記憶

  • 缺(チュエ) @INo02
  • 「人々も掃けてきたところで、
     今日雨浴びたり6割水のシャワー浴びたりしたせいで、
     割と体が気分悪〜って言い出してきた」

    「今日はあんまり無茶せず休んどくかあ……
     いや、ある程度ゴミ拾いもするけど」

    2025/09/15 03:33:46 | 1
  • 蛇四寸 @12102
  • 「随分と真面目な若者だ」
    「わかっていますよ」「この世には、冗句と言うものがございます」

    あるいは戯れ言。この手の者はね、全て話半分で接するが宜しい。
    なんて最後につらと言って、去っていくのでしょう。

    2025/09/15 03:34:08 | 2
  • C4R0 @C4R0
  • 先程のひとは梟首会から来たのでしょうか。
    敵というほどにきらいな訳ではありませんでしたから
    次に会えれば、その時話せれば誤解を解きたいと思いました。

    梟の領地に行くための切符はありますから
    後は彼との再会がそう遠くないことを願うばかりです。

    2025/09/15 03:35:23 | 3
  • 汐 雨音 @kajika0x0
  • 捲られる本に視線を落として。
    指し示された文字を見る。読めるだけの教養はあるから。

    「ああ、ただ僕のライターあげただけだよ」
    「煙草、吸いたかったんだって」

    もちろん、他にも色々とお喋りはしたけど。
    簡潔に、何が起こったのかを告げた。

    2025/09/15 03:40:02 | 4
  • 汐 雨音 @kajika0x0
  • 「真面目って言われちゃった~」

    てへ、と舌を出して、不真面目な態度で言葉の数々を受け取った。
    ばいばーい、手を振ってお見送りの姿勢。

    「病人さんはしっかりやすみなさーい!」
    「風邪ひかないようにね」

    2025/09/15 03:41:52 | 5
  • 雅尾 @kltkrt
  • @kajika0x0
    『だろうな。そう見える』
    梟首で見かけた時に思った。
    一緒になって子供扱いされていたようだが。

    『利口に口閉じてりゃ吠える声も無いがね』
    『…ま、可愛いものにも牙はある』

    笑顔ばかりの裏にもまた、爪が無いとは限らない。
    細めた瞳で貴方を見ながら緩く笑い声を響かせる。
    純粋、素直と言い切るには世について知っている事が多そうだ。

    そういう奴、嫌いじゃないから隣に居続ける事も厭わないんだが。

    2025/09/15 03:47:30 | 6
  • C4R0 @C4R0
  • なるほど。納得をしました。
    そしてあなたが文字を読めることも分かりました。
    今後も度々あなたを探す事でしょう。

    ライターを渡しただけ。それにしてはやけに親密ですが
    人間には往々にして秘密にしたいこともあるものだと知っています。
    だから、大人しく頭を下げてお礼をしました。

    2025/09/15 03:48:31 | 7
  • C4R0 @C4R0
  • 人々が次々に寝静まっていきます。
    昨日もこうやって見送ってからどこかに行ったのを覚えています。
    あの時は確かMETROに行ったのでしたか。

    2025/09/15 03:49:48 | 8
  • 雅尾 @kltkrt
  • 単に距離感が近い者同士の会話だったのやも。
    特に、この少年とも少女とも取れる桃髪の者においては。

    伝えている隣で貰ったライターを軽く見せていたかもしれない。
    実際、そんなに大した話はしていないのだ。
    問われれば答えるし、話した相手の口を閉じに行く事も無い。

    呑気に欠伸して片道切符の一枚を懐から取り出した。

    2025/09/15 03:57:01 | 9
  • 汐 雨音 @kajika0x0
  • @kltkrt
    「あはは、嫌いだったら遊んでないもんね」

    先ほど同じ場所にいたことは覚えてる。
    あれを見ていた周りからも、同じような認識をされてるんだろうな。

    「牙が毒牙……なんて可能性もあるわけです」
    「能ある鷹は爪を隠す、って言葉もあるからね」

    目を細めれば、またいたずらっぽく笑って。
    嫌に思われていない……とはいえ、夜も深まりいい時間。
    外部の人を拘束するのもよくないし、今日のところはお開きかな。
    背丈もそこまで変わらない。きっと近かったであろう顔をそっと離して。

