記憶

  • 剣刺さり @s
  • 「照れんなよ……」
    「最近はあんまり出てきてなかったがね。
     程々に出てくることァあったさ。」

    2025/09/23 22:54:43 | 1
  • ラァジュー @Lazhu369
  • @happa
    靄掛かったのに相反して、
    日輪の瞳は鈍い輝きを湛えている。

    「味の辛い物が食いたい」
    「暫く口にしてなかったんだ」
    「そういや貴方、家を空けてましたね」

    遠出の用事でもあったのかと世間話程度に。
    とはいえ、体ごと向けて耳を傾ける姿勢。
    真面目腐った態度取るのは相変わらずか。

    2025/09/23 22:55:27 | 2
  • イスルギ・ホタル @isurugi3
  • 「そう。すげーシャキッとする栄養ドリンク」
    今度はちゃんと近づいて、「飲むか?」と缶を差し出した。
    受け取る意思を見せたら渡すし、断られたら自分で飲む。
    あまり深く考えていない。

    「!?」
    いつの間にか地上に出ていた剣刺さりに目を丸くする。

    2025/09/23 22:55:51 | 3
  • フヨウ @enjoylove
  • @500w
    「ほんまにかわええ。しゃーない、気が変わるまで内緒にしたるわ」

    案外お茶目な様子に気をよくした。

    「ええなぁ。そのついでに君のことも聞かせてや」

    次があるかも分からないし、終わると言うのに人のことを聞いて意味があるかと言われたら。
    無い。無くていいのだ。時間を潰す目的で、そんな重いものを持たせたくない。

    全ては泡沫。軽く、浅く、呆気なく。
    食い尽くされた世界にはそれくらいでちょうどいい。

    「またね、黒いお兄さん。
     良い終末を……」
    「ああ、ううん」
    「良い旅路を」

    何度も口にしたことのある挨拶に、もう一つだけ付け加えた。
    定まらず業を積み上げ続ける貴方は、やはり旅人のようだったから。
    その旅路が、せめてあまり苦痛にまみれないものだったらいい。

    気まぐれな邂逅は幕を下ろす。
    男は挨拶を口にし、ひらと片手を振ってその場を去っていった。

    2025/09/23 22:56:14 | 4
  • スフィア @InLovePhilosophia
  • 「剣の子、居るだけで驚かれてるじゃん。
    人気者だねぇ」

    2025/09/23 22:57:48 | 5
  • 伝書鳩 @omen
  • @happa
    「そんじゃあそういうことで」

    処遇に困った場合は燃やす事で合意を得た。
    合意がなくともそうしただろうが。
    鮮度の落ちぬ内に医者にでも持ち込めば、臓器は値千金なのだろうけどね。
    あいにく、そういったところには思慮の及ばないものだった。
    無知蒙昧とは時に罪であり、損である。
    が、本人が業になるが良しとするなら、それでいいんだろう。

    「はいよ。お望み通り、無一文にしてやります
     身軽ってな、いーい事ですからね。」
    「そんじゃ、長丁場になりますがお付き合い頂きますよ」

    骨牌、使えばまた調達の必要があるのでね。
    手持ちが無くなればまた仲良くがらくたを漁りつつ、
    徐々に背負う業を軽くしていく事になるんだろう。

    どうせ死ぬのなら、業など背負わぬ清い身のまま逝くがよいよ。
    あの世に業を持っていけたとしたなら大変だ。

    「こっちで紙片使うんで、そっちから適当な骨牌出してもらって」
    「ちゃあんと勝てる手ェ出すんで安心してくださいよ」

    2025/09/23 22:57:58 | 6
  • フヨウ @enjoylove
  • 「……♪」

    機嫌が良さそうに何処からか戻ってきた。
    ポケットも軽ければ足取りも軽い。

    「なぁに酒の他にクスリも流行りだしたん?
     あれ動くのも考えるのもしんどくなるから、全部どうでも良くなった時くらいしか手ぇ出せんわ」

    2025/09/23 22:58:27 | 7
  • 七竈 @happa
  • @pandora 普通の世なら、それで良かった。
    身体に残った傷も、心が欠けた痕も、
    どうしたって時間が解決してしまう。

    けれど、この世は終末を迎えるらしい。
    あれやこれやと騒ぐみなも、あなたにとっては遠いことだろうか。
    あなたにとっての世界は、きっともっと狭いものだ。

    「ン」

    触れたがるなら、身体を寄せる。
    意図を察してか、何の抵抗もなく。
    膝枕をするのも慣れたもので、
    ころりと横になったあなたの髪を梳く。

    「そうか」
    「お前はどうしたい?」

    どうやらあなたは悲しいらしいな。
    腫れた目元を冷やしてやりながら、
    何かしたいことはあるかなと眺めた。
    答えは、あってもなくても良かった。

