記憶

  • メイラン @yang0024
  • @id
    「そ、そうなのですか。確かにお風呂ツアーだと私とシャルパスさんたちは
    一緒に入ることはできませんものね。私とはどんなお店に行くのでしょうか……」

    少女の瞳は揺らいでいる。動揺と羞恥と、未知のものへのほんの少しの憧れで。

    「あの、そんなに見つめられると恥ずかし……
    と、とにかく連絡はいたしますね!」

    2025/09/17 01:48:36 | 1
  • リア=ヴェルダ @Imitat
  • 死んだ目で賽の河原を始めた。

    2025/09/17 01:48:54 | 2
  • 幽玄 @onisan3
  • 「刃マンくんがこっちにいるのに向こうで決死鬼ごっこが勃発するとしたら…」
    分身……?

    2025/09/17 01:49:02 | 3
  • 剣刺さり @s
  • 「大丈夫だよ 二回登場したっていい」
    「挟んでオレと同じく頭に何か刺さってる存在にしてやるからな……」

    2025/09/17 01:49:05 | 4
  • イウエオ @iueo
  • @Panopticon
    「……」

    あなたが言葉を整理するのをぼーっと聞いていた。
    分からない、というか。よく考えているなという感嘆、というか。

    組んだ手とあなたの顔を交互に見て、最後のあなたの質問に興味を移す。
    少し思い出す仕草をとって。

    「……ほん に いわく」
    「さいごに えらばれた ひとは えいえんの いのちを てにいれます」
    「いのちの しょに なまえを きざまれた ひとは、しんぱんに えらばれ ます」

    ……自分の答えは持っていない。

    2025/09/17 01:49:31 | 5
  • 巳然 @snake03
  • 「そんなんで落ち込んでちゃこの先生きていけねーだろ めんどくせぇ」
    「ソイツから逆に奪い取るぐらいになるか
    それでも前を向くみたいなイカレた覚悟を決めるかじゃねえと」

    2025/09/17 01:49:45 | 6
  • 棺最院 楽流 @rarrrr
  • 「せやで、疲れたけど楽しかったわ。
    あでも、METROに帰る連中は瓦礫に気をつけいいや」

    にゃはは、と笑った。
    実際はどうだったんだろうね。

    2025/09/17 01:50:45 | 7
  • サクヤ @Rabimaru
  • @id
    「あぁ、うん。
    朝に帰ろうかなって思ってて、お風呂ツアーしてくれるならありがたいかな。」

    出来るならよろしくお願いしたいなという感じで

    2025/09/17 01:53:01 | 10
  • “ア” @Panopticon
  • 「リバーシだったんだ、家系図って……(?)」

    2025/09/17 01:53:13 | 11
  • リア=ヴェルダ @Imitat
  • 増えるぅ、増えるぅ……という顔をしながら賽の河原をしている。
    哀れ。

    2025/09/17 01:55:40 | 12
  • メイラン @yang0024
  • 「ま、まあ曙光に立ち寄った際にはあなたに声をかけて
    そのお店……?で働くことは約束いたしましょう。

    そういえばあなたのことは何とお呼びすれば良いですか?
    まだ名前も聞いていなかった気がするのですが」

    と、妹を持つ?少年に訊ねる。

    2025/09/17 01:55:42 | 13
  • シャルパス @id
  • @Imitat
    撫でられた時ばかり、
    いつものヘラヘラした笑顔とは違う満足そうな笑顔を見せた、かも。
    でも、それだけだ。
    今日もまた、昨日のように大した感慨もなく起き、街に繰り出して行ったに違いない。

    2025/09/17 01:56:15 | 14
  • 剣刺さり @s
  • @Imitat
    「想定してなかったからよォ……マジでそこまでやるの」
    「オイオイ 健気だな オレァ色んなヤツを殺そうとしたけど
     お前がとびきりソイツを重く捉えてるね。全然違う方向で。
     一体……お前は…… ……何が欲しいんだ?」

