記憶

  • 「えりー」

    2025/09/14 18:45:32 | 1
  • no name @shooter
  • 「そうだ、仕事があるんでした……」
    懐を押さえたまま、エピタフの前に立ち、しばし。
    扉を開け、吸い込まれるように中へと消えていった。

    しばらくして、扉が再び開いた。
    同じような人影が出てくる。

    2025/09/14 18:46:14 | 2
  • シャルパス @id
  • 「なんかあの子ども学習してないか?」

    2025/09/14 18:47:32 | 3
  • 少女は耳も口も目も悪いが、全く聞こえない訳ではないらしい。
    時折響く大声を真似するくらいにはお利口だ。

    2025/09/14 18:50:01 | 5
  • 棄て犬 @vertigo
  • 「わんわん」

    今日を生きるための塵拾い。
    価値あるものを砕けば犬にだって業は注ぐ。

    2025/09/14 18:52:06 | 6
  • サクヤ @Rabimaru
  • 「学習することは良い事だし、いいんじゃないか?」

    2025/09/14 18:53:57 | 7
  • no name @shooter
  • 「子どもの成長は目まぐるしいですからね」

    2025/09/14 18:54:29 | 8
  • 「ぅー」

    真似しようとしている言葉がツンデレなのは些か疑問ではある。が。
    少女はその意味も知らないので、ただにこにことしていた。

    2025/09/14 18:57:28 | 10
  • しののめ @shino
  • 「うー」
    塵芥せっせと集めて戻ってきました。
    まだこの街にいたようです。

    2025/09/14 18:59:32 | 11
  • サクヤ @Rabimaru
  • 「それはそれとして、真似しようとしてる言葉違う気もしてきたな……
    まぁ、楽しそうだからとりあえずいっか……」

    2025/09/14 19:00:51 | 12
  • 「ぅー?」

    2025/09/14 19:01:43 | 13
  • アネラ @anera
  • @id
    「気になるのは気になるけどー……。」

    と、言葉を濁しつつ。

    「本人もああいってるわけだし、僕としては本人から気兼ねなく聞けるぐらい仲良くなってから聞くのもいいかなって。」

    この場は保留、という態度で躱そうとした。

    2025/09/14 19:04:25 | 14
  • 棄て犬 @vertigo
  • 「うー、わんわん」

    2025/09/14 19:05:23 | 15
  • 「ぁんぁん」

    2025/09/14 19:05:49 | 16
  • サクヤ @Rabimaru
  • 「微笑ましいな……こう考えると治安が比較的良いのかもしれない」

    2025/09/14 19:09:11 | 17
  • 汽水 @ramune
  • 「この調子で人の言葉しゃべんないやつの方が増えたら、それって治安いいなんて話でいいの?」

    2025/09/14 19:12:50 | 18
  • 棄て犬 @vertigo
  • 「よしよし」

    2025/09/14 19:13:04 | 19
  • 棄て犬 @vertigo
  • 「犬は喋りますよ」

    2025/09/14 19:13:47 | 20
  • 少女はまともに喋らない。
    喋れないのだ。

    それが治安に直結しているかは分からないが。
    少女は変わらずふにゃふにゃのにこにこだった。

    2025/09/14 19:14:45 | 22
  • アネラ @anera
  • 「しゃ、しゃべった……!」

    2025/09/14 19:14:52 | 23
  • 汽水 @ramune
  • 「しゃべれんの?!」
    「何なのよ、もう!」

    2025/09/14 19:15:13 | 24
  • しののめ @shino
  • 「わんわんは喋らないよ。」

    2025/09/14 19:17:05 | 25
  • no name @shooter
  • 「鼠も喋るんです、犬も喋るでしょう」

    2025/09/14 19:17:44 | 26
  • 「んー」

    2025/09/14 19:18:16 | 27
  • no name @shooter
  • さて、仕事も一段落。相克・・も見当たらない。
    「ここも治安がよろしいようで」
    能ある鷹は爪を隠すらしく。ここも同じらしい。
    俺に隠す爪はない。
    次に声を漏らした者へ、
    爪を

