記憶

  • 巳然 @snake03
  • 頭をぽりぽりとかく。
    (やべえ、何があったかは知らないけど気まず〜〜!!)
    後で移動するか、そう思った…

    2025/09/22 23:54:37 | 1
  • sixpence @meaningless
  • 「あァ〜ん…?」
    降り立つなりなんとなく不穏な空気を察知し。
    「おうおう。梟のお膝元でなーにしてんだか」
    「貴重ーな1日が終わろうとしてンのになァ」

    2025/09/22 23:54:52 | 2
  • 紙片を火にくべて、溜め息。
    見上げる先は、踏み入れることも叶わぬ屋上。
    もう一度溜め息。

    2025/09/22 23:56:36 | 3
  • 巳然 @snake03
  • 「よお…
    俺も来たばかりだからよく分かんねえけど…ま、なにかあったみてえだな…」
    「気まずいし俺は後で移動すっから…」
    最後の一言は小声で。

    2025/09/22 23:57:26 | 4
  • 巳然 @snake03
  • 「じゃ、そういうことで…」
    逃げるように去っていったか。

    2025/09/22 23:59:24 | 5
  • “ア” @Panopticon
  • 「……ふぅん、なるほど。そういうことか」
    「言われてしまえばそう捉えることも出来るね」

    「『灰と塵に塗れた空から意味不明な青が出てきました』」
    「『そうして世界が終わっていきました。めでたしめでたし』」

    「── なんて、一つの物語としてみればただ滑稽なだけで」
    「風雅的でも粋でもない。ましてや高尚とは口が裂けても言えない」
    「教訓や風刺など欠片もあらず、故に寓話的では無い」「とも考えられる」

    人が増えてきたな。ぼんやりと辺りを見ながら考えていた。
    雨が落ちる。振り落ちている。梟首会に充満する空気をものともせず。

    「……その気づきは今更、かもしれないけどね」
    「なにせ、世界は元より“こんなもの”だったじゃないか」

    2025/09/22 23:59:38 | 6
  • 帳 夢斗 @sleepzzz
  • @INo02
    「……ふふ、そっか」
    「…そうだね。きっと、みんなそうだ…」

    他人に羨ましがられるなんて機会もなかったから少し嬉しそうに笑う。
    確かにこんな状態で何も変わらずに眠れる人の方が稀だろうな。
    逆にこんな状態でもいつもと同じように眠れないのも稀なのかもしれないが。
    終末だろうが何だろうが結局自分自身何も変わらないから眠れないだけ。

    手を引かれて初めて入る診療所の内装を見る。
    結構ちゃんとした場所なんだな、なんて思いながら
    置いてある器具何かを見たり、並んであるベッドを見たりして。

    「…うん、それで良いよ。起きたら出て行くから」
    「寝るまで居てくれるなら、それで良い…」

    「……寝るまでさ、少しだけ話してても良い?」

    なんて言って、案内してくれたベッドに横になろうとするだろう。

    2025/09/23 00:00:38 | 7
  • ドク @drdoku
  • 「…………つつ」

    額の横あたり、火傷を負った医者が
    台車を押してがたごと戻ってきたところだ。

    2025/09/23 00:01:01 | 8
  • 雨が続く。
    空を見上げ、

    「ブシッ、……ぁア゛、くそ。」

    くしゃみをして顔をしかめた。

    2025/09/23 00:02:43 | 9
  • sixpence @meaningless
  • やったーーーーー!!!!
    昨日から引き続き雨模様らしい。
    大喜び。庭駆け回る。庭じゃないけど。
    ずぶ濡れです。

    2025/09/23 00:03:55 | 10
  • “ア” @Panopticon
  • 「……今日も、雨か」

    しとしと。天から降り注いでいたな。
    医者の姿を見れば おや とは呟くところ。

    2025/09/23 00:03:55 | 11
  • “ア” @Panopticon
  • (反応が相反しているな……)

    顔をしかめる人と駆け回る人。

    2025/09/23 00:04:37 | 12
  • sixpence @meaningless
  • 「あ」
    手当して患者守って額を怪我した医者せんせーだ!!!
    声がでっけえんだ。チクった。

    2025/09/23 00:05:10 | 13
  • 花時雨 @flowrain
  • ゆらり。姿を現す。
    伸ばした掌には、ぽつぽつと雨。

    「ふふ」

    零した笑み。続く鼻唄ハミング
    このために来たの。当たってよかった。

    2025/09/23 00:05:33 | 14
  • 缺(チュエ) @INo02
  • @sleepzzz
    寝台の端に腰かけて、上半身をそちらの顔に向ける。
    他人の診療所だというに、まるで我がもののように、主のようにそこにいる。

    「悪いな。でも、まあ……後腐れないぐらいがちょうどいい」

    「いくらでも話してくれ、付き合うから。
     ……前よりもちょっとノリが悪いかもしれないけどな……」

    冗談半分。でも、寝しなに話に付き合うのは、
    色男でも医者でもなく。ただ、夜伽を共にする者の役目だろう。

    2025/09/23 00:07:24 | 15
  • 『夢』売りのルクソール @kingisdead
  • 「それはちいと、お嬢ちゃんは想像しすぎというものだなあ。
     どうせならば空に弓矢の一つでも放つものがあればよかったと思ったのさ。
     さすれば、嫦娥が下りてきたりでもしたかもしれんだろう?」
    「そしたら、仙女を肴に酒が飲める」

