記憶

  • 巳然 @snake03
  • 「ううううう…」
    嘆いてる。

    2025/09/17 00:13:04 | 1
  • @JagdKatze 滑稽で愉快なら、それって幸せって事だろう。多分そうだ。
    少女の世界には辛苦も退屈も存在しないから。

    暗いところから伸びる影だとか。
    じっとりとした獣の吐息だとか。も。

    「ぅ、」「あー」

    少女の小さく、やわこい手が握られる。
    少女はそれを何らかの肯定、或いは好意的であると受け取った。
    だって、多分、少女の中で対面する人はいつもそうなのだ。

    みんな少女に優しくて、遊んでくれて、たまにご飯もくれて、お風呂に入れてくれたり、する。
    優しい人なのだ。

    「んー!」

    だから少女は笑顔でそのまま、あなたに抱き着いた。
    そもそも少女は最初から、何かを拒絶なんてしないから。

    2025/09/17 00:13:14 | 2
  • 「ん、ン~~~……」

    返事なのか呻き声なのかよくわからない返答だけが返された
    閉じかけていた目を、開いたり閉じたり、閉じたり…閉じたり、開いたり
    ぱち、ぱちと奇跡的に瞬きをすれば「せんせぇ 、だ」と貴方を認識して

    「……だっこ」と言ったきり、手をのばそうとして――いるらしい。
    自分の腕が重すぎて全然動いてもいないのが現実だ。

    2025/09/17 00:13:27 | 3
  • 剣刺さり @s
  • 「ぐがあああああ………」
    嘆いている。

    2025/09/17 00:13:37 | 4
  • 冬真 @milktub
  • 「…………」
    「送り狼?」

    2025/09/17 00:14:12 | 5
  • イウエオ @iueo
  • 「めぐみ ふる」

    「すくい ですね」
    「あがない できて ます」

    2025/09/17 00:14:54 | 6
  • 『最後のお嬢様』 @kajika0x0
  • 顔見知りに手振れないの寂しい~。
    他人のフリしなきゃならんこの寂しさばっかりは。
    いつだって慣れないなあ。

    2025/09/17 00:15:25 | 7
  • sixpence @meaningless
  • 「してンだ 仕事」
    「酒の肴ァ〜〜??ははーん」
    「ロクな目に合わなンだか」
    カカカ。ゲラゲラ笑っていた。
    だって遠い目してるし。

    2025/09/17 00:15:33 | 8
  • 幽玄 @onisan3
  • 「あれ? 刃マンくん……」
    まさかまた雨に……?

    2025/09/17 00:16:09 | 9
  • 巳然 @snake03
  • 「そっちの剣のやつはここに居たことに嘆いてんだろ…
    もらってやるよ、業…」
    そのために骨牌を作ってる。

    2025/09/17 00:16:25 | 10
  • 缺(チュエ) @INo02
  • 「良い睡眠は継続しなきゃいけないけど、
     それって難しいし、無理も良くないからね」
    「気が向いたらでいいよ」

    「ドクは本気で酒の肴役と仕事を熟してたから、何か……」
    「見直したでもないな、寧ろ引いた」

    酷い言い草。いいことはしていたとは思っている。

    2025/09/17 00:16:28 | 11
  • シャルパス @id
  • @yang0024
    「ま、法のお膝元じゃ無理もない。
     まさか自由恋愛完全NGとは云わないだろうけど、
     いい顔もしないだろうからね。こんなところにいちゃ才能も埋もれてしまう」

    惚れ込む部分ーーそりゃそのツラと体型だよなーーなんて流石に言わない。
    相手ぐらいは選ぶとも。

    「そうさなあ……まずその凛とした佇まい。
     目を引いてやまないよ、そういう女性は。素敵だと思う。
     まず目を引いたのはそこだけれど、
     昼間はみんなにおもてなしをしてたろ。
     そういうのもまた女性的で、佇まいとのギャップがたまらなかったね。
     それから……それでいて、子どもっぽいところを忘れたわけじゃなく、
     可愛らしい一面も見せてくれるよね。
     かわいいよ、本当に」

