記憶

  • スフィア @InLovePhilosophia
  • 「はぁ。所詮滅びは否定されるものか」

    「人類なんて、そんなもんだよねぇ」

    2025/09/27 21:58:49 | 1
  • イスルギ・ホタル @isurugi3
  • 「そんなに気ぃ落とすなって」

    「長生きしたらまた滅びの瞬間が観れるかもしれないぜ?」

    今度は梟の首領が死んで大混乱に陥るかもな、なんて笑いながら。

    2025/09/27 22:02:37 | 2
  • スフィア @InLovePhilosophia
  • 「いんにゃあ、向こうの上が今死んでも、象徴になって終わりなのだよ。
    法ってのは、何人かは死んでも機能するからタチが悪い」
    「あと、何度でも言うけど今見たかったのになぁ……!」

    2025/09/27 22:04:30 | 3
  • ファーシャ @whitemoon
  • ひらひらと手を振って、去っていく背中を見送る。
    一人、また一人と夢から覚めて旅立っていく。
    新たな旅人が去っていった方角を見つめたまま、ふ、と小さく息を吐いた。

    「……ええ、どうか……みんな、良きところへ辿り着けますように」

    2025/09/27 22:05:10 | 4
  • ネムナシ @dosukoi24
  • 「さて」
    隠していた車――やたらと頑丈な、小型のトラックの鍵を持って
    己も旅立つ準備をする。
    曙光には戻ってくる予定だが、ひとまずは、
    どう変わるかぐらいは見てもいいだろう。

    これもいつ寿命になるのか分からないが、
    まだ業が使えるなら、暫くはまともに動くだろう。

    あとは――。
    最期にどうするか、か。

    2025/09/27 22:05:45 | 5
  • 棺最院 楽流 @rarrrr
  • 「あーあ…どうしようなぁ」

    2025/09/27 22:06:31 | 6
  • スフィア @InLovePhilosophia
  • 「お嬢様はアイスでも食べたらー?
    まだ売ってるよー」

    モナカに挟まれてるタイプ食べつつ。よくあったな。

    2025/09/27 22:13:20 | 7
  • 棺最院 楽流 @rarrrr
  • 「なんや、今そんな感じか」
    「もらおうかな」

    クレープのやつ。

    2025/09/27 22:15:34 | 8
  • ラァジュー @Lazhu369
  • @pandora
    盲の子供達だったどっちがどっちだか
    泣き怯える子供の手を緩く引いて、
    仄暗い箱から薄ぼやけた陽射しの下。

    飛び出して一体何処行くんだかな。
    霞んだ空に澄み渡る未明の蒼が満ちている。
    残された玩具箱には、一緒に掻き集めた綺麗で沢山だ。

    「種が芽吹く頃にまた出掛けよう」
    「花が咲き誇る頃にも、また」
    「口約束じゃ済まさないさ」

    暴き壊す瞳は薄明りの傍へ寄れたのか。
    瞬く赤に照らされて、黄金は爛然と輝く。
    その眩さがきっと、なによりの証明だろう。

    「僕らは明日希望を生きるんだ」

    満面の笑みを浮かべて力一杯に抱き締めた。
    頬が引き攣るな。頭も割れそうに痛いな。
    けれど、懸命に。体全部で幸福って伝える。

    少女あんたと生きる明日がどんなに美しいかって!

    軈ては黎明を伴にして陽が昇る。
    青過ぎる明日が訪れる。
    明後日明明後日と続く。

    2025/09/27 22:17:54 | 9
  • スフィア @InLovePhilosophia
  • 「いやぜんっぜんそんな感じでも無いけど。
    あんなに滅びようねーってしてたのに、当たり前に貯蓄持ってどっかに行くやつら多いけども。
    当たり前みたいに明日になろうとするやつらばっかだけども」

    アイスの歯形が気持ち鋭く見えるかも。

    2025/09/27 22:18:36 | 10
  • “蒔” @chumchum
  • 大事そうに空きカンを抱えてどこかから戻ってきた。
    ひときわ高い高層ビルの神殿を見上げて、ほにゃっと笑う。

