記憶

  • フヨウ @enjoylove
  • @500w
    「そしたらこの街の皆と一生話す刑でも受けてもらおかな」

    冗談が真実になるのだとしたら、異なる価値観を有する者と話して化学反応に賭けるしかない。そんなの現実的では無いので、ずっと冗談の上塗りになるのだが。

    「確かに切符はあげたよ。でも、それ使うってことは君がもう逃げたい耐えられないどうでもいいってなった時やんか。
     切符使って楽になるとはいえ、一瞬でもお兄さんがそんな気持ちになってまうのは悲しいやん」

    切符を取り上げるつもりはない。使うに越したことはないのだが。
    ただ貴方が虚ろのせいで痛みを感じるかもしれないのが嫌だな、というだけ。
    少ししか話したことのない他人のくせ、随分な我儘だなと自分でも思う。

    2025/09/26 07:34:13 | 1
  • フヨウ @enjoylove
  • @lostarmrat
    「ふふ、ありがとね」

    絆されてくれる貴方に口元が緩む。
    悪夢を見るのも本当のこと。だから、本当はもっとこんな言いくるめる為に使うのではなくきちんと感謝を述べなければいけないところだけれど。

    「いーやーでーすー。
     寝てくれるって言ったばかりやんか。
     それならベッド上げる為にも綺麗にせんとなぁ」
    「ほら、大人しくしとき!」

    罵倒も全くダメージなどなく。
    じりじりと追い詰めてしっかり両腕で確保し、シャワールームへ連行してしまうだろう。
    なんなら捕獲より布をひん剥く方に苦労するかもしれない。何故なら馬鹿力があるので……。

    2025/09/26 07:46:38 | 2
  • しののめ @shino
  • おおきくなった空を見上げている。
    ほんとに終わっちゃうんだ、と。

    手元には3種の骨牌がある。
    帰る場所も待っている人もいない子供にも選択を迫られている。

    嫌でも選ばなければならない。

    2025/09/26 07:47:51 | 3
  • @500w
  • @enjoylove
    「エグい舌無くなる」

    舌先三寸は無限ではなくて。
    上塗りされた冗談に、柔く嗤った。

    「ン〜〜〜……」
    「参ったな返す言葉がねェ」

    適当なり言い訳するなり、できない事では無いがした所で不毛かそれ以下になるのが明け透けた。
    そもそも言いくるめるなりを目的ともしてないし。

    「あんた意外と世話焼きさん?」

    2025/09/26 07:50:38 | 4
  • @JagdKatze
    「あら、そう?
    ……魔女がお喋りに見えたなら、きっとそれ、騙そうとしてるだけよ、多分ね。」

    ま、こちらも適当に話してるだけだ。
    この女が真に魔女なのかすら、怪しい物であるし。

    「ええ、今は独りですね。
    昨晩、ちょっとしたお祭り騒ぎをして、そのまま……な、だけですが。」
    「余韻に浸ってと言えば聞こえは良いですが、まあ暇してたんです。」

    2025/09/26 07:53:43 | 5
  • フヨウ @enjoylove
  • @500w
    「退屈せんでええやろ」

    価値や意味が無くなるのとどちらがマシだろう。

    「どうかなぁ。俺楽しいことやりたいことしかしたくないし。気が向かなかったらやりたくないこと放り投げるし」

    世話に飽きたらポイして放置。ゴミカスのような性根ではある。

    「まあ、気分よ気分。
     俺から見たら長い道行き歩き続ける旅人みたいに見える君が、
     あちこちで見かけるけれどどこの色にも馴染むつもりなさそうな君が、
     少ぅし気になったから」
    「俺の言葉に意味も価値もなくともさ、君の一瞬の退屈苦痛くらいは塗りつぶせないかなって」
    「俺、退屈が何より嫌いやねん」

    男はへらりと咲った。
    退屈が嫌いだからといって相手のものまで気にかけるのは傲慢かもしれないが。

    2025/09/26 08:10:55 | 8
  • リウ @JagdKatze
  • @enlargeDesire
    「なら、丁度良かった。」

    「丁度、何かに騙くらかされたい気分だったからさ。
     ……君はそういうの苦手?」

    世界の終わりを享受する刻。
    安い煙草より上質な口当たり欲しさで
    男は、今日を過ごす相手を品定めている。
    わざとらしい、穏やかな声色。

    「帰りだったんだ?
     今なら、どんなトコにも飛び入りできるかもね。
     君みたいな雰囲気良い人なら」

    視線を細め、魔女に方便を。

    2025/09/26 08:11:43 | 9
  • クワツミ @mulberry
  • @C4R0
    彼女スーと善く似た赤い瞳を見つめるのは、【空】に善く似た女の蒼い瞳。
    玩具箱曙光の街のネオンすら遮って、これで今だけは二人きり。

    此の夜が明けた刻、今日という夜があなたの中で『善い学びだった』と消化されきる心に残らぬモノにならぬよう、”恋人のように”優しく寄り添って。

    だって其れぐらいの心持ちでいなくては、あなたに心で魅了する術心の抱き方を教えるなんて出来ないでしょう?