    上げれば美点はいくらでも。言う相手を限っていないだけで、本音ではある。

    2025/09/17 00:16:30 | 12
  • ドク @drdoku
  • 「め」

    「めんどくせェ~~~~!!!」

    正直な心が漏れた。
    だが。少女の唇は確かに、己のことを呼んだ、ので。

    「…っはあ。くそ」

    頭をがりがりと掻くと、少女を抱き上げ──る力はないから。
    運搬しやすいよう、背におぶろうとする。男性としては非力なほうだが。

    「んぎぎぎ。世話が焼ける、こいつ…!」

    2025/09/17 00:16:45 | 13
  • 剣刺さり @s
  • 「雨が……雨が……
     オレを逃してくれねえ
     この雨がある限り オレは死ねるかわからねえよおおッ……」

    2025/09/17 00:17:13 | 14
  • 「どうせ他にできることなんてたかが知れてるんだから、地道に業を集めればいいのに。」

    考え方は人それぞれ。
    十人十色の内の一色は、今日もまたそのような呟きを漏らした。

    2025/09/17 00:17:20 | 15
  • 剣刺さり @s
  • 「やるのですか……?
     いいでしょう 私が勝った時は他の場所でアミドリさんをボコボコにしますが……」

    2025/09/17 00:17:35 | 16
  • メイラン @yang0024
  • 「おや、いつの間にか雨が。
    いえ、ただの雨ではなく……これが"天恵"と呼ばれるそれなのでしょうか」

    2025/09/17 00:17:47 | 17
  • リア=ヴェルダ @Imitat
  • 「…………………」
    雨。

    つまりは。
    『賽の河原ァ……!!!!!!』
    荒々しくそう書きなぐった。
    初めからである。

    2025/09/17 00:18:09 | 18
  • 帳 夢斗 @sleepzzz
  • 「継続ね。良い睡眠を継続出来たらどれだけ良いか…。
     …薬とかも探してみようかな」

    毎回お世話になるのも忍びない。
    他の安眠方法も探しに行かないと。

    2025/09/17 00:18:39 | 19
  • 巳然 @snake03
  • 「えー…そんな
    互いの思い通りの結果になるといいが…まあ受けて立つ…」

    2025/09/17 00:19:16 | 21
  • 少女も普段はちまちまお仕事をするタイプ。
    業を失いたい事も、相克で得たい事も、今ひとつよく分からなかった。

    2025/09/17 00:19:31 | 22
  • 剣刺さり @s
  • 「オレもこの積もった業を流すのに時間が掛かりそうだから…………
     焦らなくても……いいよ……ありがとな……………」

    2025/09/17 00:19:42 | 23
  • サクヤ @Rabimaru
  • 「……なんかリアさんキャラ変わってない?気の所為?」

    2025/09/17 00:19:43 | 24
  • リア=ヴェルダ @Imitat
  • 『八百長をした私の努力は…?どこに…?』
    その業の末尾80ですよ。

    2025/09/17 00:20:22 | 25
  • 幽玄 @onisan3
  • 「雨に遭遇したい人は、刃マンくんについて行けば雨に当たれるかもしれないね」
    昨日も雨に当たってた気がする。可哀想。

    2025/09/17 00:20:39 | 26
  • ドク @drdoku
  • 「えっ…」

    引かれてる。どうしてだ…。

    「ろくな目っつぅか。まあ~…俺ぁ楽しかったねえ。
     他の連中も笑ってたし、いー時間だったよ」

    2025/09/17 00:20:48 | 27
  • Ristas @Ruruxisme
  • *大きく長い溜息を吐きながら、此方にやって来た*
    *監視の目こそあるけどだからこそ変な奴も居ない!*
    *ぐいーっと伸び!*