    俗な物言いはむしろ相手の気勢や興味を削ぐものかもしれないな。
    男は貴方ほど包括的に世界を俯瞰しているでもなく、仰視しているでもなく。
    ただ、己のあるように捉えているに過ぎないものだ。
    それから、ふ、と日の替わると共に聞こえた声に顔を上げる。

    「おや。医者がようやっと到着したかと思えば、当人が怪我人であるとはね」

    2025/09/23 00:07:30 | 16
  • 缺(チュエ) @INo02
  • 「……」「……」

    怒りとも呆れとも、あるいは笑顔ともつかない表情をしている。

    2025/09/23 00:08:03 | 17
  • 記録係の『鳩』 @Scravis
  • 手負いであるのを見れば、煩わせるのを躊躇ってしまうけれど。
    診療所には向かっているだろ、ゆっくり。
    倒れないよう。

    足元に血が滴って、申し訳ない気持ちはあるのだ。

    2025/09/23 00:10:22 | 18
  • 「監視員に怒られたらいいのに。」

    雨にはしゃぐ人物を眺めてぽつり。
    連日塵芥がべちゃべちゃで不快なもんで、ちょっとご機嫌斜めなのだ。

    2025/09/23 00:10:23 | 19
  • イウエオ @iueo
  • 「ん……」

    ふらりと訪れてみる。

    雨が故かは分からねど、湿った雰囲気だ。

    2025/09/23 00:10:34 | 20
  • ドク @drdoku
  • 「う、うるせーーー!其処まで言うんなら傷焼いて応急処置もしてもらってるまで言えや!!」

    説明不足だぞ!怒る。

    2025/09/23 00:10:50 | 21
  • 缺(チュエ) @INo02
  • 「そこなるキロクガカリ」
    「お前の方は何か、言い分はあるかい」

    大体の感情が高まっていて寧ろ平坦になっている。
    血が滴るなら異変に気付かないわけもなく、
    そして、君があれから何か変わったを含め、問うている。

    2025/09/23 00:12:04 | 22
  • ドク @drdoku
  • 「……違うんだってチュエ。
     違うんだよ……な?な?」

    浮気した旦那みたいだなと頭の片隅で思う。

    2025/09/23 00:12:53 | 23
  • 『夢』売りのルクソール @kingisdead
  • 「吠えるのはいいが。
     お前さまの好きな患者がこっちにも居てるよ。
     おおよそ多分ふたりか、さんにんか」

    人を偏執的な人みたいに言う。

    2025/09/23 00:13:12 | 24
  • 花時雨 @flowrain
  • 先日ちゃんとはしゃいで怒られたので雨中うろうろはしない。
    軒下に入って手を伸ばすに留めている。

    雨音以外のざわめきも聞こえる、けれど。
    まあ首を突っ込むことじゃなさそうだった。

    2025/09/23 00:13:54 | 25
  • sixpence @meaningless
  • ぽつり聞こえた呟きには、べーと舌出すか。
    「監視員の目を見ながら走り回ってるから」
    そう言う問題ではない。
    ハミングが聞こえれば、お、雨好きな白いのだと言うだろか。
    これも白い。

    2025/09/23 00:15:35 | 26
  • 缺(チュエ) @INo02
  • 「そこでそういう態度を取っちまうのがなあホント……」
    「俺かて前言った時、ビンを避けずに怪我してっただろ!
     庇ったってんだったら文句つけられるわけもねえ」

    「怒る時は、そのせいで一足早く一抜けしたしんだときだよ」

    2025/09/23 00:15:59 | 27
  • 記録係の『鳩』 @Scravis
  • 「……」
    「曙光で、襲われて」

    「……殺されるよりは、いいと思ったので」

    何も考えなかったわけじゃないこと、起こったことを素直に述べつつ。
    左目であなたの方を見やる。

    「……治療を、」
    「お願い、します」

    逡巡はしたものの。
    迷惑を掛けることを厭わず、そう口にした。

    2025/09/23 00:17:18 | 28
  • sixpence @meaningless
  • プロレスバトルから逃げたじゃねえかよ!!
    余計な情報ばっか付け加える。クソガキ仕草は欠かせません。
    人望があるのは知ってんだな。怒られるといいんだ。ほくそ笑んでやろ。

    「と」
    「怪我人多いんだ」
    ずいぶん。

    2025/09/23 00:17:30 | 29
  • 帳 夢斗 @sleepzzz
  • @INo02
    「……全然良いよ。
     …何となくだけど、確かにチュエさん前とちょっと変わった、かも…?」
    「何だろ、ただの直感だけど…。
     髪下ろしてるから、雰囲気違くてそう思うだけかもしれないね…」

    ここが違う、なんて確証じみたものもなく。本当にただ何となく。
    昨日の夜、勉強会とやらが終わった後の姿を
    少しだけ見ていたせいなのもあるかもしれないが。