    \ん?おい下級、どこ行ってた/
    \結局世界は滅びるのかい!滅びないのかい!どっちなんだい!/
    \って下級に聞いてもわかんねえか/

    かけられる声に、下級奉仕員だった者は振り向いて――。

    2025/09/27 22:18:58 | 11
  • ファーグァン @cobalt
  • 「旅立つ人が多いな……」

    だとしたら、此方は見送る側だろうか。
    此処から立ち去る気がないあたり、此処に住み着いてきたものが積み重なってるあるからだろう。

    「……まぁ、気をつけて。
    良い旅になると良いね……」

    2025/09/27 22:21:38 | 12
  • マキエXXXX @chumchum
  • 「――おつかれこんばんハッピーエンド!
     昨日は無事に過ぎ去った!今日は終末くるでしょか!
     くるもこないも教祖様しだい、あしたのことはわかりません!
     それならいまは享楽享楽!
     終末時計がまわるまで、積み上げ燃やし絶頂めざせ!
     さあさ祭りは絶好調!テンションアゲていきましょー!」

    2025/09/27 22:21:44 | 13
  • イスルギ・ホタル @isurugi3
  • 「この赤ギツネ駄々っ子で困るんだよな」

    2025/09/27 22:21:46 | 14
  • いつか終わる世界の片隅で @chumchum
  • \なんだそりゃ、けっきょくいつも通りじゃねえか/
    \まあそれならそれでべつにいいか!レッツ享楽!/
    \よし来いよ下級、使ってやるぜ/

    「はーいただいまよろこんで!っと……
     すみませんちょっとだけお待ちを!」

    ささっとどこかへ消え、戻ってきた。
    その手の中に空きカンはない。

    「はーいおまたせいたしました!
     享楽享楽いたしましょー!」

    ――そうして少女は裏路地へと消えた。
      いつものとおりの、歓楽街の日常。

    2025/09/27 22:23:45 | 15
  • スフィア @InLovePhilosophia
  • 「はぁ。
    こりゃ思ったよりしばらくは、歓楽街ではあり続けそうだねぇ」

    下級奉仕員を眺めながら、ちょっと呆れたように笑ってる。

    2025/09/27 22:27:04 | 16
  • 棺最院 楽流 @rarrrr
  • 「…そうかぁ、みんないろいろしてるんやなぁ」

    自分は止まってるけど。

    2025/09/27 22:28:29 | 17
  • スフィア @InLovePhilosophia
  • 「そうだよぉ。ふざけたことに」
    全然気は済んでないなコイツ。

    2025/09/27 22:29:14 | 18
  • ファーグァン @cobalt
  • 「……なんなら旅に出たら?」
    「新しい終末でも探して……」

    2025/09/27 22:30:32 | 20
  • ファーシャ @whitemoon
  • 聞こえた賑やかな声に反応し、そちらへ目を向ける。
    ほんの少しの沈黙。ほんの少しの空白。
    それを挟んでから、わずかに唇の両端を持ち上げた。

    その声は、かつての賑わいを思い出させるものだったから。

    2025/09/27 22:31:02 | 21
  • マキエXXXX @chumchum
  • ぶいぶい。去り際にダブピでいつもの笑顔!

    2025/09/27 22:31:13 | 22
  • 棺最院 楽流 @rarrrr
  • 「はぁーまた明日も元気なお嬢様で曙光を明るくせえへんとあかんなぁ!」
    「お父様とお母様に会う日が遠くなってしもうたけどな!」

    にゃははと。笑い。

    2025/09/27 22:32:34 | 23
  • スフィア @InLovePhilosophia
  • 「……特定の店のクリームブリュレ食べたい時に、茶碗蒸しとか、他の店のクリームブリュレ出されても困る話なのだよ……!」

    思考まで甘味漬けである。

    2025/09/27 22:32:43 | 24
  • ヨシト @justAstick
  • @justAstick 「はじまりは、一本の棒切れだった」

    2025/09/27 22:33:03 | 25
  • ヨシト @justAstick
  • @justAstick かつて。
    俺は、棒切れを持ったガキだった。
    いい感じの棒を見つけたら、手に取りたくなるモンだろう?
     