    寝る準備を適当に進めながら、一つ聞く。
    返事を見る前に寝るかもしれない。狂っているからだ。

    2025/09/17 01:56:50 | 15
  • 冬真 @milktub
  • 「それが優性遺伝なら血ごと絶やすわ」

    「あー、俺か、名前なんだっけ」
    「ああ、そうそう、冬真。トーマだったな」
    「まあ、好きに呼んでよ、メイランちゃんだっけ」

    他の人が呼んでるのを聞いた。色眼鏡の彼とかが。

    2025/09/17 01:58:57 | 16
  • 剣刺さり @s
  • 適当な所で横になり始めている。眠ろうとしているのだ。

    「……え?剣ちゃん…… 違うよ……プロポーズって言ってもさ……
     ……お兄ちゃんとも……そ、そんな関係じゃないって……!」

    一人で虚空に喋っている。狂っているからだ。

    2025/09/17 01:58:59 | 17
  • 棺最院 楽流 @rarrrr
  • 「包丁マンは今日も元気やな、いいことやで〜」

    せやろか。

    2025/09/17 02:00:43 | 18
  • 巳然 @snake03
  • 「ふあ…
    そろそろ寝るとするか あばよ〜
    この辺の宿でも借りてくぜ」

    2025/09/17 02:00:44 | 19
  • シャルパス @id
  • @yang0024
    「ああ、ごめん。少しでもメイランちゃんの顔を焼き付けないとさ。
     会えない時間が寂しいから。
     ……予定としちゃいいもの食べて、
     おしゃれなバーも経験してもらって、って感じかな。
     曙光といえばやっぱり豊富な物資だから」

    ……のあと、休憩所、の予定だが。もちろん口に出すことはない。

    瞳の色に手応えを感じる。
    罪悪感など微塵もなかった。幾度も繰り返してきたこと。

    連絡してくれる、の言に振り向かぬまま手を上げて。
    今日のところはここでお別れになるんだろうな。

    2025/09/17 02:01:06 | 20
  • 剣刺さり @s
  • 「ジョンにはトーマという名前があったのか……
     ……トーマお兄ちゃん(口の中で呟く)ふふ……(口の中で呟く2)」
    「うん、僕、元気!でもそれは業があるということで忌々しいんだがな」

    2025/09/17 02:02:00 | 21
  • リア=ヴェルダ @Imitat
  • @s
    「…………」

    『さぁ?強いていえば頼み事と捉えたから、かしらね。』
    『断れないタチなのよ。』

    『欲しいものはない。望んだら、手に入らなかった時に、心にくるから。』

    なんて書いて貴方の方に向けてももう寝ているんだろう。

    2025/09/17 02:02:49 | 22
  • シャルパス @id
  • @Rabimaru
    「オッケー。
     まあ風呂ならやっぱり夜だよな。
     そのころには顔出す予定だから適当に捕まえてくれい」

    要件はそれだけである。
    手をひらひらさせて去っていくはず。
    ……言うまでもなくこのお風呂ツアー、
    "学び"第二弾なのだが……

    2025/09/17 02:03:36 | 23
  • リア=ヴェルダ @Imitat
  • 『やっぱり早く楽にしたあげた方がいいのかもしれない。』

    2025/09/17 02:03:57 | 24
  • メイラン @yang0024
  • 「なんだっけって、ご自身の名前では……分かりました、冬真さん。
    私はメイランで合っています。それではまた曙光でお会いした時に。

    それにしても冬真さんが私をそのお店で働かせて何のメリットがあるのでしょう……
    妹さんのことは分かりましたが……」

    2025/09/17 02:04:25 | 25
  • サクヤ @Rabimaru
  • @id
    「うん、わかった。
    それじゃよろしくね!」

    それに手を振って離れる様子を見守るだろうか。
    なお本人はほんとにお風呂だと思っているらしく……

    2025/09/17 02:06:03 | 26
  • 幽玄 @onisan3
  • 秩序がしっかりしている。
    秩序の範囲内でなら狂気も自由だ。

    2025/09/17 02:06:47 | 27
  • 冬真 @milktub
  • 「これで俺の名前が実は刀真だったとか判明したらかなりイヤだな」

    「んー」
    「まあオプションみたいなもんだから」
    「どんな願いであっても、賭けで勝った相手の自由を或る程度縛れるっていうのは」
    「気持ちがいいもんだよ。それだけかな」

