記憶

  • 缺(チュエ) @INo02
  • 「そっちの帥哥ハンサムは自分に正直でいいね!」
    「食べられるのを望むならそれもいい。
     その気にさせられるってのも、嫌いじゃあない事だ」

    2025/09/14 03:21:26 | 1
  • サクヤ @Rabimaru
  • 「喋れない……のかな、と言うかどこかから逃げてきた……?
    うーん……痩せてるし何か食べ物何か買ってこようか」

    2025/09/14 03:22:07 | 2
  • 「うーん、言葉が通じてるかはともかく、口は効けなさそうですねぇ。
    食事を強請るでもなく、ただ這い蹲るだけ」

    「可哀想に」

    それだけ言って、離れるだろうか。

    2025/09/14 03:23:21 | 3
  • シャルパス @id
  • @HaveAGoodEnd

    「いやぁ~……」

    どう、と言われたら困ったような顔をした。
    まるで困っちゃいないのだが。

    「おごりだなんてそんな。あなたみたいな美人になら、
     ちょっとぐらい奢ってもいいぐらいですとも。
     なあに、曙光のことについて色々聞きたいなあ、とか。
     軽く何かつまみでもしながら?」

    酒を飲むジェスチャー。
    曙光について知りたい気持ちは殆どない。
    一般的に想像できるような話だって満足するだろな。
    結局目的はあなたなのだし……

    2025/09/14 03:24:28 | 4
  • 缺(チュエ) @INo02
  • 「この様子じゃ、俺みたいに囚人が出て来てるってわけでもないか?
     それよりももっと酷い……まるで奴隷の出か何かだ」

    「食べ物を買い与えるなら色々気を付けておけよ。
     いきなり食っても大丈夫そうなものを見繕うとか、
     懐かれた時どうするか、考えておいた方がいいってこと」

    2025/09/14 03:24:57 | 5
  • 蛇四寸 @12102
  • 「素敵な御御足」鎖付き。
    「素敵な背中」骨はむき出し。

    「おお可哀想に、迷子の子猫さん」
    「食べ物を恵んであげるのは優しさの証でしょう!」

    食べるのか知りませんけども!

    2025/09/14 03:25:51 | 6
  • C4R0 @C4R0
  • 喋れないのかという問いにも、逃げてきたのかという問いにも
    こどもの首は等しく縦に振られるのでしょう。

    一つだけ首を横に振るとするのなら、ごはんの事くらいです。

    2025/09/14 03:25:58 | 7
  • 汐 雨音 @kajika0x0
  • @byrfn0x0
    「が~ん~ば~れ~」

    叶うならば、背伸びして貴方の頬をむに、とつまむ。お戯れ。

    「廃墟かー、僕らの孤児院みたいな場所があったら行きたいかも」
    「街から下手に出れそうにないし、雨とかはそのうちわかるんじゃないかな」
    「フラフラと行った先で軽口叩いて、殴られて綺麗なお顔怪我しないようにね」

    なんて、こちらもお気楽に軽口を。

    2025/09/14 03:27:29 | 8
  • スフィア @InLovePhilosophia
  • 「少なくとも、甘いのはこの子はくれなさそうだねぇ」
    くれたらどうするつもりだったのでしょう。

    「折角逃げてきたみたいだし、逃げ切れると良いよねぇ」

    2025/09/14 03:28:39 | 9
  • シャルパス @id
  • 「正直と尽きることのない愛情が私の美徳ですから」

    2025/09/14 03:28:44 | 10
  • サクヤ @Rabimaru
  • 「ん……えーと
    食べれない? それとも食べたくない……?」

    食べ物を与える時の注意等に頷きながら

    2025/09/14 03:29:42 | 11
  • @id
    「おや、よろしいので? 奢ってくれるのなら拒む理由もありせんねぇ」
    「ふむ、でしたらお店はこちらでご提案いたしましょうか。
    この辺りのお店は高いところがほとんどですから。
    どうやら曙光についてはあまりご存知ないようですし、是非ご案内させてください」