    2025/09/17 00:20:53 | 28
  • 缺(チュエ) @INo02
  • 「そこで俺を頼らないのは、
     モテそうな仕草なんじゃないですか」

    かなり苦労してヒトを抱き上げようとしてる医者を見た。
    運動不足だな。こちとら羽交い締めで大変だったんだぞ。

    2025/09/17 00:21:27 | 29
  • 巳然 @snake03
  • 「よし ひとまず1種類 これで宣言はできるだろかかって来な…剣のやつ…」
    他の種類も練ってる。

    2025/09/17 00:21:45 | 30
  • ドク @drdoku
  • 「な、なんか、悲喜こもごもなんだ…な……?」

    よく事情は分かっていないが。
    嘆いている奴が二人居る事は把握した。強く生きな…。

    2025/09/17 00:22:09 | 31
  • サクヤ @Rabimaru
  • 「ぬぁ……負けた……」

    相克で負けた子供、雨の中転がっている

    2025/09/17 00:22:14 | 32
  • シャルパス @id
  • 「曙光に恵みが来ないってのも面白い話だよな。
     業を掃いて捨ててるから恵みはいらんってことなのだか」

    2025/09/17 00:23:08 | 33
  • イウエオ @iueo
  • 「かった」

    相克で勝ったこども、雨の中両手を組んでいる。

    2025/09/17 00:23:22 | 34
  • リア=ヴェルダ @Imitat
  • 「…………」
    『まず手持ちを、どうにかするところからはじめる。後で。剣。プロポーズの答えはまだ先になるわ。』
    大の字になる。

    2025/09/17 00:23:30 | 35
  • 巳然 @snake03
  • 「八百長なら俺が相手してやる…なるべく業が多いうちにな」
    塵芥を練り練り…

    2025/09/17 00:24:06 | 36
  • んにゃ、だか むにゃ、だかの音を立てて特に抵抗もなく背負われるだろう
    というか、要求しておきながら背負われる途中で既に眠っていたかもしれない有様だった。

    ところで無抵抗な人間って通常より重いらしい。いい運動になるでしょう。

    2025/09/17 00:24:09 | 37
  • 帳 夢斗 @sleepzzz
  • 子供達元気だなぁと横目で見ている。

    2025/09/17 00:24:20 | 38
  • 缺(チュエ) @INo02
  • 「お、相克が勃発してる。めずらし」
    「骨牌がないし、家事手伝いもあっから混ざれんわ」

    元より相克にモチベがあるタイプではないが。
    賭けよりも移動に使って可愛い子ちゃん探したいもんでね。

    「そーなあ。曙光……調べてみたら科学的根拠があるもんかね?
     業が全く科学じゃないから、本気で偶然かもしれんが」

    2025/09/17 00:24:35 | 39
  • 剣刺さり @s
  • 「やってやらあああああああああああッ
     ヂュアアアアアアアアアアアアアア゛(牌ハンドを地面に叩きつける)」

    2025/09/17 00:24:35 | 40
  • ドク @drdoku
  • 「……俺を頼ってんのを、人に横流しするって訳にもな」

    モテとかそういうんじゃありません。
    顔をぎゅっと蹙めてから
    ふたたび悪戦苦闘だ!

    2025/09/17 00:24:47 | 41
  • Ristas @Ruruxisme
  • *何かあった後っぽいかな?*
    *知った顔には軽く手を振り、こちらは寝床の確保でもしよっと*

    2025/09/17 00:25:13 | 42
  • 冬真 @milktub
  • 「ピンクの兎さんには約束通り」
    「高時給好待遇の兎をはじめとした獣と戯れて」
    「おじさんの終末のストレスを緩和する食事処で働いてもらおうかな」

    アニマルセラピーっていうんだっけ、医学的には。

    2025/09/17 00:25:45 | 43
  • sixpence @meaningless
  • @iueo
    納得している。素直な子だこと。
    聞いたことある、という言葉もきっと素直なのだろう。
    手のひらの祈りに細く微笑んだまま。