    2025/09/17 02:06:49 | 28
  • 剣刺さり @s
  • @Imitat

    「………」

    転がった姿がかすかに振り返る。目だけがぎょろとそちらを見る。

    「自分は捨てて 他人に尽くして 諦めて、か。
     ソイツは業のねえモンだ 我も欲も無い利他動機 が」


    「お前には殺されるより殺してやった方がいいのかもしれねえな。」

    目線が戻り、沈んだ。

    2025/09/17 02:08:05 | 29
  • サクヤ @Rabimaru
  • 「さて、僕もそろそろ寝よ、明日朝あっちに帰るし」

    2025/09/17 02:08:36 | 30
  • 棺最院 楽流 @rarrrr
  • 「おやすみやで〜」

    2025/09/17 02:11:02 | 31
  • メイラン @yang0024
  • 「それはただの意地悪ではないですか!?もうっ……
    遅い時間なので私もそろそろ休みます!それでは!」

    頬を膨らませながらタタッと自宅の方へ駆けていった。

    2025/09/17 02:12:17 | 32
  • リア=ヴェルダ @Imitat
  • @s
    沈んだ貴方を見ている。

    かりかりと自分しか見れないように。
    『「殺してやった方がいい」か。もう死んでるようなものだよ。魔道士として。』

    そこの部分を破り捨てた。

    2025/09/17 02:14:03 | 33
  • 幽玄 @onisan3
  • 静かになったな。
    煙草の残数を確かめて、一本咥える。

    よたよたとおぼつかない足取りで去っていった。

    2025/09/17 02:15:58 | 34
  • シャルパス @id
  • 「私も今夜はお暇しようかな」

    ふふん。上機嫌。
    いいこと、重なるもの。

    2025/09/17 02:16:08 | 35
  • リア=ヴェルダ @Imitat
  • 『おやすみ。私はまだ賽の河原している。』

    2025/09/17 02:16:18 | 36
  • リア=ヴェルダ @Imitat
  • こねくりまわしようやくできた骨牌。
    紙切れもある。
    八百長ができる。

    「…………」
    なお相手はいない。

    2025/09/17 02:22:48 | 37
  • “ア” @Panopticon
  • @iueo
    「…………」

    回答を聞いて数秒間。あなたの目を、顔をじぃと見ていた。
    無感情にも取れる双眸であ がない贖いあなたを見つめていた。

    「ふぅん、なるほどね。それこそが君にとっての救いなのか」
    「いのちの書、永遠の命。審判と選択が世界がもたらす救済だと」
    「それが世界の終末と同時……或いはその後に訪れて、行われると」

    確かどこかの書物に近しい物が書かれていたな、なんて独り言。
    あなたが知る本と“ア”が見た本が同一であるかは誰にも分からないが。

    「……だから、イウエオ。生まれた罪を乞い願うからイウエオ」
    「故に君はいずれ訪れるであろう救済の時まで祈りを止めないのだろう」
    「吾はそれを肯定しよう。満足いくまで贖い続けると良い。吾はそう思う」

    「……他にも気になる事はある。が、ここらで吾からは打ち止めにしよう」
    「すまないね、悪い癖だ。疑問を抱くとついより深くを知りたがってしまう」

    肩を竦めて、それまで。これはにこりとも笑わなかった。

    2025/09/17 02:23:20 | 38
  • 「持ち物を全て種に出来たらもうそのまま動かないのに。」

    種を手の中で転がす。
    流石に2個以上持ち続けられる程のポケットではないから1つは燃やす他無い。
    溜め息。

    2025/09/17 02:25:00 | 39
  • “ア” @Panopticon
  • 「……おや、この紙巻はもう駄目か。しょうがない」

    嗜好品は卑しくが吉。吸えるギリギリまで使い切った紙煙草。
    最後に紫煙をモクモクと吐き出せば雨に翳して火を消した。

    2025/09/17 02:29:10 | 40
  • リア=ヴェルダ @Imitat
  • 「……………」
    ぽすっと横になる。

    種が燃える様を見ている。

    2025/09/17 02:29:30 | 41
  • もうひとつの種は握ったまま、塵芥をかき集める。
    かけらを集める。
    紙片を束ねる。
    骨牌を……火にくべかけて、横になった少女を見遣る。