    貴方が提案に応じるようであれば、近場で酒を飲める店にでも案内するだろうか。

    2025/09/14 03:32:17 | 12
  • ただ見ているだけ。
    何かを施そうとする素振りは見せない。

    2025/09/14 03:33:57 | 13
  • 汐 雨音 @kajika0x0
  • 「……孤児院みたいなものってないのかな、ここ」

    ぽつ、と呟き。

    2025/09/14 03:34:08 | 14
  • スフィア @InLovePhilosophia
  • 「孤児院でも面白くない?
    拾った子供って案外、面白い事する事あるよ」

    2025/09/14 03:35:35 | 15
  • 白 如风 @byrfn0x0
  • @kajika0x0
    「エェ~?爸爸パパのとこみたいなんあってもな~……」
    「顔の怖いおっさんとかでてきてもヤ~だし」
    言いつつ、ぺっと小さく舌を出した。

    「そーね、ぶっちゃけここにずっと居座るのがいいかもね。下手に彷徨くよりはさ」
    「あ~~んその時は雨ちゃんがなんとかしてくれる? 兄ちゃんのめちゃつよ秀麗顔面整えてくれる?」

    ぱや……ぽにゃ……と媚び顔になった。🥺
    軽口には軽口で話す。ああだこうだと真面目な話を考えるよりはそっちの方が好ましいし、元々難しいことなんて考える頭なんざ持っちゃいないし。

    2025/09/14 03:36:23 | 16
  • C4R0 @C4R0
  • こどもは身を伏せて、それから布の内側を探ります。
    次に前脚が出てきた時には鼠が長いだけの尾を握られていました。
    恐らくは洗われても焼かれてもいないそれを宙に放れば
    忽ちのうちに哀れな獣はこどもの口の中。

    街の闇は塵箱であると同時に、こどもの餌箱でもありました。
    他人様の飯を取るほど困窮してはいないのです。わたしはいいの それはあなたがたべるべきだから

    2025/09/14 03:36:28 | 17
  • 「孤児院でしたら、ここよりも梟首会の方がいいかと」
    「METROでもいいですけど、この子みたいに受動的な子なら、運が良くなければあっという間に死んでしまうでしょうし」

    2025/09/14 03:38:34 | 18
  • スフィア @InLovePhilosophia
  • 「お。ごはん食べてる。
    これは自分のメシは自分で確保できる系女子と見た。ますます飼いやすいよこれは」
    飼う前提過ぎないか?

    2025/09/14 03:39:46 | 19
  • 缺(チュエ) @INo02
  • 哈哈ハハ
    「ガキがこんな場で行きつく所なんてそう多くはない」
    「梟のとこに帰るか、メトロで生きるかした方がいいぜ」

    2025/09/14 03:41:17 | 20
  • スプーキー @HalloweenGhost
  • 「METORO……行きたくないなあ。あれも、怖さのひとつだけれど……」

    2025/09/14 03:42:03 | 21
  • シャルパス @id
  • @HaveAGoodEnd
    「ちょっとだけね、ちょっとだけ。
     そのあたりはお任せしていいかな」

    ケチ臭い男である。
    対価たるものが得られなければ、
    ビタ一文……ビタ一業?出したくないってんだから。
    無知ではないが地理にとても明るいってわけでもないから、
    ぼったくりやら何やらだとしたら回避できるかは怪しいか。

    「いや~、それにしてもシスター服がよく似合う……」

    2025/09/14 03:42:10 | 22
  • 缺(チュエ) @INo02
  • 「"子どもの行くべきでない店"に子どもを連れ込みたがる大人は大勢いる。
     ここじゃ孤児院に行くようなガキも、何人かは連れてかれてるだろうさ。
     弱肉強食が望めないなら、梟の巣で飼われた方が安心安全には違いない」

