記憶

  • 「やっすい悲しみだね」

    餓鬼がぶつかって来そうになったら避けた。
    同じ泥棒仲間だし。

    「荷物ならワタシが見とくよ、だからワタシに預けるといーよ」

    2025/09/15 01:06:05 | 1
  • カイル @Engineer
  • @Kontya67
    良かった分かってなくて…!!!
    分かってたらそれはそれで少し居心地が悪かったので。
    美形か、やはりな…(?)

    「そうか。じゃあ変わらない扱いをしよう」
    「露骨な女の子扱いで性別がバレたら大変だろうしな」

    嫌ならば素直に従うまで。
    屈んでいた腰を伸ばした。

    「らしくなくても良いのさ。
    せめてオレの前でなら取り繕わなくても良いってこと」
    「…取り繕うのも疲れるしさ」

    そう言う表情は、どこか疲れたような。

    「ん~、純粋な笑顔に汚れた心も浄化されるってもんだな」

    その純粋さが失われないなら、尚良い事。

    2025/09/15 01:06:25 | 2
  • ルプス @SonsOfWolves
  • 「取られたくないモンは肌身離さず持ってればいいわよ」

    「服の内だったりもっと下だったりね」

    段々と減っていく人影達を眺めつつ。静かに夜を過ごしていく……洞穴じゃ昼か夜かも定かじゃないけどね。

    2025/09/15 01:06:50 | 3
  • 拾遺者 @bigbigevi
  • 「おや、梟首の方に行ってたんだね。あそこは安定の代わりに自由や混沌とは異なる場所だけど、ここの空気に馴染んでいると、ちょっと合わないかもしれないね…」

    2025/09/15 01:07:22 | 4
  • スフィア @InLovePhilosophia
  • 「寝る時にあたしに預けると、なんと三倍に!」
    は、嘘なんですけど。

    「今から気合いで他の寝てても安全そうな街に移動するのが、確実そうだよねぇ」

    2025/09/15 01:07:46 | 5
  • 小柄なねずみ @minutus
  • @Lazhu369
    「……」

    反射に近い。
    つばに、また手が伸びる。

    まだ子どもで、更にこの環境で。
    そうやって性徴には乏しかろうと、確かに生物学的には雌である。
    けれどこのねずみは、ただでさえ痩せぎすでちっぽけなこのねずみは、この大きな帽子ひとつでそれを隠そうとしていたから。

    「……あってる」

    しかし所詮は帽子ひとつ。
    行きずりのヒトひとりならばともすれば欺けれども、言葉を交わせばその限りでないことは承知の上。

    「でもお嬢さんって呼ぶのはやめて」
    「他だったら好きに呼んでいいから」

    杜撰であろうと身を守る術のひとつなのだ。
    そこについては、譲れないらしい。

    2025/09/15 01:08:17 | 6
  • ホロ @knmhrr
  • 暫く会話に耳を傾けていたが、そのうちするりと闇に紛れるように去っていった。

    2025/09/15 01:08:58 | 7
  • ヌグイ @nugui
  • あっち梟首で生まれ育ってたら楽だったろうね」
    「生憎俺は生まれも育ちも違う場所だからさ」

    2025/09/15 01:09:29 | 8
  • カイル @Engineer
  • 「ワイヤートラップなり仕掛けておけば少しはマシになるかもだけど」
    「あくまで最低保証みたいなモンだしなぁ…」

    自分の身は自分で守らなければいけないから。

    2025/09/15 01:09:51 | 9
  • スフィア @InLovePhilosophia
  • 「フクロウの所!行ったことないーって人の声しか聞かなかったのだよ。
    どんな所なの?ホーホー聞こえるとか?」

    2025/09/15 01:10:00 | 10
  • ルプス @SonsOfWolves
  • 「結局、合う合わないってモンはあるからねぇ」

    他に合わなかった者達が此処に居る訳だし。

    2025/09/15 01:11:30 | 11
  • ヌグイ @nugui
  • 「秩序」「拘束」「安定」
    「まあそんなとこでしょ、あの場所は」
    「ここの奴らには合わないだろうね」

    2025/09/15 01:12:02 | 12
  • No name @Kontya67
  • @Engineer
    「でも、どうしてもってときは……呼んでも、いいよ……?」

    からかい始めている。
    本当は知ってるんじゃないかなこの子
    最悪大丈夫、ここに法はないから(?)