    拾い上げた棒切れを、刀のように振り回し。俺はお前の用心棒だと声高に。
     
    見立ての人生。ごっこ遊び。でもな、真剣だったのさ。

    2025/09/27 22:33:32 | 26
  • ファーグァン @cobalt
  • @whitemoon
    「……ファーシャ、ちょっと」

    片割れの袖を引いて、少し話があると暗に伝える。

    「……これから、どうしたい?」

    今後についての話し合いだろう。
    見えていた先が変わってしまった事で、今後の身の振り方もまた変わるだろうし。

    2025/09/27 22:33:54 | 27
  • 棺最院 楽流 @rarrrr
  • 「旅かぁ…曙光タウンにさよならバイバイするのは…
    ちょっと考えようかなぁ…」

    何にも考えてないのだ。
    終末のことしか考えてなかった。

    2025/09/27 22:36:27 | 28
  • 『夢』売りのルクソール @kingisdead
  • ――世界は終わらず、終末時計は止まり、砂塵の振る街並みは騒然となった。
    プラントを失った街はいつも通りと云うわけにはいかないのか、
    喧騒のある様子もいささか今までとは違うどこがまごつくようなものとなった。
    終わりを粛々と迎えようとしていた家族達は呆然と顔を見合わせ、
    果たして終わらなかったことを、どのように思うのだろうか。

    ネオンの光は変わらずに瞬いている。
    しかしその中に変わらぬ営みがあるのか、あるいは消し忘れたままなのか。
    似たような風合いを残した街は、しかし着実に小さな変化を始めていた。

    いずれは梟の羽の下に取り込まれ、かつての姿を失うのか。
    それとも秩序と鏡合わせの混沌として、必要なものとして残されるのか。
    いまいま突然に頭上の冠を外されたばかりでは誰も正確な予想は出来ず、
    大言壮語めいた理想を騙るか或いは腐すような終わりを口にするか、
    どのようなものであろうとも、まるで心中の己の望みを語るようであるばかり。
    確実な終わりが不確かな存続となったことは、
    旅立つ人々の背中が語るように、或いは残る人々の面が語るように。
    きっとそれだけが確かなものなのだろう。

    2025/09/27 22:37:13 | 29
  • イスルギ・ホタル @isurugi3
  • 「やっぱり駄々っ子だなあ」

    困り眉で。

    「それなら映画でも観れば?今なら映画館とか侵入し放題だろうし、人類が爆散して滅ぶやつとか探せば」

    2025/09/27 22:38:18 | 30
  • ファーグァン @cobalt
  • 「しかし、これだとお得意様は減るなぁ……」

    此処を旅立つ人らで未払いの人はいなかったか。
    近いうちに取り立てに行こうとしていた者も旅立つのであれば、今のうちに行かないとダメかな。

    「………………まぁ、いいか。
    サービスにしておいてあげるか」

    かり、と白髪を掻いて、小さく息を吐く。
    少々業腹だが、旅立ちのお祝い金にでもしておいてやろう。

    2025/09/27 22:38:50 | 31
  • 汽水 @ramune
  • 終末好む女はそれが到来せぬことに更に機嫌良く。
    矢張り。
    其は何かに託すより、己の手で為されるべきなのだ。
    その機会を得て、何を悲しむことがあろう。

    「んふふ、今日は何しようかしら」

    街の様相が移り変わろうとも、人も街も、何処かには存在する。
    破滅も破壊も終末も、何れにも降らせることは出来るのだから。

    機嫌の良い女の足取りは軽く。

    2025/09/27 22:40:29 | 32
  • スフィア @InLovePhilosophia
  • 「芸術作品で満足出来るのならとうにしてるのだよー!
    諸々わりと好きなんだけど、あれは空想食べに行ってるのだよ。
    リアルの破滅は、また別……!!」