    2025/09/14 19:18:23 | 28
  • ワンディ @OneDay
  • @dosukoi24
    「昔話は伝手にはなっても、今日明日の寝床にはならないわ」
    「その点、武力はあって困らないもの。」

     いくら自分が戦えたとしても、あくまでそれは個人でしかない。
     動くものが二つあるだけで、取れる手段は大幅に変わる。

    「いいわ。それで……アタシに何をさせようと?」
    「ああ、勘違いしないで。あくまでただの確認よ」

     行き違いと勘違い程、しょうもないものはない。
     付け合わせの少量の葉野菜と共に、肉を呑み込む

    2025/09/14 19:18:50 | 29
  • 棄て犬 @vertigo
  • 「喋るくらいしますよ」
    「犬をなんだと思ってるんです?」

    心外だなあ、の雰囲気を醸し出している。

    2025/09/14 19:19:00 | 30
  • 汽水 @ramune
  • 「しゃべんのって人間の特権じゃないの?
     鼠とか犬なんかがしゃべってたら、むかつく」
    我儘のいちゃもん付けの言いがかり。

    2025/09/14 19:19:30 | 31
  • シャルパス @id
  • @anera
    「ーーそ、律儀なお嬢さんだこと。
     ま、そりゃそうだ!私だって魅力的な女性のことは、
     そうして聞き出せるまでの駆け引きを楽しむかもしれないし……」

    「んじゃ、代わりにおのぼりさんなお嬢さんに、
     この街のなんたるかってのを教えてあげるってのはどうかな?」

    一旦かわされたぐらいで引くぐらいなら声をかけちゃいないな。
    笑顔を携えるのはそのままに、さりげなく距離をつめようとする。

    2025/09/14 19:20:16 | 32
  • 棄て犬 @vertigo
  • 「いや、鼠は喋らないでしょう」

    嘲笑。

    「……ん?」

    非友好的な雰囲気を察知。

    2025/09/14 19:22:59 | 33
  • no name @shooter
  • 「犬さん 骨牌はお持ちで?」
    ヒラヒラと骨牌を掲げましょう。

    2025/09/14 19:24:38 | 34
  • シャルパス @id
  • 「耳つきはお嫌いですか?
     ……もっとも嫌うような方もいるからこそ、
     私のような人間の立つ瀬もあるってものですが……」

    2025/09/14 19:28:57 | 35
  • no name @shooter
  • @vertigo もし無さそうであれば、諦めるだろうし、戦う意思がなさそうなのであれば引くだろう。
    これは勝ち負けや業にはこだわりがないので。

    2025/09/14 19:29:04 | 37
  • 棄て犬 @vertigo
  • 「はい、犬も持ってます」

    ひとつ、骨牌の裏面を見せて。

    「犬に噛み付くと」
    「犬も噛み付きますよ」

    世界の理くらいは識っているらしい。

    2025/09/14 19:29:34 | 38
  • 少女はまた地面を火かき棒で叩き。
    高い音を立てながら塵拾い。

    時折それを口に入れようとするのは──ご愛嬌。

    2025/09/14 19:29:34 | 39
  • 雅尾 @kltkrt
  • 『……』
    靴音隠さず鳴らしながら、袖を揺らして周囲を見やる。

    平和そうで何より。早々に持っていた貴石を手元から無くしてしまおう。

    2025/09/14 19:30:05 | 40
  • アネラ @anera
  • @id
    流石に他人のことであったし、一旦は食い下がったようなそぶりに一旦安堵。

