記憶

  • クロウラー @crawler
  • 「まずは生きる所からだな…」

    獣耳の女に倣ってか"荷台"から立ち上がり、使えそうな物品を探し始める。
    夜明けまであと少し、朝になればまた騒がしくなる。

    2025/09/14 05:02:23 | 1
  • アリサ @fliprip
  • 「う~……」

    「……」

    「……すぅ」

    しばらくは辺りを警戒していたけれど、
    程なくして寝息を立て始める。結構図太いのかも。

    2025/09/14 05:02:56 | 2
  • ラァジュー @Lazhu369
  • @seeker
    考える脳味噌があるだけ幸福なのだろうな。
    廃れた掃き溜めには考えなしが多過ぎる。

    「たとえば、世に蔓延る派閥争いに」
    「流行りに廃り、嗜好品の類」
    「興味を引く事があればなんでも」

    生臭坊主なもんですから。
    世情と風俗には聡い自負がある。

    「僕は少女嗜好者と違いますから、体は」
    「……ってよりは、ちと愛嬌が欲しいもんだ」
    「ま、君が僕を顎で使う度に勘定を強請ります」

    「因みに君、名前は?」

    2025/09/14 05:13:49 | 3
  • C4R0 @C4R0
  • 曙光の方から一匹のこどもが流れてきます。
    背中には骨の翼、脚はしっかりと四つを地についたまま
    猫のように音も立てず線路の上を歩くのでした。

    2025/09/14 05:14:51 | 4
  • シイカ @seeker
  • @Lazhu369
    「必要なもの、知識があれば頼ってよいという話で、
     ただし対価をその度相談する必要がある、と。ありがとうございます」
    何か相応のものがあればよいのですが。首を傾げて。

    「あたしは、シイカと言います」
    ファミリーネームは、温室では不要なものでした。

    2025/09/14 05:25:33 | 5
  • ルプス @SonsOfWolves
  • 塵芥はなにかの欠片に。欠片は紙片に。
    使い物にならないモノは燃やして灰と降り積もる。
    綺麗な宝石も此処じゃタダの石ころだ。使い道なんてない。

    「流れモノが多いこと」

    鼻歌交じりに漏れる声音も、流れる砂塵にいつしか消えていく。

    2025/09/14 05:27:38 | 6
  • ラァジュー @Lazhu369
  • @seeker
    「その認識で相違ありません」
    「酒煙草があればそれで手を打つ」
    「なくても何か考えましょう」

    しかし、祝福された子供か。
    久々に聞いた音だな。懐古が過る。

    「僕は曙光のラァジュー」
    「便利に扱うとよろしい」

    2025/09/14 05:35:02 | 7
  • C4R0 @C4R0
  • 耳が音を拾ったような気がしましたが
    振り向いた時にはもう誰もいませんでした。
    わずかな間だけ辺りを見回したら、また歩みを進めます。

    さっきよりは過ごしやすい場所だと思いました。
    眠る場所を探すために空洞の一つへと入っていきます。

    2025/09/14 05:35:25 | 8
  • シイカ @seeker
  • @Lazhu369
    「お酒や煙草」
    先ほどの面々とのやり取りから、それらのものが夢のないものが用いるようなものの気がして、自分はそうした物品があまり好きではないのかもしれないと、自分を見識してみたり。もっとも子供が手を出せるものではないですが。

    「分かりました。探してみます。
     夢のため、その知識を利用させていただきますね」
    小さく一礼すればちょうど良い頃合いでしょうか、そのまま立ち去るつもりです。

    2025/09/14 05:42:57 | 9
  • ラァジュー @Lazhu369
  • @seeker
    柔和な笑みを湛えたまま。
    子供めいた鸚鵡返しに首を頷かせた。
    あなたの夢なんなんだと尋ねない辺り、
    取捨選択が出来ていて微笑ましい。

    「ええ、是非ともご贔屓に」
    「多くを見聞きすると良い」

    暫くこの掃き溜めを眺める気でいる。
    背中を向けるなら呼び止めもしない。

    2025/09/14 05:53:35 | 10
  • アリサ @fliprip
  • 「くか~……」

    2025/09/14 05:54:35 | 11
  • 煤けた中年 @rustyman
  • 酒精が強く、安いだけが取り柄の酒を引っ提げ、ぶらつく姿。
    値踏みか、暇潰しか、酒瓶を傾けながらも、道に転がる輩を眺めていた。