    妥協が無さ過ぎるわい。

    2025/09/27 22:40:35 | 33
  • ファーシャ @whitemoon
  • @cobalt 袖引く動きに反応し、そちらへ目を向ける。
    問われた言葉を己の中で反響させて、噛み締めて。
    いつもの癖で持ち出してきた箒を自分の顔近くへ寄せた。
    まるで寄りかかるかのように。

    「……もう少しだけ……曙光を見ていたい気持ちもある、けど……。
    ファーグァンは?……ファーグァンは、こうしたいっていうの、ある……?」

    店を出す場所を変えるなら、それも考えないといけないし。

    2025/09/27 22:41:18 | 34
  • ヨシト @justAstick
  • 世界ってのはデケエ砂場で。俺たちは、そこで遊んでいるガキどもなのさ。毎日毎日飽きもせず、砂の城を作って、領土の線を引き、些細な理由で喧嘩して。
     
    最後には何もかんも放ったらかして、みぃんなどっかに消えていく。
     
    残されるのは崩れた城と、砂まみれの道具だけ。

    2025/09/27 22:41:59 | 35
  • ヨシト @justAstick
  • 言葉は、吹く風に乗る塵のように。漂い、いずれ埋もれる。
    一人の男が街を去り、砂の大地へ還るだろう。

    また今度とは言わねえ。これで終いだ。

    2025/09/27 22:42:43 | 36
  • 『夢』売りのルクソール @kingisdead
  • 「湯々洪水 方割蕩々
     懐山襄稜 浩々滔天――」

    「などと云うが、果たして、なあ。
     果たして今においては、黄金虫の選択が大河であったか、
     あるいは梟の刃が大河であったのか。どちらなのだろうね」

    男は誰に語りかけるというわけでもなく、独り言めいて窓の外に呟く。
    紅漆の木枠窓はやはりいつもどおりに通りを茫洋と眺めており、
    視線の先にある人々が流れていくのをそれぞれに眺めていた。
    いつもであれば酒気と飯の匂いで湧く通りも今や、それだけには済まず。
    まるで外へと飛び出していった人々の代わりに吹き込むかのような砂塵の匂いが、
    どことなく色とりどりの明かりによって照らし出さているかのようだった。

    男の手元にある酒はやはりいつもの黄酒である。
    陳二十年を開ける時はいまとはならず、ありふれたメニューが並んでいる。
    果たして頭蓋冠がその名の通りの丘となってしまったのちに、
    同じような生活が送れるかというのは、保証のないものだ。
    幾らかの人々のように梟の視界に入ることを望んだならば別であり、
    地下鉄の明かりに己の願いを照らし出したならばそれもまた別なのだろうが。
    主を失った街は、途絶を垣間見る。

    2025/09/27 22:46:20 | 39
  • キコ・ビスカイノ @komainuelse
  • 「さて、私はどこに行くのやらだな」
    「女の考え次第でどうとでもなる身だが、まあ」

    そういえば、負けが込んだ相手は二人も女だったか。
    面白い偶然もあるものだ。女二人に、振り回されるとは。
    酒を飲み切り、灰になった煙草を吐き捨て、立ち上がる。
    右手は六連発のグリップに、顔にはいつもの笑みを浮かべていた。

    「それも面白いな」

    終わりではなかった。
    まだ、どうやら生きることになるらしい。
    その選択先の選択は自分と、賭けに勝ったあの女次第だ。
    ———面白いもんだ、本当に。

    2025/09/27 22:47:59 | 40
  • ファーグァン @cobalt
  • @whitemoon
    「……ん?ボク?ボク……か」

    問い返されて、悩ましげに首を捻る。
    正味、ない。いや、ない、というか。

    「……ボクはファーシャの傍にいるくらい、かな……。
    今更、なにか、というのは……」

    こうして口にしてみると、自分が双子に寄りすぎてる事を自覚してしまう。

    2025/09/27 22:48:17 | 41
  • @Lazhu369 子供達の冒険は今に始まったばかりだ。
    飛び出してどこへだって行ける。
    遠くの景色にも、どれだけ高い塔にだって手が届きそうなくらい。