    「……何持ってる?」

    そういえば業を減らしたがっていたな、と思い出して。
    けれど眠っているようならそのまま火にくべてしまうだろうし、まあ状況次第か。

    2025/09/17 02:36:22 | 42
  • イウエオ @iueo
  • @Panopticon
    「……はい」
    「ぼくに とって……」
    「ほんに とって、これが すくい です」

    言い直す。少し引っかかったから。
    読み聞かせられ教わった本の、内容を暗唱しただけだったから。

    「だから いうえお」
    「うん、そう です」
    「しりたがる こと いいこと です」

    首を縦に。こくりと。
    そして、肩をすくめるあなたに、今度はこちらから。

    「あなたは どうして あ なんです か」

    /* PL就寝します。このまま続けて置きレスにしていただいても、切り上げても、別の機会に続きからでも構いません。お好きに。

    2025/09/17 02:38:07 | 43
  • リア=ヴェルダ @Imitat
  • 「…………」
    起き上がる。

    『鉄軌の骨牌。』
    そしてそのまま素直に骨牌を見せる。
    『これだけ。』

    2025/09/17 02:40:53 | 44
  • どうやらまだ起きていたらしい。
    こちらも同じ骨牌を見せよう。

    「僕も今鉄軌ができた。
     同じだと……僕の業の方が多いから、八百長は成立する?
     八百長ならリスクも無いし、付き合うけど。」

    2025/09/17 02:48:19 | 45
  • リア=ヴェルダ @Imitat
  • 『そう。業が多い方にいくから八百長になる。』

    ピッと梟の紙切れも出した。
    『君から仕掛けてくれ。そしたら2倍だよ。』

    2025/09/17 02:51:08 | 46
  • 「わかった。
     ……僕もその紙片使って凄い無駄な相克しようかな。しないけど。」

    2025/09/17 02:55:20 | 47
  • リア=ヴェルダ @Imitat
  • 『八百長。ありがとうね。』
    宣言通りのものを出し、宣言通りに負ける。
    手持ちもスッキリして良かった。

    2025/09/17 02:57:45 | 48
  • イウエオ @iueo
  • @meaningless
    焼かれた目。焼かれた紙。
    本は何も言わないが、知識は差を産む。
    差のない平等で、公平な教え。
    それが維持されているのだろう。

    「ものずき ひぼん おそろい」

    きゃっきゃっと、言葉を繰り返す。
    復唱するように。喜ぶように。

    「あがない は あがない です」
    「うまれてきた つみを あがなう」

    両の手を組んでいる。
    祈るように、終わりの先を見るように。

    2025/09/17 02:59:30 | 49
  • 「うわ端数が気持ち悪い……いや、まあ……それはいいや。うん。
     こちらこそ、燃やすより幾らか得させてもらったよ。ありがとう。」

    軽く礼を述べると、またごみ漁りを再開しだした。どうもありがとう!

    2025/09/17 03:01:09 | 50
  • リア=ヴェルダ @Imitat
  • 『端数は…仕方ない。』
    こちらもちみちみと減らす作業に入る。

    2025/09/17 03:02:55 | 51
  • 「作れども片すは難し端数かな……」

    謎の一句は紙片と共に火にくべられた。

    「まあなんだ、頑張れ。賽の河原。」

    2025/09/17 03:07:07 | 52
  • リア=ヴェルダ @Imitat
  • 『頑張る。ありがとうね。』
    ふんす、と言った顔と動きをし、ちまちまと減らし始めた。

    2025/09/17 03:11:47 | 53
  • リア=ヴェルダ @Imitat
  • 地味な作業で眠くなってきた。
    そのまま今日はおやすみ。

    2025/09/17 03:20:20 | 54
  • ナオ @nya2nyan
  • 「…ム、にゃーーん…」
    物陰から寝息に混ざって小さく鳴き声が聞こえた、姿は見えない