    2025/09/23 22:58:54 | 8
  • 剣刺さり @s
  • 「あっちでチラホラ見てたけどこっちにいるヤツもいるよなあ」
    「人気者行為を……してやろうかァアアーーーッ!?」

    2025/09/23 22:59:18 | 9
  • フヨウ @enjoylove
  • 「なんや地下の鼠の巣で見かけたことある子増えてきたね。
     賑やかでええことや」

    あまり見ない顔が増えている。おもろ〜。

    2025/09/23 22:59:24 | 10
  • キコ・ビスカイノ @komainuelse
  • 「刃物のやつ、この前に見た時は面白かったからな」
    「今はまともに喋ってるな」

    2025/09/23 22:59:35 | 11
  • 煙草の香りに吸い寄せられて、知らない人に変なの貰ったのは黙っておこう。
    今更の話だし。

    「こ」「こょよのこよ?」

    もご、と少女が怪しい滑舌の言葉を発した。
    種はここでは大した業にならない。らしい。

    小石よりは食べられるから、少女的には結構好きだけど。

    2025/09/23 22:59:45 | 12
  • キコ・ビスカイノ @komainuelse
  • 「訂正が必要か、しゃべってた」

    2025/09/23 23:00:07 | 13
  • "星の眼" @spherelord
  • 「左様でございしたか。最期までごゆるりとお過ごしくださいまし」

    与えられる快適さは業次第とはいえ、此の都市を訪れる者そのものに貴賤はなし。

    2025/09/23 23:00:50 | 14
  • @ImFireThankYou
    「気に入った? どうかしら
    おいしかったのなら何よりよ」

    あなたを見つめニコニコと
    薬だけでは、なさそうだが

    「……ねえ あなたも私も
    何もかもが 不明瞭でしょ」

    かたや酒 かたや薬

    「だから、私、言いたいこと言うわ」

    「私、あなたと終末が見たいわ
    だってあなた、心地良いもの」


    もちろん、聞き流していい
    ヤク中の独り言なのだから

    2025/09/23 23:01:53 | 15
  • 七竈 @happa
  • @Lazhu369
    陽の光のような色だね。
    眩しいとまでは思わなくとも、
    目出度い色だろうとは思った。
    白狐には日輪のモチーフが良く似合う。

    「ン、良し」
    「では辛い麺か、スープでも拵えよう」

    ひょいと立ち上がって、比較的手早く作って来る。
    鷹の爪らしきものを入れた真っ赤なスープ。
    ついでに麺も入っている。
    盛りだくさんではなくとも、肉や野菜を刻んだものも。

    「応」
    「外が騒がしかったゆえな」
    「籠ることになった時のために、買い出しなどに」

    食事ゆえに、楽にして構わんよとは添える。
    そうしたいなら、やはりそのままにしておくのだが。
    悲喜こもごもについて聞くわけでもなく、あなたが話したいならそのように。
    話したくないなら、特に詮索もしなかった。

    2025/09/23 23:02:48 | 16
  • リア=ヴェルダ @Imitat
  • 『もう一回抜いた方がいいかしら』
    行儀悪く肉まんを加えてそう書いた。

    2025/09/23 23:02:55 | 17
  • 巳然 @snake03
  • 「なんだよぉ…コッチクスリにも手ぇだして悪いかよ…」

    2025/09/23 23:03:56 | 18
  • 剣刺さり @s
  • 「じゃあ面白くまともに喋るか……」
    「こんにちはっ!みんな!今日もいい香りをさせているね!抜くのはやめて」

    2025/09/23 23:05:07 | 19
  • R・D @RD
  • @rasen
    「違う。これは」
    「僕の養父のものだ」

    中身は日誌のように、記録が記されていた。
    頭部に重傷を負った自分に宛てて、養父が遺した手帳記憶

    「かいつまんで内容を伝える」

    女医は淡々と読み上げていく。
    養父は医者を騙る殺し屋だったこと。
    自分は養父の手腕を学んだ殺し屋であったこと。

    抗争に巻き込まれて重傷を負ったこと。
    養父に治療され、養父は『落とし前』のために姿を消したこと……

    「養父……師は後始末をつけたようだ。
     僕にこうして危害が及んでいないことを鑑みれば。……」

    「こういった経緯のようだ。
     僕は医者ではなかった。免許は偽造だ」

    これも本当は、分かっていたが。

    2025/09/23 23:05:52 | 20
  • アネラ @anera
  • @id
    「だ、だってえ……僕、一生懸命準備したのに……。
    それがこんなことになっちゃうなんて……。」

    でも、彼のいうことには一理あった。
    長旅に備えて物持ちのいい物を貯め込んだおかげで食うに困らず、ボロボロだがベッドもある。
    ……自力では何もできないのと衛生面での不安が大きいが。