    「それじゃあ、向こうで会ったらよろしくね、がおちゃん」
    「案内してもらえたらよりいいね。暇だったらでいいけど」

    なんて言って、手を振るだろうか。また逢えたらうれしいね。

    2025/09/15 03:57:20 | 10
  • C4R0 @C4R0
  • 嘘はなさそうですし、元から疑っている訳でもありません。
    ライターを見せられればますます納得も深まるというもの。
    片道切符で向かうのであれば、前脚を振りましょう。
    或いは、遠く見えるように骨の翼を広げるかもしれません。

    2025/09/15 04:03:02 | 11
  • 汐 雨音 @kajika0x0
  • 「いいよ~」

    頭を下げられれば、手でオッケーサイン。
    実は、そこまで秘密にするほどのことは話してない。
    知ってる人は知ってるであろう常識を聞いただけだからね。
    ただ単に伝える優先順位が低かったのかも。

    探されるとしても、やっぱり拒みはしない。
    自由に近づいたり離れたりしていい。雨音もそうするから。

    2025/09/15 04:06:30 | 12
  • 雅尾 @kltkrt
  • 少し考えて、白の子と桃髪に軽く袖を振る。
    欠伸は止まないしこの地に留まるには勝手知らず。
    故に住処であるMETROへと戻るとしようか。

    また何処かでと言葉は無かったが、去り際の紫黒の双眸は柔く細められていた。

    2025/09/15 04:06:38 | 13
  • C4R0 @C4R0
  • 喋らない者同士、少しの親近感を感じていました。
    もっとも、向こうと違って喋らないのではなく喋れないのですが。
    お互い色々な場所を歩くようですし、また会うこともあるでしょう。

    さて。そろそろこの街のひとも掃けてきました。
    今のところ、目立つのはこどもと隣のひとりくらいでしょうか。
    寝なくてもいいのかとばかりに見上げます。睡眠は大事ですから。

    2025/09/15 04:12:13 | 14
  • 汐 雨音 @kajika0x0
  • 「がおちゃんじゃあね~」

    ぱたぱた、大きく手を振り返して。
    いい時間ですものね。見送れば、さて自分はと伸びをする。

    「僕も適当に宿さがそかな」

    視線を下へ。目が合うかも。
    雨音はまだ曙光から離れるつもりがないらしい。

    「うん? 僕もそろそろ行くよ。白ちゃんは?」

    2025/09/15 04:16:08 | 15
  • C4R0 @C4R0
  • 少しの間だけ、迷って。梟の札を取り出しました。
    元々どこかで抜けて種子を売りに行く予定でしたから
    移動しないのであればここでお別れになります。
    奇しくもそれぞれ別の場所に向かうことになりました。

    こどもはあなたのことが割と好きですけれど
    自分の夢とは比べられませんから。
    後ろ脚をしなやかに跳ねさせて、距離を取りましょう。

    2025/09/15 04:24:51 | 16
  • 汐 雨音 @kajika0x0
  • 札を見る。梟首会の方に行くんだね、と呟き。

    「行きたい場所の用意はできてたんだ、偉いね」

    種子を持っている様子は見ていた。
    しっかり値がつく場所に行くわけだから、やっぱり賢い子だ。
    綺麗な動作。自衛もできそうな機敏な動き。
    大人よりよっぽど強い存在に思える。

    「また遊ぼうね、白ちゃん」

    だから、小さく手を振れば、貴方を置いて。
    足取り軽く離れていくのだろうな。

    2025/09/15 04:33:24 | 17
  • C4R0 @C4R0
  • ちいさな体には何が混ぜられているのか
    こどもは意外と力があって、それから賢いいきものでした。
    だから自分の目的のためにどこまでも歩けるのです。