    「……ねぇ、チュエさんはさ、終末、怖い…?」
    「…もっと生きたい?それとも、もう何も後悔はないのかな…」

    積み重なった寝不足によって
    忍び寄る眠気を感じながらそんなことを聞いてみる。
    昨日のあの放送を聞いて、どう思ったのかな、なんて。

    2025/09/23 00:18:29 | 30
  • ドク @drdoku
  • 「患者が好きな訳じゃないっての…!」

    と、言いはするが。

    「鳩………。…チュエ。処置を任せていいか?
     俺ぁ助手するわ」

    青年にならそれが出来る。
    出来るのだから、任せる。
    シンプルな構造がそこにある。

    2025/09/23 00:19:32 | 31
  • “ア” @Panopticon
  • 「……ふぅん、なるほど。三本角の君は思ったより俗的で夢想的だね」
    「しかしながら弓矢を空に放つなら梟首会はおすすめしないな」
    「ここじゃ空に放っても落ちてくるのは嫦娥じゃなくて梟さ」

    想像しすぎは認めるとも、とは平坦かつ軽い声。
    あるように捉えることは否定しない。“ア”はそのような者だった。

    目を逸らせば、辺りを見る。胴前で手を組む子に軽く手を振って。
    辺りの喧噪を聞いていた。梟首会は夜が主体だなぁ(ぼんやり)。

    2025/09/23 00:19:50 | 32
  • 「セコい奴。」

    怒られないための工夫を聞けば、つまらなそうに口を尖らせた。
    他人の怒られをエンタメにしようとするな。

    2025/09/23 00:20:36 | 33
  • 缺(チュエ) @INo02
  • 「……」「お前も、それならいい」
    教われた。みだりに危険に晒したわけでもない。
    ましてあったとして、自分のいい方向にしようという意思を感じる。

    「おうとも、ドク」
    「その分ならまずとっとと診た方がいいな。
     どこが痛い。というかどこをやられてるか分かるか」

    駆け寄っていく。
    出血もあるし、右目の様子が不明瞭だ。
    何かを施すにしろ、早ければ早いほどいい。

    2025/09/23 00:21:00 | 34
  • 花時雨 @flowrain
  • 雨好きの白いの同士だね。ひらりと手を振った。
    以前とは濡れ具合が逆だ。

    「この辺りでこんな匂いがするのも珍しいね……」

    お腹が減る。そういや一日食事をしてない気がする。
    どうでもいいか。

    2025/09/23 00:22:06 | 35
  • イウエオ @iueo
  • 「たいよう うつ ですか?」

    「……」
    「むぼう」

    2025/09/23 00:22:22 | 36
  • 『夢』売りのルクソール @kingisdead
  • 「私はただの老人だもの。
     通りをゆくのが若いのばかりであるだけで、
     建物の中に引っ込んでいる者たちは、きっと私と同じように言うさ」

    決して、男は特異な考えをしているわけではないのだ。
    ありふれた一つに過ぎない。業を手に走り回る者たちが、そうでないだけで。
    俗世的で普遍的なものであるのが、今は只只珍しいかのようにあるだけだ。
    それは一種、小さなものから大きなものへ、駆け回る子どもから大人へと。
    吸い込まれる搾取構造に由来するものでもあるのだろうが。

    「よくいる老人の話が、偶々こぼれ出てきただけさ」

    2025/09/23 00:27:10 | 37
  • 記録係の『鳩』 @Scravis
  • 出血は主に右目から、指の隙間からこぼれている。
    首には手形が残っているのが分かるだろうな。

    その影響で、声もかすれて。

    「右目は、もう…だめだと、思います」
    「あとは、腹を……傘で」

    こちらは突かれただけだ。痣になってるくらいのものだろうな。
    左の手の甲も赤くなってはいるが、こちらは大したことはないだろう。

    2025/09/23 00:27:41 | 38
  • sixpence @meaningless
  • 「ずる賢いといいたまえ」
    へっと鼻を鳴らした。
    オレァ、エンタメを楽しむ側なんでね。

    2025/09/23 00:28:05 | 39
  • ドク @drdoku
  • 問診は青年チュエに託した。

    己は必要になりそうなものを、ドクターズバッグから取り出し準備していく。
    診療所に運び込むのは確定なんだが危急で施したい治療があるだろう。
    滅菌された手袋、消毒薬、患者を寝かせてもいい清潔な布。
    ぼろだが容量だけはある鞄から、次から次に。

    2025/09/23 00:30:35 | 40
  • 果実 @sugarchan
  • 雨と空を見つめて、それから自分の手を見つめる。それをずっと繰り返す

    2025/09/23 00:32:34 | 41
  • sixpence @meaningless
  • 濡れ具合は逆。これはじっとりべっとべと。
    「匂いは血のことかい」
    「ここいらだと珍しいだろうなァ」
    「メトロのほーとかだとしょっちゅうしてそうなモンだが」
    よくもまあ、と口角を上げていた。
    「太陽鬱?」
    違う言葉だった。

    2025/09/23 00:33:07 | 42
  • 缺(チュエ) @INo02
  • @sleepzzz
    「良い直感してるね。……まあ変わったさ」
    「前ならまずこんなダサいところに連れてこない」

    否定せずに、認める。医療に携わっていることを恥じれど、
    それを避けることはもうない。前回とは違う。

    「……俺は……」「世界の終わりを知るよりも先に、
     ずっと後悔し続けてきたからな。その点なら悔いはあるし」
    「ようやく終わるんだ、って気持ちも……少しは」