    「ぅん」

    種が芽吹く頃には、美しい緑が見れるだろう。
    花が咲き誇る頃には、柔く甘い香りでいっぱいだろう。
    口約束だなんて、野暮はしないだろう。

    玩具箱がひっくり返り、煌びやかな世界が戻っていた。
    いっそ種も花も芽吹かずとも、こんなにも綺麗だ。

    「ぅん!」

    ぎゅう、と抱き締め返して。
    体全部が幸福と綺麗に、夢やら希望でいっぱいだった。
    この身一つではとても持ちきれないし、しまいきれない。
    玩具箱はもうおしまいだ。

    だから分け合って。
    手を取りあって。
    明日も明後日も明明後日も、今日と同じように歩いてく。

    「ぅえ」「しぃ」

    パンドラは今に、そうしたいと思った。

    美しい世界を、沢山。
    沢山見たいって。思った。

    そうしてあなたにまた話す。
    柔過ぎる昨日の話を今日にする。

    この美しい世界を全て見て、聞いて、話して──なんて!
    考えるだけで目まぐるしい程、眩かった。

    パンドラ、世界はこれ程に美しかったんだ。

    2025/09/27 22:48:57 | 42
  • 『夢』売りのルクソール @kingisdead
  • 男の視線は空へと向けられる。
    青ではなく黄色くぼやけた天上のほうへと、だ。

    太陰せかいよ、しかしておまえがまだここにあるのなら、
     私もまたおまえと添い遂げにゃあなるまいよ。
     世界おまえか私かどちらが潰えるかの賭けは、
     まだまだこの先も続いていくものらしいな」

    どちらかが潰えればどちらかの勝ち。どちらかが長く在ればどちらかの負け。
    不遜にも世界と相克賭け続ける男は、爪先ほども凝りてはおらず、
    未だこの街に蔓延り続け、『夢』をくれてやるつもりらしい。

    街がほころびつつある今、《太陽宮殿》ルクソールは開き続けられてあるか。
    その問題もひょっとしたら、すでに片付いているのかもしれない。
    あの日医者達について梟の羽の下へとしばし降りていた期間、
    もしかして、あるいは、ひょっとすると、さもなくば、
    この通りに根ざし続ける権利をもしも得ていたならば、
    『夢』とは名ばかりの悪夢はこれからもここに在り続けるのだろう。

    2025/09/27 22:52:14 | 43
  • ファーグァン @cobalt
  • 「……まぁ、店じまいはまだまだ先そうだ……」
    「準備、しないとな」

    袋を片手に苦く笑みを浮かべる。
    まだ生きながらえるのであれば、自分と片割れの糧を得ていかないといかない。

    「……あー……新しいお得意様も見つけないとか……」

    2025/09/27 22:52:24 | 44
  • ファラット @shiroiwani
  • 「しゃあないでちよ。そこの赤いやつ、あんたはあっちと一緒にポップコーンでも食べながら、それで我慢するだっち」

    2025/09/27 22:53:29 | 45
  • ファーシャ @whitemoon
  • @cobalt 「……わたしも、似たような感じ」

    この世界に生まれ落ちて。
    必死に生きあがいてきて。
    最期の瞬間も共にいることができれば――。

    ずっとそんな気持ちで生きていたから。
    だから、自分も片割れの傍にいられれば、それで十分。

    「……なら……もうちょっとだけ、考える?
    これからどうするか、どうすればいいか……わたしも、まだ、わからないから」

    旅立つにしても、今すぐには難しい部分もあるだろうし。
    どうやら世界はまだ息をするみたいだから、考える時間もまだあるだろうし。

    2025/09/27 22:53:52 | 46
  • 『夢』売りのルクソール @kingisdead
  • ふ、と男の視線は通りに向けられる。
    それはいつかのように、いつものように。
    まるで変わらぬ仕草で、変わっていく街の人々を見ている。
    男はいつも、人を見ていた。
    街とは即ち冠ではなく、人そのものなのだから。

    「お前さまもどうだね、一杯。
     休戦記念日の祝いの代わりにね」

    老人というのは奇特なもの。
    傲慢にして強欲であり、不遜にして怠惰である。
    新たなる道を見つける若人たちがあるならば、
    それと反するように変わらぬままを保ち続ける時代遅れもあるものだ。