    2025/09/14 03:43:39 | 23
  • 蛇四寸 @12102
  • 思わず哄笑。失礼しました。

    「どうにもお食事に困らないご様子で!」
    「逞しくて結構、結構」「それがあなたの御馳走ならば」

    珍しい物を拝見させて頂いて!チップを差し上げた方が宜しいかな?
    お子様が餓えずにいる様、心底安心いたしましたとも。

    2025/09/14 03:44:29 | 24
  • C4R0 @C4R0
  • 骨の翼がひとたび羽ばたきました。
    それが空へこどもを導くことはありませんでしたが

    かぁん

    と、骨と骨を打つ音が辺りに響くでしょう。
    姿勢を低く、空いた前脚を地の上に寝そべらせるようにして
    赤い瞳を声のした方へと向けるのです。

                    こどもの欲しいものはここにはありません。

    2025/09/14 03:44:33 | 25
  • サクヤ @Rabimaru
  • 「……もっといい物を……いや、余計なお節介か。
    この子はどうしたいんだろう。」

    2025/09/14 03:45:14 | 26
  • スフィア @InLovePhilosophia
  • 「おー。ちゃんと羽も動くんだねぇ。
    ちょっと痛そうだけど」

    2025/09/14 03:46:14 | 27
  • 缺(チュエ) @INo02
  • 「自分の身を自分で守れないなら、
     ここに来るまでに野垂れてそうなもんだがな」

    「お節介だとしても優しさは何にも代え難い美徳だ、大事にしとけ!」

    2025/09/14 03:48:18 | 28
  • 汐 雨音 @kajika0x0
  • @byrfn0x0
    舌出された。両手でその頬をむにむにするか。
    暫くむにむにした後に離した。

    「いいよー、僕のメイクで綺麗に元通り以上にしてあげる」

    顔をくしゃりと歪めて無邪気に微笑んだ。
    道具さえあれば、怪我なんて綺麗に隠せちゃうから。
    技術力の高さも、きっと貴方の知る通り。

    「居座る。主な活動拠点にする感じかな」
    「僕は色々と見て回るかもしれないから……」
    「兄ちゃんに会いたい時はこっちに戻って来るね」

    2025/09/14 03:50:12 | 29
  • シャルパス @id
  • 「業を集め稼ぎ出す素敵な仕事を求めている可能性もなくはないですね」

    2025/09/14 03:50:22 | 30
  • スフィア @InLovePhilosophia
  • 「むしろ、この子が稼げるってヤツじゃない?
    こういう子、珍しいんだろうし」

    2025/09/14 03:51:20 | 31
  • C4R0 @C4R0
  • 頭は低くても、誰にも頭を垂れる気はありませんでした。
    翼は飛べずとも、自由を明け渡す気もありませんでした。
    その先に待つのはおだやかな滅び終わりでしかないことを
    一度で十分覚えられる程度の脳みそは持っていましたから。

    どうしてか誰も恐怖をしていないようでしたが
    骨を打つのも、飛び掛かる前の姿勢を取るのも、威嚇の一つです。
    もう少し何かあれば後ろ脚はすぐに地を強かに叩くでしょう。

    2025/09/14 03:54:30 | 32
  • @id
    「ふふ、ええ分かりました。
    お酒一杯だけで十分ですよ。
    では……そうですね、あちらに行きましょうか」

    表通りから離れた方向を指さす。
    人気はまばら、けれど少ないというほどでもない。
    何かいざこざが起きればすぐに人目に付くだろうといった具合だ。

    「あはは、よく言われます。
    もうこの服も着てる人は中々いませんからね。
    わたしの顔が良いとはいえ、そういった物珍しさもあるのかも」

    道すがらの談笑、褒め慣れているのかあっさりとした態度で応えた。
    そうしてお店へたどり着くと、慣れた様子で酒を一杯ずつ注文しようとする。

    2025/09/14 03:55:02 | 33
  • サクヤ @Rabimaru
  • 「優しくても何もしてあげれないと意味がない気はするけど……
    ……えっと、とりあえず落ち着かせた方がいいんじゃ……」