    「……この街の何たるか?」

    自称優しい人という言葉が脳裏に残りつつも、少なくともこの地では彼の方が先輩である。
    まだここに来たばかりでもあったこともあり耳を傾けようとする。

    「……どういうこと?」

    2025/09/14 19:32:21 | 41
  • no name @shooter
  • よろしい。
    「では、俺は鉄軌の骨牌を出します」

    「あなたが正直者であることを祈りますよ」

    2025/09/14 19:33:05 | 43
  • 汽水 @ramune
  • 耳ついてんのなんかより人間の方が上等でしょ?
     好きとか嫌いなんかより」
    嫌いを否定はしない。

    2025/09/14 19:33:34 | 44
  • 棄て犬 @vertigo
  • 「猿の耳が付いたお仲間なのに?」

    2025/09/14 19:33:51 | 45
  • 「食べ物ではないよ 多分」
     口に入れても即死することはないだろうけど。

    2025/09/14 19:34:31 | 46
  • 「ぅーうー」

    ぺろぺろ……もぐもぐ……

    獣の耳がついているものは、やはり知能が人より低いのかもしれない風評被害

    2025/09/14 19:35:28 | 47
  • 棄て犬 @vertigo
  • 「わかりました」
    「犬は正直に出します」
    「一つしかないので」

    2025/09/14 19:35:30 | 48
  • @id
    「あはは、言い訳なんてしなくても嫌ったりしませんよぉ。可愛らしいですねぇ」

    必死に言い繕うとする様子を見て、くすくすと口元を抑えて笑った。

    そうして転がされたダイスの目を見て、一度両手を胸の前で合わせた。

    「おめでとうございます。
    貴方の勝利。貴方は貴方の力で、一人の女の子を一晩好きにしていい権利を勝ち取りました」
    「ふふ、わたしどんなことをさせられちゃうんでしょう」

    ダイスを振った貴方の手に、そっと指を絡めようとする。
    貴方が望めば、女は貴方がしたいことをするための場所を案内することだろう。
    ちょうどこの酒場を訪れたときのように。
    そこから先のことは、きっと二人しか知りようのない、どこにも書かれることの無い秘め事。

    「世界の終わりなんて忘れてしまうぐらい、一緒に愉しみましょうね」

    貴方の耳元に唇を近づけて、蠱惑的にそっと囁いた。

    2025/09/14 19:35:38 | 49
  • 汽水 @ramune
  • 「はあ!?」
    「猿と人間の区別もつかないの?
     さっすが犬~~!!」

    2025/09/14 19:37:13 | 50
  • 央亥 @ougai
  • @pandora
    「……、」

    ごちそうさまの仕草を見れば。
    思えば、服は着ているのだし。
    何を知っていて、何を知らずなのか。
    どこから来て、どうなったのか。

    気にならない訳ではない。
    のだが、栓無き事か、とも思う。

    どちらにせよ、あなたが語る日も来ないだろうし。
    そうなるよりも前に、世界が終わるだろう、とも。

    2025/09/14 19:37:13 | 51
  • 「どうもどうも、こんばんは。
    おや、相克ギャンブルですか?
    いいですねぇ、見てるだけでドキドキしちゃいます」

    2025/09/14 19:38:05 | 52
  • シャルパス @id
  • 「私は別け隔てしませんよぉ~!何かお困りになったらぜひこのシャルパスへどうぞ~!」

    2025/09/14 19:39:31 | 53
  • 棄て犬 @vertigo
  • 「ちょうど犬がかったところです」
    「正直者さんで良かったなあって思いました」

    「あい わん」

    2025/09/14 19:39:58 | 54
  • no name @shooter
  • どうやら正直者の犬さんだったようで。
    者ではないのなら正直犬かもしれない。

    「ふむ…」
    何かを考え込んでいる様子。

    2025/09/14 19:40:12 | 55
  • @ougai 少女は何一つ伝える術がない。
    あったとしても伝えようと思わない、かもしれない。
    空論だった。終わりは等しかった。

    「ふー」

    満腹、とでも言うように息を吐き。
    口元をぺろぺろと舐める。

    今この瞬間しか無い。あなたも。少女も。

    2025/09/14 19:40:31 | 56
  • 棄て犬 @vertigo
  • 「……そういえば『ケンエンの仲』」
    「なんて言葉もありましたっけ」