    「当たり。」
    「Four and twenty blackbirds」
    「黒ツグミなんて見たことないけれどね」

    知らない物を歌っている。
    昔の歌。過去から引き継がれている。

    「お父さんから聞いたのね」
    「私もそう」
    「きっともの好きなんだわ」

    あなたのお父様も。私のお父さんも。
    こんな終わりの見えている世界で。
    なんてね、と。苦笑まじりにいうけれど。

    2025/09/17 00:26:11 | 44
  • 剣刺さり @s
  • 「おう…… 此処結構雨降りやすいと思うからよ……
     歩くぐらいの力は…… あった方がいいだろうし……
     いい感じに……」

    2025/09/17 00:26:59 | 45
  • ドク @drdoku
  • 頻りに背負いなおして落ちないように。
    よたよたと、ゆえに慎重な足取りで、少女を運ぶ。

    「あっ、こいつ、寝てやがんな!?」

    「くそっ。やっぱ、ガキに酒は飲ますもんじゃねえ~~…!」

    嘆きながらえっちらおっちら、診療所に向かうのであろう。
    喚く声が大通りより遠ざかっていく。

    2025/09/17 00:27:38 | 46
  • 巳然 @snake03
  • 全力で応えるべく練り中…

    2025/09/17 00:27:41 | 47
  • sixpence @meaningless
  • 「何だ。ロクな目には合わなんだか。つまんね〜」

    酷い言い草。

    「あそこァ、享楽の街だから、楽しくなきゃ意味がね〜」
    「楽しませるものには満ちてンだろうなァ」
    「笑われるようなことして来やがったのか」

    カカカ。濃い1時間のようで何より。

    2025/09/17 00:28:44 | 48
  • サクヤ @Rabimaru
  • 「はあ……雨気持ちいいな……」

    コロコロしながら目を瞑って

    2025/09/17 00:28:59 | 49
  • 缺(チュエ) @INo02
  • 「一応俺も控えといたほうがいいか……」

    抱えるのを手伝いはしないが、
    やはり介抱の必要があれば助力ができるだろう。
    文句たらたらの方についていった。

    2025/09/17 00:30:03 | 50
  • @drdoku
    さて、
    診療所へと向かう貴方だが、道中、背中の荷物に対して
    眠っているにしても少女にしては重さがあり柔らかさがないな、と気が付いても構わない。

    それを健康的な証と取るのか、これが少女ではなく少年なのだとついに気付くのかは。
    まあ、自由だ。

    2025/09/17 00:31:38 | 51
  • イウエオ @iueo
  • @meaningless
    ずっと前から歌われている、童謡。
    受け継がれてきた知識。
    そんなもの、とうに焼かれてしまっていた。
    焚書がこの街では行われていた。

    それでも。
    耳に残っている。

    「あなたも そうなん ですね」
    「あはは。おそろい です」
    「おそろいの ものずき」

    終わりの見えている世界で。
    それでも、祈りを持って、救いへの希望を。

    誰もが知らないかみさまを、信じて。
    「あがない を するのです」

    2025/09/17 00:31:56 | 52
  • 剣刺さり @s
  • 「ぐ が あ あ あ あ あ……」

    崩れ落ちた。

    2025/09/17 00:32:37 | 53
  • sixpence @meaningless
  • 「医者せんせー子供に酒飲ましたのか」
    勝手に判断していた。

    2025/09/17 00:32:55 | 54
  • ドク @drdoku
  • @429nik
    診療所についたら少女の身は寝台に寝かしつけた。
    マジで数年ぶりレベルの渾身の力で、落とさないように、そおっと。

