記憶

  • SueFobia @SueFobia
  • 「カロもクワツミも」「あと小一時間もしない内に出るわよ」
    「やり残したことがあったら今のうちだからね」

    行き先は決めてないが、再度戻ることは無いであろうから。

    2025/09/27 22:07:40 | 1
  • 伝書鳩 @omen
  • 「向こうはひとつの地のトップですからねえ。
     大きく出てもらわにゃ困るってモンです」

    それと同じだけの、ともすればそれ以上の理念を個人で掲げるのは
    決して簡単な事ではないだろうけれど。
    きっとやると言ったからにはやるんだろう。
    疑うほどものを知らないから、そういうふうに思うものだった。

    「ようやっと首が繋がったってのに、また終わられちゃあ
     それもまた困りますからね。世界の長生き、大いに結構」
    「あの空の由縁からして、根本的な解決ってなそれしかないでしょうしね」

    押して駄目なら引いてみろ、というもの。
    奪った結果ああなるなら、自分らで豊かにしていくほかない。
    それはそれはわかりやすい話であった。

    「そんじゃ、鬼ごっこはいつかに持ち越しですかね」
    「その方が張り合いがあるってものでしょう」

    そんな口約束ひとつ交わして、耳打ちひとつ残して。
    まだ始まったばかりの終わりの先を、お互い生きていくんだろう。

    黄塵の舞う空の下、ざらついた固い地面ではなく。
    澄んだ空気の中で、やわらかで青々とした大地を駆ける。
    そんな未来も、いつかにはあるのかもしれない。

    2025/09/27 22:08:59 | 2
  • 「根無し草も行くのか。
     まあ根無し草だしな……植物を見付けたら持って帰ってくれると嬉しい。」

    さっき他の人にも言ったやつ。

    2025/09/27 22:10:42 | 3
  • 帳 夢斗 @sleepzzz
  • @sleepzzz
    3つの街を見回って、様々な人を見た。
    そのまま留まる者、外へと旅立つ者。
    目に見える範囲ではそれくらいだったが、他の選択をした人も居るんだろう。

    自分がどうしたいのか、まだ分からない。
    でも、自分の願いは最初から何も変わらない。
    安眠を求める、ただそれだけだ。

    …いや、それだけではなくなった。
    出来れば、誰かと共に過ごす日々を望んでみたい。
    そんな気持ちが微かに芽生え始めていて。

    2025/09/27 22:11:00 | 4
  • 伝書鳩 @omen
  • @kajika0x0
    瑠璃茉莉ルリマツリ。」
    「どっかで俺を探す事があれば、
     お手数かけますが、その名前でも探しておいてください」

    「もしも今の名前伝書鳩が嫌になる事があれば、
     その名前を名乗ってもいいと言われたンでね」

    瑠璃茉莉。髪の色に由来した名前だそう。
    名を頂いた男は、ついぞその色を知らないが。

    あなたや梟首会の目指すいつかの未来には、
    花開くその色を見る事もあるのかもしれない。

    2025/09/27 22:11:59 | 5
  • @500w
    植物を見付けたら云々の後、少し考える素振りを挟んだ後。
    荷車を引く貴方の服の裾をちょいと引くのが叶うかどうか、声を掛けるのが間に合うかどうかは定かでないが。

    「梟首会を選んでくれてありがとう。」

    どうやらMETROと僅差であったらしい、と風の噂で聞いたから。
    改めてそれだけは伝えておきたかったのだ。

    「いってらっしゃい。」

    あとはまあ、旅立つ者への挨拶としてこのくらいかな。

    2025/09/27 22:12:24 | 6
  • しののめ @shino
  • ぷくぷくぷー。

    シャボン玉を空に飛ばします。

     まだ、決断をしていなくて。

    2025/09/27 22:12:30 | 7
  • C4R0 @C4R0
  •    はぁい

    といっても、気にしていた人はここに揃っていました。
    どれも息災そうですし、やることも思いつかなくて。
    だから。何をするでもなく二人に寄り添っているんでしょう。