    2025/09/14 19:41:15 | 57
  • 「ぁーうー」

    2025/09/14 19:41:23 | 58
  • 「あはは、正直者は救われる、もしくは正直者は馬鹿を見る。
    今回は後者だったようで。おめでとうございます」

    2025/09/14 19:42:34 | 59
  • 汽水 @ramune
  • 「相克…そうね、誰かやんない?
     暇つぶしに。勝ったらもらうけど」

    2025/09/14 19:44:21 | 60
  • 「ふむ……、
    『お前なんか人じゃなくて猿だ』『猿なんかと仲良くできるわけがない』
    いわゆるダブルミーニングでしょうか。犬からすれば便利な煽りですねぇ」

    2025/09/14 19:44:39 | 61
  • シャルパス @id
  • @anera
    「お嬢さん、この街に来たばかりでしょう?
     だったらココの詳しいこととか、
     何がどう、とか全くわからないんじゃない?
     そんなんじゃ危ないよ。
     おのぼりさんの女の子なんて、カモにしか見えてないんだからみんな……」

    そこのところを教授してやろう、と押し付けがましい提言だ。
    無論、このカモ認定っていうにはこの男にとっても同じであり、
    この教授というのはだいぶ荒っぽい・・・・やりかたであるのだが……

    2025/09/14 19:45:55 | 62
  • 「うーん、遊ぶのも吝かではないんですけど……
    今日は他にしてみたいことがあるので、またの機会に」

    2025/09/14 19:46:49 | 63
  • 央亥 @ougai
  • @pandora
    それでも良かった。
    自分のちっぽけな良心を満たす為に、あなたを使っているに過ぎない。

    「あぁもう、しょうがないですね」

    そこに気付きたくないが故に。

    比較的綺麗なハンカチを取り出して、あなたの口元を拭おう。
    ないないですよ、と。
    柔らかな唇を、ぐにぐにと。

    2025/09/14 19:48:04 | 64
  • 「ぅー」

    貴石も齧る。ごりごり。

    2025/09/14 19:49:38 | 65
  • しののめ @shino
  • 「遊ぶの楽しいのにねー。かけっことか花いちもんめとかー。」

    2025/09/14 19:50:52 | 66
  • @ougai ちっぽけな良心。
    或いは──あなたの過去への精算。のよう。

    あなたの幼い妹よりも幼い。
    けれど同じように手のかかる、無垢の唇。

    「ふむ」「んー」

    拭われた、そのハンカチにも舌を這わせる。
    指先に小さな舌の感触と、湿り気が伝わるのだろう。

    2025/09/14 19:52:09 | 67
  • @500w
  • 行商人。フラとやってきては石を焼く。

    2025/09/14 19:52:43 | 68
  • 汽水 @ramune
  • 「は~今日のこの辺はご治安がよろしいことで、ってことね?
     また今度でいっか。この骨牌使うの」

    2025/09/14 19:54:28 | 69
  • 「あ、骨牌を使わない遊びなら歓迎ですよ」
    「とはいえかけっこに花いちもんめはちょっと。
    残念なことにもう大人になってしまったので。ごめんなさい」

    2025/09/14 19:55:05 | 70
  • 棄て犬 @vertigo
  • 「適当こいたら便利な言葉になりました」
    「さすが人間、仕え甲斐がありますね」

    2025/09/14 19:55:51 | 71
  • no name @shooter
  • もし、他にいないのならば。

    「では、俺としませんか?」
    骨牌を1枚、絵柄が見えないように出そう。
    「俺は梟首の骨牌を出します」
    「あなたが正直者であることを祈っています」

    2025/09/14 19:56:10 | 72
  • シャルパス @id
  • @HaveAGoodEnd
    「いやあ……ハハハ……」

    可愛らしいなんて言われちゃ立つ瀬がないな。
    これでも色男を自称したいところ。
    まあ、得た約得を考えれば十二分に甘んじられるけれど!