    もし、遭遇せずに旅立っていたら。
    野盗に落とされて命まで奪われたかもしれないし、怪我で手当てをできずにくたばっていたかもしれないし、過酷な環境で生き延びれないかもしれない。

    「う、うるさい……好きでこうなったんじゃないのに。」

    と、言葉短く顔を背けて、出立したとみるやため息をこぼす。

    「……最後まで……かあ……。」

    籠の中の鳥というにはいささか不自由過ぎるが、最後の最期で安住の地を見つけて。
    静かに終わりの時を待つことになるだろう。

    2025/09/23 23:06:06 | 21
  • スフィア @InLovePhilosophia
  • 「抜いちゃだめなんだそれ……」

    2025/09/23 23:06:27 | 22
  • 七竈 @happa
  • @omen
    「応」

    いざという時は燃やしてもらお。
    合意の上なので、倫理的にはきっとOKです。
    世迷言かも。世も末なので許されたい。

    臓器を売り払われたって文句はなかったのだけどね。
    どうやら五体満足で葬られるらしい。幸いなこと。
    様々、きっと、それで良かった。

    「助かる」
    「ン。こちらこそ頼もう」

    お付き合いいただいちゃおうね。
    後で揃ってもう一つ牌を探すこととしようか。
    徐々に業は、この男の肩から滑り落ち、
    あなたの肩へと降り積もる。

    死ぬも生きるも清い身に越したことはなく。
    逝くのならやはり、身軽な方がいい。
    あの世では何も持たず、失わず、ただ眠りたいものだった。
    何せ家族に合わせる顔がないし、逝く場所だってきっと異なる。

    「至れり尽くせりよな」
    「礼を言う」
    「ありがとう」

    おっけ~~の姿勢も示します。
    牌の絵くらいはちゃんと見れますからね。
    間違うことはないはず。

    2025/09/23 23:06:32 | 23
  • フヨウ @enjoylove
  • 「悪い言われてもやりたいならやりゃええ。
     誰にも止める資格無いんやから。むしろ曙光ここらしくて最高やんな」

    けたけた笑いながら周囲を見ている。
    悪いコだらけだ。かわええな。
    男は玉虫色の瞳を細めつつ、黒の煙草に火をつけた。チョコレートフレーバーのたのしいやつ。

    2025/09/23 23:07:03 | 24
  • 剣刺さり @s
  • 「オレと剣ちゃんを引き離す存在には、容赦はしない……
     さっきも二回襲いかかった所だぜ」

    2025/09/23 23:07:32 | 25
  • イスルギ・ホタル @isurugi3
  • 蘇る光景。
    ピンボール玉のごとく跳ねるピンク髪。
    性別を尋ねセクハラさられてキレる剣刺さり。
    常識から外れた存在。理解不能の擬人化。
    若者は後ずさる。完全にトラウマになっていた。

    2025/09/23 23:07:52 | 26
  • フヨウ @enjoylove
  • 「あの剣、抜いたらあかんのか……」

    気になる。凄く。

    2025/09/23 23:08:00 | 27
  • 剣刺さり @s
  • ニィィィィィッ……(理解不能スマイル)

    2025/09/23 23:08:28 | 28
  • 剣刺さり @s
  • ショモオオオオ……(手でばってんを作る)

    2025/09/23 23:08:51 | 29
  • ラァジュー @Lazhu369
  • 酒に煙草なんて曙光じゃ在り来り。
    嗜好品の類が薄っぺらい貧民窟なら兎も角として、
    間違えるのは無理ない話だ。と、これは本当に。今更に思う。

    「そう」
    「僕だって端から図体が大きい訳じゃない」
    「子供の頃はこうした土遊びに、一日限りの冒険もあった」

    意思疎通出来てんだか、出来てないんだか。
    それらしい相槌打ちながら半ば独り言ちる。

    2025/09/23 23:09:13 | 30
  • スフィア @InLovePhilosophia
  • 「そっかぁ。
    じゃあ別の剣とか包丁とか槍とか見付けたら増やしたげるね」

    2025/09/23 23:09:56 | 31
  • @happa 遠い方がうんと良かった。
    気付かずにいられるなら、少女も取り乱さずに済む。

    例えば仲直りしたってしなくたって。
    時間終わりが解決するなら、結局無関係だもの。

    「むぅ」

    丁寧に。掌と違う感触に覆われる。

    「ぁかんない」
    「つかぇ」「た……」

    なんて。弱っちい事を吐いてあなたの服を弄った。

    夢に希望ばかり見ていたのが、漸く現実が介入し始めたらしい。
    悲しいだとか、辛いだとか。
    今迄なら思いもよらなかった。から。
    尚更に疲れてしまう。

