記憶

  • シャルパス @id
  • @anera
    時計があれば、きっとかつてでいうところの夕時よりも前を指していたに相違ない。

    男はやや忙しなく、大股で路地を歩みゆく。
    この期に及んでじたばたしてもしょうがないが、
    かといってのんびりするほど時間に余裕はない。

    下手人のリスクも随分下がった。
    そうであるから、ほとんど警戒もなしに路地裏を歩むはずだ。

    2025/09/26 19:04:14 | 1
  • ふらりと姿を現すと、いつものように注文ひとつ。
    お酒でもなくジュースでもなく、氷の入ったただの水。
    小さな湖面には青々とした空が広がっていて、数秒、数分ぼんやり眺めた後に、静かに口に流し込んだ。

    2025/09/26 19:06:16 | 2
  • イスルギ・ホタル @isurugi3
  • 「飯〜! お前らだけはオレらより先にいなくならないでくれよ〜!」
    懇願しながらケバブを食べる男。

    2025/09/26 19:10:03 | 3
  • シャルパス @id
  • @Imitat
    「ん」

    施しは素直に受け取った。
    アイスだな。それ以上でもそれ以下でもない。
    ……今やこのご時世においては贅沢の範疇ではある。
    火傷治療、今更すぎるが。

    「なんか恋人みたいだねー」

    ヘラヘラしながらお返しを差し出してあげよう。
    からかい分のほうがはるかに多い言葉だ。

    2025/09/26 19:10:15 | 4
  • リア=ヴェルダ @Imitat
  • @id
    「……」
    お返し分を貰う。

    口の中に冷たい甘さが広がる。

    『デートだからそうでしょう。』
    そう書いてはいるが恥ずかしさからか、少しだけ文字が震えている。

    ソーダ部分も一口。

    2025/09/26 19:14:27 | 5
  • スフィア @InLovePhilosophia
  • 「甘いものとか飛んでないかな……空に取られる前にあたしが食べる」

    天見上げながらなんか言ってますね

    2025/09/26 19:17:21 | 6
  • アネラ @anera
  • @id
    自分の呼吸音と遠くの大通りの喧騒だけが聞こえていたときは、
    まるで自分だけが取り残されていたかのように思えた。

    だけど、そこに大股で近づいてくる足音と光が届きにくくてもわかりやすい銀髪を認めると、自分は間違っていなかったと笑みを浮かべる。

    (今しかないっ……!)

    そしてそのまま待ち続け、足音が通り過ぎようとした刹那。
    おもむろに飛び出し、腕を折りたたんだまま体の近くでナイフを構えそのまま体当たりを仕掛ける。

    避けようとしなければ胸元にアネラの頭が当たると同時に、シャルパスの腹部に鈍く光る刃物が文字通り突き刺さることとなるだろう。

    2025/09/26 19:22:00 | 7
  • ……終末の訪れを目前にしても平時と何ら変わらない人々を見て、
    安心するような、そうでもないような。

    ただまあ笑みは浮かばなかっただろうな。
    つまらなそうな顔のまま、冷えたグラスに口を付ける。

    2025/09/26 19:22:06 | 8
  • スフィア @InLovePhilosophia
  • 「待ちに待った一大イベントだよー?
    アゲてこーよー。

    でもスイーツを逃すことだけは許さない。砂糖も練乳もあたしのものだ」

    2025/09/26 19:23:06 | 9
  • もういくつ寝ると 終末?

    「下品なほど光るのは 空もここも
    何一つ変わらないわね 本当に……」

    珍しく酒も煙草も薬もやらない

    2025/09/26 19:23:53 | 10
  • 『夢』売りのルクソール @kingisdead
  • 些か今日此頃ばかりは通りの様子も忙しなさを孕むものだった。
    それでも街は動き続き、昼も夜もないままに時計を見ている。
    そろそろかとばかりに店を閉めるものもあれば、
    そろそろかとばかりに店を開けるものもいる。
    そして、もはや仕事さえも放りだして家族と共に過ごすものもあり、
    通りは忙しないながらも静かであり、静かでありながらも忙しなかった。

    この街の在るとおりに教えを守るものは、家族といっそうに寄り添い合い、
    それぞれの思う通りに祈り、祝い、嘆き、喜ぶ。

    それをして尚、宮殿みせは開き続けていた。
    終わるであっても、終わる前からでもあっても、終わるこそであっても。
    『夢』を求めるものは、不思議と絶えないがゆえに。

    2025/09/26 19:24:37 | 11
  • シャルパス @id
  • @Imitat
    「リアちゃん、照れてるでしょ。
     私そういうの全部わかっちゃうんだよな」

    わざわざ口に出す。意図的なやり口であった。

    「まあ私も普段デートなんてしないけどさ。
     最後だし、リアちゃんが喜ぶことは全部したいよな」

    ズ……(ソーダ吸引音)。

    2025/09/26 19:26:36 | 12
  • 『夢』売りのルクソール @kingisdead
  • 紅漆の木枠に囲われた硝子はやはり開いている。
    その内側で男は普段と変わらぬ銘柄の酒を開け、涼粉をつついている。
    いささか昨日一昨日よりは忙しない様子があるのか丁稚の手は空かず、
    落ち着かない様子で店内を走り回っているにも関わらず、だ。
    麝香とも乳香ともつかぬようなどこか甘い香りは窓から通りへと漏れ、
    やはり其れをして未だ『夢』を求める人間を、引き寄せているかのようだった。