    2025/09/27 22:13:05 | 8
  • クワツミ @mulberry
  • 「えぇ、心残りはございません」

    これまでの生き様の賜物。
    後悔は無い方がいいですからね。

    2025/09/27 22:13:20 | 9
  • @500w
  • 「そういうこと」
    「マ、ガチでダメならしゃーねェ戻るけど」
    先の話は先の話。
    死ぬつもりも無いからヘラヘラしていた。

    「気が向いたらナ」
    「それじゃ、また」

    そう言って、男もまた歩き去っていく。

    2025/09/27 22:13:44 | 10
  • SueFobia @SueFobia
  • 「…………そ」「手持ち無沙汰そうだし」
    「心残りもないならもう出発しちゃおうかしら」

    コキ、と首を鳴らす。

    「とりあえずエピタフが見えなくなるところまで……」
    「結構な道のりになりそうだけど」「これも負荷ね」

    2025/09/27 22:15:26 | 11
  • @500w
  • @mitikusamgmg
    「ア?」
    荷車なんてそう早く引けるものでも無いし焦る旅路でも無いから、服を摘まれて超えが出る。

    「ハハ、偶々だよ偶々。運良かったな」

    これは本当。
    偶然であって、必然の要素はなく、強いて言うならばそれが機運であり。
    また、その選択をした結果が今なのだろう。

    「じゃ、元気でやれよ根降ろしの」
    「──行ってきます」

    笑って。ついでに拾った種ひとつ、あなたに押し付けて。
    片手を軽く振って去っていく。

    2025/09/27 22:16:42 | 12
  • “ア” @Panopticon
  • 「その際は戻ってくると良い。ここは君を拒まぬだろう」
    「あぁ、それではまた。この世界に十全に気をつけて」

    「それで……君らも行くのだね」
    「人生の長さは定かじゃないが、兎にも角にも気をつけて」

    2025/09/27 22:23:03 | 13
  • C4R0 @C4R0
  • 出発するというのなら、ゆるりと手を離して。
    一日ぶりくらいに四つ脚を地へとつきなおします。
    遠く遠くまで歩くのであればこちらの方が楽ですから。

    ぐっと。猫みたいに背を伸ばしてみせました。

    2025/09/27 22:24:45 | 14
  • クワツミ @mulberry
  • 「わたくしは構いませんよ」

    「善は急げと申しますもの。
    出立は早いに越したことはないかと」

    2025/09/27 22:26:27 | 15
  • 汐 雨音 @kajika0x0
  • @omen
    「瑠璃茉莉」

    名前を口で転がすように復唱をした。
    伝書鳩、というシステマチックな名前よりは、
    どこか人らしく、綺麗な響きに感じられた。

    「わかった、じゃあ……瑠璃兄ちゃんだね」

    なんて、声を潜めて笑って。
    意味がわかるほど、今は植物に詳しくないけど。
    いつか、知識を得た先で、貴方の名の由来を知る日がくるのかもしれないな。

    「僕はこれからも汐 雨音うしお あまねとして生きてくから」
    「どっかで僕を探すことがあれば、その名前で探してね」

    そうして口約束を受け入れて、揃いの耳打ちひとつを返して。
    長く生きていたい同士、それぞれの生の道を歩んでいくんだろう。
    時には遊びの相棒で、時には双子のきょうだいみたいだった。
    そんな貴方が少しでも永く生きられるよう、願ってる。

    2025/09/27 22:27:20 | 16
  • 帳 夢斗 @sleepzzz
  • @sleepzzz
    「…貴方のせいだよ、暮安ムアンさん」
    「……おかげで、少しだけ欲張りになっちゃった」