    2025/09/14 03:56:29 | 34
  • 汐 雨音 @kajika0x0
  • 子供ってだけで、こんな構われるんだなあ。
    目立ちたくない。大きくなってからここに来られたのは幸運だったか。
    やがて周辺からぷい、と目を逸らした。
    ぼんやりと景色を眺める。

    2025/09/14 03:58:35 | 35
  • スフィア @InLovePhilosophia
  • 「……ふふふー。
    この子供、可愛いねぇ。面白いし、100年くらい生きてくれないかな」
    威嚇と知ったとしても、この少女は笑っていたでしょう。
    誇りを知ったとしても、この少女は見下したでしょう。

    「まあ、この世界は滅ぶと聞いたけどさ」

    2025/09/14 04:00:43 | 36
  • 缺(チュエ) @INo02
  • 「ああ、意味がないな」
    「正直に言えばそこまで気にかける意味も分からん」
    「それでも、美徳は美徳だと思ったわけよ」

    「ほっとけば落ち着くんじゃないか?」

    2025/09/14 04:01:23 | 37
  • サクヤ @Rabimaru
  • 「僕も分からん……けど気になるものは気になるんだから仕方ないだろ。

    ……ほっとくって……まあ、危なそうなら止めに入ればいいか……」

    2025/09/14 04:04:38 | 38
  • シャルパス @id
  • @HaveAGoodEnd
    あなたが指した先を見分した。
    少なくとも何かハメられるっていうのはなさそうだ。
    もっともそれはこちらも同じだが……
    それはこの際置いておく。曙光だしどうにでもなるとか考えている。
    骨の髄からろくでなしだった。

    「お、自分で自分の顔を言うかね。
     まあ私もそのへんは自信あるけど?」

    とかなんとか言いつつ。
    カウンター式なら気持ち距離は近くなるかな。
    テーブルなら無理はしない。
    注文はお任せだ。飲みやすくて濃いのを飲ませるには、
    あなたはきっと慣れすぎている。

    「さて。曙光……いい思想だよね。
     私の考えとほぼ同じ、必死に生きる人生なんてくだらないよな。
     パーッと遊んで果てたい……君もそれだからここにいるんだろ?」

    2025/09/14 04:06:30 | 39
  • エーヴェルト @Admjgptw23
  • 「また別の区域だな……」
    移動してきたらしい。

    2025/09/14 04:06:37 | 40
  • 蛇四寸 @12102
  • 「遊び相手をお求めかな?」
    「仔猫は元気なものですからねぇ!」

    首輪が外れたらお外を謳歌したいでしょう。

    「あなたの自由にしたら良いのですよ」

    じゃれる噛むも、懐くも。手拍子なら取りますよ。

    2025/09/14 04:09:27 | 41
  • 缺(チュエ) @INo02
  • 「いいね。動きに理屈を求めないのは、
     随分とココに向いている心構えじゃねえの」
    「望むなら時間潰しにお茶でもどうってとこなんだが」

    「いい時間に来るね。
     曙光のちょうどさすころ、賑やかになり出す時間だよ」
    「最も、観光気分で賑わいを窺えるかは知らんが」

    2025/09/14 04:09:33 | 42
  • C4R0 @C4R0
  • まるで慈しむようなふりをして見下げる瞳。
    緞帳の向こう側から見世物でも楽しむような態度。
    それを遠巻きに見ているだけの人々。

    こどもはそういうものが一番きらいでした。

    だから、ええ。これは八つ当たりです。

    2025/09/14 04:10:18 | 43
  • サクヤ @Rabimaru
  • 「茶化してんのかマジで言ってんのか……褒め言葉として受け取っとくよ。」

    「ちょうど良いというか一悶着始まりそうというか……
    仲良くしてくんないかなぁ……」

    何時でも止めに入れるように警戒だけしておいて

    2025/09/14 04:14:00 | 44
  • エーヴェルト @Admjgptw23
  • この川にいる魚ってなんだっけ……と思いながら川を眺める。
    「寿司ならまだあるな。この世界と共に寿司も消えるなあ」

    2025/09/14 04:14:03 | 45
  • エーヴェルト @Admjgptw23
  • 「生まれ変わったらいい感じに板前にでもなりたいぞ」
    いい感じってどんな感じ?