    彼女スーが女の顔を見て頬を染めたように、あなたカロの中でも決して忘れられぬ女になったら善いと。

    零れる純白の髪の上、桜色の髪が交わった二人の行く末は曙光の夜の中へ

    2025/09/26 08:12:25 | 10
  • @Lazhu369 気にせず歩き続ける。けど。
    今はあなたが気にかかるから、前よか振り返るようになった。
    少女の中であなたは、寂しくて、怖がりで、泣き虫だから。

    「ゅー」

    にこにこしながらおかわりに口を開く。
    これも全部毒だったなら、少女はきっとあなたより先に倒れる。
    その時のあなたは──泣いてしまうだろうから、やっぱり幸福とは違う。

    「ん」

    少女には行きたい所なんて無かった。
    曙光に帰ってきても、元の家なんて行こうともしないから。
    まあ、盲に帰巣本能があったとして、意味は無いんだろうけど。

    来た道を戻って辿り、色々なものを見たり聞いたりして。
    思い出なんかも生まれ落ちるだろう。

    そうしたら楽しい。あなたも。

    2025/09/26 08:15:48 | 11
  • ⬛︎⬛︎⬛︎⬛︎ @from65537
  • うつら。いつの間にやら身軽になったからだで起き上がる。
    少し高い場所、めとろよりは寝心地の良い床。もうしばらくはここでぼうとするのだろう。

    2025/09/26 08:29:02 | 12
  • 《蛆》 @u464
  • 青空の下、街を回る。
    終わりを前にして遊興は鎮まるどころか尚盛況しているだろうか。

    変わらず塵を拾い集める。
    変わらず日々を繰り返す。

    特別なことをする気はなかった。
    己だけは別だと未だ信じていた。
    手と背の軽さだけを僅かに嘆く。

    よく分からんもののよく分からん言い分は、どうしてかその意味知れども、真の意味でこれがそれを理解しようとすることはなかった。

    全部終わればいい俺はその先をも生きている

    2025/09/26 08:33:34 | 13
  • C4R0 @C4R0
  • 曙光の街は朝の手前が一番静かなものでして。
    そんな中でも通りを往くのは四つ脚のちいさなこどもでした。
    貴石を三つ抱えて火にくべると、またそのまま走りだすのです。

    2025/09/26 08:34:00 | 14
  • @500w
  • @enjoylove
    「かもね」

    この男なら前者としか答えまい。

    「ウーワ、タチ悪。
    何時でも目ェ付けられたくねェタイプ」
    「実家今ァ暇してねェよ」

    あんたのお陰で。
    今の所、舌の根は乾いていないからさ。
    退屈飽きが嫌なのも同意だった。

    2025/09/26 08:54:53 | 15
  • ファラット @shiroiwani
  • 「そろそろ最後の朝ごはんかもわからんちね。今日はベーグルにしとくでち。」

    2025/09/26 09:14:49 | 16
  • キロノヴァ @kilonova
  • 「雨……」
    今日が雨で良かったわ。雨は好きだから。
    雨が降ってきてくれなかったら、もうあの青い青い空に吸い込まれてしまっていたかもしれないもの。
    雨が視線を下へ下へ向けさせる。お前のいるこの場所まで降ってきているんだぞと。
    雨音が耳を傾けさせる。静かな空ではなく、雨が街にぶつかる音を聞けと。

    2025/09/26 09:20:58 | 17
  • フヨウ @enjoylove
  • @500w
    「いややわ、褒められると照れてまうよ」
    「目ェ付けられたくないんやったら運が悪かったとしか言いようがないわ。
     俺が飽きるか気が変わるか、祈っとくとええ」

    それよりも世界が変わる方が早いだろうけれど。
    その上今の貴方が気になって寄ってきたのだから、貴方が何かしら変わらない限りこの性悪は構いたがるのかもしれない。

    「暇が潰れたようで何より。気まぐれで人に構うのも、たまにはええやろ?」
    「もしまた君が暇や退屈に虐められそうなんやったら、こうしてだる絡みしたろうかなぁ」

    世界の終わりが近付いてなおしょうもない話を積み上げる。
    けれどもしもまた顔を見ることができたなら、その時は。

    「まだまだ構い倒したかったけど、俺は休みに戻るわ。じゃあねお兄さん、良い終末を」

    へらへらとした軽薄そうな笑みに少しだけ喜色を滲ませて。
    男はそろそろ頃合いだと言わんばかりに手を振ってその場を後にするだろう。

    2025/09/26 09:24:03 | 18
  • @JagdKatze
    「ふふっ、態と騙されたいだなんて、変わった人ね。」

    クスクスと面白そうに笑い、肩を揺らした。
    一緒に揺れる煙が、虚空へ、蒼へと吸い込まれると、その赤い目を細めた。

    「ふふふっ、煽てるのが上手ね。
    あの【空】へ、一足先に飛び込むのはご免ですけど。」

    別に、最期を受け入れてない訳では無い。けれど。
    けれども、最期の『最期』を眺めてみたい。そんな願望はずっとある。
    例え、どんな残酷な結末でも。

    「まあ、それまでは色々愉しむつもりなので、恐らく此処曙光に居座りますけどね。
    娯楽は多く……ほら、貴方みたいな方も居るから。」

    2025/09/26 09:29:40 | 19
  • ラァジュー @Lazhu369
  • @pandora
    気掛かりな少女が振り返る度柔く破顔して見せた。
    零した微笑の一つを大いに喜び有り難がるから。
    泣かないかって不安を嬉々で打ち消せたら良い。

    「おかわりね」
    「はい、あーん……」

    息を吹き掛け熱を冷まし、掬った一匙開いた口に注ぐ。
    短い舌が味に慣れても、爛れるような甘さに代わり映えなく。
    毒に青褪め倒れ伏すなら流石に、いいや、
    それでも泣かないよう必死に足掻くやも。

    「書き置き残しておくか」
    「寝て起きたら出て行こう」

    正直を吐露するならば、行きたい場所があるとは思えなかった。
    ただ尋ねてみただけで。小首傾げられてそれきりでも良かった。
    なもので、否が応でも少女に甘やかされてんのが知れる訳で。

    そしたらお返しに甘やかしたら良い。
    そうしたら楽しいだろ、あんたも。

    手隙にペンを走らせ、簡単な書き置きを作る。
    荷物は然程要らないだろう。精々一日二日だ。
    入用になれば出先で揃えるのも思い出になる。

    2025/09/26 09:30:19 | 20
  • @500w
  • @enjoylove
    「ンな言ったってカワイイのは匂いだけだぜ」

    と、口では云うが。
    あながち──"それも悪かない"と思うこの男も趣味タチが悪いのかもな。

    「俺もそれやッてみようかな」
    消費する側でなく、作る側になるのはどうだ、と。
    別の誰かから言われたのをふと思い出し。どうしようも無い物事ばかりだとも思ったのだ。