    小さく笑って、そう呟く。
    何にもなかったから、知れただけで十分だったのに。
    それだけで収まらなくなってしまった。

    「…探しに行くよ。見つかるか分からないけど」
    「"外"まで」

    隠れながら生きることも誰かに消費されることもなく
    ただ穏やかに在り続けられるように。

    「そうしたら、僕はきっと…もっとちゃんと眠れると思うから」

    少しの荷物をまとめていつも居た寝床を抜け出す。
    さようなら、と誰に聞こえるわけでもない別れの挨拶を告げて。
    梟の街から姿を消した。

    2025/09/27 22:28:38 | 17
  • イウエオ @iueo
  • 「そとへ いくひと おおいのですね」
    「がんばって ください」

    応援。

    2025/09/27 22:28:51 | 18
  • しののめ @shino
  • @shino
    そっか。
    君には、"名前"があったんだね。
    "名前"を呼んでくれる人がいるのは、良いことだ。

    誰かとやる鬼ごっこ、久しぶりで、楽しかった。

    「…」


    「ばいばい、白ちゃん。」

    2025/09/27 22:28:57 | 19
  • meaningless @meaningless
  • 「旅立つ人が多いですねえ」
    「いつでも戻ってきてもいいのだとは、思いますけど」
    *次々。どこかに行くんだろう人々を眺めて、ぼやいていました

    2025/09/27 22:30:19 | 20
  • しののめ @shino
  • にっこり笑って、手を振りました。
    さようなら、良き旅を。

    2025/09/27 22:30:42 | 21
  • SueFobia @SueFobia
  • 猫のように四つ足になるカロと、クワツミを交互に見て

    「そうね」「それじゃ、行くわよ」
    「ふたりとも……長い旅になるけど、よろしくね」

    先の見えない旅路、その一歩を踏み出そう。

    「────留まる人も」「外へ希求する人も」
    「相応の負荷が待っている」
    「けれどきっと大丈夫よね」「私達は、乗り越えたのだから」

    「それじゃ、世話になったわね」

    多くの業と、縁を携えて歩く少女の姿は

    もう、何もないスー・フォビアではなかった。

    SueFobia -Fin-

    2025/09/27 22:32:32 | 22
  • 果実 @sugarchan
  • 人が出て行ったり、決断したり。そんなのをずっと眺めてる

    2025/09/27 22:34:50 | 23
  • @500w
    「うん……うん、ありがとう。」

    偶然であれなんであれ、一人いるかいないかで変わった可能性があったのだ。
    それは根降ろしにとっては十二分に大きなことだった。
    押し付けられた種と貴方を交互に見て、何度か頷き、笑う。

    「そっちも気を付けて。
     ……飽きたらいつでも帰って来いよ、根無し草。」

    去り行く旅人の背を、手を振って見送ろう。
    見えなくなるまでは、休み休みでも。
    どうか実り多き旅路でありますように。

    2025/09/27 22:35:58 | 25
  • "星の眼"、ステラ @spherelord
  • @drdoku
    置き手紙がある。

    ドク様へ

    拝啓 お元気ですか? わたくしはお元気です。
    世界を滅ぼす大魔王は勇者の剣に真っ二つにされました。
    正直なところ大変悔しいですが、こうして手紙を書けることを考えれば、まんざらでもないでせう。

    最後に貴方に直接お会いできず、このような形で連絡することとなり、申し訳ございません。
    何しろわたくしは、此の生存圏の外へ出ることに相成りましたので。

    梟の子たちは木を育て始めました。
    立派な森になるまで、長い長い時間がかかるでせう。
    そして森を育てるには、健やかな日々が必要です。
    彼らのことは頼みましたよ。

    此の世界が、どうか終わりませんやうに。
    貴方達の行く先に、星の光を。

    敬具

    "星の眼" ステラ

    2025/09/27 22:36:22 | 26
  • meaningless @meaningless
  • @meaningless
    「…………」

    ──落胆、だった。

    結局どこの人間も賢い人のようだった。
    曙光も。
    metroも。
    当然、梟も。

    ──あると確定した、明日に向かっている。

    希望の色を帯びているわけでもない。
    が、失望の色に満ちているわけでもない。
    だからと言って、梟の下に敷かれたレールに歯向かうものも見られず。
    案外にどこも平穏に落ち着いていて。
    あるようになった明日に向けて、それぞれが行動をしていた。