    「春節のようだねえ」

    のんびりとした老人の声は、何へ対するものともつかぬまま酒精の合間を滑る。

    2025/09/26 19:27:36 | 13
  • 「……そうですねぇ、待ちに待った。
    ええ、本当に」

    目を閉じて、嘆息を零す。
    夜空に【青】が空いたばかりの頃は笑えていたのにね。

    追加で注文ひとつ。暫くして届いたのはバニラアイス。
    飾り気のないそれに手を付けず、気持ち赤毛の少女スフィアの方へと押しやった。

    2025/09/26 19:27:41 | 14
  • 冥き深海の静寂 @sayjack
  • @meteorsaber27
    雨宿りしてるとこ、ちょいちょい、とつついてみる。
    特に理由のないコミュニケーションだ。無視して良い。

    2025/09/26 19:27:51 | 15
  • クワツミ @mulberry
  • 変わらず、微笑みを湛えて往来を眺めている。

    2025/09/26 19:30:08 | 16
  • 弥刀璃星 @meteorsaber27
  • @sayjack
    「……どうしたの?」
    つつかれた方を振り向く。
    何か言いたいことがあるのかと思った様子。

    2025/09/26 19:33:01 | 17
  • ⬛︎⬛︎⬛︎⬛︎ @from65537
  • くるり、寝返り打って、ばらばらの紙片眺めている。
    終末が近くとも、呑気に寝こけて、それでいて大事に鍵を握っていた。

    2025/09/26 19:33:05 | 18
  • スフィア @InLovePhilosophia
  • 「え?シスターさん貢ぎ物?」
    それは無いと思います。
    近くにあるのなら遠慮なく、ささっともらって食べ始める。

    「……なんかさぁ。思うところ絶対あるでしょ。
    捨てるつもりでも良いから、言うだけ言った方が、それはそれで『京楽にふける』みがあると思うのだけど?」

    2025/09/26 19:33:51 | 19
  • シャルパス @id
  • @anera
    あなたの目論見は成功するだろう。
    ましてやありえない人間が、ありえない場所にいるのだから。

    「おっ……と!?」

    激突自体はないことじゃない。
    この街には落伍者だっている。スリやらでちょっとした小遣いを稼ぎたい連中が。
    そういう連中の常套手段ではあるからして……
    違うのは、腹部が熱いところ。ついで、何かが押し込まれている、という感覚。

    「……はぁ?なんで、おまえが……」

    数歩よろめく。
    グラス越しの瞳には困惑ばかりが浮かんでいた。

    2025/09/26 19:35:01 | 20
  • 冥き深海の静寂 @sayjack
  • @meteorsaber27
    「なーんも!」

    なにもないらしい。
    にへら、といたずらっぽく笑う。
    強いて言うなら、普段より表情が明るいくらいか。

    「あとで梟のとこ行こ」
    「そろそろだろうから」

    2025/09/26 19:35:58 | 21
  • スフィア @InLovePhilosophia
  • 「うーん。流石に直前で暴れる人は少ないか。
    残念やらそりゃそうだわやらだなぁ」

    そう言う本人は至って楽しそう。
    まるで、待ってた玩具が届くよう。

    2025/09/26 19:36:31 | 22
  • 『夢』売りのルクソール @kingisdead
  • 杯を傾ける手を持ち上げる。
    薄い唇の手前まで持ってきたところで、ふ、と通りの一点に目が留まった。
    しばしもぞつくような様子を眺めていたが、杯を机の上に置くと、
    ここいらの人間よりも些か色の濃い手を窓枠の上まで伸ばして、
    ちょい、と手招きをするように振った。

    「ああ、物売りのお坊ちゃんじゃあないか。
     ちょうどいい、こっちへおいで。いつか酒でも飲むかと言ったろう」

    2025/09/26 19:37:31 | 24
  • キロノヴァ @kilonova
  • 雑多な瓦礫や誰も住まなくなった家……カウントがゼロになるのを待たず【空】に落ちていくのは、おそらくもう使われなくなったのだろうと推測されるものが多いような気がしました。
    「―――。」
    その一方で、街の灯りや、賑わい、果物やスープの香り、誰かの歌、誰かが奏でる音……そう言ったものが、まだ見える範囲、聞こえる範囲に存在することが、心強く思えるのでした。
    誰かに求められるものでこの街はいっぱいだものね。

    2025/09/26 19:38:09 | 25
  • リア=ヴェルダ @Imitat
  • @id
    「……~!」
    図星。

    ずー……と胡麻化すように啜る。

    『喜ぶこと。』
    『別にそこまで…。』

    2025/09/26 19:39:37 | 26
  • ⬛︎⬛︎⬛︎⬛︎ @from65537
  • 「…夢売り。」
    もそり、以前より丈の伸びた体が、しっかり床を踏み締めて立つ。
    「その杯」「それがよい酒か」
    少しばかり首を傾げて。
    硝子の向こう側で何がどうなっているかはさて知らぬし、興味もなかったが。
    終末は友人と過ごしたいし。
    「約束を」「覚えていたんだな」

    2025/09/26 19:42:55 | 27
  • 「人生で一度ぐらいは、誰か奢るということをしてもいいかな、と。
    わたしの初めて、差し上げますね」

    常のように冗談めいた口ぶり。
    けれど自分でも驚くほど、声は平坦で、表情も冷めたまま。

    「……と、言われましてもねぇ。
    わたし自身分かっていないものをどう吐き捨てればいいものか」

    冷えた水で潤してから口を開いてみたが、これまた不思議なぐらい言葉が出なかった。

    「ああでも、これだけは分かりますね。
    理由は分からなくても、答えだけなら」

    2025/09/26 19:43:00 | 28
  • 「──楽しくない」

    楽しくない。これっぽっちも。

    2025/09/26 19:43:17 | 29
  • @vertigo
    あると思った足が無かったような感覚で
    悲鳴一つもあげる暇なく、格好悪く地面に墜落
    痛いんだか恥ずかしいんだか、呻きながら床に転がった