    「じゃあぼちぼち、だ」
    「じゃあな。あんたの云う約束とやらが叶うのを願っとくよ」

    何処まで本気で真面目なんだか。
    適当に濁して、手を振り返しては男も雑路に消えていく。

    2025/09/26 09:30:55 | 21
  • @Lazhu369 不安がられるようなのは、やっぱり好かない。
    振り返る度にこちらも笑ってみせるようになる。
    甘やかしだ。

    「んぁー」

    何度もそれを口に含み。
    もこもこと満足気に頬を動かす。
    歯が病めるような甘さでも、少女にはちょうど良いらしい。

    先に死んでしまうなら、あなたが泣かない方が良いな。
    なるべく笑っていて欲しい、と思う。から。

    「んぅ」

    あなたの事を甘やかしてる。
    あなたが甘やかすように。

    だって寝かしつけるのも、荷物の準備も。書き置きも。
    何なら手を引くのだってあなたなんだから。
    少女は充分に貰っているのだ。

    色々な人から、色々な愛情を。
    こんなでも未だに、少女の世界は色とりどりらしかった。

    2025/09/26 09:40:07 | 22
  • フヨウ @enjoylove
  • @500w
    ――やってみようかな、の言葉には。

    玉虫色の瞳を輝かせて、無邪気に笑いかけたのはここだけの話。

    世界が終わる前の日、人々が起き出し始める前の一幕のことだった。

    2025/09/26 09:41:03 | 23
  • シャルパス @id
  • 「くぁ〜」

    くるくるる。最近欠伸ばかりしている気がする。
    やっぱり体力使うとな……。

    2025/09/26 10:01:04 | 24
  • ラァジュー @Lazhu369
  • @pandora
    高潔な聖母様は尚も健在だそうだ。
    甘味料にチョコレートが底で凝って、
    掬う最後の一匙は一際甘いのだろ。

    慈悲深いあんたの最期に見る顔が、
    泣き顔であって良い筈ないだろ。
    だから泣かないよ。笑ってたい。

    「明日は早いよ」
    「風呂浸かって、歯磨いたら」
    「おやすみしよう、パンドラ」

    旅行鞄の支度も、歯を磨くのだって。
    風呂の世話も、まあ、已む無しで。
    焼ける世話は全部、今の内に焼く。
    充分とは思えないから少女に尽くす。

    今夜も一緒の寝台で眠りに落ちる。
    薄明かりに曝されたような温かさ。
    夢見る間もない熟睡だった。

    もう、充分にせられている。

    2025/09/26 10:18:42 | 25
  • ファラット @shiroiwani
  • 「今日はあんまり元気ない感じっちか?紳士どのは。朝ごはんはちゃんとたべたっち?」
    妖怪飯食え鼠だ。

    2025/09/26 10:22:08 | 26
  • @Lazhu369 最初から最期までそうありたいと願うから、尚更。
    酷く甘ったるいようなのを笑顔で食べ尽くして、満足げ。
    今際だってそういうのが良い。
    あなたもそう思う筈なんだから。

    されるがままに世話を焼かれて、頭から爪先までぴかぴかの愛情尽くし。
    このまま大きくなったならそんな続きがあるかは分からないけど、少女は少しずつそれらを一人で出来るようになるのだろう。
    だから今だけ、だし。
    充分に思えないのも今だけだ。きっと。

    「んぅ」

    引っ付いていれば、少女はあっという間に眠りの中。
    ほかほかの良い匂いに包まれると安心してしまうから。

    魅せるならまだ不十分。
    満足したら、そこで終わりになってしまうよ。

    まだまだ続いてくって、少女は信じてる。

    2025/09/26 10:27:20 | 27
  • @vertigo
    貴方の宿、ベッドの上。
    恐らく目は覚ましている。
    天井を見上げ乍、長い瞬きをするような
    微睡みの中で、時折ふと覚醒するような。

    そんな曖昧な様子ではあるが、

    施された治療のおかげ
    皮の削げた足の裏が痛々しい他は、
    変色した肉の痛々しさは尚あれど
    致死に至るような大きな出血もなく、
    呼吸も鼓動も正常に落ち着いている。
    起き上がる様子はないので、目を離したとて逃げることもないだろう。

    2025/09/26 10:28:19 | 28
  • シャルパス @id
  • 「朝食なんて久しく見てない概念だよ」

    2025/09/26 10:32:32 | 29
  • ファラット @shiroiwani
  • 「そんなんだからイマイチモテないんでちよ。」
    「あっちの卵サンドイッチを喰らうでち。」
    うわっ、押し付けだ。

    2025/09/26 10:35:56 | 30
  • ラァジュー @Lazhu369
  • @happa
    出掛ける間際、居間の長机に書き置きを残した。
    蚯蚓のたくった下手の文字で、以下このように。

    ちょっとした小旅行に出掛けて来る。
    梟首にメトロと巡って曙光に帰る予定。
    梟首は地元だろうが、手土産も買うよ。
    留守の間も達者にやっていて欲しい。

    貴方が帰るか帰らないかも知らず、
    寂れた玄関を馴染みの合鍵で閉めた。

    2025/09/26 10:40:40 | 31
  • シャルパス @id
  • 「まあもらってはおくけど……」

    別に悪くはないらしい。


    「そもそも普段朝にそんなに起きないんだよね」

    2025/09/26 10:44:18 | 32
  • イスルギ・ホタル @isurugi3
  • 「そうだぞオッサン食え食えー!」
    野次を飛ばす若人がウィンナーも追加。