    あなたの言葉にうなずいて手を振ったなら。
    それを最後にネオンの街を駆けていくのでしょう。
    また会えますようにと願いながら。

    そうして。またひとつ、街は静かになったそうです。

    2025/09/15 04:37:46 | 18
  • 記録係の『鳩』 @Scravis
  • @milktub
    生憎あなたのアピールした時にはその辺りで意識を落としていたのだが。
    起きてから話しかけにくる姿があったろうな。

    「勝者インタビューと称して、お望みの言葉を書き加えることにしてるんです」
    「何か記録してほしいことばはありますか?」

    ある者は「かっこいい」を望んだ。
    あなたはどうだろうな。

    2025/09/15 05:09:09 | 19
  • 『夢』売りのルクソール @kingisdead
  • @Scravis
    ともすれば無愛想と見るべきかもしれない貴方の様相を、
    男はそれこそやはりやりとりの拙いこどもでも見るように眺めていた。
    こどもの扱いをされるほどに小さいわけでも、幼いわけでもないのに。

    「ふは! そんなに上手い話なこったはないかなあ。
     酒と同じさ、ちょうどいい量は守らないと。
     人からモノだけを買うなら注意しないといけないだろうが、
     さいわいうちは一夜のぶんしか売らないものだから、その心配も少ないだろう」

    危険な薬物だということははっきりとは言わないくせに、
    ぼやかしたままに必要な注意だけはする。リスクヘッジのためだろう。
    人によっては騙したと騒ぎ立てそうな物言いを、まるで親切のように嘯いて笑う。

    「『夢』は煙のように強く吹かれれば消えちまうから、
     嗜みたいんだったら部屋の中でゆっくりと、だ。
     ちょうどこの時間、寝入りばなに浸りに来るやつもいる。
     もしもここに宿がないのなら、そのように使っていっても構わないよ」

    2025/09/15 05:35:18 | 20
  • 『夢』売りのルクソール @kingisdead
  • 寝ぼけまなこにひとびとの様子を眺めていた男は、
    庇の下で頬杖をつきながらにむにゃむにゃと瞼を開き、閉じ。

    「いっしょに来てほしい、と。
     そのように伝えたかったのじゃないかね」
    ひとびとのささやきあうさまに、そのように想像をしたのだった。

    2025/09/15 05:36:55 | 21
  • マキエ67 @chumchum
  • 「おはようおはようございます!
     昨日は無事に過ぎ去った、今日は終末くるでしょか!
     くるもこないも教祖様次第、お告げがないならあそびましょ!
     今日も元気によろしく享楽ー!」

    2025/09/15 06:22:57 | 22
  • 「ふわ……」

    2025/09/15 07:03:48 | 23
  • のんびりと起きてきた少女は、いつも通りごみ拾いを再開。
    眠たげに目を擦り、火かき棒が地面を叩く音がする。

    「ぅみゅ」「う゛」

    時折地面に激突していた。
    昨夜は夜更かしだったのか、はたまた眠れなかったのか。

    2025/09/15 07:14:32 | 24
  • 央亥 @ougai
  • 「あさですね」

    寝床からやってきた男は、珍しく這い蹲っていなかった。
    静かな通りを、或いはこれから喧騒にまみれるだろう通りを歩きながら。

    一人の少女が目に付いて、若干バツが悪そうにしている。

    2025/09/15 07:31:35 | 25
  • 少女はやはり何にも気づいてない顔で、せっせとお仕事に勤しんでいた。

    2025/09/15 07:35:29 | 26
  • 央亥 @ougai
  • 自分も塵芥を探さないとなあ、なんて思いながら。
    一度満たされて、楽を知ってしまうと、もう手に付かない様子。

    「はぁ」

    溜息一つ。
    世界が終わる前に、自分が終わってしまいそうだ。

    2025/09/15 07:37:41 | 27
  • 央亥 @ougai
  • ——もとより。
    既に終わっているのかもしれないが。

    2025/09/15 07:38:18 | 28
  • 棄て犬 @vertigo
  • 「ひとぉーつ捏ねては犬のため」
    「ふたぁつ捏ねては犬のため」
    「みぃっつ捏ねては……」