    甲斐甲斐しくクッションを差し込まれるがまま
    体を起こされ、ベッドに背凭れ、
    なんてやさしい犬。

    ————、——————明日には、治ってるもん

    なんて強がり、体の痛みと一緒に一息吐いて。
    窓の外を見上げる。 見た事もない

    あの日の空が、今はもう一面に広がっていて
    もうそれが逃げられないものだと、嫌でも理解させられる。
    どこが終わりかもわからない、気持ちの悪い、嫌な色。
    雨のように、それでいて逆さまに降っていくもの。
    こんなのはまるで、悪夢だ。

    「—— ——、—————犬は、怖くないの

    僕はこの色が怖い。 ねえ、手を握ってよ。

    2025/09/26 19:44:48 | 30
  • ファラット @shiroiwani
  • 「かぼすジュースとチョコミントアイスであっちもこの終末にライドしていくっちよ。甘味は独占させないっち」

    2025/09/26 19:44:49 | 31
  • スフィア @InLovePhilosophia
  • 「あら。かわいい子のハジメテ、もらっちゃった」
    ぺろり。舌を出して、かわいこぶってみる。

    「はーららこらら?
    言っちゃった?言えちゃった?」
    でもわりと聞きたかったかもね。その一言。

    気まぐれだ。そっと、赤い髪が触れる程に寄っていくでしょう。

    2025/09/26 19:47:06 | 32
  • カトー・ナナカイ @Kato7K
  • 頑丈そうな建物の中で、男は牛缶と白米をかっくらっている。
    末期に向けての腹拵えを終え、ぱんと音を立てて合掌。

    あとは、ほんの少しの身支度。
    まるで何処かへ旅立つかのように見えた。

    2025/09/26 19:47:31 | 33
  • スフィア @InLovePhilosophia
  • @HaveAGoodEnd
    「終わり、楽しくなくなっちゃった?
    それとも、案外終わるなんて思ってないけど騒いでたとか?」

    くすくす笑って耳打ちしてる。

    2025/09/26 19:48:16 | 34
  • sixpence @meaningless
  • 「おお〜、すっげ」
    「空に落ちていってやがンな」
    価値なきものから真っ青に吸い込まれていく。
    瓦礫、バラック、墓標、塵ども。
    意味のないもの。無意味なもの。meaningless
    「すっげえ光景こったな」
    「ぁはは!」
    空を見てきゃらきゃら。
    笑い声あげていた。

    2025/09/26 19:48:20 | 35
  • ファラット @shiroiwani
  • 「マジで終わってるでち!」
    「まあ飯は美味いからいいでちが…」

    2025/09/26 19:49:34 | 36
  • シャルパス @id
  • @Imitat
    「なんだ」

    「それとも、リアちゃんはいつもみたいな直球ストレートのほうが好きかい」

    任意の下品なジェスチャー。
    多分そうじゃないこともわかってる。
    つまるとこ、デートが楽しい、と言わせたいんだな。自己肯定感の塊でもある。

    「ま、そうじゃなくてもさ。
     この時制に付き合ってくれるってんだから、
     私と過ごすのは悪い気分じゃないんだろ。
     せっかくだから我儘に付き合ってくれるとうれしいね」

    2025/09/26 19:49:52 | 37
  • スフィア @InLovePhilosophia
  • 「ありゃ。終末甘味独占計画打ち倒されたな。
    でもまだ諦めてないよ。
    そっちのそろそろ冷めて価値がなくなりそうなスープと全ての甘味、どっちを取るかな!!!!」

    なにしてんの?

    2025/09/26 19:49:53 | 38
  • 弥刀璃星 @meteorsaber27
  • @sayjack
    「なんだ~」
    貴方に釣られてこちらもにへら、と。

    「梟……そっか、あともうすぐだもんね」
    梟首会、ということは世界の存続を願うことになるのだろう。
    選択の後回しをしに。

    2025/09/26 19:51:19 | 39
  • 『夢』売りのルクソール @kingisdead
  • 「男子三日会わざれば刮目して見るべしとは云うが、はは。
     きみも少々大きくなったかね」

    錯覚か、と未だ甚だ軽い調子での言葉ではある。
    半ばみせの中に引っ込んでいる状態ではあるものの、
    立ってこちらを見遣るのであれば窓の向こうから貴方を迎えた。
    さして変わらぬ晩酌のような夕餉は机の上に並び、
    まるで今日この日が特別な何かではないと、語るかのようだった。

    「そりゃあついこの間のことだ、忘れやしないとも。
     老人のたわごと、軽い気持ちでのものではあったがね」

    奥に控える丁稚に声をかける。
    忙しい様子の小僧は不満をはらんだ驚きの声を上げたが、
    すぐにしぶしぶといった様子でガラスの器を持ってきた。
    男はそれに、黄酒を注ぐ。

    「ひとつどうかね。具合が悪いのでなければ」

    2025/09/26 19:51:25 | 40
  • ファラット @shiroiwani
  • 「どっちもでちーーーッ」
    アイスのコーンをシュレッダーに掛ける勢いでむしゃっている!