    2025/09/26 10:47:28 | 33
  • ファラット @shiroiwani
  • 「ここは夜の方が楽しいだろうし、朝元気な人は少ないかもっち。」
    「普段は、ってことは今日は特別っちか?」

    2025/09/26 10:47:33 | 34
  • リア=ヴェルダ @Imitat
  • あの後寝てしまっていたらしい。
    伸びをしつつ起きる。

    2025/09/26 11:31:44 | 35
  • SueFobia @SueFobia
  • 「ここは変わらないわね……」

    移動してきて、貴石を燃やして、また塵にまみれる。
    その最中に少しだけ喧騒を眺めては、また作業に戻る。

    2025/09/26 11:31:56 | 36
  • シャルパス @id
  • 「まあ起きることもある……が。
     大抵は徹夜のせいだな」

    今日は多分後者。

    2025/09/26 11:42:58 | 37
  • ファラット @shiroiwani
  • 「徹夜でちか…典型的に不健康っちね」

    2025/09/26 11:59:10 | 38
  • リア=ヴェルダ @Imitat
  • 昼らしい。ん〜寝すぎた気もするけどまぁいいか。
    昼ごはんをどうしようかと考え始める。

    2025/09/26 12:00:56 | 39
  • @Trash
  • 夜間からすこしずつ食事を摂っては、あれでもないこれでもないと歩き回った結果。
    子供は今までにないくらい満腹になっていました。
    もともと生きるのに最低限な食事しか摂ってこなかったので、これほどまでに食べ物が入るのかと驚いたくらいです。
    こういった満たされ方もあるものだと、空が近づいてようやく識ったのです。

    ですが、何が好きかは結局わからないまま。
    仕方がありません。とうに味などわからないのですから。

    2025/09/26 12:06:00 | 40
  • しののめ @shino
  • 待ちました。

    あれからずっと待っていました。

    だけど、待っていたのは終末でした。

    「…」

    見上げました。
    そこには、煌めく建物と青い空がやけに鮮やかに映っていました。

    「ばいばい。ぱぱ、まま。」

    子供はどこかに行きました。

    2025/09/26 12:16:48 | 41
  • sixpence @meaningless
  • @meaningless
    「……………」

    先日とは違う小瓶を一つ。
    業を少々失っている。
    後ろ暗い路地裏で、ふらりふらりと歩いていた。
    人っ子一人いないが。まあいた後ろから襲われるかもわかるまい。
    業が全てを言うこの街で、購入したなら失っていた。
    享楽の街。いつだってネオンはピカピカとけたたましい灯りを散らしていた。
    指先で掴んだ小瓶の色は対照的に透明だ。
    香りもなく、純粋だ。

    飲み干せば。
    体を蝕み。

    苦しんで死ねるのだと言う。

    「…♪」

    ご機嫌に鼻歌を歌っている。
    ナーサリーライム。
    素朴な歌は、この派手を極めた街では掻き消える。
    どちらで私は死ぬことになるのか。
    賭けてなんていないが。
    未来を駆けるつもりもなく。

    ただ、矛盾を終わらせるために。

    2025/09/26 12:31:50 | 42
  • リア=ヴェルダ @Imitat
  • 適当に昼をすませることにした。
    店に入って注文し、食べている。

    2025/09/26 12:31:51 | 43
  • sixpence @meaningless
  • 「あれッ」
    「雨じゃん!!!」
    珍し〜。
    顔出して、空見上げれば、そんなことをひとつ。

    2025/09/26 12:32:45 | 44
  • イスルギ・ホタル @isurugi3
  • バイオベースの寿司を食べている。
    ネタがケミカルに発光してゴキゲンな品だ。

    2025/09/26 12:35:14 | 45
  • キロノヴァ @kilonova
  • それなりに雨は降っていますが、【空】の数字は変わらずよく見えます。
    何かあって数字がゼロになるところが見えない、ということはなさそうね、と思いました。

    雨音の中で自分を呼ぶ声に振り返ります。今日はケンカしていないから。明日はわからないけれど。
    「うん、今行くわ」

    2025/09/26 12:41:38 | 47
  • ファラット @shiroiwani
  • 「おっ、レインボースシいいっちね。あっちも昼はスシにするでち。」

    2025/09/26 12:46:40 | 48
  • sixpence @meaningless
  • あれ寿司なのかよ
    ケミカルケミカル。

    2025/09/26 12:51:34 | 49
  • イスルギ・ホタル @isurugi3
  • 「マグロ美味え」
    ゲーミングPCじみた光を放つマグロの握り。

    2025/09/26 13:00:16 | 50
  • 紅簾 @redberyl
  • 「よいせと」
     もたもたMETROから上がってきた。
     しばらく……つってもたかが数日か、過ごした街だが。
     終末を前にしてもそう景色に変わりないか。

     まぁ必要なものを求め、あちこち駆け回ることとする。

    2025/09/26 13:04:01 | 51
  • @Trash
  • 見るべきものを見て、口にいれるべきものを口にいれて。
    味──はわかりませんでしたが。ここでやるべきことはやったと言えましょう。
    酒だとか薬だとかは、流石にちょっと、手が出ませんでした。

    紙片を三つ組み合わせて、歩き出します。

    2025/09/26 13:09:02 | 52
  • イスルギ・ホタル @isurugi3
  • 往復切符は用意した。いっちょ地下鉄に乗ってみっか。
    ケミカルな寿司は持ったまま。

    2025/09/26 13:13:44 | 53
  • ファラット @shiroiwani
  • 「相変わらず行き来が激しい街だっち」

    2025/09/26 13:15:43 | 54
  • リウ @JagdKatze
  • @enlargeDesire
    此処曙光はそういうトコじゃない?
     ここは何でもあるし、誰でもいるし。
     ぜんぶ嘘みたいに派手で綺麗で、面白そうだから」