    2025/09/14 04:14:58 | 46
  • エーヴェルト @Admjgptw23
  • 「うむ。観光気分では……まあ楽しめれば全て勝てるのだ」

    2025/09/14 04:15:56 | 47
  • スフィア @InLovePhilosophia
  • 「ふふふー。かわいーこと」
    汗ひとつなく。でも剥ぎ取りは出来なかったなぁ。

    「楽しかったねぇ。もうちょっと、別の所行きましょ」
    なんて、からから去ったのでしょう。子供なんて、見もせずに。

    2025/09/14 04:16:15 | 48
  • エーヴェルト @Admjgptw23
  • 「おー。違う場所でも楽しんでこいよ〜」
    見送った。

    2025/09/14 04:17:38 | 49
  • 汐 雨音 @kajika0x0
  • 「もし子供のままここに迷い込んで」
    「怪奇の目で見られて、弱者だからと構われたりしたら」
    「僕、絶対にひねくれちゃうな」

    独り言。
    今の状況は雨音にとってはあまり好ましくないらしい。
    戻る手段もある。手持ちの物を使って移動しようか。

    2025/09/14 04:18:02 | 50
  • 缺(チュエ) @INo02
  • 「俺はいつも本気なんだけどな〜」

    「そうそう、居着いてるってことは、
     必要以上に気にしなくてもいいんだよ」
    「捻くれ者もまた愛おしいもんだけどね」
    これは実際なんでもいい軟派男の妄言である。

    2025/09/14 04:19:33 | 51
  • シャルパス @id
  • @Scravis 鳩が ハッとした

    2025/09/14 04:19:50 | 52
  • 汐 雨音 @kajika0x0
  • 「兄ちゃんみたいなこと言ってる人いる~」

    軟派な発言にクスクスと笑いながら。
    一旦はこの場を後にした。

    2025/09/14 04:21:09 | 53
  • C4R0 @C4R0
  • 牙も爪も尻尾付きの方が一枚上手のようで
    振りかざしたそれらが痛手を与えるようなことはありません。
    あしらわれるままに、邂逅は終わってしまいました。

    去っていく時の彼女は一度もこちらを見ませんでした。
    それがどうしようもなく悔しいと思いましたが
    残念ながら涙もこどものもちものではありませんでしたから。

    ただ少し、声のない遠吠えを天に向かってするくらいのものです。

    2025/09/14 04:22:20 | 54
  • サクヤ @Rabimaru
  • 「……それはそうかもな。
    ……はぁ、余計なお節介だよな、やっぱり。

    僕もちょっと休むよ、また」

    2025/09/14 04:24:06 | 55
  • C4R0 @C4R0
  • 守れたものがあるとするならばこの身一つ。
    骨の翼は空虚ですが、業を守るには肉のない方が便利という訳でした。

    2025/09/14 04:24:21 | 56
  • @id
    カウンター式のこじんまりとした酒場、自然と距離は近くなる。
    貴方が気持ち近づいても、距離を取ることもなく、それを見て楽し気に目を細めた。

    「おおむね同じですが、少し違いますね。
    こう見えてわたし、必死に生きているんですよ?」

    注文したのは、飲みやすくて濃いお酒。
    一杯で十分に酔いが回るような。

    「資源は有限、そして終末も必然。
    いつか終わりが来るとしても、人生を楽しみ尽くすのに人生は短すぎる」
    「ですから必死に享楽を貪るんです。
    いつか迎えるエンドロールの間際、後悔の欠片もなく安息を得るために」

    「けれど、そんな思想なんてどうだっていい。
    だってそうでしょう? 今が楽しければそれでいいんですから」

    ほどなくして、互いの手元にグラスが置かれる。
    から、ころと、グラスを揺らせば氷が小気味のいい音を鳴らした。

    「では、貴方との出逢いを祝して、乾杯」

    2025/09/14 04:26:37 | 57
  • 缺(チュエ) @INo02
  • 「さて……アイツらが忘れてるのか知らないのか」
    「そんなことはどうだっていいんだけど、
     業は、万人に平等であることだから」