    昔話をする口調は軽く、もう、やっとの想いで割り切れ始めたこと。
    ただそれでも、少しだけ、少しだけ惜しいものがある。

    「あと……」
    「俺は、俺の為の人生を生きたことがなかったから」
    「一週間もないのはちょっと短いな、ってぐらい」

    探すにも生きるにも、時間が足りない。
    ただそれもまあ。大きな悔いにはならないはずだ。

    2025/09/23 00:35:02 | 43
  • @Trash
  •    くしゃみの音
    ぶるると身を震わせて、汚れた布の塊が起き上がります。結局起こしてくれたのは雨やみでも空腹でもなく、寒気でした。
    休んでいる間に変わった空気を尻目に、再び塵をかき集めます。そうしている間はなにもかも、知らずに済むのですから。

    2025/09/23 00:36:16 | 44
  • イウエオ @iueo
  • 「いやな びょうき だ……」

    太陽に当たることを嫌がる鬱だろうか。
    夜行性なのだろうか。

    2025/09/23 00:39:13 | 45
  • 花時雨 @flowrain
  • 「うん。向こうMETROじゃよくする。」

    普段から瓦礫やらガラス片やらが飛ぶし。
    そうでなくてもその辺の金属片に誰かが足を引っかけるくらい、きっとよくある。
    ここはもうちょっと整備されてるだろう。

    「元より体にいい日差しじゃあないねぇ」

    太陽、真っ黒だもん。

    2025/09/23 00:41:16 | 46
  • 『夢』売りのルクソール @kingisdead
  • 「さて、ここいらも忙しくなってくるところか。
     であればそろそろ発ってしまってもいい頃合いだが……」

    俄に動き始めた街を尻目にベンチから立ち上がる。
    業の雨が降り注ぐにも関わらず、それよか気になるところは、と。
    面々、通りのあちらこちらに見える人影に目を移す。

    「帰るにゃあ、やはし護衛がほしいところだなあ」

    2025/09/23 00:41:37 | 47
  • “ア” @Panopticon
  • 「太陽を物理的に打つのは……まぁ、無謀だろうね」
    「寓話だとか例え話とか、そういう類の話だよ」

    「太陽鬱。極夜みたいになりそうだ……」

    2025/09/23 00:44:23 | 48
  • カジ場泥棒 @Opportunistic
  •  タバコの端を叩いて口に咥え、マッチブックで火を点ける。
     絶望的なまでの空。予告。

    「死ぬまでに何本吸えっかなぁ」

    2025/09/23 00:44:42 | 49
  • 缺(チュエ) @INo02
  • 申告を聞いて、手袋を手早くつけ、
    自分の目でも右目を確かめようとする。

    破片などが残ってたら取り除かねばならない。
    だが、この量の出血と、そのための外傷。
    その上で今許されている医療の幅では、確かに視力はもう──

    「……じゃあ目の止血と、できれば冷却かな、ガーゼを……」

    右目についてはそのようにし、
    腹の方に移る。傘。刺突、内臓がやられていれば拙いが、
    診てる感じはそこまで酷くはない。血色も発汗も、マシなものだ。

    次に手を一瞥し、そちらも大したことがないのを認める。

    「……右目以外は軽微な内出血程度、なら、
     まあ……全体的に冷やすぐらいしかできることはないか」

    溜息をつく。善処とはどうしても歯がゆいものだ。

    2025/09/23 00:46:15 | 50
  • sixpence @meaningless
  • 「マジで嫌な病気すぎる」
    「昔ァ、太陽光を浴びることが鬱を治す一つと言われたらしいがなァ」
    神妙な顔して頷いた。真逆じゃねえかと。

    体にいい日差しの頃が恋しいねェと。
    別にそんな日差しを知りもしないが。
    「メトロじゃそりゃな」
    日常茶飯事。さっきもガラス片が飛んでたんだ。

    2025/09/23 00:46:41 | 51
  • ず、と鼻をすする。
    雨が続くと鼻の調子が悪くなるらしい。
    風邪とかではない。断じて。

    「……一旦休むか。」

    欠伸を噛み殺し、作業を中断。
    雨で軽く手の塵を洗いながら、梟首会のどこかにある己の寝床へと歩いていった。

    2025/09/23 00:48:22 | 52
  • 帳 夢斗 @sleepzzz
  • @INo02
    「あはは…何かそれ、分かるかも…。
     最初連れて行ってくれたとこってことだよね…」

    前は曙光だったしなぁ。
    あそこは煌びやかだけど明るすぎて落ち着かない所でもある。
    ダサいとは言うけれどこういう場所の方が落ち着くかも。

    「……何を、そんなに後悔してたの?」
    「チュエさんの人生は…誰の為の人生だったの…?」

    口調は軽いがどこか惜しむような声色。
    聞いて良い事かどうか分からないけど。
    そんなのあまりに短すぎるじゃないか。

    2025/09/23 00:53:35 | 54
  • イウエオ @iueo
  • 「ぐうわ」
    「なるほど」

    「なら なっとく ですね」

    ふむ。太陽を射抜いてお嫁を戴く話ではなかった。

    2025/09/23 00:55:40 | 55
  • ドク @drdoku
  • 輸血、だとか。
    血管や神経までもが掴めるほどに視える遠い遠い昔の道具、だとか。