    2025/09/17 03:46:10 | 55
  • “ア” @Panopticon
  • @iueo
    「……そうかい。本にとっては、それは救いか」

    あなたが言い淀んで言葉を直すのなら、これはそれに従うだけだ。
    歪さを矯正する気は今のところ無かった。どうせ世界は終わるのだし。

    「知りたがりは良いこと、なのだろうか。申し訳ないが、吾はそう思わなくてね」
    「だって、ほら。何かについて深く聞けばいずれ相手を傷つけるのは自明、だろう?」

    治さなければとは思うんだけどね、とは独り言。

    「……さて、閑話休題。遠回りにはなったが、君の質問に答えよう」
    「なんて、深い事情は無いけれど。この世界じゃありきたりな理由さ」

    どうせ死ぬからだよ。崇高な名でも、凡愚的でも、等しく死ぬからだ」
    「どれだけ格好がつくような名をつけても、可愛らしい意味合いを込めたとしても」
    「結果は同じ、いずれ死ぬ。ならば赤子の名は“ア”で良いだろう、ということらしい」

    変わらない無表情、淡々冷酷とした声色、雑談をするかのように話して。
    君のお眼鏡に叶うような理由だっただろうか、なんて小首を傾げた。

    /*長引かせてしまい申し訳ありません……!置きレス進行でよろしくお願いします!

    2025/09/17 05:12:32 | 56
  • クロウラー @crawler
  • 「またか…」

    雨。降った瞬間に立ち会う事はなく、いつも濡れた路面が出迎える。
    …最近は行く先々でそんな光景を目にするから、雨雲の下を渡り歩く者と化している。
    がらくたの乗った"荷台"を庇の下に持ってきて雨宿りと洒落込む。

    2025/09/17 05:52:33 | 57
  • クロウラー @crawler
  • 体が熱い。これは空調服の不調だ。雨が降ると大体起こる。昨日もMETROでヘルメットの中で蒸されていた。

    「そろそろフィルターの掃除しないと駄目だな」

    ツテを辿ってどこか部屋でも借りるかと思っていたら、汗が目に入るのを感じて周囲を見渡す。
    まだ朝方だ。誰も居ない事を確認してからヘルメットを外す。

    2025/09/17 06:02:56 | 58
  • クロウラー @crawler
  • 「…やれやれ」

    布で汗を拭っていく。そろそろこの布も汗塗れで汚いので洗濯もしたくなってきた。
    湿気た空気、だがヘルメットの中で蒸されるよりは全然涼しく、しばらくは肌に感じていた。

    2025/09/17 06:04:58 | 59
  • 『コヨーテ』 @Coyote
  • 大きくあくびをした後、ぷるぷるして水気を飛ばしている。

    2025/09/17 06:21:04 | 60
  • クロウラー @crawler
  • 「……」

    息のつける時間は短いようだった。
    人の気配を感じて、その方向とは真逆を向いてヘルメットを頭に被せていく。

    2025/09/17 06:24:10 | 61
  • 『コヨーテ』 @Coyote
  • 「お、ヘルメットさんじゃねェか。元気か?」

    こちらは被り終えたところで気づいたらしい。

    2025/09/17 06:29:47 | 62
  • クロウラー @crawler
  • 「ん、お前は昨日の………」

    焚き火を作っていたら寄ってきた人物。
    眼帯をしている人間は少ないのでその特徴ですぐ思い出した。

    「まあ、悪くはないな」

    2025/09/17 06:34:32 | 63
  • 『コヨーテ』 @Coyote
  • 「そいつは良かった。
     いいヤツにはいつまでも元気でいて欲しいからな」