    2025/09/27 22:54:32 | 47
  • スフィア @InLovePhilosophia
  • 「ソフトクリームに乗せて食べるー。ポップコーンー」
    絶対拗ねるのは止める気はないけど、それはそれとして食べる?されたら食べます。

    2025/09/27 22:55:14 | 48
  • ネムナシ @dosukoi24
  • 「さて、この後は……」

    外に行くことは確定としても、だ。
    一旦は、すぐに戻ってくる。
    連れ合いを一人増やしたし、ここが歓楽街として――。
    欲望と金と情熱の場所である限りは、
    そうあろうとする限りは支援してやりたいと思っている。

    そうだ。
    人生は、続くのだから。
    いつまでも、刺激的にってワケだ。

    2025/09/27 22:56:42 | 49
  • イスルギ・ホタル @isurugi3
  • 「じゃあオレはポップコーンとホットドッグを一緒に食うか」

    2025/09/27 22:58:13 | 51
  • ファーグァン @cobalt
  • @whitemoon
    「……そっか。それならいい……」

    その上、片割れまでもこういうのだから、きっともうお互い切れないものなのだろう。
    存外、腹の中では本当に一つの魂だったのかもしれないな。

    「……ん、そうすることにしよう。
    どうせ時間はできてしまったんだ……。
    その前に、新しいお得意様と明日も生きていく糧を得ないといけないね……?」

    そんな風に今までと変わらずに生きていくのも、きっと間違いではない。
    この世界においては、正解の答えなんて、きっとないものだろうから。

    2025/09/27 22:58:25 | 52
  • アリス @ImFireThankYou
  • @Yan0404
    去っていく者。残る者。悲喜こもごもに銘銘が。
    にべもなく。なす術もなく。それでも、無意味では、無力ではないと信じながら、今も生きている。

    「……ああ、本当に、世界は」

    これからも、続いていくのね。
    あんまりにも晴れた空。これが曙光の党首の手によるものであるというのならば、街がその夢から醒めた今、この空もいずれ黄塵に消えゆくのだろうか。

    「……良い気味ね」

    その声色は、寂しさの色が混じっていて。
    けれど、それ以上に、朗らかな楽観が勝っていて。

    秩序だろうか。自由だろうか。それとも新たな享楽だろうか。
    これから、この街が、世界がどうなるのか、わかることなどひとつもないが。
    それでも、ひとつ。軽やかな声で。

    「ねえ、満。愛しいひと」
    「あなたと一緒なら、わたし、世界がどうなったって乗り越えられるわ」

    愛を。何より恋しい愛の歌を、


    ——黄塵の街に、歌った。

    2025/09/27 22:58:59 | 53
  • 『夢』売りのルクソール @kingisdead
  • 金色が如く照らされた杯の中の酒が揺れる。
    蛍火めいて映し出されるネオンの色彩は、ともすれば今いっときのもの。
    いつかはそれさえ、通りの景色からは消えてしまうのだろうか。

    それでも、人々が消え去ってしまったわけではない。
    消え去ってしまうわけでもない。これからも在り、これからも殖え。
    営みはどのような光の下でも、続いていくのだ。

    「さあ、乾杯をしよう。こういう時によい言葉というのがあるのさ。
     こいつはこの辺りの言葉ではないものだから、聞き覚えはないかもしれないが。
     なに、だがふさわしいものだと思うよ」

    丁稚に声が掛けられる。またかとばかりに新しい杯を持ってきたならば、
    ふたつめの杯にも同じように金色が満たされる。
    男はそれを窓の外の明かりへと掲げて、いかにも陽気そうにこう言った。

    The King is Dead, 王様は死んだ、Long Live The King!新しい王様万歳!