    「………」

    ぜー…はー…。

    「ったくこいつは……」

    水だの、宿酔用のアミノ酸点滴…を物凄い希釈して飲用にしたものだの。
    枕元に置いていく。

    2025/09/17 00:33:03 | 55
  • 砂色の雨 @divine
  • 「たねが、いっぱい。いっぱい、よくもえる。」

    ひとり、種子の焼却作業。
    たのしそう。

    2025/09/17 00:33:13 | 56
  • 缺(チュエ) @INo02
  • 「いや、俺が飲ました」
    訳ではないと思うが、責任は取れると言ったしな。
    去りながら一応の弁解。

    2025/09/17 00:33:40 | 57
  • 巳然 @snake03
  • 「フフ…対戦ありがとな」
    ご満悦。

    2025/09/17 00:34:16 | 58
  • 『最後のお嬢様』 @kajika0x0
  • 今なら人の声に紛れてこっそり出れるかな。
    一旦シャワー浴びに帰って、メトロの方に行くか。
    人間って走る時癖があるからね。姿勢には気を付けないと。
    スカートの裾上げ背筋を伸ばし、雨の中微笑みながら細道へと消えた。

    2025/09/17 00:34:27 | 59
  • ドク @drdoku
  • @429nik
    「………」

    「…転がしてやりゃあ良かった」

    女相手だからと気を遣っていた点は多少ある。
    あった、ので。ぼそっと半目で呟くのだった。

    2025/09/17 00:34:33 | 60
  • メイラン @yang0024
  • @id
    「うっ、そ、そうなのですか……?!」

    たて続けに賛辞の言葉を浴びて、戸惑いながら頬を赤らめる。
    今までこんなに褒めそやされたことはない。同性にも、異性にも。

    「知り合った方にはたいてい頭の固い人間と言われてきました……
    ですからそんなことを言われたのは初めてです……かわいいなどと……」

    2025/09/17 00:34:43 | 61
  • 帳 夢斗 @sleepzzz
  • 「雨の中転がってると風邪ひくよ…」

    2025/09/17 00:36:07 | 62
  • 幽玄 @onisan3
  • ちゃんと負けさせてくれる相手もいるんだな……
    と思ったり思わなかったり。

    2025/09/17 00:36:17 | 63
  • “ア” @Panopticon
  • @iueo
    「時の運、というものが味方してくれなかったものでね」
    「辻斬りを吹っ掛けてくれる者が今の今までいなかったのさ」

    ともあれこちらこそありがとう、と。
    表情は少したりとも動くことは無かった。

    「良いとも。そう思ってくれることは嬉しいものだからね」
    「それで……話したいこと、だったか。何か聞きたいことでも?」

    無表情。手で灰を弄りながらに首を傾け問いかける。

    2025/09/17 00:36:23 | 64
  • sixpence @meaningless
  • 「あら」
    「悪いね〜」
    悪いとも何とも思っちゃいないが。
    弁解は無事聞き取ったことだろう。
    「うっし、雨も見た」
    俺も眠るとすっかね。ふらりと。

    2025/09/17 00:36:49 | 65
  • @drdoku
    時折、寝言だか何だかよく分からない音を鳴らすだけ。
    人の気も知らずに、すぴすぴと朝までのんきに眠ることだろう。

    2025/09/17 00:37:48 | 67
  • リウ @JagdKatze
  • @pandora きっと、それは至って幸福なのだろうな。
    飽きも痛みも無い世界に生きる者とは、幸福なのだろうな。

    その心を、夜明けの陽に溶かそうとも。
    その躰を、穴倉の鼠に貪られようとも。

    それは、この男にとっても
    別の意味・・・・で至福なのだ。
    だから、こうして、毎日その"相手"を探っていたのだ。
    あなたがその相手足り得るかは、まだ分からないが。

    「ん、ふふ」

    小さく欲しい躰を、目一杯に受け止める。
    先ほどの強い握力とはうって変わって
    今度は、まるで、我が子をあやすような優しさで。

    「はいはい」 「……じゃ、行こうね」

    この男は、"優しい人"だ。
    望まれればそうする、願われればそうする。
    良い気紛れを起こすこともあれば、それ以上のことも。

    そうして、あなたの背を撫でて、頬に触れて
    衣装を整えれば、杖を持たぬ方の手を取って。
    拒まれないのであれば、そのまま、あなたを"影"に連れて歩こうか。