    昨晩話した色々のことを鳩の様子に思わずにはいられない。
    歯噛みは、患者に見せるものじゃあないから、胸の内だけ。僅かに口を結んだだけ。

    2025/09/23 00:59:06 | 56
  • 記録係の『鳩』 @Scravis
  • 「…すみません」

    傘には砂がついていたから、もしかしたら砂粒が入り込んでいるかもしれないな。
    それくらいだろうか、少ない資源を使わせてしまうことにはまだ申し訳なさがあった。

    「それでも、ありがたいです」
    「……ああ、首も絞められました、が」

    これに関しては出来ることもないだろうと思って言っていなかっただけだ。
    後出し。

    2025/09/23 00:59:23 | 57
  • 缺(チュエ) @INo02
  • @sleepzzz
    「ある所までは、家のために」
    「ある所からは……兄のために」

    「知ってる?心から色男だったのは俺じゃなくて兄の方」
    「今はもう結構移ってるけど、もともとは超清純派だった」

    医学の家系。それには今でも誇りを抱いている。
    そのおかげで、こんな世の中でも生きる意志を見出せる。
    ただ。随分と長く、それだけに囚われていた。

    「……そう、元々ね。こうして誰かの心に寄り添うんじゃなくて。
     正しい手術をして、正しい薬を施せば、
     全ての患者は治せるって……そう思ってる医者だったから」

    「家も、兄も……色々、取りこぼしちゃって」
    「反省と贖罪のつもりで、兄のように生きていたんだ」

    昨日からは聞いていいこと、になった。
    それを拒む、兄の真似をする男はもういない。

    2025/09/23 01:00:02 | 58
  • “ア” @Panopticon
  • 「そう、寓話。空を射抜いて嫦娥云々は言っていたけれど」
    「でも話とはあまり関係ない。ひいては太陽鬱とも関係無い

    首を横に振った。

    「世界の終焉に対してどう思うか、みたいな」
    「そういう会話内での延長線で出ただけの寓話さ」

    2025/09/23 01:03:03 | 59
  • sixpence @meaningless
  • 「寓話ねェ〜…」
    「昔話でそんなのあったかなァ」
    頭をかいた。思い起こそうとした。思いつかなんだ。
    太陽を撃ち落としたらいよいよ夜ばっかりになっちまうなァと空を見ていた。
    青を見つめた。

    2025/09/23 01:03:17 | 60
  • イウエオ @iueo
  • 「あー」
    「ふむ ふむ」
    「てっきり さからう おはなし かと」

    例えば塔を建てるみたいな。
    太陽撃つっていうのはそういうおはなしだったはずだから。

    「たいよううつ ではない ですか……」

    そりゃあそう。

    2025/09/23 01:07:46 | 61
  • 花時雨 @flowrain
  • 「太陽を連れ戻す話は、結構あった気がするけれど」
    「それって太陽が綺麗だった頃の話だし」

    今は焦がれるより焦がされるものになってしまった。
    ぽっかり空いたあの穴も、かつては美しいともてはやされたんだっけ。
    世界を飲み込む大口みたいだった。

    2025/09/23 01:09:13 | 62
  • 缺(チュエ) @INo02
  • 「謝るな、寧ろそれで済んだのならマシってこったろ」

    あとで洗浄もいるか、と頭に纏める。
    冷静に。ただ、そうすることしかできない。

    「ああほんとに、世界の老い先が短いってのは……」
    「功罪色々あるもんだな」

    2025/09/23 01:10:46 | 63
  • “ア” @Panopticon
  • 「逆らう気なんてそんなそんな。一切無いからね

    少し大きな声で言った。監視員に主張している。

    「太陽を撃ち落とす寓話は、確かどこかで見たな」
    「弓の名手が10個の太陽を撃ち落とした……みたいな」
    太陽鬱では無いね。一切無い

    無いです。

    2025/09/23 01:11:45 | 64
  • アトーイ @Imitationbox
  • 引き続きの雨天に黒傘広げたまま、勤勉に紙片を焚べている。

    2025/09/23 01:13:25 | 65
  • sixpence @meaningless
  • 「.太陽鬱じゃねェのォ?!
    太陽鬱ではない。
    「太陽が綺麗な頃は空も綺麗だったのかもしれねェなァ」
    「鮮やかに色づいて爽やかで」
    「だから太陽も取り戻す価値があったンだろ」
    「今やご覧の有り様だが」
    穴を見た。何か出てきたりするのかな。
    でてこーいなんて叫んでみやしない。監視員に怒られるら

    2025/09/23 01:16:14 | 66
  • イウエオ @iueo
  • 「いっぱいの たいよう おとす」
    「ふむ……」

    「すごい おはなし です ね」

    いくつもの黒い太陽を見上げながら。

    綺麗な空というものを想像する。

    2025/09/23 01:20:49 | 67
  • 記録係の『鳩』 @Scravis
  • 「そう、ですね」

    命と天秤に掛けた結果だ。
    ここに立っていられるだけ、マシで。
    最低限の処置が出来るだけマシなのだ。

    2025/09/23 01:21:02 | 68
  • 帳 夢斗 @sleepzzz
  • @INo02
    「……家と、兄のため…」

    家族のために自分の人生を曲げる。
    その生き方は、自分には分からない生き方だ。
    だってそんなもの居たことがないのだから。
    ずきりと胸が少し痛んだ気がして胸元を強く抑えたが
    何でもないように取り繕う。