    「そうやって出来たかけらは全部違う柄」
    「そんなこんなも連続で違う柄」
    「これには犬も犬歯剥き出しです」

    2025/09/15 07:41:29 | 29
  • 央亥 @ougai
  • (あの影絵の犬に犬歯ってあるんでしょうかね)

    うすらぼんやりとそんな事を思った。

    2025/09/15 07:42:45 | 30
  • 央亥 @ougai
  • @ougai [2d100]

    43 14 →57

    2025/09/15 07:45:10 | 31
  • 棄て犬 @vertigo
  • 「おや辛気臭い人間」
    「景気づけにイッパツ克りませんか」
    「犬が勝てば気持ちがすいて」
    「人間が勝てばすっきりして」
    「どちらも負ければ一層不機嫌になる」
    「そんな一局どうですか?」

    2025/09/15 07:51:27 | 32
  • 「ぅー」

    2025/09/15 07:53:57 | 33
  • 央亥 @ougai
  • 「私ですか」

    いぬから指名された。

    「構いませんよ」

    ギャラリーはあまりいないようだけど。

    2025/09/15 07:57:08 | 34
  • ギャラリー1。いないものとする全盲かつ難聴

    2025/09/15 08:03:27 | 35
  • 棄て犬 @vertigo
  • 「わんわん」
    「では合意とみて」
    「いざや、いざ」

    本質は目に付いたから殴りかかってくるチンピラと同義な犬が勝負を仕掛けてきた。

    2025/09/15 08:03:39 | 36
  • 光銀 @ginkgo
  • 「ここはどこもぴっかぴかだねえ。
     目移りしちまうや」

    網傘を揺らして女が歩いてくる。
    適当なところに腰を下ろせば 辺りを見回した。

    2025/09/15 08:04:27 | 37
  • 光銀 @ginkgo
  • 「……おや、」

    祭りだね。
    ぼやぼやしているけども、ギャラリーその2になってしまおう。

    2025/09/15 08:05:19 | 38
  • 央亥 @ougai
  • 「おやおや ついてないですね、あなた」

    私なんぞに負けるなんて。

    2025/09/15 08:06:22 | 39
  • 棄て犬 @vertigo
  • 「く、負けるとは……」
    「やりますね人間」
    「辛気臭くなくなりましたか?」

    2025/09/15 08:10:40 | 40
  • 央亥 @ougai
  • 「ん~…………まぁ、少しは」

    首をひねって出した返答がこれ。
    少しは?この男、だいぶカスよりでは。

    2025/09/15 08:12:24 | 41
  • 少女は良く分かっていないが何となく手を叩いている。

    2025/09/15 08:14:31 | 42
  • パチパチパチ、ひっそりと居たギャラリー3。
    何だかぼんやりしているが…観戦してた模様。

    2025/09/15 08:16:30 | 43
  • キロノヴァ @kilonova
  • 「ひと勝負あったみたいね。おつかれさま」

    両者が無事らしい?とわかってほっとしながら言いました。

    2025/09/15 08:17:58 | 44
  • 央亥 @ougai
  • 思ったより人がいるものだなあ、などと。

    ……なんか自分が騒動の中心に居ると若干面映ゆいものがあるな、なんて。

    2025/09/15 08:18:49 | 45
  • 光銀 @ginkgo
  • 「ふん、ふん……♪
     見てるのもおもしろいねえ」

    どこかで手に入れたのであろう煙草をふかす。

    2025/09/15 08:19:18 | 46
  • 棄て犬 @vertigo
  • 「犬はクサクサ続行です」
    「折を見て奪い返します」
    「呼び名を置いてください」
    「覚えておくので」