    2025/09/17 00:38:01 | 68
  • “ア” @Panopticon
  • 「おや……雨と、ちょっとした戦いが起こっているのかな」
    「秩序に従った相克は良いものだ。少なくとも吾はそう思う」

    塵から顔を上げて周りを見る。眠る人の横を通って瓦礫に腰掛け。

    2025/09/17 00:38:44 | 69
  • イウエオ @iueo
  • @Panopticon
    「ここ へいわ ですから ね」
    「こんふりくと するひと あまり いないの かも」

    首をこてん、と横に傾げながら。
    相克を行うことはこのこどもの習性だったから。

    「はなしたいこと」
    「なまえの ことで」

    「あなたの おなまえ どうして あ なんだろう って」
    「きになって」

    純粋な疑問だった。
    もちろん軽くあしらえるし、答える義理もないかもしれないが。

    2025/09/17 00:39:39 | 70
  • 冬真 @milktub
  • 「有り金全部持って行かれるか」
    「尊厳ごと奪い取るかくらいの秩序のない賭けの方が面白いと思うが、俺は」

    2025/09/17 00:39:52 | 71
  • ドク @drdoku
  • @429nik
    「…………はあ」

    溜息。診療所のベッドの傍ら、椅子をぎこぎこ引いてくる。
    性別がどっちであれ、子供は子供。庇護すべき者。
    酔いが醒めてひとりだと心細かろう、と。

    ───枕元の椅子に腰かけ腕組みして目を閉じて。
    あなたが起きるまでは、ここが医者の寝床になるのだった。

    2025/09/17 00:40:41 | 72
  • メイラン @yang0024
  • 「うぅ、本当に行かねばならないのでしょうか……『ラビットホール♡二号店』……
    ですが約束は約束……は、働くのですか?」

    どうやらそのお店は食事処らしいけれど。

    「どういった内容の業務なのでしょうか……
    ですがお食事処でしたら給仕くらいならできるかもしれません」

    2025/09/17 00:41:12 | 73
  • 剣刺さり @s
  • 「オレも本当ならそういうことがしたいよォ~~~ン……です」

    2025/09/17 00:41:35 | 74
  • 幽玄 @onisan3
  • 「秩序を失いたいならMETROでやったほうがよい」

    2025/09/17 00:41:39 | 75
  • 巳然 @snake03
  • 「なんて…尊敬を賭ければ大金が貰えるって?」

    2025/09/17 00:42:13 | 76
  • シャルパス @id
  • @yang0024
    「そーなのよ」

    強く肯定。手応えを感じたときは押しまくるに限る。

    「梟の羽根の下においてもそう言われるってなら、
     メイランちゃんは随分秩序と法を守ってる、真面目な女の子ってことかな。
     しかしそれで、女性としての喜びを誰からも与えられないっていうのは勿体ない。
     こんなに可愛くて、魅力的なのに……」

    少々オーバーに跪いて、逃げられないなら手を取ってしまいたい。
    触れるのも嫌がる、っていうのは十分考えられるから、
    そんな素振りが見えたら素直にそれは諦める。

    「しかしメイランちゃんは一歩を踏み出した。
     曙光を見に行ったのだろ。あそこなら、
     法のしがらみから離れて、メイランちゃんの魅力が十二分に輝くよ。
     憧れがあるというなら、若いうち、世界が終わらないうちに、
     そういうのもやっておかなきゃ勿体ないさ。
     ……いつも真面目なメイランちゃんが、
     少し息抜きしたところで誰も文句は言わないよ」