    「…真似だったとしてもさ、僕にとっては全部ひっくるめてチュエさんだよ。
     色男だったチュエさんも、今目の前に居るチュエさんも」
    「……そうやって誰かの為の人生を生きていたとしてもさ
     お兄さんとチュエさんは違う。
     他人の人生を生きたって、僕は思わないけどな…」

    これはきっと貴方の家も、兄も知らないからそんな事が言えるのだ。
    どれだけのものを取りこぼし、どれだけの後悔を繰り返してきたとしても。
    その全てを理解し、返す時間はもうない。
    だから、思った事だけ伝えようと思った。
    でも、少なくとも自分にとってはここで見て姿が全てだから。
    変わったことも含めて、全部。

    「……結果は、違うよ…。
     …無責任なこと、言ってるかもだけど」

    2025/09/23 01:21:50 | 69
  • ドク @drdoku
  • 「そうだそうだ」

    横から。

    「医者が欲しい言葉は、謝罪じゃなくってありがとう、なんだって
     相場が決まってるんだぜ~?鳩よぅ」

    混ぜ返すように、
    ──だけど青年もきっとそうだと端から疑っちゃいないから
    な、と笑顔を見せる。

    「あとは、安静にします、…だな」

    欲しい言葉だ…。

    2025/09/23 01:22:07 | 70
  • 花時雨 @flowrain
  • 瞬きひとつ。
    かつて自分の瞳を夜明けの朝の空と称されたことを覚えている。
    黒い太陽と黄色い砂塵で満ちた空が、この目と同じ色をしていた日なんて
    生まれてこの方なかったように思う。

    「違う時代の話は、大体前提が違ってかみ合わないんだよね。」
    「太陽鬱でもいいじゃんねぇ」

    2025/09/23 01:23:59 | 71
  • 缺(チュエ) @INo02
  • 「そーだ。謝るぐらいなら怪我はしない方がいいし」
    「しちまったもんはしょうがないからどんと構えて治療されりゃいい」

    笑みをちらりと見て、呆れた息を吐く。

    「安静にはマジでしてくれ」

    本当に欲しい言葉だった。
    治療を無視して酷くなるやつは結構いる。

    2025/09/23 01:24:28 | 72
  • “ア” @Panopticon
  • いいのかな、太陽鬱でも……

    良くない。

    「そうだね、すごい話だ」
    「10個のうち9個を弓で撃ち落としたというのだから」
    「……結局、夢の無い話をしてしまうと寓話だけれどね」

    「それでも面白い話だとも捉えられるかもしれない」

    2025/09/23 01:26:32 | 73
  • 記録係の『鳩』 @Scravis
  • 「安静には、します……」

    流石に、死にたくないので……
    暫くで歩く用事もないし、薬の方だって完全によくなったとも言えない。
    書類整理くらいなら、そう無理することもないだろうからするかもしれないけど。

    「いつも、お世話になります」
    「よろしく、お願いします」

    改めて、2人の医者にそう言って頭を下げ
    くら。

    2025/09/23 01:27:30 | 74
  • ドク @drdoku
  • 「おぅ。よしよし、いいこだ………っとぉ」

    ともすれば頭でも撫でかねない勢いだったのだが
    眼振が見られて、慌てたようにその身を支える。

    「取り敢えず、そぉーーっと診療所に運んでやるかぁ。
     ちと辛いかもしらんが我慢できそうか?」

    体内に残留物なども無さそうなので
    雨の降る野外にいるよりは運び込むほうが良さそうだ、と。

    2025/09/23 01:36:27 | 75
  • 缺(チュエ) @INo02
  • @sleepzzz
    「……」「……それでも、俺は」
    「俺がこうだったら兄を救えてたかもしれないって」

    「そういう後悔を一生抱えて生きていく」

    それはもう、自分の人生だろうと、
    いない兄の影に憑りつかれている、まだ、まだ取り戻せていない。
    今自分がここまで生きた理由は、昨日漸く見つかった。そこ以外にはない。

    「でも……はは、そうだね」
    「……そういう明るい奴がいた、って、
     誰かの記憶に残りたかった。兄のように、誰の心も救うような男が」
    「君がそれを、君の呼ぶ"俺"として覚えるなら」

    「君の中で、俺はまたひとつ俺の人生を得たことになるのかも」

    詭弁かもしれない。でも、たった一晩、自分の人生が増える。
    もしかしたらこれまで会ってきた人の中でも、そうなのかもしれない。

    「下の名前、教えてあげようか」
    「その方がいいでしょ」「違うってことにしたいなら」

    2025/09/23 01:39:59 | 76
  • サヨナキ屋 @Caduceus
  • 「あ"〜〜クッソだる……」

    * カラン。
    * 提げたランプが揺れる音。

    「なんだってこんな時間まで仕事…」
    「雨も降ってっし」

    * 大層げんなりした様子で。
    * 軒下にどかりと座り込む。

    2025/09/23 01:41:41 | 77
  • 缺(チュエ) @INo02
  • 「我慢できないような男を見込んだ覚えはない」

    そんな厳しいことを言う。
    とはいえ、そう、とにかく丁寧に運んでやるべきだろう。

    「これからも世話してやる」
    「そう長くないんだからな」

    2025/09/23 01:42:45 | 78
  • sixpence @meaningless
  • @Panopticon
    「ざーんねん。私めざといの」
    きゃらきゃらと。詰まっていた言葉、取っ払って笑った。