    2025/09/15 08:20:53 | 47
  • 光銀 @ginkgo
  • * 煙草の煙にむせる *

    2025/09/15 08:22:11 | 48
  • @500w
  • ぐあ、と欠伸。

    2025/09/15 08:25:36 | 49
  • 央亥 @ougai
  • 「はあ」

    なんとも気の抜けた返事。

    央亥おうがいです。央でも亥でも好きなようにお呼びください」

    2025/09/15 08:28:56 | 50
  • 棄て犬 @vertigo
  • 「なるほど央亥」
    「イノシシですか」
    「かぁ〜イノシシあいてじゃあ、なあ」
    「犬の分が悪くても仕方ないか〜」

    言い訳セルフメディケーション。
    負け犬の遠吠えとも。

    2025/09/15 08:33:02 | 51
  • 央亥 @ougai
  • 「微妙にイラッときますねこの犬……」

    遠吠えに反応してやるなよ。

    2025/09/15 08:36:30 | 52
  • 「ぁんぁん」

    2025/09/15 08:38:51 | 53
  • 央亥 @ougai
  • 「黒……」

    (……わんわん?)

    2025/09/15 08:42:37 | 54
  • 棄て犬 @vertigo
  • 「おっと前脚慰みに足元蹴ったらキラキラ石」
    「これはラッキーですね」
    「LUCK値リセットで運が向いてきましたか」

    ケロッとした。

    2025/09/15 08:44:38 | 55
  • 央亥 @ougai
  • 「ひととの勝敗をそんなグリッチじみた動作に利用しないで下さい」

    2025/09/15 08:47:59 | 56
  • 「うー?」

    2025/09/15 08:49:47 | 57
  • @ougai ──どうしても気分が晴れないなら。
    まるで迎え酒のように少女に手を出せば良いのだ。
    相変わらず警戒心の無い、ふにゃふにゃとした無知な妹のような子供を。

    楽を知れば戻れない。
    そしてあなたはどの道もう、戻れないんだから。

    2025/09/15 08:51:30 | 58
  • 央亥 @ougai
  • @pandora
    ふらりと。
    あなたの元へと男が吸い寄せられる。
    一度犯した罪は、元に戻らない。
    のであれば。
    二度犯そうが、三度犯そうが同じ事。

    そう、戻れない——戻るつもりもないのであれば。
    楽なほうへと向かってしまえばいいのだ。

    男に、その誘惑を断る気力も、はなから無かった。

    2025/09/15 08:54:48 | 59
  • 棄て犬 @vertigo
  • 「いいじゃないですか」
    「央亥は勝ったんですから」
    「Win-Winですよ」

    「わふわふでは犬はこれで」
    「乗るしかないビッグウェーブがキテるので」

    2025/09/15 08:55:35 | 60
  • @ougai 罪は犯せば戻れない。
    壊れたものも戻らない。から。

    少女はやはり何の抵抗もなく。
    何も分からないような顔のまんま。

    連れ去るのも簡単だ。

    2025/09/15 08:57:27 | 61
  • 央亥 @ougai
  • 「はぁ」

    溜息か相槌かわからないものを載せて。

    「お気をつけて」

    去るいぬを見送ろう。

    2025/09/15 08:58:58 | 62
  • 央亥 @ougai
  • @pandora
    今日もまた。
    あなたを抱えて、宿か自室かへ連れ込んで、朝っぱらから盛んになった事でしょう。

    2025/09/15 09:00:59 | 63
  • 「あの犬も……不思議な子ね〜」

    ふわふわと欠伸。
    夜更かしと夢見のツケ。

    「そちらの兎ちゃんも相変わらずで……ふふふっ。」

    2025/09/15 09:11:40 | 64
  • ラァジュー @Lazhu369
  • 紙煙草から紫煙を燻らせながら、
    薄汚れた紙袋を溜まり場に広げる。

    「METROに寄った際の土産物です」
    「好きに飲み食いするがよろしい」

    中身は使い古しの瓶に入った安酒、
    塵芥めいた、取るに足らない装飾品の類、
    適当なパックに詰めた概ね食い残しの惣菜。

    模範的な曙光の徒であるが故。
    所謂シェアハピしに来てやった。

    2025/09/15 09:21:29 | 65
  • 光銀 @ginkgo
  • いくつか咳払いをし、煙草を口から離して燻るままにしておく。
    上手い吸い方を身に付けなきゃな。