    「案外君も、想像つかない大物になるか……
     大物を喰らって、派手に花を咲かせるのかもね」

    と、鶏ガラのような羽に一度だけ視線をくれて。
    適当にその辺をぶらついていく。

    2025/09/14 04:29:48 | 58
  • シャルパス @id
  • @HaveAGoodEnd
    「くっくっ、いや失礼。
     そりゃそうとも。遊ぶために、楽しむために必死に業を積み上げる……
     世の中の享楽ってのはタダじゃない」

    この服だってそうして積み上げて誂えたものであるし。
    価値があると示すには手っ取り早い手段の一つ。

    「そうさなあ……楽しい時間は永遠であれ、とは思うけど。
     そうはならないから今こうなってるんだけど、さ。
     こうして君を誘ったのも必死さのうちって評価してくれるかい?」

    終了が確約した世界。
    本来ならもっと長く生きていた二人に相違ない。

    「かんぱ~い」

    合わせてくれるならベタにグラス同士も合わせよう。

    「いやあ、これは……結構強いね。一杯で楽しもうってならちょうどいいかな」

    2025/09/14 04:37:43 | 59
  • 蛇四寸 @12102
  • 「ああ、皆さん」
    「猫可愛がりのお時間は終わってしまったんですか……」

    可哀想に!
    目を細めて見てあげましょうね。子供の八つ当たり。
    空っぽの遠吠えにも耳を。ああ聞こえない。

    「……とは言え、眠気はともかく腹が減りましたね」
    「鼠を食う訳にもいかず」「わたくしも離席といたしますか」

    では皆様、また後ほど。
    ご縁があれば。世界が終わるまでに。

    2025/09/14 04:38:02 | 60
  • C4R0 @C4R0
  • 人々が次々に掃けていきます。
    ネオンの光の煩いここでは少しわかりにくいですが
    どうやら今は夜の一番深いところのようで。

    釈然としない苛立ちを抱えながら
    四つ足を乱暴に動かしつつまた闇に消えるのでしょう。
    あるいは、どこか別の場所に向かうのかもしれません。

    2025/09/14 04:41:46 | 61
  • ピンクヒール @LoadOld0
  • 「まだまだ夜は終わらないよ!こんな時間。懐が冷たいのはイヤでしょ?カジノでパーッと稼がない!?」

    客引きのバニーボーイが街で声を上げていた。

    「ボクの?ボクとはまだダァメ♡」

    2025/09/14 05:18:07 | 62
  • 『夢』売りのルクソール @kingisdead
  • 「ふああ……日が昇って来たなあ。
     そろそろ店も閉めて、昼寝でもしようかな」

    2025/09/14 05:52:23 | 63
  • 央亥 @ougai
  • 「ぁふ」

    生欠伸ひとつ噛み殺し。

    「さて」

    今日もはりきって這い蹲りましょう。

    2025/09/14 06:05:54 | 65
  • ファラット @shiroiwani
  • 「朝だっち〜」
    「何かいいもの、落ちてないでちかねぇ…」

    2025/09/14 06:43:22 | 66
  • オーバーフロー @overflow
  • 「朝、朝朝〜♪今日もまだ生きていける〜♪」
    身体を伸ばす

    2025/09/14 06:50:09 | 67
  • しののめ @shino
  • 静かなのか賑やかなのか。
    そんな街中を歩いています。

    2025/09/14 07:07:13 | 68
  • 少女は欠伸をひとつ零し、小さな体をあちこち伸ばす。
    まだ眠たい目を擦っても、特に何かが見えるようにはならない。