    2025/09/23 23:10:13 | 32
  • 剣刺さり @s
  • 「やめろ……!!!オレは浮気しない!!!!!!!!」

    2025/09/23 23:10:21 | 33
  • キコ・ビスカイノ @komainuelse
  • 「逆にさらに奥に刺したらどうなるんだ?」

    少しばかりふらふらしながら、呂律も少し怪しげに、とんでもないことを抜かしている。

    2025/09/23 23:10:39 | 34
  • 巳然 @snake03
  • 「別に曙光の住人じゃねえし…無所属だし…」
    ここで用意された享楽にふけってはいるが。

    2025/09/23 23:12:27 | 35
  • 剣刺さり @s
  • 「そいつは特に何も変わらねえよ(自分で刺す)ぎゃああああああああああ
     オイコラッ!いてえじゃねえかよおおおおおおおおおおおおおおおお(絶叫)
     いたすぎて……涙が止まらねえよおおおおおおおおそんなこともないんだがな(真顔)」

    2025/09/23 23:13:37 | 36
  • 冬真 @milktub
  • 「死にたがりが終末まで一切死ねそうな気配なくてあれはあれで面白いな」

    2025/09/23 23:14:18 | 37
  • 剣刺さり @s
  • 「(顔を手で覆う)もうすぐ……(手を開く)死ぬよ♪
     (顔を手で覆う)ジョン……(手を開く)お別れだな……」

    2025/09/23 23:15:16 | 38
  • 七竈 @happa
  • @pandora
    遠ければ、何も感じなければ、
    あなたの心は傷つかずに済む。
    抗えないなら、きっとその方が楽だった。
    すべてに振り回されるのはあまりにもつらかろう。

    等しく終わりを迎えるならば、
    きっと仲直りをしたって、しなくたって良い。
    あなたがそう思うなら。

    しかし、疲れるくらいに悲しいならば。
    きっとそれらは等しくはないんだろう。

    「そうか、疲れたか」
    「良く頑張ったな」
    「えらい、えらい」

    よし、よし、とあなたの頭を撫でる。
    服を弄られるのはそのままにさせて、
    あなたよりも成熟した指が頭蓋骨の丸い輪郭を辿った。

    「では、少し休むか?」
    「甘いものでもつまんで、眠るとよろしい」
    「子守歌を歌ってやろう」
    「そのうち、したいことも出てくるものだ」
    「出てこなくたって、よろしいよ」
    「お前がそう思うなら」

    疲れて、一歩も動けないのであれば、それもまた良し。
    この男は、動かなくなったあなたの世話を勝手に焼くだけ。
    疲れているなら身を任せたって良いし、
    元気になったらそのままどこかへ行っても良かった。
    あなたが好きなようにして良かったものだから。

    2025/09/23 23:15:31 | 39
  • イスルギ・ホタル @isurugi3
  • 相手はフレンドリーな笑みを浮かべている。
    夢に出てきそうな素敵な笑顔だ。
    若者は冷や汗ダラダラ。面白いね。

    2025/09/23 23:15:40 | 40
  • フヨウ @enjoylove
  • 「あの剣刺さっとる子、どうにか延命して一生眺められるようにできん?おもろすぎる」

    2025/09/23 23:16:24 | 41
  • 特定の、個人的な香りを態と掻き消すようなものだから。
    少女には結構ハードルが高い。のかも。
    それでも人に呼ばれたら、軽率に着いていくような莫迦だったが。

    「……?」「?」

    意思の疎通がとれているかは定かでないが──
    その言葉に驚愕したように顔を右往左往させる。

    「ぁじゅ」「ちぃちゃぃ……?」

    大人はみんな大人なので、小さい頃とか全く理解出来ないし想像もつかない。
    1日冒険とか。今のあなたから考えるととてもじゃないけど。

    2025/09/23 23:16:44 | 42
  • シャルパス @id
  • 「これが生きてて生きたい人が生きられないときがあるのって世の理不尽だよな」

    2025/09/23 23:16:50 | 43
  • 突然の絶叫に耳がギョッとしてペタッとなった。
    心臓に悪い。

    2025/09/23 23:17:21 | 44
  • スフィア @InLovePhilosophia
  • 「でも、これが暴れてる映像売ったら一山当てれるくらいには面白いし、ある意味価値があるよ」

    2025/09/23 23:17:45 | 45
  • キコ・ビスカイノ @komainuelse
  • 「いいコメディアンになれただろうなあ」

    2025/09/23 23:18:26 | 46
  • 剣刺さり @s
  • 「やめろ!恐ろしいことを言うんじゃねえ……!
     剣ちゃんも怯えてるじゃねえか!(指差す)(変化なし)」