    好き勝手まくし立てる、こっちのほうが有効なのでは、という男なりの推察。
    美辞麗句で言葉を飾り立て、とにかく多少なりとも心を許してもらえればいい。

    2025/09/17 00:42:49 | 77
  • サクヤ @Rabimaru
  • 「そんな崖っぷちの賭け嫌すぎるな……」

    2025/09/17 00:42:55 | 78
  • ドク @drdoku
  • @INo02
    なんだかんだ子供は気持ちよく眠っていそうだから。
    診療所に一緒に来てもらえたら
    枕元に、水差しだの宿酔対策のアミノ飲料の用意だのを願っただろう。

    そして医者の男は、少女の枕元、椅子を置いてそこで眠るらしい。
    「起きたとき一人だと寂しがりそうだから」との、説明を添えて。

    2025/09/17 00:43:04 | 79
  • 幽玄 @onisan3
  • 「刃マンくん、意外としょっ引かれてないんだね……」
    すぐ監視員に連れていかれちゃうと思ってたよ。

    2025/09/17 00:43:09 | 80
  • @JagdKatze 少女は幸福に生きている。
    それだけは胸を張れる。
    汚れも痛みも嘆きも全て目を瞑れば、少女には全く無かった事なのだ。

    そうして最後の日なんて知りもせず、毎日楽しいばかりを、している。

    「ぅー」

    小柄──と言うよりはやはり幼い体で。
    撫でられるとまた喜んだ。
    手を引かれるのも勿論喜ぶ。
    何の躊躇いも、恐怖も、抵抗も無く着いてくる。

    何なら楽しみだとさえ思う。

    「あー」「ぅ」「むー」

    どれ程の影が色濃く聳えていても。
    やはり少女にはちっとも分からなかったんだろう。

    少女の中ではきっと、花畑でも歩いているような心地なのだから。

    2025/09/17 00:43:35 | 81
  • Ristas @Ruruxisme
  • 「え、何々相克やってるの~?」

    *寝床の確保ヨシ!でちょっと顔出し*
    *やってるならやりたい!*

    2025/09/17 00:44:49 | 82
  • 巳然 @snake03
  • 「残念ながら俺が受け付ける相克は秩序に従いすぎてる八百長ものだけだぜ…」

    2025/09/17 00:46:39 | 83
  • イウエオ @iueo
  • 「うおおおお」

    相克 を しかけた!

    2025/09/17 00:47:16 | 84
  • 剣刺さり @s
  • 「私も……ここでは……
     羽目を外さないように……
     (溜め)………振る舞っていますからね………」

    2025/09/17 00:47:49 | 85
  • Ristas @Ruruxisme
  • 「八百長だけぇ?おもんな~。
     今気分いーから遊びたいとこなん……
     おっ、お祈りの子、ノリいいねぇ!」

    *きゃらきゃら笑って、いざ~!*

    2025/09/17 00:48:17 | 86
  • リア=ヴェルダ @Imitat
  • 『私の仕掛けたのは3回とも八百長だよ。』
    八百長しかしてないね。

    2025/09/17 00:49:32 | 87
  • シャルパス @id
  • 「尊厳っていうのは賭けるんじゃなくて、
     賭けた結果ついでに失われるもんだよなあ」

    どちらかといえば、売りものかな。

    2025/09/17 00:49:53 | 88
  • 巳然 @snake03
  • 「俺が求めてるのはスリルじゃなくて財産だ…その為にはプライドも捨ててやるよ…」

    2025/09/17 00:50:00 | 89
  • 幽玄 @onisan3
  • 「おお……」
    なんだ今の溜めは。狂気を制御しているのか…?