    フルフェイスヘルメットの人も少ないかも。
    眼帯、もっといるかと思ってたけど意外といなかった。

    2025/09/17 06:38:19 | 64
  • クロウラー @crawler
  • 「ふむ…」

    その言葉にしばし考えるような沈黙。それから…

    「ところで最近雨の降る瞬間を目撃したか?」

    と、恵みを受けたかそうでないか、そんな質問を投げかける。

    2025/09/17 06:40:47 | 65
  • 『コヨーテ』 @Coyote
  • 「いンや。俺が来る頃にはいつも降り出した後だ」

    単純なオツムを持っているので、いいヤツ判定も単純なのです。
    何考えてんだろな。お腹すいたのかな。

    2025/09/17 06:44:01 | 66
  • クロウラー @crawler
  • 「ならばお仲間という訳だ。
     お互い、昨日も体を濡らすだけになったのだろうからな」

    そう言ってから"荷台"を探れば、ペットボトルのような容器を取り出し、
    そちらへと差し出す。少々薄汚れた容器だが、中の水は清潔に見える。

    「飲むか?」

    2025/09/17 06:47:38 | 67
  • 『コヨーテ』 @Coyote
  • 「ヘルメットさんもか。なかなか見れねェもんだな」

    差し出されたそれに目を輝かせる。

    「いいのか?サンキューな!
     毎度何も返せなくて悪ィな」

    素直に受け取って、何の躊躇いもなく蓋を開けて口に運びました。
    なんか入ってるかもとかは考えない奴。

    2025/09/17 06:53:42 | 68
  • クロウラー @crawler
  • 特に毒は入ってない普通の水だ。煮沸ぐらいはしてあるだろう。

    「昨日はMETROで見たが、今日はここか…
     大抵の者は曙光とMETROを行き来するか、
     METROにずっと留まる者が多いと思うが…」

    梟首会はそのどちらとも趣が違うように見えて、
    METROと行き来する人間は珍しく感じた。勿論自分を除いて…

    2025/09/17 06:59:21 | 69
  • sixpence @meaningless
  • @iueo
    目も紙も焼かれては何も得られない。
    暗唱しようにもできる者なんて一握りだろう。
    本なんてものは何千冊とあったんだってさ。
    平等を謳う梟の土地。
    知識にさえ差があってはならないなら、全て燃やされるべきだった。知識を肥やすは娯楽だろう。
    少し賢い、なんてことも許されないね。
    考えの元の複数の回答はいらないのだ。
    答えは全てはいで良い。
    庇護の下にあるものたちは。

    きゃっきゃとするのにころころと笑い声を立てながら。
    ほんのりとあざ黒い肌。指先はしなやかに広げられた。

    「生まれて来た罪を」
    「何で生まれて来たことを罪だと思う?」

    神亡き時代を越え、古き神は信仰を失った。
    曙光の元にはまだくだらん信者がいるのだろうが。
    あいにく梟の土地だ。

    「神様はお許しにならない?」

    終わる世界に生まれたこと。

    2025/09/17 07:00:15 | 70
  • sixpence @meaningless
  • 「くぁ〜…」
    「っし、朝」
    あくび一つかましながら出てこれば、やることもないから塵を集め始めるか。

    2025/09/17 07:02:14 | 71
  • 『コヨーテ』 @Coyote
  • 煮沸までしてあるの、ありがたすぎ。
    このアホさでよく生きてたなて感じだけど、ヘルメットさんみたいな人に恵まれてたのかもしれん。

    「あァ、曙光はな……。なんつーか……」

    なんかね、ビミョーなんだよね、という顔。

    2025/09/17 07:06:45 | 72
  • クロウラー @crawler
  • 「そうか…」

    その反応だけ見ればそこで何かあったのだろうという察しはついた。

    「不躾な事を聞いたな。忘れてくれ」

    それから誤魔化すように"荷台"の物を整理し始めた。

    2025/09/17 07:11:25 | 73
  • イウエオ @iueo
  • @Panopticon
    「……」

    深く聞けばいずれ誰かを傷つける。
    そうなんだ、とは言わず。それでも、理解ができないように。

    知ることは、いいこと。学ぶことは、いいこと。
    そう教わったから。

    「どうせ しぬ から」
    「ふむ ふむ」
    「だとしたら」

    ぱあっと目を光らせる。
    組んだ手が顔の高さまで上がる。

    「ぐうぜん ですね!」
    「なまえ」

    「ぼくの たりない ところ なの」

    2025/09/17 07:16:29 | 74
  • 『コヨーテ』 @Coyote
  • 「いいんだ、気にすんな」

    美味しくないご飯を食べたり頭のいい人たちの喧嘩にビビってたりしただけなので本当に大丈夫なやつなのでした。

    「アンタも曙光で見ねェよな。
     やっぱりビミョーか?」

    人が荷物を整理してようがお構いなしに声をかける。

    2025/09/17 07:17:32 | 75
  • sixpence @meaningless
  • 「………」
    今日めちゃくちゃ種子取れる──
    こいつはウハウハかも知れねえや。
    口角がでへへと上がっていた。