    業を、積み上げていた。

    2025/09/27 22:38:55 | 27
  • 曙光で旅支度を整えてきた男は梟首会に戻ってきた。

    梟首会ここともこれでお別れか~。」
    「相克してくれた人たち、ありがとう~。
    終末が差し迫った中でも楽しく過ごせたよ~」

    もう少しだけ。先に旅立つ人々を見送るために留まる。

    2025/09/27 22:39:05 | 28
  • 汐 雨音 @kajika0x0
  • 望むのはただ一つだった。それは、この命の延命。
    でも、もっと望んでいいのなら。
    大好きな人達と生きていたい。
    青も緑も光もある場所で。

    2025/09/27 22:42:17 | 29
  • 「本当に次から次へと旅立っていくな……全然移住予定者とかじゃなかった。まあいいや。
     植物を見付けたら、持って帰ってくれると嬉しい。」

    出ていく人全員に同じことを言うつもりか?

    2025/09/27 22:42:32 | 30
  • meaningless @meaningless
  • @meaningless
    「…結局」
    「先を見据えたり」
    「明日の目覚めが良くなるように」
    「頑張った人が、今日もより良く過ごせる」

    「自分の生きた価値というものは」
    「他人への施しで決まる」

    「賢き我々は明日を選択し」
    「世界を延命し、世界を再生する」
    「人の営みは繋がっていく」

    「……」

    「不平等」
    「私は、不当」
    「……」

    ズレていた。
    満足いかなかった。
    おわんなかった。
    予後が悪いようだった。
    蹂躙されるのは私だった。
    糾弾されるのは私だった。
    連れて行かれたのは父親だった。
    私もきっとそうだった。

    昨日の夜にいた場所はどこ?

    ──あんまり考えてると鬱屈としてきた。
    どこも。選ばなかった。
    いたのはmetroだったけれど。
    曙光に世界を壊して欲しくて、
    梟の考えに賛同できないくせに、
    それらを見ながらほくそ笑むの名目の元に、
    願いもせずにmetroにいた。

    選ばなかった。
    それが平等ということでしょう。

    選び取らなかった。
    明日があるのに。

    2025/09/27 22:44:01 | 31
  • 汐 雨音 @kajika0x0
  • 小さく、うたを紡ぐ。
    変声期がどこかに逃げてっちゃった、そんな中性的な声。

    空が墜ちてくる夢を見た
    起きてすぐに君はどこ? って言ったんだ

    嘗て、歌を生きる希望として欲していた者に贈ったもの。

    世界が終わるより 君がいないことの方が怖かった

    2025/09/27 22:44:18 | 32
  • 伝書鳩 @omen
  • 「いやしかし、本当に梟首会が勝ってくれて万々歳で」

    曙光。METRO。各地を見て回りはしたけれど。
    人間らしい人間の指導者は、ここだけのようだったので。

    「人間の時代は、人間が作るのが一番です」

    2025/09/27 22:44:35 | 33
  • “ア” @Panopticon
  • 「おや、熊熊。君も旅立つのだろうか」
    「気をつけるんだよ。世界はどうしようもないから」

    瓦礫の上。ぶらぶらと足をぶら下げて。
    緑の髪を揺らしながらに辺りを見回していた。

    2025/09/27 22:44:54 | 34
  • 汐 雨音 @kajika0x0
  • やがて雨が降り 雲が太陽を覆い隠す
    全て流されてしまいそうなのが嫌で 君を抱きしめた
    君はここにいる ここにいる ここにいる ここにいる
    君はいつも通り笑うんだ 大丈夫 怖くないよって

    例え空がなくなったって 例えずっと雨が降ったって
    例え世界が終わったって 君の元に還るから

    また戻る また戻るからね

    2025/09/27 22:45:06 | 35
  • 缺(チュエ) @INo02
  • 「梟の巣にしては随分とまた……賑やかなもんだ」
    「流石に今日という日ぐらいは、
     監視員さまもお目溢ししてんのかね」