    2025/09/14 05:54:54 | 12
  • 弥刀璃星 @meteorsaber27
  • 刀を抱えた人影が目を覚ます。しばらく辺りを見回した後、立ち上がって抱えたモノを携えた。
    「……朝、でいいのかな。相変わらず地下だと何もわからなくて困る。」

    2025/09/14 07:18:02 | 13
  • ルプス @SonsOfWolves
  • ふらり、ぶらり、灰被りの獣が1匹。
    遠出でもして来たか、元の住処へと戻って来ては、また塵芥を漁り始める。

    「ほんと、此処は色んなヒトが集まるわね」

    だからこそ、他よりは居心地が良いのだけれど。

    2025/09/14 07:22:19 | 14
  • ルプス @SonsOfWolves
  • さて、漁るものも漁り終えれば訪れる眠気。
    身を伸ばし、耳を伸ばし、尾を伸ばし、そして脱力。

    軽やかな鼻歌を鳴らしては、洞内の中へと消えていくのだった。

    2025/09/14 07:40:29 | 15
  • 首縄のねずみ @nezumi1
  • がさごそと、廃材を漁る大耳の子供。
    小さな手が塵に塗れ、爪が欠けて傷を負って。
    だけれどそんなものは関係ないとばかり、ひたすら
    比較的マシ・・な廃材だけ拾い上げていく。

    「これもだめ、これも……。ちっ腹減ってきたな……」

    2025/09/14 08:18:50 | 16
  • ファラット @shiroiwani
  • 「でちちちち…お友達がいるでちねぇ」
    派手に廃材をひっくり返している。
    「景気はどうっち?兄弟」

    2025/09/14 08:35:31 | 17
  • 「しっかり寝た」

    2025/09/14 08:38:55 | 18
  • ファラット @shiroiwani
  • 「おはよー」

    2025/09/14 08:41:26 | 19
  • 「アイタタ……」

    寝てる奴PC以外から廃材漁ろうとして返り討ちに遭ってた。

    「今日はツイてないねぇ」

    2025/09/14 08:43:12 | 20
  • 「焼けども、焼けども終わりは見えぬ」

    2025/09/14 08:44:42 | 21
  • 「オハヨ〜。朝から元気ねェ」

    2025/09/14 08:47:54 | 22
  • ファラット @shiroiwani
  • 「早起きは三文の徳っちよ〜」

    2025/09/14 08:48:56 | 23
  • 首縄のねずみ @nezumi1
  • でかい同族───同族と言うと語弊がある。同じ特徴を持つ者───に剣呑な視線を向ける。他の周囲にも同じようにちらちらと。

    「景気が良かったら今頃ここの奴らを足蹴にしてるよ。
     腹減った。なにかよこせ」

    2025/09/14 08:49:32 | 24
  • 「アッズルい!ワタシも飯欲しい飯」

    2025/09/14 08:51:14 | 25
  • 「カカッ。腹減り過ぎてピリピリしてンじゃんネ」
    「手持ちに鼠の串焼きしかないのよネ!同族食いにならン?」

    割合失礼な物言い。

    2025/09/14 08:53:07 | 26
  • 首縄のねずみ @nezumi1
  • 「俺はネズミじゃねぇ、人間だ。
     ぶっ殺すぞ」

    イライラとした物言い…は、デフォルトのものだ。
    良いからよこせと不躾に言う。不遜

    2025/09/14 08:55:21 | 27
  • ファラット @shiroiwani
  • 「そうっちか。それはそれは残念っちね」
    「あんたら腹ペコっちか〜?仕方がないっちねぇ、シューグァンで買ってきたクソデカチーズがあるでちよ。」
    「もちろんタダじゃないっち。あっちはシューグァンの民っちから、ここのことを教えてくれたら、分けてあげてもいいっちよ〜?」