    揺蕩う煙が空へと昇っておちて
    嘘も誠も、心地好ければなんでも良いのだ。
    "魔女"なんて謂う君みたいにさ、と。

    「ははっ、それじゃ勿体ないよね。
     俺もギリギリまで此処に居たくてさ。
     きっとその方が面白いよ、最期までいた方が」

    全てが廻って空へと向かうなら
    自分は、最期の最期まで地に足付けていた方が楽しかろう。
    今生の終わりは、その淵まで眺められれる方が楽しかろう。

    騙されて、嘘にまみれて、愉悦しながら迎える「終わり」は
    きっとそれは、残酷なほど愉快だろう。
    貴女にとっては、どうなのだろうな。

    「ふふ。」

    「ねえ、良かったらさ。
     次の宛が見つかるまで、俺と遊ばない?
     俺も此処曙光にいる予定なんだよね」

    嫌なら別にいいよ、なんて。
    軽々しく、妖しげな貴女を誘ってみようか。

    2025/09/26 13:16:27 | 55
  • 紅簾 @redberyl
  •  白い子供の背中を見送る。
     ここは享楽の街。なにか楽しいことは見つかっただろうかね。
     それを提供するこの街が望むのは滅びであろうが。
     娯楽のたのしい時間はずっと続いてほしいというのが人の欲。
     これはきっと最後まで強欲である。

    2025/09/26 13:20:18 | 56
  • 棄て犬 @vertigo
  • @429nik
    「まったく、あと少しで終わるというのに」
    「その前に死んでしまったらツマラナイですよ」

    独り言なのか
    語りかけているのか
    曖昧な愚痴を漏らす犬ですが。

    人間が起きる気力を取り戻すまで
    同じベッドで身体を寄せているのでした。

    犬の温もりがあって
    喜ばない人間なんていませんからね。

    2025/09/26 13:36:24 | 57
  • 巳然 @snake03
  • ふらふらとやって来ては
    その辺に座り、
    昼間から酒を飲み始めたな…

    2025/09/26 13:36:44 | 58
  • イスルギ・ホタル @isurugi3
  • 青くなった若人が青く光る寿司を食べている。
    寿司の影響ではない。天敵剣刺さりと会ったからだ……。

    2025/09/26 13:42:55 | 59
  • ラァジュー @Lazhu369
  • @pandora
    実を言えば甘ったるいのは苦手な類だけど。
    平らげた少女が満足気に笑うんなら、
    今際の際まで似た笑みを浮かべる。

    少女はいつまで経っても少女に思う。
    身の回りの世話を出来るようになって、
    背丈も今よかずっと大きくなって、とか。
    まるで想像が付かないと言ったら無礼に値するか。

    充分に少女から希望を魅せられたから、
    充分には未だ遠く及ばないと思うのに。
    少女の上昇志向は続きを信じてる。
    じゃ、尚更負けらんない。

    薄ら陽が昇れば書き置きを居間に残し、
    曙光とは束の間の別れとなる。
    目指すは秩序に栄える梟首。

    「雨に降られなけりゃいいけど」

    玄関の扉を開けば隙間から光が覗く。
    昼夜も知れぬ悍ましい青天が広がって。
    たったの今にも呑み乾されそうだった。

    2025/09/26 13:49:29 | 60
  • @vertigo
    昼頃にもなれば次第に意識もはっきりとして、多少は動く気力も癒えたのか
    横になったまま、ゆるく貴方の方を向き

    −−、−−−いぬ、おはよ

    と、声こそ出ていないが、そう唇を動かすだろう

    寄り添う貴方を撫でる気もあったようだが
    自分の腕が重いのか、それとも動かすと痛むのか
    すでに触れている指で感触を確かめるような動きだけ。

    まるで休みの日の、ゆっくりと起きた昼前のような。そんな穏やかさ。

    2025/09/26 14:08:21 | 61
  • リア=ヴェルダ @Imitat
  • いつも通りやることはなく、ひたすらにぼけーっとしてる。

    2025/09/26 14:11:55 | 62
  • 「歓楽街と聞いたけど静かだね~。夜になったら賑わうのかな~。
    夜は梟首会に戻るから見れないか~」

    ブラブラと歩きながら塵芥を拾う。

    2025/09/26 14:39:47 | 63
  • "星の眼" @spherelord
  • 「相変わらずですね」

    景色を眺める。
    此の街の皆は怠けているのか、それともこの世界を滅ぼすべく動いているか、猫にはわからない。
    道端のゴミ、行き倒れた業なきモブ。"価値なきモノ"が次々と壊れ、影となってさかしま吸い込まれていくのが見える。

    「……わたくしは――」

    そんな中で。猫はひとつ、思いついた。自分のやりたいことを。

    2025/09/26 14:42:22 | 64
  • 棄て犬 @vertigo
  • @429nik
    犬は耳がいいので
    人間が唇を動かす頃には
    ちゃんとお顔を見ていまして。

    「わう」
    「おはようございます」
    「動くの結構つらい感じですか?」

    人間の手の動きに
    重ねた尻尾で撫でて
    アニマルテラピーでしょうね。

    「喉、乾いてませんか?お腹は?」
    「一応、ゼリーの飲み物買ってあるんですけど、食べさせましょうか?」

    ヘッドボードに手を伸ばせば
    レジ袋をガサガサと言わせて
    取り出したゼリー飲料を人間に見せます。
    エネルギーのやつです。

    お昼過ぎまで何も食べていないとなると
    やっぱり何をするにしても栄養ですから。

    2025/09/26 14:44:07 | 65
  • 腕なしねずみ @lostarmrat
  • @enjoylove
    ふん、とお礼の言葉にそっぽ向いて。
    自分は別にひとりで寝られるけど、悪夢見るガキのお守りは経験がないでもないし。
    もし魘されてたら尾で叩くくらいはしてやろう、なんて。