    「そう……世界とはぁッ、理不尽で業に濡れたものなんだなあッ!」
    「あっビックリさせちゃったかな?ごめんね……
     謝るだけでまたやるかもしれないけどなあああああ」

    2025/09/23 23:18:58 | 47
  • ラァジュー @Lazhu369
  • @happa
    高尚な物扱い白狐呼ばわりにはやはり懐疑的だった。
    こんなのは贋作の日輪に過ぎないし。
    利口な態度を取るのは余所行だから。なのだし。

    「なあるほど。件の約束果たしに行ったのかと」
    「じゃ、有り難くいただきます」

    箸にレンゲを扱って行儀良く辛麺を啜る。
    味は今一つ分からない馬鹿舌だが、
    塩辛いのは舌に痛みとして効く。

    「……与太話の延長なんですがね」
    「貴方、何されたら嬉しいとかってあるんですか」
    「貴方みたいな人って、誰かに何も求めやしないでしょう」

    飲み食いしてるのが自分だけってのが居心地悪いからか。
    息吐いて汁気に口元拭いながらに、また一つ尋ねる。

    2025/09/23 23:19:12 | 48
  • 耳がペタとしたまま保護者にペタッッッッッッッッとした。
    怖かった。らしい。

    2025/09/23 23:19:54 | 49
  • リア=ヴェルダ @Imitat
  • もぐ。

    肉まんを加えつつにじり寄るか。

    2025/09/23 23:20:36 | 50
  • 顔のない少女 @ImFireThankYou
  • @Yan0404
    「……」

    ああ、なるほど。たしかにそれは魅力的だ。
    そも、終末おわりを終わりとも思っていない身だ。ならばそれこそドレスコートは必要あるまい。終わりを迎えるのなら、せめて隣に誰かがいれば上々なはずだ。

    2025/09/23 23:20:58 | 51
  • 剣刺さり @s
  • 「やめろォーッ!オレは経済構造には当て嵌まらねえ!(激昂)
     この辺の感覚は確かにここの雰囲気あるなァ……(冷静)
     あっ!寄るな!マジでやめて……♡(キュートボイス)」

    2025/09/23 23:21:03 | 52
  • 顔のない少女 @ImFireThankYou
  • @Yan0404
    ——ああ、だけど。
    近くにいた、あなたにだけ。聞こえたかもしれない、鼓動。
    ——■■■■が。■■■■■が。真っ赤なが。どくん、と跳ねた。

    そうして、ぐじゅり、と音がして。杖に吊られた黄金の鐘が、あなた@Yan0404の胸の中心に、こつん、と当たる。

    「——そう。やっぱり、あなたも■■■■じゃないのね」

    馬鹿な娘だ。勝手に期待して。いや、そもそも期待すらしていなかったくせに。

    「代わりにあなたと、だなんて、そんなのあまりに失礼だわ。不誠実だわ。いけないことだわ。
     ……だから、」

    意味不明なことを呟いて、呟いて。

    2025/09/23 23:21:26 | 53
  • 顔のない少女 @ImFireThankYou
  • この青空で、果たして星が見えるかどうかは知らないが。

    「その時は、一緒に星を観たいわ」

    そんなことを、あなた@Yan0404に向けて行ったのだ。
    ——きっと、見えている星は違うだろうに。

    2025/09/23 23:21:40 | 54
  • ラセン・ユガミ @rasen
  • @RD
    知らない筆跡だった。
    医者を騙る殺し屋、落とし前、頭部の重傷……。

    情報が線になり繋がる度に、胸がざわつくような感情を覚える。
    世界の終わりを前にして、非現実的な内容は、
    紛れもなく全てが現実だった。

    「先生」

    「今の先生は、お医者様です。
     教材を熱心に読み、勉強に励むあなたの姿をいつも見ています。
     嘘の免許でも、人を助けたいと願う意思は本物です。
     今までの手術は医療的な行為です。
     そうじゃなきゃ」

    報われない。後始末の意味が。

    2025/09/23 23:21:43 | 55
  • 冬真 @milktub
  • 「いないいないばあで俺をあやすな」
    「早めにこの世からいないいないばあしろよ」

    2025/09/23 23:22:32 | 56
  • イスルギ・ホタル @isurugi3
  • 「俺さ、人類が滅んだあとに新人類が台頭するかもしれない……って思ってるんだけどさ」
    「多分それはアイツ剣刺さりなんだろうな……」

    ここにある全てが滅んだあと、大量の剣刺さりで埋め尽くされる惑星。
    考えただけで身震いした。

    2025/09/23 23:23:14 | 57
  • 冬真 @milktub
  • 「単体で増えんなよ」
    「プラナリアかよ」

    2025/09/23 23:24:39 | 58
  • リア=ヴェルダ @Imitat
  • にじにじ。
    肉まんを食べているので筆談できません。

    無言で近づいてくる。

    2025/09/23 23:24:42 | 59
  • 剣刺さり @s
  • 「も~ジョンは我儘なんだから……
     他界他界であやされたかったら言うんだぞ……♡」