    2025/09/14 08:55:48 | 28
  • 「アッハッハ!人間ァ頭頂部に耳なんざ生えてね〜ョ!」
    「ホレ」

    丸々肥えた鼠の串焼き。下手したら腹を壊しそうなMETROグルメだ……。

    2025/09/14 08:57:36 | 29
  • 「ネズミじゃん、耳とか尻尾とかネズミそのものじゃん。
     自分の種族も分かってないんだ」

    ケラケラと嘲笑う。

    「チーズ!欲しい欲しい!
     此処のこと?寝てる奴らから物漁るとたまに良いもんは出るよ」

    2025/09/14 08:57:41 | 30
  • 曙光シューグァンから来る輩がチラホラ居るのはなんなノ?やっぱカチコミ??」

    2025/09/14 09:00:14 | 32
  • ファラット @shiroiwani
  • 「なるほどっち〜。ここで寝るのはやめとくっち。じゃあほら、チーズをどうぞっち。」
    赤髪の方にナイフで切り分けたチーズを手渡した。

    2025/09/14 09:00:40 | 33
  • ファラット @shiroiwani
  • 「そうっちねぇ、あっちは孤独のグルメをしにきたっちが、この様子じゃ食の娯楽はなさそっちねー」

    2025/09/14 09:02:03 | 34
  • 「カカッ。まだ梟首会んとこの梟ン方がマシな飯持ってっかもなァ?」
    「てかオレもチーズほし〜。此処で燃やしたらオトクなもんでも教えてあげよ〜か?」

    2025/09/14 09:03:48 | 35
  • 「フォフォニフォフォンゴ……
     飯食えたらめちゃんこラッキーなのに飯の娯楽有る訳ないじゃ~ん」

    チーズはパクパクペロリと無くなった。
    誰かに盗られたらいけないから。

    2025/09/14 09:05:34 | 36
  • 〝幽霊〟 @oborozk
  • 「照らすんなら、暗いとこやないと意味ないとか、そんなとこやろ。知らんけどな。ええ趣味しとりはりますわ」
    いつの間にか座っていて、退屈そうに口を開いている。

    2025/09/14 09:05:52 | 37
  • ファラット @shiroiwani
  • 「おお〜、鼠耳はお得な情報を見逃さないっちよぉ?詳しく聞かせて欲しいっち。」
    チーズを切り分け、チーズ片をちらつかせる。

    2025/09/14 09:06:13 | 39
  • 「METRO、混沌ゆえに俺のような人でなしには都合が良い」

    2025/09/14 09:07:27 | 40
  • 「此処じゃァ金属製のモンが高値で取引されやすいゼ。よぉく燃えるかンね」
    「金具拾ったら此処で燃やすとオトクかも〜」

    2025/09/14 09:08:30 | 41
  • 首縄のねずみ @nezumi1
  • 投げ渡されたネズミの丸焼きをブチブチ噛みちぎる。
    少なくとも色の娯楽を求めるにはここは不向きな場所だろう。

    「曙光のほうはくそデブが飼育されるくらい飯あんのかよ。
     ちょっとくらい忍び込んでもいいかもな…」

    2025/09/14 09:08:53 | 42
  • 「マ、頭に鼠の耳ついた程度じゃ日常か〜って感じするよナ」

    そこの人(?)は死んでるし。

    2025/09/14 09:09:21 | 43
  • ファラット @shiroiwani
  • 「金具っちか、これでチーズ代はペイっちね〜。ほら、チーズを喰らえっち」
    黒髪の方にもチーズを。

    2025/09/14 09:10:36 | 44
  • 「暗いとこが……ん?知らんなら話さない方が良いんじゃない?知らないけど」

    阿呆晒し。

    「ネズミ耳の奴は物盗るときバレやすいからイヤ」

    2025/09/14 09:12:34 | 45
  • 「やった〜」

    チーズだ〜。有り難く受け取った。
    タカりに躊躇がないタイプ。

    「一応METROグルメっつーか?真艫な食いもんある市場もチラホラ知ってっケド、オレが通ってるトコは一見さんお断りなのよネ〜」

    2025/09/14 09:12:59 | 46
  • ホロ @knmhrr
  • 小柄な男が物陰から姿を現した。
    聞こえてくる人々の会話を背に、今日も今日とてひょこひょこと塵拾い。

    2025/09/14 09:13:23 | 47
  • 首縄のねずみ @nezumi1
  • 「歩く音も漁る音もでけぇんだよ。気づかねぇヤツが馬鹿なんだ。」

    元来警戒心が強い者が多いのも盗みずらい理由の一つだろうな。
    こんな世界じゃいつだって窮鼠だ。全員

    2025/09/14 09:14:53 | 48
  • ファラット @shiroiwani
  • 「さっきの鼠の串焼きみたいなノリっちか?確かにキマってるちねぇ。」