    2025/09/26 19:52:47 | 41
  • sixpence @meaningless
  • 「マジで終わってンぞ マジで」
    「価値がなくなって青に食われる前に食うかねェ、スープ…」
    鍋のスープをたらふく食らえ。

    2025/09/26 19:52:58 | 42
  • イスルギ・ホタル @isurugi3
  • 誰かがドラムでリズムを取り、その場にいたまた別の誰かが歌い始める。若者も同じステージへ乗り込んだ。
    最後の夜に演りたい曲を演る。彼らの目的はただそれだけ。

    2025/09/26 19:53:35 | 43
  • スフィア @InLovePhilosophia
  • 「ふっふっふっ。
    そうやって『全て』を取れるかな?
    甘味だけでも見逃せば、その他全ては手に入るかもなのだぞ」

    魔王が居る?いえ、ただの甘味中毒です。

    2025/09/26 19:54:25 | 44
  • アネラ @anera
  • @id
    「なんで、って……縄が緩くなってたんだよ……!
    あれだけっ、あれだけ揺すれば……それぐらいの隙もできるんだから……!」

    顔を上げ、激しい剣幕で恨みを口にする。
    夢があったのに、あんなに酷いことをするなんて、人の体をなんだと思って……等。

    正直、自身は半ば錯乱しつつあったためか刺した手応えはなく。

    しかし怒鳴りながらナイフを揺すり、その手や柄に熱いベタついた液体が付着したことでようやく我に帰って、手を離して。

    「やっ……た……。やった、やったやったやった!」

    半狂乱で血に塗れた両手を、突き刺さったナイフを交互に笑顔を浮かべていた。

    2025/09/26 19:54:53 | 45
  • @InLovePhilosophia
    「まさか。わたしほど終末を待ち望んでたシスターはいませんよ」

    はて、前にも同じようなことを言った気がするな。
    けれど事実、わたしは終末を望んでいた。
    曙光に同調した一人間として、主導者を信仰する一人のシスターとして。

    「けれど、どうしてでしょうね。
    『終わるまでにあらゆる贅と罪を楽しみ尽くす』、
    それがわたしの選んだ生き方のはずなのに。
    お酒は水で薄めたみたいにぼんやりとしてて、
    交わりも人形を相手してるみたいに冷めきってて」

    「どれもこれも、身が入らない」

    何ででしょうね、と首を傾げてみても、答えは浮かび上がってこなかった。

    2025/09/26 19:56:39 | 46
  • リア=ヴェルダ @Imitat
  • @id
    任意のジェスチャーを見ればおしぼりでも投げようか。
    『雰囲気が台無しじゃあない!』

    『まぁ、でも。世界が終わる前の日にこうして過ごすのもいいよね。』
    『一緒にー…』
    そう書きかけ線で消した。

    (別に一緒にいるだけでいいのに、なんて恥ずかしくて書けない)

    2025/09/26 19:57:23 | 47
  • ⬛︎⬛︎⬛︎⬛︎ @from65537
  • 「───そうか」
    口下手で無表情、元から表情の変化なんぞに乏しい坊やではあったけれど、それでも声色には喜びが滲んで見せる。
    「ああ」「頂こう」「感謝する」
    この地で口にするものには気を配るべきだと知っている。けれどそのまま口をつけようとするのは信頼から!
    硝子の器を手渡されれば、らんらんと揺れる酒をじいと眺めて。
    「……ふしぎだ」「ふしぎな色をしている」
    あの約束が果たされるのが、まさか終末の日だったとはね。

    2025/09/26 19:58:16 | 48
  • 赤毛の少女と密談を交わす傍ら、
    人々の賑わいにはどこか冷めた視線を向けている。

    2025/09/26 19:58:21 | 49
  • ファラット @shiroiwani
  • 「ちっ…口は一つしかないから多少の甘味は勘弁してやるでち…感謝するっちよ」

    2025/09/26 20:00:47 | 50
  • スフィア @InLovePhilosophia
  • @HaveAGoodEnd
    「飽きちゃった?
    ンな訳ないよね。これまで生きてたのに、いきなりなんてねぇ?」

    少なくとも、この終焉近くの娯楽過剰で飽きれるのはそうそう居ないだろうし。

    「未練でもあるの?
    それとも、終焉のカタチでも見間違えてた?

    ちなみにあたしは思ったより静かな事だけは気に入ってない。それかもっと急に来て欲しい」

    我儘仰るけど、それでも楽しそうである。

    2025/09/26 20:01:02 | 51
  • スフィア @InLovePhilosophia
  • 「やったー!!
    これで仲良く終末を味わえるね!」

    物理的過ぎませんかね。

    2025/09/26 20:01:49 | 52
  • sixpence @meaningless
  • 「甘味の盃が酌み交わされてンだ」
    甘い。

    2025/09/26 20:02:58 | 53
  • 『夢』売りのルクソール @kingisdead
  • 男も又、杯こそ違えど同じ瓶から注いだ酒に同じように口をつける。
    いくらか机の上に並んだ肴は、特段気にかけられないままであればそのまま。
    一服盛ってやろうなんてつもりも、その必要も必然性もない。

    「ああ、ここいらじゃあどうしても、昔ながらのやつは売れんかもしれんね。
     混ぜものにしろ合成酒にしろ、白酒よりももっと作りやすいもののが、
     どうしたって人の口には入りやすいし、手に入りやすい」

    嗜好品はどんなに理屈をこねようとも、手に取られねば売れはしない。
    価値こそ下がらないものの、人の流れの中には乗りづらくなったものだろう。
    独特の癖のあるような匂いと味は、気に入られるかどうかは、さて。

    「すこしばかり、どうだ。
     この間から何か変わったことでもあったかね」

    2025/09/26 20:04:37 | 54
  • シャルパス @id
  • @anera
    「は、は……」

    苦笑しようとしたが、苦痛で歪んだものにしかならなかっただろうな。
    なるほど、諦めちゃいなかったのか。
    因果応報――いや、そもそも活かしてたのが間違いか。
    そんな埒もない思考を回しながら、建物の壁に寄りかかった。
    血が服と路地とを赤く濡らしていく。

    「なあ……悪かったよ、きみは自由だ……残りの、時間を……」

    は、と息をつく。脂汗が止まりやしない。
    助けてくれ、というのはかえって逆鱗に触れそうだな、などの打算もあった。
    見逃してくれることを祈るしかないな、こうなれば。