    「いや……オレはその未来にはいない
     いるのは武器を頭に刺したお前達さ 頑張れよ……新時代。」

    2025/09/23 23:25:00 | 60
  • フヨウ @enjoylove
  • 「びっくりさせてしまったらちゃんと謝れるあたり、変に律儀でまともやな」

    2025/09/23 23:25:02 | 61
  • スフィア @InLovePhilosophia
  • 「全人類剣ぶっさり系か……。

    どうしよう。ギリ面白いと思うあたしが居る。
    見てるだけなら。なるのはヤだけど」

    2025/09/23 23:25:45 | 62
  • 剣刺さり @s
  • 「コラ!食べることに集中しなさい!
     食事は業、ならせめてその業に意識を捧げるべきだと思わないか!?(後ずさる)」

    「そうだよ……オレはとってもまともなんだよ。
     お前達もみんなオレのようになれるからな……
     可能性の希望を、捨てちゃいけないゼッ!(きらめく歯)」

    2025/09/23 23:27:16 | 63
  • 巳然 @snake03
  • 「嫌だ〜っ…俺頭に剣刺したくねえよ…」
    頭抱えてる。

    2025/09/23 23:27:39 | 64
  • キコ・ビスカイノ @komainuelse
  • 「もう一遍滅ぶまでがセットになってそうだ」
    「笑える」

    2025/09/23 23:27:49 | 65
  • 七竈 @happa
  • @Lazhu369
    贋作でも良かろうとも思う。
    何せ本物の太陽は眩しいもの。
    利口な態度が上っ面だとしても、
    取り繕えているのはあなたの努力。
    であれば、肯定しない訳もない。

    「嗚呼、それもな」
    「様子は見に行ったが、息災だったゆえ」
    「必要がなさそうだった」

    忘れてなさそ~だったから問題なかったらしい。
    鷹の爪の他にも花椒と山椒、生姜らしき物が入っている。
    身体がぽっかぽかになる味わい。ついでに舌も痺れる。

    「ウン?」
    「あまり考えたことがない」
    「お前たちを眺めているのは好きだよ」
    「手の届く程度に居てくれると嬉しいくらいか」

    強いて言うならそのくらいかな。
    見ると言ったって薄ぼやけたものだが。
    とりあえず居るのはわかるし、音が聞こえるなら様子もわかる。
    求めるというのはどうにも居座りが悪いので、するつもりはなかった。

    男と言えば茶を持ってきて啜るくらいなんだろう。
    そう言えば物を食っているのもあまり見かけない。
    食ってはいるのだろうが。痩せ細っているわけでもなし。

    2025/09/23 23:28:19 | 66
  • 七竈 @happa
  • @Lazhu369
    「逆に、お前はあるのか?」
    「してほしいことや、してもらえたら嬉しいこと」

    言っても言わなくても構わないのだけれど。

    2025/09/23 23:29:01 | 67
  • ラァジュー @Lazhu369
  • 「素でこうだから凄いよな」

    ベタッッッッッとされたので子供の肩を緩く叩いています。お~よしよし。

    2025/09/23 23:29:14 | 68
  • R・D @RD
  • @rasen
    「…………」

    断片的に脳裏に瞬く記憶があった。
    治療がうまくいかないのは当たり前だった。
    殺害のための薬剤知識しか持たず、他は簡単な応急処置程度の腕しかない。
    養父は実際の医者に匹敵する腕の持ち主だったが、自分はまだ拙かった。

    「…………これを」

    頁をめくっていく。
    そこは仕事の記録。かつて殺めた者達の記録。
    そこに記された者の名前。手帳をそちらに向ける。

    「君の親を殺したのは、師と僕だ」

    2025/09/23 23:29:21 | 69
  • 剣刺さり @s
  • 「大丈夫大丈夫……♡
     怖いという気持ちは消えていくからな……♡」

    2025/09/23 23:30:27 | 70
  • フヨウ @enjoylove
  • 「いやぁ剣の子みたいになりたくはないなぁ。
     君が増えるんやったら1人玩具ペットで持ち帰っても……」
    「……」

    煙草めちゃくちゃ吸ってる。真顔。長考(3秒)。

    「いらんかも……」
    いらんかも……

    2025/09/23 23:31:30 | 71
  • 巳然 @snake03
  • 「嫌だ〜っ!それだとむしろもっと怖い!!」
    勢いでそのまま路地裏に駆け出していったか。