    「隠してるつもりは、ないんだけどね」
    「うん、ありがとう」

    目線がまた戻れば、ちょっと嬉しそうに。

    「そう、だね」
    「カイルさんも」「楽にしていいからね」
    疲れていそうな様子を見て、そんなことを提案したり。
    そういう訳にも、行かないのだろうけど

    「浄化されるんだ」「良い事、なのかな?」

    2025/09/15 01:13:42 | 13
  • 拾遺者 @bigbigevi
  • 「だからここに戻ってきたと…あ、いや。生まれや育ちがこことは言われてないか。でもこっちの方がまだマシだったんだね。管理される形式の生き方はどうしても人を選ぶところがあるもんね」

    2025/09/15 01:13:48 | 14
  • 「ウゲェ、ワタシが二番目ぐらいに嫌いなやつ~」

    2025/09/15 01:13:49 | 15
  • No name @Kontya67
  • 「そこまで、酷評されてると」「逆に気になるね」

    2025/09/15 01:14:45 | 16
  • ルプス @SonsOfWolves
  • 「植物だけは妙に立派だったわよね、あそこ」

    それ以外は何もかも、だったけど。

    2025/09/15 01:15:30 | 17
  • 拾遺者 @bigbigevi
  • 「食事量、睡眠量、色々と決まってる場所なんだって、私も行った事はないけど。もし興味があるなら見に行ってみたら良いかも。案外合うかもしれないよ?」

    2025/09/15 01:16:08 | 18
  • ヌグイ @nugui
  • 「生まれは曙光だっけな」
    「それでまあ、あちこち連れ回されたよ」
    「結局ここに住み着いたけどね」

    2025/09/15 01:16:13 | 19
  • スフィア @InLovePhilosophia
  • 「逆になんか安心したのだよ。法とか知ってる人居たんだ、この世界」
    なんだと思ってたんだ。

    「それはそれとして、居心地は悪そうなのだよ。でも、行かないと分からない事もあるだろうしなぁ……」
    うむむーと悩んでる。

    2025/09/15 01:17:15 | 20
  • アリサ @fliprip
  • @SonsOfWolves
    「あ、ありがとう……いたた……」

    ひょこひょこ、おぼつかない足取りながらも手を引かれながらついていけば、
    想像していたよりはずっと"寝床"として成立している空間。

    「わぁ……なるほど。
     人が多い場所の方が安全かなと思ってましたけど、
     ここまでちゃんとひっそりしてたら、確かに……」

    きょろきょろ……興味深そうにあちこち見回しながら進もうとして……

    「あっ!」

    足の怪我のせいではなく、
    単純に地面の起伏にヒールを引っ掛けて転倒してしまった。
    ドジ……

    2025/09/15 01:17:39 | 21
  • No name @Kontya67
  • 「そんなに、細かいんだ……」
    「そこに、自由意志はあるのかな」

    2025/09/15 01:19:05 | 22
  • 拾遺者 @bigbigevi
  • 「あぁ、生まれはあっちだったんだ!でもどこも行った事があるなら、色んな所の様子に詳しそうなのも納得だ。
    ここに住み着いたのも、その連れ回したって人の勧めで?」

    2025/09/15 01:20:50 | 25
  • カイル @Engineer
  • @Kontya67
    「……その時が来ない事を願うわ…」

    恐らく年下だろう子をね、そうするつもりはないからね。
    揶揄われている空気を察すると食えない子だなと思う。
    流石は此処に駐屯する子だ。

    「ないの?…でもそういう扱いが嫌ってのは理由があるんじゃ?」

    単純に嫌いなだけかもしれないが、聞いてみたくて。

    「……オレは」
    「…いや、まぁ。そうだな」「なるべく自然体で居られるようにするよ」

    彼女から少し視線を外した後。何かを言いかけて。
    すぐに笑顔と共に頷いた。まるで隠すように。

    「良い事だろ~。淀んだ所だと特にさ」
    「オレは少なくとも助かってるぜ?」

    2025/09/15 01:22:05 | 26
  • ルプス @SonsOfWolves
  • @fliprip
    「入口に2重罠仕掛けときゃ侵入者にも気づけるし、ね」

    1人で生きて来たからこその感覚。1つじゃ安心出来ず、2つなら最低限。3つ以上は時間がかかる。
    案内も終え、さて、と。支度もしようとしていたが───

    「っ!?……って」

    不意に響く音。向けば、なんともまぁな……此処に慣れてないのがよく分かる。

    「あー…床に何か置きっぱだった?ごめんアリサ。…その、大丈夫?」

    …とりあえず、上半身だけでも貴女を起こそうと手を伸ばすのだろう。
    特に、負傷者なら猶更だし……心配そうに尻尾がぱたりと揺れ動く。

    2025/09/15 01:22:34 | 27
  • カイル @Engineer
  • 「そこまで厳密に決まってるんだな…」

    ひぇー、と怖気づく仕草。

    2025/09/15 01:22:44 | 28
  • ヌグイ @nugui
  • 「親が勝手に連れ回してただけだよ」
    「いきなり一人で暮らせって言われたから、ここを選んだ」
    「それだけ」