    「っし!よし、君を見た時からずっとその気だったからさ。
     ようやく安心したよ。喉から手が出るほどほしい権利だ」

    指と指が絡み合う。その所作の間にじ、とあなたを見つめた。
    さっきまでと違うのは瞳の奥の情炎を隠しもしなくなったことだ。

    「これ以上は言葉で語るより、実践ってやつかな。
     君が思っていることより、ずっとすごいことを」

    もちろん望まぬはずもない、がっつくように案内を乞うはずだ。
    蠱惑的な囁きに生唾を飲み込みながら……


    ……、その後この男が無事に帰れたかどうかってのはあなた次第、
    所詮色欲に脳を焼かれている男であり、
    何かしらだまし取ろうと思えば概ね成功してしまうのではないか?

    2025/09/14 19:56:21 | 73
  • 嗅ぎ慣れない焼かれた匂いに小さな鼻がひくついた。

    「ぁうー」

    尚貴石は唾液でべとべとだ。

    2025/09/14 19:56:52 | 74
  • no name @shooter
  • @ramune 正直者であっても無くても、これはあなたのことを賞賛するだろう。

    2025/09/14 19:57:05 | 75
  • しののめ @shino
  • 「ぶー。遊ぶことを忘れちゃったから世界が終わっちゃうんだよーだっ。」

    2025/09/14 19:57:57 | 76
  • @500w
  • 「へェ」

    何ぞ面白そうな話。
    こんな街で口の清さを問うなんてね。

    2025/09/14 19:57:57 | 77
  • 「ふふ、言葉で遊ぶのは人間の得意分野ですから。
    これからも人の良き友であってくださいね」

    2025/09/14 19:58:14 | 78
  • 棄て犬 @vertigo
  • 「もっと骨牌があったら」
    「犬とお猿さんどちらがか示すことができたのに残念です」

    2025/09/14 19:58:19 | 79
  • 汽水 @ramune
  • @shooter
    「じゃあやりましょ」
    出された骨牌を見つめて、悩み。

    2025/09/14 19:58:56 | 80
  • 「骨牌に成るまでが少々手間かかるからねえ」
    「そうぽんぽん切れるカードでもないか」

    2025/09/14 20:00:12 | 81
  • 央亥 @ougai
  • @pandora
    「あ……」

    いけない。
    人間、欲を抱く生き物だ。
    慌てて手を引こうとして、咄嗟に動かなかった。

    ――このまま、舌の触感を。

    それでも、そんな邪心を抱かずにはいられなかった。
    おそるおそる、ハンカチを舐るあなたから、ハンカチをどかしてみた。
    そこにあるのは、ごつごつとした男の手――

    2025/09/14 20:00:17 | 82
  • 「あはは、そうですねぇ。案外貴方の言う通りかも。
    世界が終わる間際になってようやく、これまでの分を取り返そうと必死に遊びつくそうとしている。
    なんて、いささか風刺が過ぎますかね」

    2025/09/14 20:00:25 | 83
  • 巳然 @snake03
  • 「動物と似た特徴…なあ」
    縦に長い瞳孔や牙など、自分にも蛇のような特徴はある。
    知能に差はあまりないはずだが…

    2025/09/14 20:00:40 | 84
  • ネムナシ・カオヌル @dosukoi24
  • @OneDay
    「とにかく業を稼いでおきたいってのは一つ。
     まあ俺は賭け事が苦手だから地道に稼ぐしかねえが」
    といっても、これはあくまでも方法の一つである。
    それに、本当にやらせたいのは、別で。

    「アンタの美貌なら、
     惹かれる連中も出るだろう」

    「そんで、その中で、最後まで生き残って、
     足掻いてやろうって奴を見つけてくれると嬉しいね。
     どう結末が迫ろうと、最後までやれる奴は貴重だ」
    生憎と自分は救世主でも超人でもなんでもないんだ。
    であれば、良い女に釣られるやつはともかく。
    その中でも、ワンディが認める奴がいるなら、
    使い道がある。