    2025/09/23 23:32:07 | 72
  • イスルギ・ホタル @isurugi3
  • 「矢がいいな〜! でも弓も悪くないな〜!」
    もはや怯えているのかすら分からなくなってきたぞ。

    2025/09/23 23:32:17 | 73
  • 冬真 @milktub
  • 「無責任に拾ってくると」
    「あいつ部屋の隙間じゃなくて家系図に住み着くようになるぞフヨウ」

    2025/09/23 23:32:23 | 74
  • ラァジュー @Lazhu369
  • @pandora
    莫迦とはやはり、到底思えない。
    今だって手を繋いでくれているし、
    言葉での遣り取りを終えないで居てくれる。

    「僕もパンドラと同じ歳の頃には……」
    「いや、そんなに小さい時期はすぐ過ぎたかもな」

    大人の成長過程に子供があるのだから、当然。

    「土を掘り返せば偶に綺麗な石があるだろ」
    「そんなのを、同い年と競争して取ったり」
    「メトロは絶好の遊び場だったから、態々潜って大人に追い回されたり」

    そんな他愛ないのを続けながらも、
    土を掘っては埋める、を繰り返す。

    2025/09/23 23:32:55 | 75
  • @ImFireThankYou
    鼓動、ザクロの弾けるような音、心臓、鐘の音、早鐘、血が巡って、

    薬よりもキマっちゃうかも
    ふぉーる、いん、

    「──」

    絶望へようこそ。
    刹那の期待と即座の断り。

    嗚呼知りたくもなかった。
    どうやらあれは告白のつもりで、
    私はひととき、お前に恋をした。

    「……いいわよ、代わりでも。
    なんだっていいわ、あなたが、
    最期にいてくれるんならね」

    なら、これも理よね。
    せめていちど、乞いをさせてよ。

    2025/09/23 23:33:54 | 76
  • フヨウ @enjoylove
  • 「家系図は流石にホラーすぎるやろ。一種のバケモンか?」
    「ほな、親切心で冬真ちゃんにもお裾分けしたるわ……」

    2025/09/23 23:34:57 | 77
  • 剣刺さり @s
  • 「オレと剣ちゃんの子まで、ちゃんと育ててくれよな……
     いやだ~!オレ達の手で育てるんだ……!」

    「おっ、考えていて偉いなあ!
     (路地裏の入口に駆け寄る)お前も考えておくんだぞおおおおお!!!(叫んで元の位置に戻る)」

    2025/09/23 23:35:15 | 78
  • 星はきっと見えなくても。

    「私も、あなたみたいわ」

    そう返して、この話は終わり。
    見える星は違えと、構わないとすら思う。

    2025/09/23 23:35:41 | 79
  • リア=ヴェルダ @Imitat
  • もぐ。

    飽きたので戻っていく。

    2025/09/23 23:36:06 | 80
  • 巳然 @snake03
  • 「うわああああ!!!!」
    「やめろよ今いい感じにトんでたところなのに…」
    そんな声が路地裏から聞こえてきたか。

    2025/09/23 23:37:33 | 82
  • 巳然 @snake03
  • その後すぐ戻ってきた。
    「ったく…」
    今度は酒を飲んでるな…

    2025/09/23 23:38:17 | 83
  • 剣刺さり @s
  • 「トばそうとしてもトんでかねえ
     そんなモンも、あるもんさ。
     学んでいきゃいい………
     学ばせてやるからよおおおおお!!!!」

    2025/09/23 23:39:26 | 85
  • リア=ヴェルダ @Imitat
  • 怖……………………。

    それはそれで肉まんが食べ終わりません。

    2025/09/23 23:40:07 | 86
  • 巳然 @snake03
  • 「ひぃぃっ!!」

    2025/09/23 23:41:38 | 87
  • シャルパス @id
  • 「リアちゃん、肉まん気に入った?」

    2025/09/23 23:42:47 | 88
  • ラセン・ユガミ @rasen
  • @RD
    「嘘だ」

    螺旋 心魂ラセン・コダマ
    唯一の肉親である、母親の名前が記されていた。

    「嘘です」

    声が震えている。
    書かれた文字列を指でなぞった。
    ゆっくりと、その場に膝から崩れ落ちる。

    「先生。
     自分は。自分はね。
     先生に出会う前は、曙光で活動する隠蔽組織の一員だったんです。
     お母さんの仇を討つために。ずっと……その痕跡を追ってた」

    赤い髪。高い身長。
    いつも目が離せなかった。心を奪われていた。

    「仕事でミスをして、追放されて、
     どうしようもなく瀕死の状態だった自分を、
     あなたが手術で救ったのです」

    2025/09/23 23:44:11 | 89
  • 顔のない少女 @ImFireThankYou
  • @Yan0404
    「……それ、は」

    それは、一番欲しかった答えで。でも、絶対に得られないとわかっているから、だってあなたは■■■■じゃないから、わかっているはずなのに、なぜかからっぽの■■■■は開いていて、けれど鐘はあなたを鳴らさなくて、血がどくどくと流れているのに■■■■■は■かなくて。