    「……わぁ。そいつって余所者も持ってっていいのかい?」

    広がった土産物を遠巻きに眺める、来たばかりの物見遊山の民である。

    2025/09/15 09:36:27 | 66
  • ぼんやり、紙袋から広げられる品物をみていたが、のそのそと緩慢な動きで安酒だけ貰っていくかも。

    2025/09/15 09:36:42 | 67
  • ラァジュー @Lazhu369
  • 「一日か、二日振りともなると」
    「娑婆の空気の美味い事」

    プラスチック製のパックに包まれたの、
    打ち捨てられた残飯をリサイクルだかリベイクだかした貧民窟流の郷土料理だ。
    悪食の癖に腹の弱い奴が居るとも思えぬし、やしかし、グルメは居るのやもな。

    「ええ、持ってって構やしませんよ」
    「無論、取って食えぬ物じゃございません」

    まあでも、知らん。早々酒瓶を掴んで黴びたコルクを抜く。

    2025/09/15 09:42:42 | 68
  • 「……はふ、この安っぽいアルコール、案外逆に目が覚めますね。」

    何か酷い目覚ましをしている。
    許可も取らずに取ってきた酒を、遠慮なくぐびり。

    2025/09/15 09:53:13 | 69
  • 光銀 @ginkgo
  • 「太っ腹だねえ。じゃあ貰い〜」

    少し手が逡巡して…… 惣菜のパックをひとつ持っていこう。
    ちょっと匂いを嗅いで、考えてから口へ運ぶ。この位なら大丈夫かな。

    「もっとヒドイかと思ったけど、その通りだね」

    2025/09/15 09:54:27 | 70
  • 光銀 @ginkgo
  • 「他のは、やっぱ食い気より酒かい」

    酒瓶が真っ先に無くなりそうだと思った。

    2025/09/15 09:55:11 | 71
  • ラァジュー @Lazhu369
  • 「口を濯ぐには最適でしょう」
    「何せエタノール要らずだ」

    所謂臭い飯に値するものの、却ってジャンキーな味わい。
    この際のジャンキー云々は勿論ダブルミーニング。
    気も利けば洒落も利いてると来たもんです。

    「食い物はやはり食ってやらねば往生出来ますまい」

    痩せっ腹もこのように申しております。

    2025/09/15 10:06:02 | 72
  • メイラン @yang0024
  • 「ん……おはようございます」

    昨晩は宿は見つけられたものの、落ち着かなくてあまり眠れなかった。
    少し気だるそうに目をこすりながら歓楽街に出てくる。

    「おや、あなたもいらしてたのですか……奇遇ですね」

    梟首会でも出会った黄色い笠の御仁を見つけて会釈した。

    2025/09/15 10:10:14 | 73
  • 光銀 @ginkgo
  • 「ならばツマミのひとつにもなるかもな……
     おれは酒はエンリョしとくよ。食い気だもんで」

    聞き覚えのある声と兎耳を細目で認めると、ゆるく手を振る。

    「おや、どうも。
     運がいいね、あのお人がタダ飯をくれるらしいよ」

    2025/09/15 10:18:24 | 74
  • ラァジュー @Lazhu369
  • 「METROの飯は脂っこいんで」
    「酒で押し流すと具合も良くなる」

    安酒を呷り、ぷか~とか煙草の煙揺らしながら。
    あのお人と呼ばれりゃにっこり笑顔。
    手を掲げてふりふりする。

    2025/09/15 10:25:01 | 75
  • メイラン @yang0024
  • 「タダ飯……?よろしいのでしょうか」

    この歓楽街は見た目の華やかさとは裏腹に様々な欲が渦巻く地でもあることを
    昨日学んだので、少し身構える。素直にいただいて良いものだろうか、と。

    2025/09/15 10:27:55 | 76
  • @ougai 昨日と少し違うのは、少女からはシャンプーの匂いがした事。
    上手く動かない足に薬が塗られていた誰かが面倒を見ているらしい事くらい。