    2025/09/14 07:58:19 | 69
  • 掃除屋 @souziya
  • 焼けた煤と塵の匂い

    2025/09/14 08:05:53 | 70
  • ワン @wan
  • 「ゴミみたいな町にも、朝はくるのねぇ」

    2025/09/14 08:06:38 | 71
  • オーバーフロー @overflow
  • 「おはよー!」
    知り合いには元気に挨拶。

    「うん。今日もいい匂い。」
    塵の匂いが肺に溜まってしまうほど吸った。

    2025/09/14 08:07:29 | 72
  • 「むー……」
    「ふぁ、」

    2025/09/14 08:08:58 | 73
  • しののめ @shino
  • 「おはよー!」
    おうむ返し

    2025/09/14 08:10:25 | 74
  • オーバーフロー @overflow
  • 「夜ちゃん眠たそー。」
    頷く。昨日は夜遅くまで起きていたからね。

    「さぁ、今日も一日生きていこう!」
    そこら辺で塵芥を集めている。

    2025/09/14 08:11:08 | 75
  • ファラット @shiroiwani
  • 「今日はどこでドカ食いしようっちねえ」

    2025/09/14 08:11:38 | 76
  • 夜ちゃんと呼ばれた少女は、やはり何も聞こえてないような顔をしていた。

    2025/09/14 08:13:28 | 77
  • ワン @wan
  • 「ぼんやりしてるとお掃除されても知らないわよぉ」

    2025/09/14 08:20:41 | 78
  • 少女は変わらず、火かき棒で地面を擦りながら歩いている。

    2025/09/14 08:27:57 | 79
  • しののめ @shino
  • ぱたぱた、辺りをかけっこしています。

    2025/09/14 08:43:44 | 80
  • エーヴェルト @Admjgptw23
  • 「おはよ……大食いなやつがいるな……」

    2025/09/14 08:49:17 | 81
  • キロノヴァ @kilonova
  • 高層ビルエピタフを見つめている。

    2025/09/14 08:49:21 | 82
  • エーヴェルト @Admjgptw23
  • 朝を食べたので、
    昼の魚どうしようと考えています。

    2025/09/14 08:58:26 | 83
  • しののめ @shino
  • 「かけっこ、負けちゃった。」
    しょんぼりします

    2025/09/14 09:12:31 | 84
  • 央亥 @ougai
  • あちこち埃まみれになりながらウロウロしています。

    2025/09/14 09:18:07 | 85
  • キロノヴァ @kilonova
  • 「……残念だったわね。でも最後まで走れたことはすごいと思うわ」

    視線を下ろしてゆっくり喋ります。

    2025/09/14 09:18:41 | 86
  • しののめ @shino
  • 「すごい?しのは、最後まで走れた!」
    にぱ!
    見上げて笑いました。

    2025/09/14 09:30:07 | 87
  • @id
    「ええ、もちろん。
    遊びに真剣になれる人、わたしは好きですよ」

    くすりと笑いひとつこぼして、そのままグラスを合わせた。


    「ん~……あははっ! いやーやっぱりお酒はイイですねー!
    世界が滅ぶ日には浴びるように……いやいっそ浴びたいぐらい!
    あーでもそしたら世界と私の命、終わっちゃうのはどっちが先になるのかなー」

    酒は舌の滑りを良くするというが、まだ年若いシスターも例外ではなかったようで。
    幼さの残る顔はほんのり上気し、ころころと表情も移り変わる。

    「ああそうそう、曙光についてでしたねぇ。
    やっぱりものをいうのは[業]ですよ[業]!
    [業]がないと人としての尊厳が損なわれ、けれど[業]を使わないと人生を楽しみ切れず。
    あっちを立てればこっちが立たず。
    まるで自分の価値をチップにしたギャンブルを毎日させられてる気分ですよ、ええ」

    貴方の言葉を聞こうともせず、一方的に捲し立てる。
    とはいえ、言葉の端々から伝わるだろう理性は、シスターが酔いつぶれていないことの証左に他ならなかった。
    愚痴のような言葉を吐く女の顔は、けれど楽し気に笑っていた。