    2025/09/14 09:15:21 | 49
  • がらくた拾い @caiber
  • *今日もどこからか這い出てがらくた拾い*
    *がらくた、と呼べるほどの物すら稀ですが*
    *だってだいたいは塵芥なのです*

    2025/09/14 09:15:22 | 50
  • 「消してますぅ~ネズミ耳は細かいやつばっか?」

    ネズミ耳を一緒くたに見てる。

    2025/09/14 09:17:10 | 51
  • 「鼠の串焼きはオフクロの味だから……」

    どんなオフクロだ。

    「黄金虫の連中が満足する味かは知ンね〜ケド、オレぁ肉饅が好き」

    2025/09/14 09:18:39 | 52
  • 〝幽霊〟 @oborozk
  • 「よう鳴く鼠さんが多い朝どすなあ」

    「ああ前からやったか。おおきに」

    2025/09/14 09:18:53 | 53
  • ファラット @shiroiwani
  • 「どうなんでちね。あっちはそこの人間クン・・・・よりは細かくないかもしれないっちねぇ。」
    耳を掻き掻き

    2025/09/14 09:20:29 | 54
  • 首縄のねずみ @nezumi1
  • 「細かくねぇヤツはもうとっくの昔に消えたんだよ」
    「それか今死んでる真っ最中だな」

    2025/09/14 09:24:01 | 55
  • 「オフクロ良い奴じゃん、ワタシもオフクロ仲間にした~い」

    「見るからにデカイもんね、ヒョロガリより物奪いやすそう」

    2025/09/14 09:24:24 | 56
  • 「カカッ。細かろ〜が大雑把だろ〜がおっ死ぬ時ァ一瞬だしナ」

    2025/09/14 09:28:29 | 57
  • ファラット @shiroiwani
  • 「あっちも狙われ放題だち、死んでる真っ最中ってわけでち。でっちっちっち〜」
    ガラクタの機械どもをちぎっては投げ、光り物を探している。
    「その分、力はそれなりにあるんでちがねぇ。」

    2025/09/14 09:30:11 | 58
  • がらくた拾い @caiber
  • 「細かい……?」
    *子鼠はよくわかりません*
    *これ以外に生きる方法を知らないだけです*

    2025/09/14 09:33:14 | 59
  • 「死んだら残ったもん全部使ったげるから安心して死ぬと良いよ」

    またケラケラ笑ってる。

    「細かい細かい、だって足音消しても気付いてくるし細かい以外無いよ~」

    2025/09/14 09:34:42 | 60
  • 〝幽霊〟 @oborozk
  • 「今日もあちらさんもあちらさんも、夢見とるし……ようけ食べはりますなあ」
    盃に酒を注ぐ。今回はすぐには飲まず、コトリと床に置いた。強い度数の酒の匂い。飲んだって、渇くだけ。

    2025/09/14 09:35:21 | 61
  • 「死んで終わりなら良いのだがな」

    2025/09/14 09:35:24 | 62
  • 首縄のねずみ @nezumi1
  • 「死んだ瞬間俺の持ち物全部爆発するようにできねぇかな」

    2025/09/14 09:35:38 | 63
  • 「死体サンはなんで動いてンの?恨みパワー??」
    「死んだら他人もなーんも関係ねェんだからどうでもよくね〜??」

    2025/09/14 09:38:16 | 64
  • 〝幽霊〟 @oborozk
  • 「死ぬんは退屈なだけやで。ま、地獄に行けたらそうでもないかもしれんなあ。知らんけど」

    2025/09/14 09:38:21 | 65
  • 「もう死ぬこと考えてるんだ、悲観的~
     あっ水!」

    置かれた盃ごと盗もうとする。
    止めようと思えば止められる。

    2025/09/14 09:38:24 | 66
  • ファラット @shiroiwani
  • 「酒はあるんでちね。」

    2025/09/14 09:39:38 | 67
  • 〝幽霊〟 @oborozk
  • 「口動かさんと退屈なだけやないの。ま、何しても変わらんと思うけどな」
    独り言のように。盃を持って一気に飲み干した。