    欲に溺れる程の業も、秩序を守り続ける真面目さも持ち合わせてはいなかった。
    故にここに辿り着くのは必然。

    2025/09/15 01:24:51 | 29
  • スフィア @InLovePhilosophia
  • 「色々行った後で決めれたら、自分で納得した場所に着けそうで良いよねぇ。
    そう考えると、ここまで個性豊かな三つの街もいいことなのかも」

    2025/09/15 01:26:06 | 30
  • ラァジュー @Lazhu369
  • @minutus
    当てずっぽうの二者択一は正解を引いたらしい。
    帽子ごときで人目を躱すのは難があるだろう。
    起伏に薄い痩せぎすの、然し薄ら可憐な鼠。
    遣り取りを続けてりゃ、まあ、分かる。

    「ん……」
    「僕はラァジュー」
    「好きに呼ぶっての苦手なんです。君の名前、聞かせて」

    秘め事を言い触らしちゃあ可哀想だもの。
    緩い口にチャックして差し上げる。
    但し、一つ二つと譲れば、こちらの手番。

    2025/09/15 01:26:26 | 31
  • No name @Kontya67
  • @Engineer
    「カイルさんになら、いいのに……」

    まだからかっているでも、本当のところはどうかな……?
    本当のところは定かではないけど、見た目が年下なのは間違いなし。
    なんとなく、空気を察っせられてる気がした。

    「だって、それで前と態度が変わったら、悲しいじゃん」
    「できるだけ、対等でいたいから」

    単純に嫌いなのもあるけどと言った感じ。

    「……いろいろ、あるんだろうね」
    『ここ』に居るということはそういうことでもあるのかなと、勝手な思案。

    「ん、カイルさんが助かっているのなら」
    「良い事」

    2025/09/15 01:27:50 | 32
  • アリサ @fliprip
  • @SonsOfWolves
    「大丈夫、大丈夫……ちょっとつまずいただけです……」

    負傷した足首を庇う様に倒れたので、
    幸い完治が伸びました、といった事態は避けられた。
    普段からよく転げる人生を送っているので、意外と受け身は取り慣れているのだ。
    転ばない努力をした方がいい。

    ともあれ、ここにやってきた当初は不安と緊張で頭がいっぱいで、
    こうして負傷する事になった訳だが。

    「変な事になる前にもう今日は早めに休んだ方がいいかもですね。

     ……」

    ちらり、地面に広がる毛布を見やる。
    一つしかないけど……

    2025/09/15 01:30:15 | 33
  • 拾遺者 @bigbigevi
  • 「わぁ、てっきり親御さんにご不幸でもあったのかと思ったけれど…いきなり1人でとは。でも、ここに馴染んで生きていけるのは逞しい証拠だね。すごい事だよ!
    私は生まれも育ちもここだから、見聞を広めるって点で見習わないとだなぁ」

    2025/09/15 01:33:01 | 34
  • 小柄なねずみ @minutus
  • @Lazhu369
    ラァジュー。
    ひょんなことから、名前を聞かされてしまった。
    本来ならば同胞でもない相手の名を覚える義理も、聞かされたからと呼んでやる義理もないはずなのだ。
    それが、ねずみのスタンスであるはずで。

    「……ベレーって呼ぶやつがいる。METROここに」

    そして同じように、名前を教えてやる義理だってない。
    そうやって好きに呼ばれている経歴もある。

    の、だけれども。

    「……。でも、」
    「カヤ、って名乗ってる。ほんとは」

    譲れないもののために、ひとつを譲る。
    それだけだ。誰に聞かせるでもない言い訳を胸中に落として。

    2025/09/15 01:33:47 | 35
  • ルプス @SonsOfWolves
  • @fliprip
    「ちょっと、が大きくなるかもしれないんだけどね」

    とは、口ぶりと裏腹に心配そうな眼差しもあり。
    最もこちらは専門家じゃない。素人判断よりもベテランの方が良い。
    そう自身を納得させては、手早く軽い罠を入口付近へと幾つか仕掛けて。

    「そーね、怪我だとその方が猶更だし」
    「ん、毛布使っちゃって。ウチは雑魚寝で良いしさ」

    元より悪環境には慣れてるし。何より貴女は怪我人だ。
    昨日の深夜見た時は慣れてそうだったけど、一応その辺りの価値観はあるものか。

    2025/09/15 01:34:49 | 36
  • ヌグイ @nugui
  • 「やたら褒めるじゃん」

    なんで?の顔。

    「親が今どうしてるか分からないし興味もないけど、連れ回してくれた事には感謝してるかな」
    「おかげで生き延びる術を学べたからね」

    それ以上の感情はない。
    親の事なんて基本忘れているし、何ならこの話でやっと思い出したのだから。

    2025/09/15 01:35:06 | 37
  • カイル @Engineer
  • @Kontya67
    「そんな事言わないの、コラ」
    「確かに此処じゃ人権すら安いモンだけどさ。
    そういう事は気軽に言うべきじゃないよ」

