けるかのような、勝者の愉悦。
「んははっ」
怒りや憤りの類では無い。
それは、何ら不快の念を持ってはいない。
それは、得も謂われぬ好意の熱に溢れている。
「……。」 「んー」
――"痛い"の一言もあろうと思っていたが。
あなたは、そんな簡単なことも言わずに
ただただ、疑問に満ちた顔を向けてくる。
細い男は身を屈む、あなたと同じだけ。
その視線を下ろせば、顔に浮かぶ笑みは増す。
それはまるで、子供に向けるような、優しいもので。
「ああ、ごめんね」 「いたかった?」
そう呟ければ。男は、あなたを慰めるように。
あなたの困惑を覆い隠すかのように
その身を、大きく、抱き寄せた。2025/09/18 21:15:15 | 77
- 『コヨーテ』 @Coyote
「べ、別に、そういうンじゃねェけどよ……」
何か言ってるが近くまで寄って行って座りました。身体は正直だね。2025/09/18 21:16:30 | 78
- 棄て犬 @vertigo
「そっちもいきますか、お目が高いですね」
「犬は割と最近まで60階建てで飼われてましたからね」
「そう、愛され慣れてるんです」
と、存分に撫でられつつ
羨む視線に気付けば。
「わんっ、メトロの駄犬」2025/09/18 21:16:38 | 79
- マキエ81 @chumchum
\ほーん、下級てめえメトロとかも行ったことあるワケ?/
\ちょうどいいや案内してよ。ネズミ狩りやってみたいんだよね/
「ほえ?はーいよろこんで!さっそくまいりますかー?」
ピストルやナイフをひけらかした数名の男女が下級奉仕員に声をかけた。
どうやらメトロに“狩り”に行くつもりのようだ。
周囲の市民からは「そんな装備で大丈夫か?」という視線が
投げかけられている……。2025/09/18 21:20:04 | 80
- キコ・ビスカイノ @komainuelse
>@vertigo
「へえ、意外と良いところの犬なんだな。飼うのも高くつきそうだ」
頭から手を放し、尻尾を撫でる。
毛並みを乱さぬように指で梳き、たまに指で尻尾を弄ぶ。
犬と触れ合ったことがあるような、手の動き。
>@Coyote
「男を愛でる趣味はないんだが、まあ犬なら仕方が無かろう」
「体は正直で偉いぞ?」
くふふと控えめに笑いながらも、その頭を撫でてやる。
わざと雑にわしゃわしゃとやってから、犬にするようにゆっくりと撫でる。2025/09/18 21:21:11 | 81
- アネラ @anera
「お、それにするんだ?いいね、手軽に食べられてそれでいて満足感もあるし。」
代わりに業を無意識に支払って。
「……犬の習性ってやつなんだ、撫でられるのって。」
と、興味深そうに視線を隣に。2025/09/18 21:21:22 | 82
- 『コヨーテ』 @Coyote
「よォキョーダイ。
こちらのお兄サンは駄犬にも平等らしいぜ」
犬権を享受している者、ご満悦の様子。
すべての犬にはわしゃわしゃに撫でられる権利があるのだ。2025/09/18 21:23:24 | 83
- サクヤ @Rabimaru
「うん、結構食べるけど美味しいんだよね〜
あ、ありがと!アネラさん!」
わーいと商品を貰えば早速食べ始めるだろうか
「……アレ止めた方が良くない……?