    「お前が汚れるの我慢すればいいだろ!」
    「おろせ!!ばか!ばーーーか!」

    確保されじたばた暴れながらシャワールームへ。
    暴れる分余計に力加減が難しいかもしれない。
    まあその辺で拾っただけの布なので破れても問題ないのだが……

    汚れたボロ布を剥がせば、同じく汚れて痩せた子鼠の身体が現れ。
    二の腕の中ほどで切られている短い腕と、その傷口も見えることだろう。
    古くもないが真新しくもないので、風呂に入れて大惨事になることはなさそうだ。

    「……ぅ゛ー……」

    裸で逃げようとは思わないらしく、剥かれればちょっと大人しくなった。
    まだ小さく唸っているあたり往生際が悪い。

    2025/09/26 15:20:38 | 66
  • @vertigo
    わうわうと話しかけて来る言葉を聞きながら、むにゃと難しい顔
    ゆっくりしゃべって。眠いんだから。と、そんな風情
    とはいえ実際は眠気も在庫を切らしているのだろう、機嫌もよく尻尾と指とを遊ばせている

    「⋯⋯‐‐、‐‐‐‐‐‐‐お腹、すいてないかも

    取り出されたゼリー飲料に緩慢に、視線を
    少し考えた様子と、そして声を発しているような気軽さで、唇だけが動いている

    ‐‐‐、‐‐‐‐なんか、どこかで
    ‐‐‐‐、‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐いっぱい、ぶつけちゃったみたい

    いたーい。と不貞腐れたような表情は
    いつも通りのものである。

    2025/09/26 15:23:57 | 67
  • @JagdKatze
    「……ええ、そうね、ここは何時だって、終末前にしては嘘みたいに綺麗で、面白い場所だった。」

    正直、あの声高らかに叫ぶ盟主を信じてもいないし、その教義に完全に賛同している訳では無いけれど。
    残った三つの勢力で、一番面白そうなのが、此処であった。
    例え見掛けだけ、騙されてるだけでも。

    「……ふふっ、こんな素敵なお誘いをして貰いましたからね。」
    「良いですよ。
    一緒に遊びましょうか。」

    まだもう少し残る煙草を落として、踏み消す。
    貴方を受け入れる様に、両の手を広げた。

    2025/09/26 15:32:32 | 68
  • イスルギ・ホタル @isurugi3
  • 「……あ」
    棄てられた自転車が目の前で消えた。
    この都市から抜け出す術はまだ残されているだろうか。

    2025/09/26 15:39:39 | 69
  • フヨウ @enjoylove
  • @lostarmrat
    身ぐるみうまく剥げたかな
    2d6振って7以上で成功→ [2d6]

    5 3 →8

    2025/09/26 16:18:21 | 70
  • フヨウ @enjoylove
  • @lostarmrat

    「はいはいそうですね〜(棒)
     切羽詰まると語彙が無くなるとこほんとかわええわ」
    「ゆっくりお湯かけていくからな」

    布はなんとか綺麗に剥げました。
    本当はこれも洗いたかったしなんならもっとサイズの合う上等な服を用意したかったけれど、今回は別件で両手が既に塞がっていたので諦めることとする。

    熱すぎないよう丁寧に温度調整を行った後、まずはお湯に慣れてもらおうと足先からかけ始め徐々に全体を濡らしていく。
    そうなれば当然悼ましい傷も目に入ってしまうわけで。

    「……生まれた時から腕が無い、ってわけでもないんやね。
     事故とかに遭ったん?それともやられた?」

    世間話をするでもような軽い口ぶりでその傷に関して言及する。
    当然貴方にとって苦すぎるだろう出来事だろうから、答えが返ってこなくとも構わないのだが。

    2025/09/26 16:19:36 | 71
  • フヨウ @enjoylove
  • 空へ堕ちていく。

    価値なきものが次々と、あおいさかしまへ飲み込まれていく。

    「……随分豪快なお迎えだこと」

    昇り、落ちていくガラクタたちを見送りながら煙草を唇で食んで遊ばせる。
    いつか自分もああなるのだろうか。なんだかちょっと格好つかないな。

    2025/09/26 16:27:25 | 72
  • 棄て犬 @vertigo
  • @429nik
    そうですか、いまはいいですか。
    じゃあ戻しておきますね。
    あとで食べましょう。

    「まあ、しこたまやられたみたいですね」
    「その様子なら、命に別状はない感じですけど」

    ふふ、尻尾もしょもしょされるの
    こそばゆいですね。いいですけど。

    「痛いの、梟の所の先生呼んで、診てもらってお薬貰いますかー?」
    「犬は、べつに人間の気の済むまでこうしていても、いいですけど」
    「とくに、最後にやりたい事とか、もう無いので」

    2025/09/26 16:49:45 | 73
  • リウ @JagdKatze
  • @enlargeDesire
    「そんなもんだよ、此処なんて。
     みっともないコトは、鼠と梟にやらせれば良いよ。
     俺たちは……最期まで、ただ遊んでいれば良い」

    盟主の嘯きは、ただ耳障りなだけ。
    鼠の悲鳴も、梟の呻きも、ただ鬱陶しいだけ。
    だから、男もまた一番"面白い"処で最期を迎える。

    「――全部、嘘のままで終わりゃいい。
     最期まで嘘を楽しんでりゃ、もしかしたら、だしな」

    なんのことも無い。
    全てが空へと上がるおちる中で
    欲望と諦観に満たされた地上の星である此処曙光
    本当の空の明かりとなる瞬間が、やってくるだけ。