    それが揶揄いにせよ、例え本心にせよ。
    会って間もないのだから言葉は選んだ方が得だ。
    もし今後互いに深く知る事があるなら、その時までに取っておくべきだと。
    彼女ももっと知り合いや友人も増えていくかもしれないし。

    「まぁ、それは確かに…?」
    「対等ね。此処じゃ対等も何もないかもしれないけど」

    奪い奪われるような所だから。
    それでも対等で在りたい気持ちは分からなくはないが。

    「なんだ~?色々あるのはお互い様だろ」

    きっと彼女もそうだろうと、勝手な解釈。

    「オレだけじゃなく他の人もさ、そうやって助けてやりなよ」
    「助けるってのは何も物理的なものだけじゃないし」

    精神的な意味でも。

    2025/09/15 01:38:28 | 38
  • スフィア @InLovePhilosophia
  • 「生きてるだけでえらいというやつなのかもしれない……」
    適当言ってますね

    2025/09/15 01:40:00 | 39
  • カイル @Engineer
  • 「経験が何よりモノを言うって話もあるしな~」
    「見識を広めるのが良い事はそうさな」

    2025/09/15 01:40:58 | 40
  • アリサ @fliprip
  • @SonsOfWolves
    「……えっ」

    ごそごそ、しゃがみ込んで毛布の具合を確かめてみようと
    していた所に、貴女が雑魚寝をするなんて言うのもだから。

    いやいや、お邪魔してるのは自分なのだから、
    自分が外で……と言えたりはしない。
    研究所職場では椅子で寝たり、劣悪な環境で寝るのは
    結構慣れてはいるのだけど。

    「いやいや、そんなの悪いし、
     貴女が風邪でも引いたら、私にも都合が悪いので……
     ほら、一緒に」

    ごそごそ……毛布に潜り込んでいって、向き直り。
    裾を広げて手招き。詰めたらなんとか収まるかも……

    2025/09/15 01:41:29 | 41
  • 《蛆》 @u464
  • 痩身の餓鬼、ふらりと、きっと梟睨め付ける地の方から。

    2025/09/15 01:42:04 | 42
  • スフィア @InLovePhilosophia
  • 「あら。深夜深くにまだ来るのだね。
    どこも夜も本番って感じだねぇ」

    2025/09/15 01:43:39 | 43
  • 「よく分かんないけどクローしてる訳か~
     えら~い、偉いから骨牌か業チョーダイ」


    「おぉ、餓鬼が増えた増えた」

    2025/09/15 01:44:13 | 44
  • No name @Kontya67
  • @Engineer
    「ん、信頼してるからね」
    「でも、カイルさんがそう言うなら」「気をつける……」

    どちらにせよ、信頼しているのは事実。
    この街、この世界にいる以上『信頼』という言葉はとてもじゃないが、易々と口にできるようなものではない。

    それでも

    「それに、わたしって小柄だから」
    「あんまり舐められたくない、っていうか……その、」

    モジモジと恥ずかしそうではあるが、要はそういう面もあるようだ。

    「どうだろ」「人に比べたら、そこまでかも」

    それを話すことがあるかは、置いておいて

    「カイルさんの、人が良いからな気は、する」
    「って、それより。
    夜も遅いけど、寝なくて、大丈夫?」

    別の話へとすり替えながら、心配の目PL様にもを。

    2025/09/15 01:45:43 | 45
  • ラァジュー @Lazhu369
  • @minutus
    女心と秋の空か。
    秋も空も疾うに死に絶えたものの、
    下らん世迷言がアルコールにふやけた脳を過る。

    ベレーなど渾名を差し出されれば安直さに苦笑い浮かべ、
    歯切れ悪く本当はと告げられれば弓なりに瞳を細める。
    いずれにせよ笑うんだから笑い袋も甲斐無しだ。

    「教えてくれて有難う」
    「カヤは本当に利口な子だね」

    言い訳とまでは流石に推し量れない。
    悉く真に受けての易い褒め言葉だった。

    2025/09/15 01:46:15 | 46
  • No name @Kontya67
  • 「こんばんは、だっけ」
    ご挨拶ご挨拶……

    2025/09/15 01:46:32 | 47
  • ルプス @SonsOfWolves
  • @fliprip
    「……えっ?」

    今度はこちらがきょとんとする番。
    薄闇の中で目が瞬くのだけが鮮明にも見えて。
    毛布に包まったまま、裾を広げて手招く貴女を暫く見つめる。

    ……彼女、妙な所でこだわり強かったりしたわね。
    ウチが怪我したら~とかのも何かアレだったし。

    少しの溜息。けれど、罠もしっかりと仕掛け終えたのを確認すれば。

    「……寝相悪かったりしないわよね?」

    なんて。一緒に寝る、だとか初めての経験だから。
    キョドりそうなのを隠すように冗談めかしては、広げられた貴女の内へと潜り込んでいくのでしょう。

    ……自分から……って、なんか、妙にこっぱずかしい、な…?