    眠る為の柔らかなベッドに染み込む筈の寝息はどこにも無かった。

    きっと、男の欲望がじわじわと広がるばかり。

    2025/09/15 10:28:57 | 77
  • ラァジュー @Lazhu369
  • 「お好きにどうぞ。僕が毒見したっていい」
    「慣れてないと腹ぁ下すかもですが」

    脂っこいってのもあちらさんからすると消毒の一種やも。
    油で炙れば鉄鍋ごと熱消毒になるし、舌に腹も肥えるし、
    つったってもその油、植物油とかと限らないのがミソ。

    2025/09/15 10:32:28 | 78
  • 光銀 @ginkgo
  • 「味は独特だけど〜、食えないもんじゃあないね……」

    嘘はついてないが、若干の過小評価。
    食べ終わって空になったパックを片手でもてあそぶ。

    2025/09/15 10:34:49 | 79
  • 央亥 @ougai
  • @pandora
    好き者が居たものだ、と思ったが。
    それは自分も同じ事。

    少女を独占できていない事に少々ばかり醜い感情が入ったりしたが、あなたへの扱いは至極丁寧に。
    最中は加減できなくて多少苦しい思いをさせたかもしれないが、
    それでも万全に入念に執拗に準備をして。

    男というよりは、獣、かもしれない。
    狂った獣。猛った獣。
    あなたに酔い痴れた、哀れな獣。

    ——或いは。

    獣なのだから、うさぎをたべるのは、当たり前だったのかも?

    2025/09/15 10:39:12 | 80
  • ラァジュー @Lazhu369
  • バラついた粉もんだか骨付き肉の端切れだかを丸ごと炒めた物となると、
    比較的に縁の近いのは焼き飯とかになるのかしら。
    しかし、めっきり冷え切ってるのが味をどうも薄めるな。

    「食えるなら、食うが易いが曙光流」
    「だったかな。だったかも。いけませんね酔いが早くって」

    安酒は脳をふやかすには最適。味なんてしょっ辛いだけなんだから。

    2025/09/15 10:41:09 | 81
  • @ougai 触り心地が良く。
    抵抗も恐怖も知らず。
    誰に何も伝えられない役たたずの口を持つ。

    これ程に便利なものがあるだろうか。
    誰にとってもきっと、ちょうど良かった。

    ──それが獣なら。

    か弱い小動物は征服されて然るべきだった。
    特に弱い子供なんて。

    食われて散るのがある種の華でもあったろう。

    2025/09/15 10:43:57 | 82
  • メイラン @yang0024
  • 「これも一つの経験というべきでしょうか……
    で、ではお言葉に甘えて、いただきます」

    隣りでその評を聞いて、おそるおそる手を伸ばす。

    「ん……これは……
    確かに、独特な味かもしれません……」

    脂っこさと少しの匂いに目をつぶれば空腹を満たせるものではある。かも。

    2025/09/15 10:44:53 | 83
  • 央亥 @ougai
  • @pandora
    思えば。
    食後の礼の辺りからして、人の手が入っていたのは明らかなのだ。
    それを横から掠め取ったのが、自分。
    今更であった。

    或いは、あなたはだれのものにもならないのかもしれない。
    最期の時まで、知らぬ存ぜぬを貫き通せば。
    清い心のまま、美しいものだけを抱えていられるのかもしれない。
    終末だからこそ許される、そんな在り方。

    2025/09/15 10:49:21 | 84
  • ラァジュー @Lazhu369
  • 「んは、いい反応されますね」

    いかにもマズそ~に食べるな~って思う。
    つい吹き出しちゃいます。悪戯をしたガキの面構え。

    「皆様はどちらから?」
    「少なくともMETRO出身と違うらしい」

    2025/09/15 10:51:00 | 85
  • ホロ @knmhrr
  • 「はぁ〜すごい景色……」
    小柄な男が地下から上がってくる。
    久々に来たけど、聳え立つ建築物も開けた視界も慣れなくて怖いもんだ。
    物陰に潜むようにこそこそと現れ、持ち込んだ石を積んで燃やし始めた。