    暗いさなかでも、人を刺せば何が起きるかってのは、
    よくよく認識できるものじゃないだろうか。
    濃い血の香りが路地に溜る。

    2025/09/26 20:06:43 | 55
  • ファラット @shiroiwani
  • 「危ない危ない、こんなことで争っている場合じゃないでち。最後までハッピーでいくでちよ!」

    2025/09/26 20:09:02 | 56
  • 冥き深海の静寂 @sayjack
  • @meteorsaber27
    「うん」
    「私はもう少しここで遊んでから行こうかな〜」
    「終わりが来ないとも限らないし」

    とはいえ、悔いなくね。
    思い残すことがないように、最低限の挨拶はしたいらしい。

    「璃星も話したい人とかいたら、話しておいたほうがいいよ」
    「後悔するかもしれないからね」

    と、言い残して。
    ネオンと青空煌く喧騒に戻っていくんだろうな。

    2025/09/26 20:10:11 | 57
  • sixpence @meaningless
  • 「ん〜」
    「まだ時間あるなっ、と」
    骨牌を使って。ぶらりどこかへ。

    2025/09/26 20:10:31 | 58
  • ⬛︎⬛︎⬛︎⬛︎ @from65537
  • 癖はあるが素直な味。混ぜ物なんかの粗雑なそれではないのだろう。
    くい、と寄っていた眉間のしわが消えて、ちびちび飲んでいる。
    「かわったこと」「…やはり空だろうか?」
    仕組みはわからないが、さかさまにいろんなものが落ちていく。
    世界の終末に興味もなければ、人間の営みにもさて飽き飽きて、漫然と終わりを待っていたけれど。
    やはり視覚的に驚くものだ、と語る。
    「…それくらいか」「どこを見渡しても皆々骨牌遊びに執心だ」「終わるというのにな」
    享楽に走るものよりも、あがいてみせるものどものの多いこと。
    そうしてまた、酒に口をつける。
    不思議な味だが、思い出には残りやすい。
    こういったものの方が、終末に相応しいのだろう───漠然とした記憶に浸って、一人で過ごすよりもずっと。

    2025/09/26 20:12:05 | 59
  • @JagdKatze
    「ふふふっ……」

    引き寄せられた獲物を捕らえるように。
    貴方の手を引いて、腕を掴んでしまって、細い指を絡めた。

    「ねえ、お名前、教えて下さい。」

    まるでダンスでも踊るように、軽くステップを踏む。
    素敵なダンスホールなんて、此処には無いけども。

    「貴方の名前、有るのなら、教えて?」
    「私にはもう無くなってしまった、大事なもの名前。」

    2025/09/26 20:13:14 | 60
  • @InLovePhilosophia
    「……いえ、案外そうかもしれませんね。
    散々遊び倒してきて、ここに来て早めに燃え尽きただけなのかも」

    冗談でもなく真面目にそう答えた。
    何せ本当に自分でもわかっていないのだから、その可能性を否定する根拠がない。

    「未練はない……いえ、どうでしょうね。
    思い出せないだけで何かやり残しがあるとか」
    終焉エンドについては、いいえ。
    散々教え聞かされた通りの終末です。
    見間違えも、期待しすぎてもいないかと」
    「それと……今この時は静かなぐらいが、正直ありがたい、です」

    もしもっと賑わっていたら、
    きっとわたしだけが世界に置いていかれたような、
    そんな気分にさせられていただろうから。

    2025/09/26 20:13:19 | 61
  • ファーシャ @whitemoon
  • 風に乗って聞こえてくる音楽に耳を傾けながら、往来を眺める。
    いつもと少し違うのは、ジュースではなくお酒の缶を手にしていること。
    恐る恐るという風に開封して、ちょびっとだけ飲んでみた。

    ……苦い。

    2025/09/26 20:13:55 | 62
  • 棄て犬 @vertigo
  • @429nik
    きっと揺蕩おうとした人間の手を受け止めて
    犬はしかと、"未だ"ここに居ますと示すのです。

    「怖くはないですよ」
    「かといって
     救い〜とか、希望み〜みたいに思ってるわけでも無いですけどね」

    面白いとは思ってますけどね。

    「──ただ」
    「犬は、犬は棄てられた時に、とっくに終わっていただけの事なんですよ」
    「もう二度と一番の幸せには戻れないって、分かってしまったので」
    「野良になってからはロスタイムみたいなもので、その間に充分好き勝手出来ましたから」

    相克も
    ケンカも
    餌も貰ったり
    撫でてもらったり
    遊んでくれたり
    代わりにたくさん
    世界あなた達に構ってもらえました。

    「悔いがないんですよね」

    でも、人間は
    終わるのが怖いそう。

    「悔いがある感じですかね?」

    2025/09/26 20:16:32 | 63
  • スフィア @InLovePhilosophia
  • @HaveAGoodEnd
    「……んー……。
    あたしはそれなるけどさぁ。シスターさんはそこまで飽き性じゃなさそうだけどなぁ。
    だって、そこまで飽き性なら、見てくれだけでも一貫性の現れな宗教衣装やらないだろうし」

    それ以外全てに飽きちゃう事も、あるだろうけどね。

    「あたしがつまんないのはヤなんだけど」
    これはただの個人の暴言。

    「まあ、付いてけないのなら、それならいっそ無い方がいいよねぇ……。
    でも、それはそれとして全部燃やし尽くさないと勿体ないよ?
    未練候補ありそ?」

    アイスを舐めながら軽く言うから、まるで小さな相談のように話してる。

    2025/09/26 20:18:32 | 64
  • 弥刀璃星 @meteorsaber27
  • @sayjack
    「そうだね、まだ確定した訳じゃないし……」
    「じゃあ僕はMETROに顔出してから向かおうかな」
    そう言いながら、喧騒へ向かう貴方の背を見送って。
    こちらも地下鉄道の方へ。