    2025/09/15 01:46:36 | 48
  • 《蛆》 @u464
  • 「餓鬼?」

    見回す。一旦。
    だけども視線己に向いているの確かめれば、怒るでもなくへら、と笑って。

    「そう」
    「餓鬼なんで、」「優しくしてくれな」

    2025/09/15 01:46:47 | 49
  • スフィア @InLovePhilosophia
  • 「子供って、未来の宝だから優しくするものだよね。
    ……未来ここに無いな、ヨシ!」

    なにを思ってヨシと言ったんですか。

    2025/09/15 01:48:37 | 50
  • 「へ~じゃあ今日はココで寝ると良いよ。
     他は危ないし」

    ケラリと笑った顔の奥には下衆な感情を秘めていた。

    2025/09/15 01:49:41 | 51
  • No name @Kontya67
  • 「どこで寝ても、どっこいどっこい」「かも」
    「でも、気をつけてね」

    2025/09/15 01:50:09 | 52
  • 《蛆》 @u464
  • 「っても」
    「別に優しさだとか要らないからさ」
    己で言ったこと、翻すの早かった。

    「分かるだろ、こんなとこで生きてたら」
    「欲しいのが何かなんて」

    ああ。あるな。その笑みの下にも、多分。
    笑みに笑みで向き合う。上辺だけは平和な夜。

    2025/09/15 01:52:47 | 53
  • 拾遺者 @bigbigevi
  • 「褒めるというか、私が思ったままを口にしてるだけだよ」
    そういう性分らしい
    「生き延びるってだけで難しい時代だもんね。飢餓しかり、病気や怪我への対処しかり、それこそこの場所では特にその辺り熟知してないとうっかり…って事はあるもんね。その術があるだけで大きく延命できる!すごいね!」
    そしてまた褒める

    2025/09/15 01:53:01 | 54
  • 「ツマンネ~餓鬼、分かってんならさっさと寝るか死ぬかすれば良いのに」

    笑顔が消えるのは遅くなかった、腹芸は苦手。

    「業だか死骸だかなんだか漁りに来たんでしょ」

    2025/09/15 01:55:24 | 55
  • 「あぷ あぷ あぷ!」

    ざりざりと物を集めてはがっちゃんこしている
    一人で楽しそうですね

    2025/09/15 01:56:09 | 56
  • カイル @Engineer
  • @Kontya67
    「ハハ。じゃあその信頼を裏切らないように
    務めさせて頂きましょうかね」

    折角向けられた『信頼』だ。
    それに少なくとも純粋無垢だろう彼女からの気持ちには
    誠意をもって接せねばなるまい。大人として。

    「そうだなぁ。
    小柄だし体型も細いし」

    見ていて心配になるくらい、という言葉は仕舞った。
    彼女だってなりたくてそうなった訳ではないだろうから。
    恥ずかしそうな姿を見てなるほどなと納得を一つ。

    「大なり小なり苦労はしてるだろ。
    それを比べるのは違うってオレは思うかな」

    自分にも話してくれる機会があればその時は。

    「え?あっ、」

    そうして気付いた時間帯。
    ポケットから見るからに上等そうな懐中時計を取り出して時間を確認する。

    「ベリルとの話が楽しくてつい夜更かししちまった」
    「ごめんな、気を遣わせて。そろそろ寝るとするよ」
    「君も夜更かしはほどほどにな」

    パタリと懐中時計を閉じて大事そうに仕舞ってはそう言った。

    2025/09/15 01:56:18 | 57
  • アリサ @fliprip
  • @SonsOfWolves
    「……ううん、それを指摘してくれる様な人が居なかったから、
     自身はないけど……椅子に座って寝てて
     起きたら落ちてた、なんて事はなかったから、そこそこだと思う、多分」

    若干の不安を煽りながら、友を毛布の中に迎え入れ、包み込む。
    物心がついてから人と寝た経験なんて無かったけど。
    他者の温もりを渇望している分、こちらは積極的で。
    ともすれば慣れている様にも見えたかもな。

    「わ、暖かい。
     ……ちょっと、暑いぐらい」

    先程捕まえられなかった分も合わせて、しっかりと引き寄せる。
    また胸元に抱えれば、もしそこまで自分の寝相が良くなかった場合、
    窒息でもさせてしまえばコトだな、と少しこちらの上体側に寄せる形をとったが、
    今度は顔が近いかも。

    2025/09/15 01:56:44 | 58
  • 《蛆》 @u464
  • 「正解だ」

    ぱち、ぱち。骨と血管浮くこけた両の手叩けば、場違いに軽い、乾いた音がする。
    子供らしからぬ嫌味が、そこにはあった。

    「どいつもこいつも飢えている」
    「俺もそうだし、」
    「多分あんたもそうだろうな」

    違うか?