    「は。」

    口寂しさもとっくに満たされて。
    わざとらしく、安い紫煙を靴裏で踏みつぶして。

    貴女の赤い眼に、その両腕に、魅かれていこう。
    あるいは男からも、その細い腕を伸ばそうか。

    2025/09/26 16:53:36 | 74
  • カトー・ナナカイ @Kato7K
  • 「好い眺めだなあ。
     誰も彼も、じきにお天道様の膝下行きだってんだろ。
     梟がいちばんに吸われりゃいいのになァ〜」
    彼の地の党首憎し、されど梟の地にある者は憎からず。
    そこは誤解めされるな。

    ただ、己からいろいろを斬り落とした主犯を定めておかねば、人間、やっていけないものだから。
    梟の齎した静寂をきらう歌人は、少しばかり喧しくうたった。

    「ふきあくる
     くももかよへぬ
     かよひじよ
     詰まりなきかな
     つまらなきかな」
    散り花の美しさ。滅びの美学。
    つばきの花は、咲き頃に首が落ちるから美しいのであって。
    盛りを超えて衰えるのなら、それは普遍的な終わりだ。
    物理的に壊れるなんて、好みじゃない。
    そこにあった営みが時間毎失われるなんて、つまらない。
    ……云っても仕方のないことだが、それでも歌人は詠う。

    2025/09/26 17:02:17 | 75
  • キロノヴァ @kilonova
  • ただ青く、数字以外はなにもなかった【空】に、今は様々なものが落ちていきます。
    先ほどまで大地に降り注いでいた雨でさえも空に向かって落ちていくではありませんか。
    「―――。」
    このまま人も、落ちていくのかしら。そうしたら、いつも私達を見下ろしていた、あの高層ビルエピタフよりも高く……

    2025/09/26 17:02:24 | 76
  • シャルパス @id
  • @Imitat
    「……景気悪そうな顔してるね」

    終わりが近づき、真に価値なきものが空に吸われていく、
    そんな冗談じみた空。
    そのような中、男はやってきた。

    「私とのデートは気が進まない?」

    男はといえばいつもと同じくヘラヘラ笑っている。
    ……よくよく見たら顔色は若干悪いか。
    それ以外は、いつも通り、
    いつも宿に連れ込むためだけに声をかけるのと相違ない。

    2025/09/26 17:09:32 | 77
  • ファラット @shiroiwani
  • 「おお、終末めいてきたでちね…」
    「食べ物確保しなきゃっち」

    2025/09/26 17:10:15 | 78
  • カトー・ナナカイ @Kato7K
  • @Kato7K
    「ふん。萎えた姿を見るなんざ御免だ。
     美しいままに、一思いに消し去ればまだ好いのに」
    煙草の煙さえも呑み込みやがる空に、あれこれと悪態をつく。
    滅びを望んでいた癖に、好みじゃなきゃ厭だと文句を垂れ流す。
    何とも始末の悪いこと。

    「……『儂らに鐘は鳴らず』か。
     次はどこへ生まれるのだか。
     せめて、ぬくい寝床と善い師を恵んでくれよ」
    誰にも聞かれぬよう、願った。

    2025/09/26 17:11:00 | 79
  • リア=ヴェルダ @Imitat
  • @id
    その声に反応し、顔をあげる。

    「……………………」

    『そんなわけない。』
    顔色が悪い気がするが突っ込んでいいのか。

    悩んでいる。聞いていいのか。
    ペンが揺れている。

    2025/09/26 17:14:31 | 80
  • シャルパス @id
  • @Imitat
    「ふふ。嬉しいね。
     じゃあ行こうか。お姫様……私なりに色々考えたんだ」

    恭しく跪き、手の甲に口付けをする。
    そうしたら、いつものように手を引いていこうかな。

    何か言いたげ・・・・なのはあえて気づかぬ振りをした。

    2025/09/26 17:18:35 | 81
  • リア=ヴェルダ @Imitat
  • @id
    口づけされれば多少赤くなる。
    そのまま手を引かれたら文字が書けなくなる。

    自分の気のせいなのかもしれないと思い込み、何も聞かないことにした。

    どこに行くんだろうと思いつつ。

    2025/09/26 17:23:01 | 82
  • 紅簾 @redberyl
  • 「あぁっ 勝負決まるのって今日か」
     決まるのが今日で明日終了予定か。
     ぜんぜん勘違いしてたな。あたふた。
     さっさと支持する陣営に帰んないと。まったくのんきな男だね。

    「よきしゅうまつを〜」
     単にWeekendであれ。街に向けて呟き、大荷物抱えてどたばた走り去った。

    2025/09/26 17:41:34 | 83
  • シャルパス @id
  • @Imitat
    して、たどり着いたのは喫茶店であった。
    このご時世にわざわざこんなところに来るのは奇特寄りか。
    全盛期よりはメニューやらも貧相だが、デートには耐えるだろう。

    若干眉を顰めながら、席につく。

    「食べたいのを写真で選んでくれればいいよ」

    喫茶店のメニューを解するかはあなた次第か。
    一般的なものなら未だにまだあるらしい。
    業を最後まで使いたがる奇特な人間と、
    それに最後まで酬いたがる奇特な店主によって成り立つ店であることに相違ない。

    2025/09/26 17:45:26 | 84
  • 腕なしねずみ @lostarmrat
  • @enjoylove
    綺麗にはがれたボロ布は、まあ汚くはあるが
    最近運よく取り換えたばかりだから比較的マシな状態かも。

    言葉通りにゆっくり端から掛けられたお湯に、反射のようにびくっと体を跳ねさせた。
    水と違って温かいそれに、思った以上の拒否感はなく。
    とはいえ落ち着かなさのままに尾は揺れて。

    「……前はちゃんとあったっつの。
     ……………」

    言い淀み、少しの間沈黙が流れる。
    苦い、後悔の記憶に直結する傷のこと。人に話したい訳がない。
    ……でも、どの道もうすぐ世界も終わるんだよな。

    「……事故じゃない、人間。
     まあ俺がヘマしたんだけど…狙った相手が悪くてな」

    沈黙をなかったことにするように、それこそ世間話の軽さで。
    いつもより少し不注意だった。いつもより多くを盗ろうとした。
    その結果スリに気づかれこうなった…そんな失敗談を、水滴と共にシャワールームの床に落とした。