    「発つ奴らは、怪我には気をつけなよ」
    「この世界にはお節介な医者が二人いるからな」

    2025/09/27 22:46:08 | 36
  • 汐 雨音 @kajika0x0
  • あの空にお願い事を届けたくって。
    ただ、そっと。手を伸ばした。


                         ――燦々カラカラ干からびる
                      ――それでも口を動かしエサを待つ
            ――なにも残らない未来の先で、水を得た魚になりたいの

    2025/09/27 22:46:27 | 37
  • 白 如风 @byrfn0x0
  • @byrfn0x0
    「……」「もっと見たいな」

    空の青、水の青、瞳の青。
    世界がいっとう美しく、愛したもので色づく夢を見る。
    海の星は陸の砂に塗れて瞬いていた。

    2025/09/27 22:49:43 | 39
  • しののめ @shino
  • 「うーん。」

    歌に耳を傾けていて、ようやく、ふんわりと、

    「大人になって、旅に出るってなったら、」
    「ひとりでも怪我治せるようにしなきゃだし、」
    「植物詳しくなりたいなぁ。」

    彼女は、子供なので。

    2025/09/27 22:49:49 | 40
  • メイラン @yang0024
  • 「発つ方たちはお気をつけて。良い旅路を」

    旅立つ人、留まる人、来る人、行く人、色んな人たちを見ている。
    ほんの数度顔を合わせただけの人もいれば、一緒に遊んだ人も深く話し合った
    人もいる。この数週間で様々な思い出ができた。

    先のことはまだ分からないけれど……自分もまたいつも通り、日々を重ねていこう。
    世界の終わりが一旦は去ったこの地で、皆に良き未来がありますように。

    2025/09/27 22:50:53 | 41
  • meaningless @meaningless
  • @meaningless
    ──時計の針を無理やり動かした。

    懐の小瓶が私の安定を保たせていた。

    「……………」

    苦しまなければならなかった。
    痛がらなければならなかった。
    踏み潰されるってそういうことだった。
    一方的に。

    「………………」

    もう少ししたら、小瓶の中身を空にしたいと思った。
    選び取れるのはそれだけだった。

    ──花の香りは甘く揺れていた。
    この香水はチューベローズ。
    月下香は中毒者。
    ああでも、私は甘く酔えなかった。
    何処までも頭がまともだった。
    私ではない。

    ──誰かの名前はトレフルと言った。
    四葉。クローバーを指す。
    それは幸福を指していた。
    ああでも、幸福には程遠い。
    何処までも頭は異常だった。
    私ではない。


    ──じゃあ、私に意味はなかった。

    何も意味はないようだった。
    ずっと素足だったから。
    6ペンスが靴に入ることはない。
    サムシング・フォーすら何も持ってない。
    残響は消え去った。

    ──それだけの、話。

    ──末の話だった。

    2025/09/27 22:51:28 | 42
  • 緑の髪の人へ。

    「うん。気を付けるよ。
    まあ、お兄さんは元々ここへ流れついてきたからね~。また流れるだけさ。
    次は出来れば砂塵とは無縁の場所がいいな~」

    そうすればこの被り物が外せるからね~と付け加えた。

    2025/09/27 22:52:11 | 43
  • ギアハート @memory
  • ぼろっちく柄の長い手工具を壁に立てかけ、一休み。
    生まれ故郷の世界に留まり続ける男は、何処かへ流れる名も知らぬ人々を眺めていた。
    ただ静かに、見送るように。

    2025/09/27 22:53:00 | 44
  • 詩記 @Scravis
  • 「戻ってくる頃には増えているかもしれませんね?」

    優しい医者になるか、そうはならないか。
    それはまだまだ先の話だ。

    2025/09/27 22:53:36 | 45
  • meaningless @meaningless
  • 「……」
    何処からか聞こえる歌にハミングを合わせていた。