    2025/09/15 01:59:01 | 59
  • ヌグイ @nugui
  • 「思ったまま、ねえ。変な人……」

    全然わからない、と首傾げ。
    無償の愛やら善性やらにはどうにも疎いようで。

    「俺は今日を生き延びられたらそれで良いし、そう出来るくらいの知恵はあるつもりだよ」

    そうでなければ、片目も片腕も欠損している子供などとっくに淘汰されていただろう。
    悪運が強いのか、はたまた。

    2025/09/15 01:59:05 | 60
  • スフィア @InLovePhilosophia
  • 「あらあら。子供増えちゃった。欲しいものの取り合い発生しそうだねぇふふー」
    おねーさんはおねーさんですので。なので観戦者なのです。

    2025/09/15 02:00:31 | 61
  • 「うわイヤな餓鬼~上から目線じゃん」

    早く死なないかな~とかほざいてる。
    碌に対応するつもりがない。

    「また餓鬼が増えたし、餓鬼ばっか来るじゃん」

    2025/09/15 02:01:22 | 62
  • ヌグイ @nugui
  • 「餓鬼……」

    聞こえてきたワードに耳を傾ける。
    自身もまだ未成年の部類。
    とはいえあと数年もすれば成人済みの仲間入りするくらいの年齢なのだが。

    2025/09/15 02:02:50 | 63
  • No name @Kontya67
  • @Engineer
    「それはわたしも、かな」

    信頼というものは両者からが認識しなければ、実在しないのではないか。
    片方からでは、ただの『期待』なのでは

    そんな考えを、口には出さず思考の中で収めた。

    「む、体型は」「しょうがない……」

    この街では食べられる物も少ないだろう。
    子供の時期にそれでは、
    こうなるもの頷けることだろう。

    「そう、なのかな」
    「下には、下がいるって言うのに、ね」

    聞きかじっただけの言葉。

    「ん」
    パッと見でもわかる、上質なもの。
    大切なものなのかなと、触れるのはやめておいた

    「楽しかったなら、よかった」「嬉しい」
    「うん、わたしもどこか、安全そうなところで」「寝るよ」

    「それじゃあね、カイルさん」

    おやすみの挨拶をして、一足先にどこかへと去っていった。

    2025/09/15 02:02:57 | 64
  • 餓鬼と言われたと思われる奴は
    取り合えず気にするでもなくがちゃがちゃ………なにこの石!

    と齧って美味しくなかったので悲しい顔をして床に置いた。

    2025/09/15 02:04:29 | 65
  • スフィア @InLovePhilosophia
  • 「カワイクナイ子供の次だから、ちょっとは愛想がある方が良いよねぇ。
    拾うとしたらそういう子が良いよー。今は要らないけど。
    なんと、飼うってめんどうくさいのだ」

    2025/09/15 02:04:48 | 66
  • ルプス @SonsOfWolves
  • @fliprip
    「そ、そう」

    多分、とは加えられていたけど。
    どうあれ直感的な何かがあった訳では無さそう。
    そんなことよりも積極的な程に引き寄せられ、抱えられ。
    詰められた距離やその表情に視線が逸れたり、耳や尻尾がぱた、ぱたた……せわしなく揺れてしまったり、と。
    表情以上になんともまぁ反応が浮かんでいるもので。

    「ま、まぁ、一応は獣だもの。
     それより…ち、ちかくない?」

    犬の体温は高く、毛布1枚と言えども寝るには困らない暖かさだろうか。
    鼓動の感覚や柔らかさにと、耳や尻尾の反応はまた著しくなるもの。

    「ん、んん……ね、寝なきゃ、ね。
     明日も、あるんだし」

    2025/09/15 02:04:53 | 67
  • 「餓鬼、餓鬼、餓鬼ばっかだね~」

    齧られた石を拾って燃やす。

    2025/09/15 02:05:44 | 68
  • スフィア @InLovePhilosophia
  • 「ナイスチャレンジ!」
    それで良いのか?