    2025/09/17 07:18:51 | 76
  • クロウラー @crawler
  • 「…うん?…そうだな、あそこには立ち寄らない。
     METROでがらくたを集めて、ここで修理するのに使う。そんな生活だ」

    荷物整理を続けながら、聞かれると思ったのかそう返す。

    2025/09/17 07:22:07 | 77
  • @drdoku
    朝。診療所の寝台
    小さな呻き声をあげて目を覚ます。

    酔いは抜けたが、抜けたあとにはしっかりと宿酔が入り込んでいるのか、頭が痛いしなんだか気分もよくはない。
    ただ、酔い潰れているうちに死にはしなかったみたいだなとぼんやり思考が至って漸く、ここが自分の部屋ではない事に気が及んだ。寝返り。

    「…………、…」
    「……、うわ」

    さいあく、とまでは口にしなかったが。知らないではない寝心地と、なにより視界に入ってきた、自分のそばで椅子に座ったまま眠る人に事の経緯を思い出せるところまでは思い出し、頭が痛くなる。

    どうしよう、これ。なんで椅子で寝てるの。おはようと、ごめんなさいと。どっちか先なの。わかんない、いや、逃げるか、いっそ…?
    そんな思考がまとまらないまま頭の中をぐるぐる、まだ体を起こしてもいないのに冷や汗がでてきた。確かだと思えるのは、ひとつだけ。
    怒られる。絶対。

    2025/09/17 07:23:04 | 78
  • 『コヨーテ』 @Coyote
  • 「ヘェ、『ケンジツ派』なんだな」

    その様子をボーッと眺めながら、フルフェイスの人があのハデハデタウンにいる感じは確かにしないかも、とか思ってる。

    2025/09/17 07:27:21 | 79
  • クロウラー @crawler
  • 「堅実か…ふ、まあ、そういう事にしておこう」

    荷物整理が終わったのか、手を止めて"荷台"を引く。

    「そろそろ行く。ではな…お前も堅実である事を祈ろう」

    そう言って雨の降りしきる中、歩み始めた。
    濡れた路面を叩く靴音がひとつだけ、そこに"荷台"を引きずるような音は無かった。

    2025/09/17 07:31:48 | 81
  • 『コヨーテ』 @Coyote
  • 「お。またな〜、ヘルメットさん」

    ひらひらと手を振って見送りました。
    あの荷台スゴイな。ちょっと欲しい。

    2025/09/17 07:36:52 | 82
  • 央亥 @ougai
  • 「黒……」

    ずりずり。駆けずり回って、探し回って、歩いて来た男。
    この辺りでは見なかった顔だ。どうやら余所の街から移ってきたらしい。

    2025/09/17 07:41:52 | 83
  • sixpence @meaningless
  • 「あの荷台のやつメトロで見たな」
    あいつもあちこち移動するタイプの人間なんかねえ。ぼやき。
    「お」
    「おはよーさん」
    人も来るようで。

    2025/09/17 07:46:50 | 84
  • しののめ @shino
  • 「わー、今日も雨だったのねー。」

    虫の街で拾った種は燃えるんでしょうか。
    子供はひとり一万尺しています。

    2025/09/17 07:51:43 | 85
  • 央亥 @ougai
  • 「おはようござい」

    「ます」

    首を傾げた。もう朝なのだろうか。
    一日の記憶が曖昧だ。

    2025/09/17 07:52:20 | 86
  • 剣刺さり @s
  • 「おはよう、皆!」
    「今日も元気に業を、積み上げることに意味はない」
    「死のう……」