    「…」
    「感情に逆らえないなんて愚かだわ」
    「納得できないなんて幼いわ」
    「そこまで賢いのにそれでも納得が書けるなんて馬鹿らしいんだわ」

    「ああ」
    「でも」

    「別に叱りはしないから」
    「好きにすればいいのよ」

    それがきっとあなたの大切な部分なのだろうから。
    感情。
    とは。

    そんなこと思ってないようにほくそえんでいた。
    ただ、言葉を通わせただけ。

    「年がなければ念はないの」
    「みいんな、狂気で踊っているのよ」
    「……」

    続いた言葉には。

    瞬きしたあとに。

    ──薄い、微笑みを讃えた。

    マトモじゃないわ、と口では紡ぐ。
    実際の胸中は。さて。

    きっと君の思う通りだよ。

    「遺恨にならないなら尚いいじゃない」
    「好きにすればいいんだわ」
    「まだ終わるまでは日付があるんだもの」

    「…」

    「ぁは」
    わざとらしく口を開け。

    「ありがとうなんて言われることないわ」
    「私、ただ話してただけだもの」
    「ありがとうと思うことあるなら」
    「あなた自身が気付いただけだわ」

    2025/09/23 01:45:08 | 79
  • イウエオ @iueo
  • 「ぐうわ は ゆめの ない はなし」
    「そう でしょうか」

    「それが ほんとと ちがくても」
    「もしかしたら」
    「ほんとに おこる かも ですよ」

    2025/09/23 01:46:53 | 80
  • sixpence @meaningless
  • 「違う時代は違う時代」
    「遠い過去は今ではねーし」
    「当てはまるのも空想にしかなンねーや」

    よっと立ち上がった。
    そろそろ寝るかねェ、とぼやいて。
    「When the bough breaks」
    「The cradle will fall」
    「And down will come baby」
    「Cradle and all…」
    ゆらゆら。雨の中。歌いながら。

    2025/09/23 01:50:31 | 81
  • 記録係の『鳩』 @Scravis
  • 「出来ます……」

    我慢には慣れていた。とはいえ。
    甘えることにもまた、慣れてしまったから。

    世話をしてもらうこと、嬉しさもあったかもしれないな。
    まだ顔に出せるほどの余裕はなかったけれど。

    2人に連れられて、診療所へ運び込まれるだろ。

    2025/09/23 01:50:53 | 82
  • sixpence @meaningless
  • 「…」
    「おこんねーよ、寓話みたいな話なンぞ」
    立ち去る際。述べてった。

    2025/09/23 01:52:15 | 83
  • ドク @drdoku
  • 「ははは。まあ、男の子は辛抱も大事だわなあ」

    ふたりのやり取りに笑ってしまいながら。
    介抱の手つきはあくまで丁寧に、彼の身体を支えた。

    後は雨で体を冷やさぬよう白衣で抱え込むようしながら
    診療所へといったん三つの人影が引っ込んでいくんだろう。

    2025/09/23 01:56:50 | 84
  • “ア” @Panopticon
  • 「……。夢の無い話か否かは議論の余地があるけれど」
    「そうだね。寓話だって本当に起こるかもしれない」

    「寓話は寓話。作り話だけれど、それでも」
    「作り話が本当にならない、とは限らないからね」

    空を眺めて、呟いた。雨が降っている。
    述べられた真向な否定には肩を竦めたけれど。

    2025/09/23 01:57:26 | 85
  • サヨナキ屋 @Caduceus
  • * 雨夜空を見上げながら。
    * 聞こえる声にぼんやりと耳を傾ける。

    「…………」

    * 寓話のような話は起こり得ぬ。
    * そうかもしれない。

    「……夢見るだけはタダだと思うけどな」

    * 呟いて足を組み替えた。

    2025/09/23 01:57:51 | 86
  • アトーイ @Imitationbox
  • 介抱される人間と介抱する人間が揃って視界から失せてからようやく、それらが居たところをぼうと眺めて、……何が可笑しいのか、くすくすと嘲笑っていた。

    2025/09/23 02:00:13 | 87
  • 帳 夢斗 @sleepzzz
  • @INo02
    「…うん、覚えてる。
     ……少なくとも、僕は少し救われたって思ってるよ」
    「教えて、名前。そしたらきっと忘れないから…」

    段々眠気が強くなってくる。
    話していると安心して眠たくなる。
    眠りたいのに眠るのが怖かった。
    眠っている間に何をされるか分からない事が多かったから。
    ここに流れついて、余計眠れない日々を過ごしていた時に
    何となく興味心で声をかけただけだったけど。
    そのおかげで知れたこともあった。