    「……」
    苦笑いをこぼしていた。

    「明日もずっと世界は続きますから」
    「それらが良いものでありますように」
    「よくなるように歩くのでしょう」
    「それが1番、賢いことです」

    かつての人間もそうしてきたように。
    正しい道行だと。

    2025/09/27 22:54:35 | 46
  • “ア” @Panopticon
  • 「ふぅん。……漂流か。ここで生まれ育った吾とは違うのだね」
    「ま、砂塵なんて無い方が良い。平穏な場所に辿り着けると良いね」

    その被り物も悪い物では無いと思うのだけれどね、なんて軽口。

    2025/09/27 22:55:05 | 47
  • meaningless @meaningless
  • 「お節介な医者が2人」
    「医者が多いことは安心ですねえ」

    「お世話にはなりませんけれど」

    2025/09/27 22:56:32 | 48
  • 暮安 @INo02
  • 「増えんな」「結果的に俺の手間が増えそうだ」

    2025/09/27 22:56:32 | 49
  • イウエオ @iueo
  • 「おわらなかったなら」
    「ふへん かわらず」
    「そのまま ですか」

    だったら、やることは決まっている変わらない
    祈り、願い、跪き――贖う。
    智の堆積した巨人の肩の上で、
    再興の礎を、築きながら。

    2025/09/27 22:56:44 | 50
  • 種をひとつ、大事そうにポケットへ。

    「……さて、植物のためにも励むとしよう。
     緑化隊長として。

    これもなんだかんだ男の子だった、というのはさておき。
    人を募り、種を植え、業を集め……まだまだ先は長そうだな。
    溜め息を吐くその口許は、緩く弧を描いていた。

    2025/09/27 22:57:45 | 51
  • しののめ @shino
  • 「じゃあ、私がお医者さんになるー!あと植物もいっぱい育てるー!もちろんちゃんといっぱい遊ぶよ!」

    2025/09/27 22:58:12 | 52
  • サクヤ @Rabimaru
  • 「どこかに旅立つのもありか……でもまぁもう暫くはここに留まっておこうかな、せっかく終末も遠ざかったことだし……」

    2025/09/27 22:58:19 | 53
  • 詩記 @Scravis
  • 「増やしますよ、時間は出来たんですから」
    「覚悟してくださいね」

    ふてぶてしくなったかもな。これも。

    2025/09/27 22:58:44 | 54
  • “ア” @Panopticon
  • 様々な顔を見ていた。様々な声を聞いていた。
    ただ鉄仮面はぼんやりと、ぼんやりと見ていた。

    ただ、手を口元へと近付けて。指を置いて。
    口角を押し上げて、それだけ。それだけだった。

    塵を集めて燃やして灰被り。また、いつもへと戻っていく。

    2025/09/27 22:59:30 | 55
  • 「じゃあ、バイバイ~」

    男は手をひらひらと振りながら砂塵の中へと消えていった。

    2025/09/27 22:59:57 | 56
  • 真理の精霊 @sayjack
  • 瓦礫を越えた足取りは、
    かつての自分なら選べなかったものだと気づく。
    立ち止まり、怯えることしかできなかった頃。
    それでも今は、迷いを抱えたままでも前へ進めている。

    「変われたかな」

    小さく呟くも、その声は風にさらわれて誰にも届かない。

    過去に縛られるのではなく、
    これからの景色を歩み続けるために。
    女は視線を前に向ける。
    それは、黄塵の向こうに滲む未来へと伸びていた。

    2025/09/27 23:00:00 | 57
  • meaningless @meaningless
  • @iueo
    「いいえ」
    「いいえ」

    「見極めて、ちゃんと歩いてね」

    自分の足で。何処までも。
    世界は続くようなので。

    贖わなくていいからね。

    良い方向に、いけますように。
    甘い香りだけさせて。そっと女は君の元。
    それだけ言って、何処かへ。

    2025/09/27 23:00:04 | 58
  • しののめ @shino
  • 「よーし、それじゃあ鬼ごっこする~!」

    元気良く、たったかと街を駆け出した

    2025/09/27 23:00:07 | 59
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