    2025/09/27 22:59:52 | 56
  • スフィア @InLovePhilosophia
  • 「……ポップコーンにホットドッグ」
    「映画か……?
    まあ、状況は映画のエンドロールだけども……これが映画ならクソB級でしょうに」

    2025/09/27 23:01:41 | 57
  • Ristas @Ruruxisme
  • 「──さあって、どう生きるかな~っと」

    *ま、大体やる事は変わんねーんだけどな*
    *どうせいつか世界が終わるものだからさ!*
    *梟がどうするかもわかんね―し*
    *ま、楽しめるとこに良い感じに、さ*

    2025/09/27 23:03:55 | 58
  • ファーシャ @whitemoon
  • @cobalt 終わり逝く世界の中で、己の片割れは唯一の光だった。
    自分の中ではそれくらい大きな存在だから。
    本当に一つの魂が二つに分かたれて生まれてきたのかもしれないね。

    「……うん、すぐには……答えが出ないもの。
    また新しいお得意様を見つけて、生きていく糧を得て……。
    そうしている間に、どうしたいか、どうするべきか……見えてくるかも、しれないから」

    もしかしたら、曙光だって違う形で蘇るかもしれないしね。
    梟に呑まれてしまったら、それはそのときで考えればいい。

    終末そのときが来るまで、いつもどおりに過ごしてきた。
    なら、遠のいたそれがまた訪れるときまで――今日も、いつもどおりに。

    2025/09/27 23:06:07 | 60
  • 棺最院 楽流 @rarrrr
  • 「私、サメ映画見たいで!」
    「でっけえサメ出てくるやつや!」

    2025/09/27 23:06:58 | 61
  • ワンディ @OneDay
  • 「……ふふ。滅ばなかった・・・・・・

    空を見る。笑う。
    それだけ。

    2025/09/27 23:07:02 | 62
  • 汽水 @ramune
  • 「あ」

    不意に思い出す。

    「あのジジイ、この状況ってアイツの勝ちなの?負けなの?」
    っていうか、アイツ決着ついたら良い酒開けるとか言ってなかった?

    手始めにそれを強請りに行くのも良いやもしらぬ。
    そんなことを考えつつも。


    未だここに在る女は、愉しく生きていく。

    2025/09/27 23:07:10 | 63
  • スフィア @InLovePhilosophia
  • 「クソ映画みたいな夢はこりごりだよ~~~」

    「なんちゃって」

    2025/09/27 23:08:29 | 64
  • ファーグァン @cobalt
  • @whitemoon
    自分の片割れは、儚くても、やはりこの世界の住人なのだということがよくわかる。

    「……ふふ。たくましい」

    そう、だって終わりは遠のいただけ。
    きっといずれは来るものだろうから。
    だから、その時まではいつも通り。

    「……じゃ、準備を終えたら……今日のやる事をはじめようか……」

    片割れの手を片手に握り、今日も日課をははじめよう。

    2025/09/27 23:11:23 | 65
  • 棺最院 楽流 @rarrrr
  • 「どんでん返しのとんでもない映画やな。
    映画化したら収益0かもな」

    2025/09/27 23:11:48 | 66
  • ファーグァン @cobalt
  • 「……そういう映画には続編があるからな。
    第二、第三と続くのさ」

    作品追うごとに駄作になるというのもセットでついてくるが。

    2025/09/27 23:14:00 | 67
  • スフィア @InLovePhilosophia
  • 「フィクションだったらちゃんと爆破エンドでも良いから世界終わってくれないと詐欺でしょこれは」

    2025/09/27 23:14:12 | 68
  • 棺最院 楽流 @rarrrr
  • 「爆破オチなんてサイテー!!やで」

    2025/09/27 23:16:19 | 69
  • キコ・ビスカイノ @komainuelse
  • @OneDay

    賭けに敗けた訳だから、男はあなたについていこう。
    右手は拳銃のグリップへ、溝攫いから、はてさて、何にされるやら。
    それでもいつもの笑みを浮かべて、敗者だというのに面白そうにしている。

    どこへなりとも、ついていこうとも。
    ついてくるなと言われれば、どこへなりとも行こうとも。
    ———何も変わらない、そういう男だった。

    2025/09/27 23:16:20 | 70
  • スフィア @InLovePhilosophia
  • 「爆破オチじゃないなんてサイテー!
    だよ、今は」

    2025/09/27 23:16:55 | 71
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