    「……」

    長い沈黙。
    そして、

    「……わたし、あなたを■せないわ」

    だって、と言おうとして。
    その言葉に、なんの意味もないと気づいた。気づいてしまった。

    だってもう、狼はいないと気づいたんだもの■■■■■■■■は■■かったから


    だめだったのだ。愛そうとすら、できなかったのだ。
    思っても、想いにはならなかったのだ。

    それで、チョコレート親切を。片思いチョコレートを。甘くて苦いそれを、一片。
    置き去りにして、行ってしまったのだ。

    2025/09/23 23:48:32 | 90
  • 冥き深海の静寂 @sayjack
  • @meteorsaber27
    顔を上げた、その瞬間。
    平手打ちが飛ぶ。

    2025/09/23 23:48:33 | 91
  • ラァジュー @Lazhu369
  • @happa
    贋作が本物になりたいと言えば貴方嘲笑うだろうか。
    微塵もその気を覗かせやしないんだろうな。
    寧ろ、微笑ましいとかで肯定すんだろう。

    「息災ならば越した事ないな」「……」
    「貴方……世が世なら料亭を営むべきだったな」

    意外だな。舌狂いでも絶品と言える手の凝りよう。
    ぼやけた顔の癖に人並な味覚してんだろか。
    迸る辛味が失せた食欲を旺盛にさせる。
    多分、結構美味い。方と思う。

    「無欲だなあ、まるで参考にならない」
    「本当、顔だけは若い爺さんみたいだ」

    「僕は……」「ううん」
    「あの子が優しい心地で居るなら、別に」

    そんなだから幽霊の疑いが拭えない。
    無欲だ爺さんぽいだとか文句を付けても、
    展望があるかと尋ねられれば思い浮かばない。
    強いて言うならで湧いたのすら、自分と違う。

    今は、そうだ。

    2025/09/23 23:48:35 | 92
  • 顔のない少女 @ImFireThankYou
  • @Yan0404
    この期に及んで鳴ってくれない黄金の鐘ヴェロスを、恨めしそうに睨みながら。

    努めて、あなたの方を振り向かないようにしながら。
    ……顔を、あなたにも見られないように。

    2025/09/23 23:48:48 | 93
  • 冥き深海の静寂 @sayjack
  • @meteorsaber27
    迷いのない一撃だった。

    「僕なんかってなに」

    声は震えちゃいない。怒鳴りだってしない。
    痴話喧嘩なんて犬も食わん。

    「私が誰でもいいみたい」

    あるのは渦を巻く潮のように荒々しい、純粋な苛立ち。
    生返事で誤魔化したこともまあ心に引っかかっちゃいる。
    けれど、何よりも許せなかったのは自分を卑下するあなたの言葉だ。

    2025/09/23 23:49:16 | 94
  • スフィア @InLovePhilosophia
  • 「あ。とうとうチャンポンまで一日で覚えそう。
    一日で行くレベルじゃないんじゃないんじゃないかな。
    大人の階段ってもっとゆっくり登るものだと思うのだよ」

    2025/09/23 23:52:29 | 95
  • 顔のない少女 @ImFireThankYou
  • 少女が、ひとり。顔もなく。
    黒い外套の胸元は血の色が滲んでいて、えづきながら杖を振る
    不思議なことに、いつもなっているはずの鐘は、ぴたりと張り付いたように鳴らずに。
    かわりに、花にもならない血が、地面に垂れるばかりだった。
    そうして、どこかへ消えるばかりだった。

    2025/09/23 23:52:59 | 96
  • リア=ヴェルダ @Imitat
  • まぁ気に入ったかどうかと聞かれたらそうである。
    頷き。

    2025/09/23 23:54:03 | 97
  • 巳然 @snake03
  • 「俺もう大人だし〜?」
    そういうことではない。

    2025/09/23 23:54:40 | 98
  • 剣刺さり @s
  • 「さあああてとおおおおおッ オレはァァアアアーーッ(剣をちょっと抜く)
     ……そろそろ行くかね。考えた通りに見れたしな……
     あばよ。まあお前らも…… よくやりな。」

    2025/09/23 23:55:44 | 99
  • 「……」

    ひとかけらを 眺めながら
    唯目を閉じた 祈るように

    「ごめんなさい」

    苦しめるくらいなら 黙っていたほうが

    よかった のにな。

    2025/09/23 23:55:55 | 100
[黄塵街歌] ©2025 zmd