    起き上がり、喋って、急に倒れて戻った。

    2025/09/17 07:55:02 | 87
  • sixpence @meaningless
  • 「あいあい おはようさん」
    「今日も慎ましく規則に則り恥じることのない行動をしましょうってな」

    心にもないが、監視の目があるからそう述べた。朝から死んでる人もいるが。

    2025/09/17 07:56:25 | 88
  • 央亥 @ougai
  • 「……」

    規則。恥じる事の無い行動。
    果たして、男はそれに適合できるのだろうか。
    監視の目など、気付いているのかいないのか。

    2025/09/17 07:58:39 | 89
  • 央亥 @ougai
  • @ougai 監視の目、気付いてる?
    [1d100] 50以上で成功

    23 →23

    2025/09/17 08:02:12 | 90
  • 央亥 @ougai
  • @ougai だめですねこれ★

    2025/09/17 08:02:24 | 91
  • 掃除屋 @souziya
  • 雨は止んだ後だろうか、濡れた道を静かに歩いている

    2025/09/17 08:17:57 | 92
  • イウエオ @iueo
  • @meaningless
    知識、知識。
    限りないもの。一度求めると、限界がないもの。
    何千冊もある本を、全て覚えていられる?
    いや、不可能。
    だから火が、本を包む。書を焚して、儒を坑して。
    これでほら、平らかで、愚かな人々が生まれるから。

    「……なんで」
    「なんで って」

    「そう おしえられた から」
    「よみきかせられた から」

    旧き神は信仰を喪った。
    間違いない。

    けれど、言葉は、音は。
    こどもの耳に残っている。

    2025/09/17 08:21:56 | 93
  • オーバーフロー @overflow
  • 「〜♪」
    何かを歌いながら走り回っている

    2025/09/17 08:32:03 | 94
  • SueFobia @SueFobia
  • 「はぁ…………」

    移動してくるなり、手にしていた種子を全て焼く。
    ……これでかき集めたモノは全て業に替えたが
    それでも損失分を取り返すには至らなかった。

    2025/09/17 09:25:55 | 95
  • SueFobia @SueFobia
  • 「これではまるで足りない……」
    「喰われるに足る価値には……」

    ぶつぶつ呟き乍骨牌を切り、少女は秩序を去った。

    2025/09/17 09:47:50 | 96
  • リア=ヴェルダ @Imitat
  • 起きてくる。
    今日も賽の河原をやる。

    八百長もできる。

    2025/09/17 10:05:43 | 97
  • 剣刺さり @s
  • 「飽きねェな」

    「オレはもうここにいることに耐えられなくなってきたのに……………」

    2025/09/17 10:40:58 | 98
  • 記録係の『鳩』 @Scravis
  • 個人的な用を終え、曙光から戻り。
    いつものように記録を始める。
    誰に見せるものでもないそれを。

    2025/09/17 10:47:29 | 99
  • sixpence @meaningless
  • @iueo
    結局のところ人間は学ぶことで光を得た。
    限りなく進化するにあたっても知識を得た。
    その果てがこの塵の結末であり、欲の行き着いた先なのだが。
    頭の中はトショカンではないもの。
    焼いてしまってホンダナも無い。
    無い無い尽くしで内々は無い。
    縋るものがなきゃ、安定が欲しいんだ。

    「なぁんで?」

    少女のように甘い声。少し掠れているくせに。
    喋り方が甘いんだ。間延びして、蕩けて。
    くすくすと合間に笑い声を挟むから。
    答えを聞けば、そうと言うけれど。

    「教えられて、読み聞かせられて、詰め込まれたんだ」
    「物好きなお父様の仕込みかしら」
    「あなたの頭で考えたわけじゃ無いの」
    「お前は罪」
    「その理由」

    「…ぁは」
    「悲しいことだわ」
    「生まれた時残るのは、生まれたことだけ」

    「罪なんて何処にもないのよ」
    「贖いなんて何処にもないのよ」

    耳に残るのは残響ばっかり。
    響きだけ。もう無い。

    2025/09/17 10:49:30 | 100
[黄塵街歌] ©2025 zmd