    2025/09/26 20:18:59 | 65
  • スフィア @InLovePhilosophia
  • 「そうだぞそうだぞー。
    いや、争いすら楽しくやれるんなら全然争うべきだけど」

    物騒なんだって。

    2025/09/26 20:19:15 | 66
  • 『夢』売りのルクソール @kingisdead
  • 「終わるからにこそだろう。誰もがそれを変えようと必死だ。
     そして変えることを阻止してしまおう、とも。
     己が力で何かを変えようというのは、私は嫌いじゃあない。
     いかにも若者らしいじゃないか。尻馬に乗ろうと怠けるのじゃあなければ」

    まるで今言われて気づいたかのように、男は空を見上げた。
    今や宙空に浮かんだ青はそれそのものが天体であるかのようにさえ見える。
    視線を向けたのはごく短い時間であり、金色はまたすぐに通りの人々を眼差す。
    この街に於いては、不心得者であることだ。

    「私は、手ずから糸を引くには年を取り過ぎている。
     さすがに腰を上げるほうが無粋というものだ。
     元よりどちらになろうとも、私はここに在るばかりだが」

    この数日より前から、或いはもっと前から。
    窓辺にてこうして、通りを眺めている、そのように。

    2025/09/26 20:20:05 | 67
  • アネラ @anera
  • @id
    「はっ、ははっ!それが僕が受けた痛みだよっ!
    僕の夢を……あったかもしれない未来を奪ったんだ!それぐらい……当然の報いっ!」

    そんな興奮しながら捲し立てていたが、壁に寄り掛かる様子に周囲に漂う血の匂い。
    それらに気付くと長居は危険だろうと本能的に判断したのか、大きく息をついて。

    「……でも、安心してよ。
    どうせもうすぐ終わる世界……わざわざ殺しはしないとも。僕が手を下すまでもないさ。
    それまで、その傷を抱えながら生きていくんだよ……僕が君から受けたのと同じようにさ。」

    とだけ告げ、騒ぎが大きくなる前に走り去ろうとするだろう。

    2025/09/26 20:21:07 | 68
  • イスルギ・ホタル @isurugi3
  • 青い空に全てが飲み込まれていく様子はまるで風船、あるいは以前見たシャボン玉のようだ。

    2025/09/26 20:21:27 | 69
  • ウィス @wisteria
  • ポケットの中のガラクタを全て燃やす。
    持て余す時間をもう潰す必要も無い。
    路地裏で独り、壁に背中を預けて瞼を閉じた。

    2025/09/26 20:24:44 | 70
  • シャルパス @id
  • @Imitat
    「はは、ごめんごめん」

    相変わらずヘラヘラはしている。
    この空気感は結構心地いいのだよな……実は。

    「……一緒に?」

    だいたい予測はできてるってのに、わざわざ続きを促すわけである。
    ベースの性格がよろしくありません。

    2025/09/26 20:28:38 | 71
  • @InLovePhilosophia
    「まあこの服はお洒落として好きなのもありますけど。
    ……父の趣味が多分に含まれてるとはいえ、わたしも好きなので。
    シスター服も、シスターも。わたし以外居ないのが残念です」

    嘘なんてついてない本心のはずなのに、
    口にしたら他人事のように薄っぺらい。
    それとも、わたしがそう思い込んでいるだけなのか。
    変わったのはわたしなのか、世界なのか、その境界ももはや曖昧模糊。

    「…………いえ、やっぱり何も。
    終末の予兆が見えた直後はむしろ、
    あれもこれもやりたいことばかりだったのに、
    今ではすっかり熱も冷めてしまって」

    やりたいことがやりたいことじゃなくなったのだから、
    それらはやり残しにはならないだろう。

    「何がしたいんでしょうね、わたし」

    何がしたかったんだろうな、わたしは。

    2025/09/26 20:29:28 | 72
  • ⬛︎⬛︎⬛︎⬛︎ @from65537
  • 水面下でひそかに陣営戦が進んでる、なんて噂もあるけれど。
    業の収奪はもとより。骨牌遊びにはあまり興味がないもので。
    硝子の器片手に往来をまた眺めるだろう。
    「──ものも人も世界も」「終わりはいつも曖昧だな」
    酒の味は終末でも、日常でも、ちっとも変わるものでもないし。
    終末が来ようがめとろはめとろで、梟は梟で。
    "終わるからにこそ"。というのは、言い得て妙らしく。皆々皆目忙しなさげ。
    「…」「いつ飲んでもきっと酒の味は変わらないが」
    友人と飲むからこそ格別なのだろうな。
    いつぞやの友人の言葉をぼんやり思い出していた。
    彼はここにいないだろうが──また同じ"空"のしたにいるに違いない。
    塵芥をしきりに燃やす音、取り留めもなくなにかがぐらぐら吸われていく音、今日の様相はやはり終末!

    2025/09/26 20:30:53 | 73
  • スフィア @InLovePhilosophia
  • @HaveAGoodEnd
    「だからシスターさんって言ったら特定出来るんだけどねぇ」
    本来もうちょい居るだろうから、特定出来るものじゃないのである。

    「あたしもしらなーい」
    そもそも考えたりするつもりはあったのか?