いやいいのかな……」
もぐもぐと食べながら剣呑な話をしてる方を見て2025/09/18 21:23:58 | 84
- キコ・ビスカイノ @komainuelse
「犬畜生には変わらんからな」
冗談めかして言いながらも、撫でる手つきは本当に平等だ。
本物の犬でも尻尾を振る。前に犬を撫でていたような手つきだった。2025/09/18 21:25:09 | 85
- マキエ81 @chumchum
「それではまいりましょう!しゅっぱーつ!」
粗末な武装をした男女の一群とともにメトロへと向かっていった……。2025/09/18 21:26:56 | 86
- 『コヨーテ』 @Coyote
「へェ……アンタ、わかってんじゃねェか……」
ソコがイイらしい。尻尾があったらブンブンしてた(のに、尻尾がない!)。2025/09/18 21:27:15 | 87
- 棄て犬 @vertigo
「なので全盛期の撫で心地はこんなものでは無いですよ」
「もっとも全盛の撫で心地を堪能出来るのは上住みで良いトリミングに通わせてくれる飼い主に限るんですが」
「それでも?」
「そのへんの野良、まして駄犬?などでは遠く及ばない撫でポテンシャルを感じて頂けると思うんですがね」
ナチュラルに煽りおる。
人間以下には狂犬に近い。2025/09/18 21:28:54 | 88
- アネラ @anera
「……カチコミに行くみたいだね。」
そんなことを呟きながら意気揚々とメトロに向かう人々を目で追って。
「でもメトロはここ以上に実力社会だからさ、
あれぐらいならどこかに潜んでるゲリラじみた集団に返り討ちにあっちゃうから、大丈夫だよ。」
心配するのは地元であるメトロの方らしい。
彼ら彼女らは……身ぐるみ剝がれるぐらいで済めばいいが。2025/09/18 21:29:31 | 89
- イウエオ @iueo
@JagdKatze
「……」
「いたかっ た?」
こどもはその言葉を知らない。
それ以前に、自分に何が起こったかを理解していないのだ。
いわば、一時的に脳内物質が走っている状態。
"痛い"という言葉を知らず、頭が"痛い"という反応を抑えている。
そして、考えることすら、また。放棄している。
故に、抱き寄せられて、こどもは安堵する。
それが、たった今自分を殴った相手であろうと。
イマの記憶より、ムカシ抱き寄せられた記憶が眼前に広がっているから。
あなたの"定理"を察すことなく、
あなたの躾をただ受ける。
例えば反応を愉しむ人なら、『つまらない』と吐いて捨てたことだろう。2025/09/18 21:32:03 | 90
- サクヤ @Rabimaru
「ならまぁ良い……のかなぁ。
両方とも何事もなく終われればいいんだけど……」
それはそれで心配だなとは思いつつも、メトロの方の心配はまぁしなくても良いかと考えて2025/09/18 21:32:10 | 91
- キコ・ビスカイノ @komainuelse
「なんだ、二匹とも躾がいるのか?」
手元で喧嘩しそうな犬どもに、笑う。
>@vertigo
「住処には櫛があるが、それ以外にはトリミング用のもんはないな」
「さぞ愛された野良犬らしい。それで強かな野良だ、面白いな」
尻尾を撫でながらほとんど灰になった煙草をぷっと吐き捨てた。
>Coyote
「お前には尻尾がないから頭だけだな」2025/09/18 21:32:40 | 92
- 『コヨーテ』 @Coyote
「はッ、犬の価値が撫で心地だけで決まると思ったら大間違いだぜ。
その辺の汚ェ元野良の雑種共が人間サマに愛されまくってる理由を考えてみやがれ」
これもうただの犬談義じゃないですか?
頭だけでもチョー喜んでる。ウルトラ感謝!2025/09/18 21:36:01 | 93
- アネラ @anera
「それに……あんなに血気盛んなところに止めようったって話しても、
こっちのことは聞いてくれないんじゃないかな。」
多勢に無勢という言葉もあるし、
見ず知らずの人よりもやはり自分の心配をした方がいいだろうと。
それはそうと自分もお酒を注文して付き合う姿勢を見せて。
「……で、どう?おいしい?」2025/09/18 21:36:55 | 94
- 棄て犬 @vertigo
撫でのリズムに合わせて
ぱたりぱたりと尻尾が動く。
「では人間に免じて大人しくしますか」
「手櫛でも結構なお手前で」
「イイところを分かってらっしゃる動きだ」
この状況、傍から見たら『モテまくり勝ちまくり』じゃないだろうか。
片方は雄犬だけれど。2025/09/18 21:39:30 | 95
- 棄て犬 @vertigo
これ対応の差が上流と下流を分ける決定的な"品性"ってワケですよ。
わふん。
なんて勝ち誇っている。2025/09/18 21:41:46 | 96
- サクヤ @Rabimaru
「……それはそうだね。」
まぁ自分にはどうしようもできないこともある、今回がそれだっただけだ。
「うん!すごく美味しいよ。
串焼きが美味しいのもあるけど、人と食べるとやっぱり美味しいね」2025/09/18 21:41:55 | 97
- アネラ @anera
「……あっちはどっちもしっかりわんこだ……。」
中々すごい光景だなあ、と眺めている。2025/09/18 21:42:51 | 98
- キコ・ビスカイノ @komainuelse
「溝攫いの前はいろいろとやってたんでな」
「犬は便利だ。臭いさえ覚えさせれば、地獄の果てまで辿ってくれる」
「前に連れ歩いた犬は良い犬だった。みすぼらしかったがな」
雄と雌の犬を左右に侍らせて可愛がっている図だろうな。
尻尾を愛で終えて、二匹の頭を撫でる。平等だ、平等に。
犬は犬だ。そういうもんだ。2025/09/18 21:43:26 | 99
- アネラ @anera
「ほんと?よかった~、奢った甲斐があったよ。
……ねね、折角だし僕にも一口食べさせてくれない?」
串だとそういうこともしやすいだろうしさ、と両手を合わせて。2025/09/18 21:46:40 | 100