    「石は美味しくないからねぇ。前に見た子供は鼠食べてたけど、この辺にも居るのかね?」
    きょーろきょーろ

    2025/09/15 02:06:08 | 69
  • 《蛆》 @u464
  • 「梟んとこは随分と平和・・だったよ」

    嫌がるの見れば一層愉しげな笑み深めて、そこらの地べたにでも腰下ろそう。

    「あそこは結末が決まっているらしいから、そうか」
    「嫌がらせのつもりで居座ってやる心算だったが」
    「……」

    気質合わんかったのはしようのないこと。
    己以外にも集う餓鬼の面見回す。

    2025/09/15 02:06:50 | 70
  • 小柄なねずみ @minutus
  • @Lazhu369
    「……べつに」

    褒められたくてしたわけじゃない。
    ただ、必要に狩られただけ。
    先んじて落とした言い訳は、そうやって頑なさを守り通してくれた。

    そんなふうに、頑なでいようとすることそのものは、同胞外への警戒のかたちのひとつである。
    けれど同時に、それに「言い訳」を必要としたということも、また事実であった。

    また、どことなく、バツが悪い。

    「もう、いいよね」
    「これはもらうから」

    ぷいとそんな顔を背けて銀紙を軽く振る。
    今度こそこんな場所には近付かないでもらいたいものだ。
    それについては、今のところ、紛れもない本心である。

    2025/09/15 02:06:55 | 71
  • はーん!成程石は燃やす

    覚えましたと言わんばかりに出てきた石を燃やしている…。

    2025/09/15 02:09:27 | 72
  • ヌグイ @nugui
  • 「餓鬼、で一纏めにするのもどうかと思うけど」

    片目の当て布に滲む血以外に色を持たない無彩色なやつだ。
    餓鬼と呼ばれても仕方ないような奴ではある。

    2025/09/15 02:09:33 | 73
  • 「へ~ん、フクローのとこは寄らんとこ」

    軽く鵜呑み、厳しい規律を守るのなんて御免被る。

    「だって餓鬼でしょ、ドイツもコイツも餓鬼に違いはないでしょ~」

    2025/09/15 02:11:38 | 74
  • スフィア @InLovePhilosophia
  • 「おねーさんはおねーさんだからね。
    それより下そうなら子供でしょう?」

    なんて言ってどやぁとしてる。完璧な理論のつもりかも。

    2025/09/15 02:12:52 | 75
  • ラァジュー @Lazhu369
  • @minutus
    きまりが悪いのばかりが犇々伝わる。
    ここで一つ子供受けの良い冗句なんて。
    と、思うも。そいつは端から在庫切れなのだった。あやま、残念。

    「お好きにどうぞ」
    「うん、またね」

    悪怯れもせずにまたを願うから却って極悪やも。
    膝突いたまま柔和に微笑んで、こちらは緩く手を振る。
    ところで。易い褒め言葉に、易い誤魔化しだったよ。男か女か、とか。

    2025/09/15 02:15:32 | 76
  • いい感じになったものを掲げている…これ以上はよりよくならないのね理解!

    取り合えず齧ってはみる

    美味しくはない。

    2025/09/15 02:15:56 | 77
  • カイル @Engineer
  • @Kontya67
    「ならお互い頑張らないとな」

    見た目の歳の割に達観した考えをしているとは露知らず。
    小さく笑いながら肩を竦めた。

    「それは…そう」
    「むしろ生きてるだけ良かった方か…?」

    それは彼女にしかわからないけど。

    「比較する時と場合によるかな〜」
    「って、オレは思うけど」

    苦労話なんて、際限はないのだろうし。
    そこで比較しても意味はないと思う。
    あくまで自分の意見だが。

    「おう、気を付けてな」
    「おやすみ、ベリル」

    彼女を見送っては自分も立ち去るのだった。

    2025/09/15 02:16:07 | 78
  • アリサ @fliprip
  • @SonsOfWolves
    「……そりゃあ、少しでも離れたらはみ出しちゃいそうですし……
     んっ」

    まだ少し収まり切ってない気がして、更に引き寄せる。
    お互いの吐息がかかり、ふとした拍子にぶつかってしまいそうな距離感。

    普段であれば此方もこんな状況であれば真っ赤になって
    あわあわしそうなものだが、一人で寝なくて良いという安心感と
    既に睡魔に若干負けそうになっていて、
    可愛らしく狼狽している貴女に比べると落ち着いていて、
    やっぱり慣れてそうに見えるかも。