    2025/09/17 00:50:03 | 90
  • Ristas @Ruruxisme
  • 「あは、僕の勝ち!対戦どーも♪」

    *子ども相手だろーと貰えるモンは貰っちゃお*
    *カラカラと骨牌を鳴らして、いい気分*

    2025/09/17 00:50:43 | 91
  • “ア” @Panopticon
  • @iueo
    「そうだね。ここは平和で秩序的で、それで少し窮屈だ」
    「辻斬るように相克を仕掛けるほど好戦的な者は少数だろうね」

    行わずとも最低限の生活は出来るからさ、と。
    はは。乾き切った笑い声を無表情のままに零して。

    「名前か。そりゃまぁ、そうだよね。気になるものだ」
    「夢斗に魔女にほにゃららNo nameの君。それに比べたら“ア”は奇怪だ」

    「……なら、そうだね。秩序的に、公平に。等価交換といこうか」
    「君の『イウエオ』という名の由来を教えてくれたら、吾も教えよう」

    あくまでここは梟首会。故に秩序的に、平和的に、公平に。
    答えない不義理はしないけれども、ただで与えることもしない。

    2025/09/17 00:50:57 | 92
  • イウエオ @iueo
  • 「わー まけまし た」
    「おめでと ありがと ございます」

    負けたけれどにこにこ。
    よくあること、時の運。

    2025/09/17 00:51:34 | 93
  • 缺(チュエ) @INo02
  • @drdoku
    用意を終え、果ての随分迂遠な添い寝の仕方を見たときは、
    「いいんじゃない」とゆるうい笑みを浮かべていた。
    椅子に座って寝るから骨を悪くするんじゃないかと思ったのは内緒である。

    流石に男二人が此処に詰めても仕方ないので、
    青年はやはり適当に家事でもして、外に繰り出しているだろう。

    2025/09/17 00:52:06 | 94
  • sixpence @meaningless
  • @iueo
    政と知識を内包する建物が高層に聳え立つこの土地だ。
    きっと、知識を見られるのは特別だけなのだろう。
    他の目は焼かれている。
    安寧というシステムは、平等性のもとに学を与えないことだろう。
    堕落への逃避行は確かに夢のような話だが。
    書は焚いてしまおう。口を開かぬように。

    でもきっと音は耳に残るものだ。
    いつもメロディが響いている。

    「私は如何でしょう」
    「きっと物好きね」
    「きっと平凡ではないけれど」
    「お揃いだってそうかも知れないわ」

    曖昧に返しながらも。否定はしなかった。

    「贖い」
    「なあに?贖いは」

    ──汝、罪ありき?
    歯に衣着せぬ自由な女は、罰しはしないが。
    赦しもしない。

    【お返事時間開きます 区切っていただいても続けていただいても構いません ご自由にお願いします】

    2025/09/17 00:52:16 | 95
  • サクヤ @Rabimaru
  • 「僕賭け事弱いからあんまやりたくないなぁ」

    2025/09/17 00:53:05 | 96
  • 幽玄 @onisan3
  • 「蓄財が趣味の人ってたまにおるよな」

    2025/09/17 00:53:06 | 97
  • 帳 夢斗 @sleepzzz
  • さて寝る努力をしてみようかな。
    そっと場を後にしました。

    2025/09/17 00:53:14 | 98
  • “ア” @Panopticon
  • 「尊厳を賭けるのは……まぁ、好かないけど良いとは思うよ」
    「賭けたいならば賭けると良い。吾は観客側に回る。それだけさ」

    「……しかしまぁ再三だけど珍しく相克が賑わっているのか」
    「良いことだ。良いことだとも。秩序的で公平で平和ならばね」

    2025/09/17 00:53:23 | 99
  • 冬真 @milktub
  • ちょろ、この兎。

    「じゃあ給仕してもらおうかな、次曙光来たときにでも」
    ほぼほぼ水着みたいなバニーガール衣装だけど規律に抵触しない程度でしょこのくらい」
    「うさ耳の貸与なく自前っていうのは中々セラピー向きなんじゃないかな」
    「その気になれば逃げきってもいいし踏み倒してもいいけど」
    「梟首会の規律は約束を違えてもいいかは余所者の俺には分からないなあ」

    2025/09/17 00:53:59 | 100
[黄塵街歌] ©2025 zmd