    2025/09/14 09:33:59 | 88
  • @id
    ──楽しいですよねえ!
    次の瞬間にはぜーんぶ失って、昨日まで路地で這い蹲っていた子供に頭を踏みつけられるかもしれない。
    でももし数えきれないほどの[業]を手に入れちゃったら……うふふ、我らが神さえ掌の中で転がしてしまえるかも?
    興奮しちゃいます、ゾクゾクでワクワクです。
    だから人生が楽しくて仕方がない! 神サイコー! 終末ありがとー!」

    そこまで言い切ると、ほう、と熱のこもった吐息を吐き出した。
    とろんと潤んだ瞳が、サングラス越しに貴方の瞳を覗きこむ。

    「うふふ、だから、ねえ、隠し事はなしにしましょうよぉ。
    したいことがあるんでしょう? 口にしてくれないと何も分からないじゃないですかぁ。
    人は本能を理性で隠す生き物ですけど、欲望ぐらいはさらけ出しちゃいましょう?
    ハダカのそれをぶつけ合って、満たされたらとっても嬉しいし、もし傷つけられたとしてもそれはそれ」

    「きっとすごく、気持ちイイですよ」

    2025/09/14 09:34:38 | 89
  • 「どうもどうも、皆様おはようございます。
    朝から元気なのは良いことですねぇ」

    2025/09/14 09:37:05 | 90
  • ワンディ @OneDay
  • @dosukoi24
    「ええ。」

     短く返す。了承か圧か、どちらと捉えるかはあなた次第だろう。

     ヒールの音、高らかに。堂々と。
     エスコートするあなたに今は従う。

    2025/09/14 09:53:02 | 91
  • ワンディ @OneDay
  • 「この時間からも賑やかね」
    「見ない顔もまた増えたわね……路地から湧いて来たのかしら」

    2025/09/14 09:53:49 | 92
  • キコ・ビスカイノ @komainuelse
  • 「おはよう皆々、今日もくそったれな太陽が昇ってるぞ」
    「初めましての顔が増えたか? ま、楽しければなんだって良いが」

    2025/09/14 09:56:04 | 93
  • ネムナシ・カオヌル @dosukoi24
  • @OneDay
    「ああ、ありがたいね」

    貴方を誘いながら、奥へと誘う。
    何かあれば、袋小路にも見えるような場所。
    だが、貴方がそれをどうにも出来ないとは思ってもいないし、
    そうさせる気もない。

    やがて、行き止まり。
    そこにぽつんと、誰が入ってくるのだろうか、という
    華美で退廃的なこの場所に見合わぬ店が、そこにあった。
    ドアを開けて入れば、享楽に塗れたこの地にあってなお、
    心地よい静けさを保っているのが分かるだろうか。

    「マスター、奥の部屋借りるぜ」

    そう言葉を掛けて、静かな奥の部屋へ案内する。
    半個室のそこで、自分は奥に、貴方は個室の入口近くに。
    貴方が座るまでは己は立っているだろうな。

    2025/09/14 09:59:47 | 94
  • 「お、はよー」
    「寝床、追い出されちゃった」

    2025/09/14 10:00:26 | 95
  • キコ・ビスカイノ @komainuelse
  • 「寝床を追い出されたならそこら辺で寝ればいい」
    「どうなるかは保証しないがな」

    2025/09/14 10:02:48 | 96
  • 「おや、これは……。
    失礼、来て早々ですがわたしはこれで。
    皆様、良き一日をお過ごしください。それでは」

    2025/09/14 10:03:19 | 97
  • オーバーフロー @overflow
  • 「ふふふー、勝ったぜ。」
    ニコッとピース

    「楽しい試合だったねー。」

    2025/09/14 10:06:02 | 98
  • 「業もそんなに持ってないし、バラされるのは嫌だね」

    「お兄さんが見ててくれれば、安心かも」
    「僕の寝顔、どうかな?」

    2025/09/14 10:06:25 | 99
  • 少女はふにゃふにゃと笑っている。

    2025/09/14 10:07:16 | 100
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