    2025/09/26 17:47:58 | 85
  • ⬛︎⬛︎⬛︎⬛︎ @from65537
  • すう、と寝息を立ててまるくなっている。
    骨牌をつくりかけて、そのまま。

    2025/09/26 17:52:31 | 86
  • リア=ヴェルダ @Imitat
  • @id
    まだやっている喫茶店に驚きつつもぺらりとメニューを見る。

    無難に珈琲でもと思ったが若干子供舌。
    あるならクリームソーダでも指さすだろう。

    『シャルパスは何頼むの?』
    そう書き、メニューを見やすいように渡す。

    2025/09/26 17:54:12 | 87
  • 弥刀璃星 @meteorsaber27
  • 「こんな空でも雨は降るんだね」
    屋根の下、空を見上げながら。

    2025/09/26 18:01:42 | 88
  • シャルパス @id
  • @Imitat
    「ふむ……」

    メニューをめくってしばし、悪い笑いが出た。

    「じゃあこれにするか。一挙両得ってやつ」

    ストロー2本刺さってるタイプのクリームソーダがあったので、
    勝手に注文した。最悪だ。

    「普段は飲まないけどね、クリームソーダ」

    2025/09/26 18:02:19 | 89
  • リア=ヴェルダ @Imitat
  • @id
    「…………………………………………」
    まぁ、デートだし、いいかとなった。

    『今回は飲むんだ。』
    運ばれるのを待ちつつ、そう書く。

    『普段だったら何飲むの。やっぱり珈琲?』

    2025/09/26 18:06:40 | 90
  • ファーシャ @whitemoon
  • 店の前で空を見上げる。
    雨はこの地に降り注ぐというのに、いろんなものが空に落ちていく。
    そんな様子をぼんやり見つめて、浅く息を吐いた。

    2025/09/26 18:06:52 | 91
  • @vertigo
    先生、と聞けば少しの間 指を止め
    ぁ」「
    と拒否の構え

    何度も何度も頼れとは言われているし、
    隠しているのがばれれば怒られるかも。
    それは重々理解している。が、それでも
    これは見せちゃいけない傷だろう
    特に、優しい大人には。

    となり、恐らく貴方も見たのだよな、と気がついた。気まずさ。

    逃げるよに、重い体を持ち上げて
    拗ねたふりして、ベッドの外へ
    そのまま立てず・・・に、音立てて落ちた

    2025/09/26 18:09:04 | 92
  • シャルパス @id
  • @Imitat
    「リアちゃんに合わせたかったし、何よりデートだからね」

    目を細めてあなたを見ている。

    「私は大人だからコーヒーだよ。
     缶詰されたまっずいコーヒーも嫌いじゃないけど、
     コーヒーを味わうならやっぱ店だよなあ。
     ミルクも砂糖もなしでね。それが紳士ってやつ」

    ほどなくしてクリームソーダはやってくる。
    そんな手間なメニューでもないし。

    2025/09/26 18:12:42 | 93
  • キロノヴァ @kilonova
  • 青いガラス瓶が【空】に落ちていきます。誰かの、あるいは誰かと誰かのひとときを彩った、からの瓶。
    すぐに見えなくなったのは、【空】と同じ色だからかしら。

    2025/09/26 18:13:56 | 94
  • リア=ヴェルダ @Imitat
  • @id
    『そう。』

    運ばれてきたクリームソーダ。
    アイス部分をすくって一口……。

    「………………」
    貴方の方に向ける。
    この前、熱々のたこ焼きを入れられてたなと思い出したらしい。

    2025/09/26 18:18:33 | 95
  • アネラ @anera
  • @id
    大通りに至る一般の路地。
    いつもより深く外套を纏った女性が一人、物陰に潜んで様子を伺う。

    「あの人、この辺りを通ってきたはず……。」

    まるでいつかの構図をそっくり反転させたかのように、懐にナイフを忍ばせて。

    ……一点違うとすれば、彼女はそれを脅しではなく実力行使のために持ち出したというところだろうか。
    息を潜めながら、じっと目を凝らしその時を……銀髪の男が通るのを待ち続けていた。

    2025/09/26 18:21:40 | 96
  • 冥き深海の静寂 @sayjack
  • 「こっち雨降ってたんだ~」
    「天気雨ってやつ~」

    ちんちくりんが来た。

    2025/09/26 18:53:47 | 97
  • ファラット @shiroiwani
  • 「ここはやることなすことがめちゃくちゃだっち!」

    2025/09/26 18:55:04 | 98
  • 棄て犬 @vertigo
  • @429nik
    いま犬のこと優しくない子供って思いました?
    いやいや、まさか、そんな事はないでしょう。

    先生がイヤならべつに
    無理強いするつもりはないと
    意思表示をしたばかりですのに。
    そこまで拗ねなくても、と
    モゾモゾとズレていくのを眺めていたら。

    べちゃり。なんて音の聞こえてきそうな程
    見事な墜落っぷりに感嘆します。

    仕方ないのでクッションを持って
    犬もそちら側に降ります。
    犬はやさしいので。

    「あーあー、そんなすぐ動けるわけ無いじゃないですか」
    「はい、体起こしますよ」
    「おしりと背中、クッション挟みますよ」

    そうやって
    ベッドを背もたれに座らせてみれば
    窓の外の光景がよく見えます。

    「見てください」
    「物が『空』に吸い込まれていってますよ」
    「一大スペクタクルですね」

    有史以来、この光景を目の当たりに出来たのは
    おそらく犬たちだけの世代でしょう。
    そう思うと滅びも誇らしいような。

    2025/09/26 19:02:55 | 100
[黄塵街歌] ©2025 zmd