    「ん……そうですね。
     おやすみなさい、ルプスさん。明日はもう少しマシになってるといいけど……」

    まだもう少し詰められるか……と、脚を絡ませる様にしてがっちりと捕まえて。
    獣の体温は無い代わりに鍛えていない人間の柔らかさを押し付けて。

    ……そこから何か変わった事をするでもなく。
    程なくして寝息を立て始める事だろう──

    尚、本日の寝相は良い方であった。

    2025/09/15 02:17:50 | 79
  • カイル @Engineer
  • 「さて、オレもそろそろ寝るとするよ」
    「じゃあな〜」

    ひらり、義手を振って寝床へと向かった。

    2025/09/15 02:18:32 | 80
  • ヌグイ @nugui
  • 「餓鬼は餓鬼でもまだマシな方の餓鬼だと思うけど」

    そうかな……
    と、寝床に向かうであろう人を一瞥しつつ

    「寝る人も多いね」

    2025/09/15 02:19:51 | 81
  • 「そりゃもう夜だしね」

    くありと欠伸を一つ。

    「それチョーダイ」

    良い感じの物を掲げてる餓鬼に集り。

    2025/09/15 02:21:13 | 82
  • 《蛆》 @u464
  • 「寝られるだけ平和なもんか」
    此処も。

    何処だって寝られんぐらいに荒れきってしまったなら、まあ世界滅ぶ前に自滅するだろから。
    最低限の良心か、だとか呟きながら、寝ると宣言して寝に行く者見送る。

    2025/09/15 02:24:21 | 83
  • ルプス @SonsOfWolves
  • @fliprip
    思わず息を呑む。なんたって、自分とは違う世界に生きてきた貴女。
    自分みたいな灰被りと比べても整えられた身目や姿。
    通りでの物言いとも、2人で話した時とも違う落ち着いた、慣れたようにも見える姿。
    もしかして熟れてるのかな……なんてのも、考えてしまって。

    「わ、わゎ……。ぉ、ぉ、おや、すみ……っ」

    靭やかな脚すら絡められてしまえば、まるで捕らえられてしまったかのよう。
    どくん、どくん。速くなる鼓動に、耳や尻尾が常にせわしなく動いて。
    ………貴女と比べ、眠るには遅くなっていまうけれど。
    長い時間を掛けては……繰り返される吐息が漏れ出していった。

    2025/09/15 02:25:57 | 84
  • スフィア @InLovePhilosophia
  • 「実は夜なのだ。そして、夜って基本寝る時間なんだよね……」

    「ほんとかな?常識疑ってみる?」

    2025/09/15 02:27:06 | 85
  • 「コレ ほしいです?」

    掲げてた物を降ろして首を傾げる
    美味しくないですよ?コレ

    2025/09/15 02:27:21 | 86
  • 「寝なきゃ死ぬしね、馬鹿でもわかる」

    判断力が欠くか、集中力が削がれるか、思考能力が停止するか。
    どちらにせよ碌でもない。

    「そそ、チョーダイチョーダイ」

    寄越せ寄越せとねだってる。

    2025/09/15 02:29:25 | 87
  • 「あげる~」

    強請られたらね~あげちゃいましょうね~

    2025/09/15 02:30:41 | 88
  • スフィア @InLovePhilosophia
  • 「あー。子供にねだってるー。
    情けないオトナだー」

    きゃらきゃら。止めるでもなくからかってる。

    2025/09/15 02:30:49 | 89
  • @500w
  • 「あ゛〜…ねみ」

    2025/09/15 02:32:27 | 90
  • 「ヨシ、消えて良いよ」

    渡された物を強引に受け取れば餓鬼を足蹴にする、もう用は無いから。

    2025/09/15 02:32:42 | 91
  • 《蛆》 @u464
  • 「えー何」
    「俺にも頂戴よ」

    やり取り見てた。他人の持つもの欲しくなるんだ。
    寝ようとするよな雰囲気は、未だ微塵もなかった。

    2025/09/15 02:33:47 | 92
  • 「ぎゃん~」

    ぺいんっと足蹴にされれば後ろにころんころんと。
    強引にとられたものはきっと歯形がついて使い物になるかはわからないね。

    2025/09/15 02:34:02 | 93
  • アリサ @fliprip
  • @SonsOfWolves

    ※長時間ありがとうございます、おやすみなさいと
     意地悪してごめんなさい!
     明日(今日)、明後日は夜ほぼ不在なので
     ロール上の約束などは特に意識せず、
     伸び伸びと過ごしていただければと思います!※

    2025/09/15 02:34:07 | 94
  • @500w
  • 「あ〜あ」

    2025/09/15 02:34:34 | 95
  • 「あの餓鬼はもう何も持ってないんじゃない?」

    奪った物は奪い返されない内に速やかに焼却、良い業になった。

    2025/09/15 02:37:16 | 96
  • ヌグイ @nugui
  • 「うわ」

    2025/09/15 02:37:23 | 97
  • スフィア @InLovePhilosophia
  • 「蹴ったら次が無いでしょうに。勿体ないなぁ」
    「仮初の優しさくらいは無料配布した方がお得だよー?」

    2025/09/15 02:37:47 | 98
  • 「もいっこある~~~」

    転がったまま懐からもう一個出てくる
    器用ね。

    2025/09/15 02:38:02 | 99
  • @500w
  • 「生きてる間は物種を産んでくれるい〜い相手ッてえ訳」

    2025/09/15 02:39:26 | 100
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