    「からさぁ、どうせなら、見つかるまで一緒に遊びでもするー?
    フツーに気になって来たのと、一緒に盛り上がってくれそうだった子がサゲでつまんないのだ」

    2025/09/26 20:33:36 | 74
  • スフィア @InLovePhilosophia
  • 「他の陣営今何してんだろうねぇ。
    カルタ勿体ないから移動とかはめんどいんだけども」

    2025/09/26 20:34:10 | 75
  • リア=ヴェルダ @Imitat
  • @id
    やはり残念なイケメンだ、と再度認識する。

    『書かなくてもわかるでしょ』
    ぷいっとそっぽを向く。

    そんな男に引っかかってしまった自分が憎い。

    アイスを多めにすくって口に入れた。

    2025/09/26 20:34:33 | 76
  • 時に空を見上げては
    誰を想うか憂い帯び

    2025/09/26 20:35:38 | 77
  • キロノヴァ @kilonova
  • おそらく不要だと認識されているものから【空】に落ちていく様子を、じっと眺めます。
    それが、なんだか健気に思えたからです。
    今はもう必要とされないものだけれど、確かにここに存在していたのだと、多くの人が空を見上げている今だからこそ、先んじて声を上げているようで。

    2025/09/26 20:37:14 | 78
  • リウ @JagdKatze
  • @enlargeDesire
    絡まる指先に、男もまた思わせぶりな触れ合いを。
    今宵、獲物を探していたのは男の方。
    今宵、愉しみを漁っていたのは男の方。

    だというのに、貴女に魅かれて、引かれて
    絡まされた指先からの愉悦に浸る様は
    人ならぬものに誑かされた愚者のそれ。

    リウ。」
    刘思远リウ・スーユエンだ。
     ――覚えてくれるかな、名無しの魔女さん」

    街路の明かりは、玉虫色の淡い煌めき。
    全てが曖昧で、緩慢で、享楽に満ちた色めき。
    丁度、誰かとのダンスに興じるには、丁度良い。

    「君が気に入りそうなトコ、色々あるんだよ。
     今からで良いなら、今日はそこで過ごさない?」

    魔女の好む場所など、一体どんな所なのだろうな。
    何も拒まれぬのなら、互いが好むがままの道中に浸ろう。
    そうでなければ、男はこの場で、貴女の為すがままに。

    この後のことは影に消え、どうとも語られぬも良し。
    そのまま続けるも良し、あるいは、また別の幕にでも。

    2025/09/26 20:39:19 | 79
  • 『夢』売りのルクソール @kingisdead
  • 「およそ元よりいつ来るとも知れないものだったのが、
     この日この頃まるでぱちんと失くなるかのように嘯かれる。
     もしくはそれが本当に、指を鳴らすかのように来るのかもしれない、が」

    視線を寄越す。人々はいつものように、或いはいつもとは違うように騒ぐ。
    しかして変わらないのはこの通りはいつも昼も夜も無いように賑わって、
    刹那の輝きのために肩を寄せてはぶつけている、ということだ。
    男は、それを楽しむように目を細める。

    「景色の内にあるのも、それを外から見遣るのも。
     一人きりじゃあ実感の薄くなるものだ。
     ひとは己の観たいものしか見えない。
     それが誰かと共にあれば、ほら、瞳はふたつ増えるだろう?」

    窓向こうの貴方の顔を、男は見上げて此れと己の目を差す。
    黄酒と同じ琥珀のような、それに光を当てたかのような金色だ。

    2025/09/26 20:39:23 | 80
  • シャルパス @id
  • @anera
    ずる、とへたり込んでいく。壁に鮮やかの彩りが成された。

    「こ……」

    ――こんなことしているより、一刻も早く走ったほうがいいんじゃないか。
    間に合うかもしれないじゃないか……

    喋るってのも体力を使う。そんな余裕もありはしない。
    何よりどの口が、すぎる話でもあった。

    傷を抱えながら生きていく。そうだな。早く治療をしないとな――
    これ動けるか?いや、いいさ。先が長くなかったって、
    痛み止めをすりゃ、なんとか……

    思考とは裏腹に口は開かず、
    じっとあなたを見上げて、走り去るのもただ眺めていたに違いない。
    その瞳には常に哀願と恐怖が浮かんでいただろうから、
    溜飲も多少は下がっただろうかな。


    ……それでは、ただでさえ残り少ない時間を奪われた身、
    この僅かな時間を何か有意義に使えれば良いと心から願っているとも。

    2025/09/26 20:40:38 | 81
  • @InLovePhilosophia
    「……いえ、遠慮します。
    今はそういう気分じゃないから」

    それならまだ、一人で思い悩んでいた方がよっぽどいい。
    思い残すことなんてない方がいい、数日前までそう思っていたというのに。

    2025/09/26 20:41:54 | 82
  • スフィア @InLovePhilosophia
  • @HaveAGoodEnd
    「えー。
    アンニュイ独り占めなのだよー?
    マリッジブルーなのだよー?」
    結婚はしてないでしょ。

    「……いっそ、下手に変なこと見つけずに、答えのない問答をしてるのもアリとは思うけどさー。
    そーゆー時の為にカミサマ信じてたんじゃない?みもあるのだよねー」

    2025/09/26 20:48:54 | 83
  • シャルパス @id
  • @Imitat
    「まあ、自信があるから誘ってるわけだし?」

    口の中のアイスもなくなるころ、
    ぐっと身を乗り出してしまえ。

    「私がリアちゃんのことを、
     このタイミングで誘ったっていうのを、
     もうちょっと自覚して理由を考えてくれると嬉しいかな」

    ――なんて、誰でも良かったと言われれば否定しないけれど!
    最後まで身体を重ねていたい、その上でデートの先約もあった、
    目下きみは私に首ったけ……理由は色々あるけれど、
    まあ、この事実だけ受け止めてもらえれば都合がよろしいな。