    「――俺からは、まずはそれぐらいだ」
    「俺個人としては、朝の代わり映えしない、
     くそったれな一日が、隣に花が咲いてると嬉しいがね」
    もう一度酒を飲む。
    乱暴ではなく、様になった飲み方だった。

    2025/09/14 20:01:03 | 85
  • ピンクヒール @LoadOld0
  • 客引きの濁音と大股歩きの喧騒。う~ん実家のような安心感。

    「おはようございま~す!」

    デッカイカジノのバニーボーイ、出勤!

    2025/09/14 20:01:52 | 86
  • 汽水 @ramune
  • 「先に出すの宣言するのって、なんなの?」
    ぶつくさ言いつつ、聞こえた声にキッとなる。
    「犬と猿は知んないけど、犬より人が上!!」

    2025/09/14 20:02:48 | 87
  • @500w
  • 「骨牌の使い方は大概決めちまってるからなア
    人さまにぶつける余裕なんてとてもとても」

    肩を竦めている。

    2025/09/14 20:03:25 | 88
  • しののめ @shino
  • 「でしょー。大人たちは欲張りさんばっかりだから争っちゃったんだよ。みんなで笑顔で仲良く遊んでいたらこんなことにならなかったのにね!後の祭りー!」

    風刺なんてわかりませんが!

    2025/09/14 20:03:41 | 89
  • @ougai 人間とは欲深く出来ているらしい妹と同じような少女なのに?

    「ぁむ」

    その布切れを退かされても。
    その唇の前に何かがあるなら。

    少女は何の躊躇いも無く口を開く。

    小さく丸い歯の感触。
    その向こうに肉厚な舌を感じるのだろう。
    唾液がその指にまとわりつき。
    それをまた舐めとるように舌が這う。

    飴を舐めた事があったから、まるでそのように。

    2025/09/14 20:04:05 | 90
  • 冬真 @milktub
  • 「こっちも」
    「誰か俺とやらない?」
    「万物、あの世まで大事に抱えていくもんでもないでしょ」

    骨牌を取り出しながら言う。

    2025/09/14 20:04:10 | 91
  • シャルパス @id
  • 「わお。思ったより苛烈なわんちゃんだ。
     気軽に散歩に連れ出したら噛まれそう」

    2025/09/14 20:04:24 | 92
  • 「ひとは」「ぅー」

    2025/09/14 20:04:34 | 93
  • 「此処が曙光の地か……」
    斧を持った、ツギハギの死体が歩いてくる

    2025/09/14 20:05:55 | 94
  • no name @shooter
  • 「あなたも正直者のようで」
    潔く負けを認めよう。

    「犬人の仲…」
    2画違っても、互角…

    2025/09/14 20:06:01 | 95
  • 汽水 @ramune
  • 「やった、アタシの勝ち!」
    ご機嫌の女、懐もちょっと暖か。

    2025/09/14 20:07:08 | 96
  • しののめ @shino
  • 「だるまさんが転んだならいいよー!」

    2025/09/14 20:07:25 | 97
  • 棄て犬 @vertigo
  • 「お顔が真っ赤」
    「以前テレビで観たお姿とそっくり」
    「骨牌を見繕えたらこんど勝負しましょうね」

    2025/09/14 20:08:01 | 98
  • アネラ @anera
  • @id
    カモ、という言葉に気を引き締め直す。
    それまであまり自覚をしていなかったが、少なくともこの人も初対面だ。

    「それはそう……かもしれないけど。」

    完全に信頼しきるか否か……思案を巡らせて。

    [1d2]
    1 …… 聞き入れる
    2 …… 断る

    1 →1

    2025/09/14 20:08:05 | 99
  • @500w
  • 「ひゅーっ」

    冷やかし。

    2025/09/14 20:08:08 | 100
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