    2025/09/15 10:52:31 | 86
  • 「慣れないと、METROの食事はそうなりますよね〜
    あと、当たり外れもありますし。」

    朝から飲んだくれてる魔女が、横から野次を入れる。
    一つ欠伸。

    「……お昼は…梟首会で食事しよ。」

    多少は身体に良いもの食えるだろさ。

    2025/09/15 10:54:30 | 87
  • メイラン @yang0024
  • 「うぅ……これは少し香りが……
    ですがいただいたものはきちんと食さねば……」

    反応を面白がられているとはつゆ知らず、律義に惣菜を食べている。
    時折眉をしかめるも、なるべく表情には出さないように努めながら。

    「私は梟首会から参りました、メイランと申します。どうぞよろしく。
    メトロ出身の方もいらしてるのですね」

    2025/09/15 11:02:37 | 89
  • 汽水 @ramune
  • 「おはよ…。朝って静かね」
    ぷわ、とのんきな欠伸。
    「…みんなして何食べてんの?朝っぱらから重そう」

    2025/09/15 11:02:51 | 90
  • ラァジュー @Lazhu369
  • @pandora
    人の往来。黒黒したのがすっ転んでは地面にキスする様眺めていた。
    とんだドジッ子、はたまた不幸憑きの娘とか。
    あのちまい図体でよもや酒飲みだったり?
    だとしたらばこの呑んだくれには大受け。

    「おおい、君」
    「酔い醒ましは入用ですか」

    暇してたから遊びに来たって顔で。
    戯れに張りのある声を投げ掛ける。

    2025/09/15 11:03:43 | 91
  • 『コヨーテ』 @Coyote
  • 「……食いモンの気配か!?」

    ちょっと離れたところから様子を窺っている。

    2025/09/15 11:04:55 | 92
  • 光銀 @ginkgo
  • ふふ、としかめっ面にちょっと笑む。
    人も増えてきたな、なんてそこらを眺めて、また手を振った。

    「おれは遠くよそから来たばっか。
     こんなでっかい街だから、色々観てるのさ。
     昨日はそこのメイランさんのとこでね」

    2025/09/15 11:05:20 | 93
  • 「皆してMETROのお土産を頂いてます。」

    ジャンクもジャンクなフードを朝食に。
    こっちは安酒を煽っている。

    2025/09/15 11:06:00 | 94
  • 『コヨーテ』 @Coyote
  • 「へェ、METROの……」

    あんまり美味しくなさそうな気配と腹の虫とを天秤にかけています。

    2025/09/15 11:09:02 | 95
  • 汽水 @ramune
  • 「げ、メトロのぉ?!おいし…くなさそうね…」
    食べてる人の反応的に。アタシ、パスで。

    2025/09/15 11:10:05 | 96
  • ラァジュー @Lazhu369
  • 「梟首会のお嬢さんともなれば頷ける」
    「そちらじゃ鉄牢に蹴飛ばした奴へ寄越すような飯だ」

    あれだあれ、豚箱送りみたいな。
    梟首会ってほら、頭の硬い仁義者という印象。

    「いやなにMETRO飯ですよ。君もお一つ如何」

    放られた紙袋にはプラスチックのパックに詰め込まれた、
    なんとも形容し難い粉物と米っぽいのの中間が積まれている。

    2025/09/15 11:10:26 | 97
  • 汽水 @ramune
  • 「ほら、いかがされてんわよ」
    食いもんに興味ありそうな男にたらい回し。

    2025/09/15 11:12:27 | 98
  • ラァジュー @Lazhu369
  • 「遠くから……?」
    「ははあ、好き者ですね」

    生まれも育ちも曙光の縄張りなもので。
    その枠外ともなると素直に頷けなかった。
    はてなって首傾げ、遠路遥々お越しいただき……と恭しく頭を下げる。

    2025/09/15 11:13:36 | 99
  • ホロ @knmhrr
  • 自分とこの飯が配られているなぁ。
    見知った香りに鼻を鳴らした。

    2025/09/15 11:13:40 | 100
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