    2025/09/26 20:50:39 | 84
  • @JagdKatze
    「刘思远……リウ、ね。」

    魔女は、名前を使って呪いを掛けると言う。
    この魔女も、もしかしたら呪いを掛けるかもしれない。

    けれど、貴方を呼ぶ声は、愛しさに満ちている事だろう。

    「貴方の、お好きな所に。」

    魔女は、付いていくだろう。
    ダンスとは、やはり男がリードする物だろうから。

    残りもう無いかも知れない夜の闇、二人消えて行くのだろう。

    2025/09/26 20:52:16 | 85
  • ⬛︎⬛︎⬛︎⬛︎ @from65537
  • 夢売りの目と酒、交互に見比べて、何を考えるでもなく、似ているな、と思うばかり。
    「……」「ああ」「そうだな」
    孤独に時間を使い潰すくらいなら終末などあったとて、なかったとて同じようだけれど。
    「その通りだ」
    少しだけ口の端吊り上げる。
    塵芥にまみれて腐れた肺がまだ動くうちは、そうやって残された時間を楽しむのだろう。
    男が商人としてではなく、ある個人としてひとと時間を楽しむのは久方のことだったけれど。
    其は随分と良い思い出になるだろうから、空への持ち土産にでもして。

    2025/09/26 20:52:50 | 86
  • リア=ヴェルダ @Imitat
  • @id
    顔が近いな。

    『自覚…。』

    いや、彼の事だ薄っぺらいんだろうな。
    しかし、もう世界が終わるんだ。
    浅瀬の意味を味わうだけにしておこう。

    2025/09/26 20:56:04 | 87
  • 冥き深海の静寂 @sayjack
  • 「人すくな~」
    「この時間にいないのは……まあそっか」「そうだよね~」

    残された時間もあと僅か。
    終わりを願うものは少ないだろうから。

    「みんな梟のとことかMETRO行っちゃったかな」

    2025/09/26 20:57:25 | 88
  • スフィア @InLovePhilosophia
  • 「わかんないよー?
    案外黙ってるだけでその辺の店に居るのかも」

    2025/09/26 20:58:54 | 89
  • シャルパス @id
  • @Imitat
    キスしてやるには若干机が邪魔か。
    まあ、あとでさんざやるからいいんだ。

    「そう。自覚。
     この私の最期のパートナーに選ばれた……なんてね!
     はじめっからリアちゃん一途だよ、ハハハ」

    眼の前で口説いてるときがあるぐらいだから流石に無理があるか。

    カップルソーダもぼちぼちというところかな。
    食べ終わったら、また手を引きたいところ。

    2025/09/26 21:01:08 | 90
  • 冥き深海の静寂 @sayjack
  • 「いてもいなくてもどっちでも良いんだけどね」

    世界の行く末、実のところ興味はない。

    とはいえこれもいずれ何処かへ行く。
    特に世話になった場所だった故にまだ居るだけだ。

    2025/09/26 21:05:10 | 91
  • スフィア @InLovePhilosophia
  • 「……店開けたらめちゃくちゃ詰まってたらキモいかも……」
    想像して勝手に引いてる。

    2025/09/26 21:08:00 | 92
  • 『夢』売りのルクソール @kingisdead
  • 「君子楽得其志
     小人楽得其事
     今吾漁甚有似也……とな」

    男の言葉数少なな様子に添えるように故事を引用する。
    別段今や子供たちも耳にし教えられることのないものだろう。
    指をはねさせるように宙をなぞり、気分のよさそうに綴る。

    「どちらにせよ。
     今夜は、いい夜だ」

    杯を傾ける。瓶が軽くなったのに合わせて丁稚のほうをちらりと見た。
    只今、との言葉と共にまた別の瓶が持って来られる。
    ゆっくりと、小さな酒宴は窓辺にて続けられる。
    貴方がもしもその場を離れても、男はそこに居り。
    或いは店の忙しさに苦笑し、その奥へと控えのだろう。
    それは貴方があるとも、なくとも。同じような景色であり。
    ずうっとそこに、何者をも受け入れるように、灯りをつけてあるのだ。

    2025/09/26 21:12:23 | 93
  • リア=ヴェルダ @Imitat
  • @id
    じと……………………。
    流石にちょっと無理があるな。

    『ま、そういうことにしておくわ。』

    そのまま貴方の手を取るだろう。
    次はどこに連れてってくれるのか。

    2025/09/26 21:12:56 | 94
  • Ristas @Ruruxisme
  • *あおいそらを見上げて歌っている*
    *かつて神を讚美するために歌われた歌を*
    *何にも届かない無価値な遺物を歌ってる!*
    *だってほら、空がこんなにあおいんだ!*

    2025/09/26 21:14:58 | 95
  • きっと、魔女は其処に居る。
    最期を見るために、まだ。

    2025/09/26 21:19:21 | 96
  • シャルパス @id
  • @Imitat
    うーん、目線が痛い。何もしてないんだが……

    「素敵な夕食にしようと思ってたんだけどさ。
     喫茶店で遊ぶのと夕飯って若干相性悪いよね。
     お腹に溜まっちゃうし。や、リアちゃんは平気か……?」

    なんとはなしに目線がお腹に向いた。失礼。

    「ということで、映像作品でも見ようと思う。
     立派な映画館ってわけにはいかないけど……」

    今時分やってるかもわからないし、狙い目があるかもわからない。
    というわけで向かうはよくある雑居ビル、の上階であった。
    階段行けなさそうなら抱えてあげようか。
    ……だいぶ顔は歪むだろうけど、故有って。

    2025/09/26 21:20:28 | 97
  • ネムナシ @dosukoi24
  • 「お、いるいる」
    旅支度を終えて、用意するものは用意して。
    新鮮な水や保存食も、用意して。

    そこまで準備してから、男は歌っているやつに目を向けたのさ。
    さてと。

    2025/09/26 21:24:23 | 98
  • リア=ヴェルダ @Imitat
  • @id
    「……………………」
    足を踏んだ。
    踏むぐらいはいいだろう。
    気にしているんだ、指摘するなという目線である。

    抱えるならお言葉に甘えるが……。
    今から痩せるのも遅いか、と思い直す。
    そのまま頑張れ頑張れとするだろう。

    2025/09/26 21:26:49 | 100
[黄塵街歌] ©2025 zmd