    「…チュエさんは、家族のことで、
     後悔も悩みも抱えないといけない重荷も沢山あったんだろうけど
     ……僕は、それが少し羨ましいと思っちゃった」
    「家族も居ないし、こうやって一緒に居てくれる人もいなかった。
     ……本当に、何にもない人生だった。
     後悔も…うん、そんな大したものないし」
    「…でも、それで良いんだ。何にもなかったけど
     誰かと一緒に寝るのは、安心できるんだって、最後に知れたから…」

    「…それで、十分」

    本当に何もないか、と言われると正直分からないけれど。
    でももう満足はしていたから。
    求めていた安眠は1つの形として手に入ったんだ。

    2025/09/23 02:03:21 | 88
  • イウエオ @iueo
  • 「……」
    「ほんと でも うそ でも」
    「しんじる ことが だいじ」

    「……ですから」

    2025/09/23 02:04:23 | 89
  • 花時雨 @flowrain
  • 「どうだろうねぇ」

    現実味のない話なら今まさに空の天辺で起きている。
    それがこれから物語めくかは……後に語る者が残るなら、ありうるのかも。

    夜も更けて、人気も減って。
    そろそろ多少監視員も寝ぼけるだろ。
    屋根の下から出て天然のシャワーを浴び始めます。びちゃびちゃ。

    2025/09/23 02:04:32 | 90
  • サヨナキ屋 @Caduceus
  • 「おう程々にしろよ、風邪引くから」

    * 雨に打たれ始めるのを見て。
    * やめろとは言わないが。

    2025/09/23 02:11:13 | 91
  • アトーイ @Imitationbox
  • 誰やらからの相克の誘いには相手のを見て軽くあしらった。失うものがデカすぎると思ったらしい。しっしと追い払おうとしたかも。

    2025/09/23 02:12:19 | 92
  • 缺(チュエ) @INo02
  • @sleepzzz
    「はは、重荷はありすぎてもなさすぎても困るもんだ」
    「でもなあ、俺ってかこつけて色々しちゃった気がするんだけど」

    それでもいいからこうしてるのか。愚問であった。
    最初のころは忌避感があったあれもこれも、
    今では寧ろ、その暖かさを好ましく思うようになった。

    ちょっと後ろめたい気持ちは悔いではなく、それこそ自分らしいもの。

    座ってるところから肘をついて、隣に寝そべり、
    寝入る前に一度寄り添いに行く。

    「──暮安ムアン
    「それが俺の名前。これから誰かに聞かせることはあるかもだけど、
     ……こうなってから聞かせたの、君が初めてだからな」

    「おやすみ、夢斗くん」
    「……短い間の関係だけど、それでも……ありがとう、俺を知ってくれて」
    「俺も。俺の人生がたった数日しかなくても、十分だと思える」

    2025/09/23 02:14:46 | 93
  • 商売猫々 @KawaiiNekoChan
  • 「おっとしまった……場違いな所に転がり込んでしまったにゃあ」

    2025/09/23 02:16:22 | 94
  • “ア” @Panopticon
  • 「…………」
    「信じることが、か」

    呟いて。ゆらり、顔を伏せて。
    ゆっくり、そっと空を眺めていた。

    2025/09/23 02:17:24 | 95
  • 花時雨 @flowrain
  • 強制力のない忠告には薄く微笑み返すばかりだった。

    風邪は多分引く。
    というか前に雨に当たった時から既に本調子ではなく。
    でも長い地下暮らしは不調を隠すのも上手くさせるから、きっとバレない。

    2025/09/23 02:18:22 | 96
  • サヨナキ屋 @Caduceus
  • * ……引いてもいいみたいだな。
    * 頬杖をついて息を吐く。

    「……どこに行っても変わらんな」
    「ヒトは気ままだ」

    * 世界が終わるというのに。

    2025/09/23 02:29:18 | 97
  • 帳 夢斗 @sleepzzz
  • @INo02
    「……そっか。
     教えてくれて、ありがとう…」

    これできっと忘れない。
    何にもなくなんかなくなった。
    このまま誰にも何も言わずに消えてしまう前に
    誰かに少しでも自分の事を知ってもらいたかった。
    それが唯一の心残りだったのかもしれない。
    だから最後に口に出したのかもな。

    「…うん、おやすみ、暮安ムアンさん。
     ……お願い、聞いてくれてありがとう。貴方の事、知れて良かった」
    「えへへ…今日は本当に…良く眠れそうだ…」

    心から満足そうに笑って、眠気に身を任せ、瞼を閉じる。
    きっとこのまま朝までぐっすり眠ることが出来ただろう。
    起きて、貴方の姿が見えなくても
    いつもよりすっきりとした顔で診療所を後にしただろうな。

    2025/09/23 02:50:42 | 98
  • sixpence @meaningless
  • 「Hickory dickory dock」
    「The mouse went up the clock」
    「The clock struck one」
    「The mouse went down」
    朝起きて、呑気に歌って歩いている。
    雨の降りしきる土地。つまりは人がいないと言うこと。
    空を見上げて、青をみる。
    「カウントダウンは好調に続いてて何よりだぜ」
    ご機嫌。

    2025/09/23 07:02:28 | 99
  • Aegialeus @Delta263
  • 「……………」
    子供が空を見上げている
    子供が空を見上げている

    時折、何かが切り替わる カチリ という音がする
    数分空を見上げていたが、やがて無表情のままその場を去って行った・・

    2025/09/23 07:27:54 | 100
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