    2025/09/14 09:40:11 | 68
  • 〝幽霊〟 @oborozk
  • 「なんや、これ欲しいんか? あんさんらが飲んだって、渇くだけや。カラカラになりたいんなら止めんけどな」

    2025/09/14 09:41:10 | 69
  • 「その酒ってどっから湧いてンの?」

    ずっと呑んでるけど。

    2025/09/14 09:41:49 | 70
  • 「水なのに渇くの?なら要らな~い」

    2025/09/14 09:42:58 | 71
  • ファラット @shiroiwani
  • 「せっかくこんなにでっかくなったのにカラカラにはなりたくないでちねぇ」
    腹をポンと叩いた。

    2025/09/14 09:43:35 | 72
  • 〝幽霊〟 @oborozk
  • >hahaha
    「さあ? うちも知らん。何も満たさんどころか、渇くだけやから湧く言うンがいいか怪しいけどな」

    2025/09/14 09:43:54 | 73
  • 「ふぅん?持ち主すら分かんね〜ンだ?」
    「それフツーの酒として瓶詰めしてばら撒いたら面白そ〜ネ」

    ワンチャン死人が出そうという意味で。

    2025/09/14 09:46:03 | 74
  • がらくた拾い @caiber
  • *奪うも殺すも面倒が付きまといますが*
    *死んだ人から貰うなら面倒がないので*
    *子鼠はいつでも誰か荷物を遺して行くのを待っています*

    2025/09/14 09:47:54 | 75
  • 〝幽霊〟 @oborozk
  • 「ああ、うち以外が持ったら、ただの土塊つちくれや。何も出んよ。せやからその辺の塵芥と変わらん。傾けて暇ぁ潰せる位やなあ」

    2025/09/14 09:48:21 | 76
  • 首縄のねずみ @nezumi1
  • 「乾くのが分かってて飲む意味わかんねぇな。死ぬと頭もおかしくなるのか?」

    2025/09/14 09:48:26 | 77
  • 「へ~燃やしたら良い業になるのかな~」

    2025/09/14 09:51:05 | 78
  • 「へェ〜。謎酒だなァ〜」

    2025/09/14 09:51:53 | 79
  • 〝幽霊〟 @oborozk
  • 「興も潤いもない、けったいな景色よりはマシやからな」
    わざとらしく視線を逸らして、またひとのみ。

    2025/09/14 09:52:07 | 80
  • 〝幽霊〟 @oborozk
  • 「何言うとるん、土塊焼いても土塊やろ。実際土塊やし」

    2025/09/14 09:52:46 | 81
  • 煤けた中年 @rustyman
  • 「地縛霊にしたって場所選ぶよな」「おう」
    先日から見る輩。物漁りのネズミ。見ないヤツ。
    ひぃふぅみぃと軽薄そうなツラ向けて数数え、終えれば瓦礫に腰掛ける。

    2025/09/14 09:55:52 | 82
  • 「業を燃やし動いている……らしい」

    2025/09/14 09:56:29 | 83
  • 〝幽霊〟 @oborozk
  • 「それとも注いでやろか? 他人がカラカラの骨なるんは、見てておもろいかもしれへんなあ」
    今度は盃を持ったまま少しだけ肩を竦める。おもろいかも、と言っているが面白みの欠けらも無いと思っている。やる気はない。

    2025/09/14 09:57:45 | 84
  • 「此処地縛霊多すぎネ?ま、事故物件だしナ。カカッ」
    「業パワーで動いてンだ……オレも業貯め込んだらゾンビとかになれっかナ〜」

    無理かも。

    2025/09/14 09:58:22 | 85
  • がらくた拾い @caiber
  • 「……ほしい」
    *なるほど*
    *燃やして業になるのであれば*
    *思っても手出しはしません*
    *子鼠は小心でありました*

    2025/09/14 09:58:34 | 86
  • 煤けた中年 @rustyman
  • 「オッサンも地縛霊」
    「成仏したいから酒とヤニくれ」

    酒瓶が傾けられる。グビー。

    2025/09/14 09:59:32 | 87
  • 「じゃあユウレー燃やしたら良い業になるかも。
     焼かれないかな~」

    呑気。

    2025/09/14 10:00:28 | 88
  • 「カカッ。其処のお嬢ちゃんに酒注いでもらえョ。カラッカラになって即身仏になれンじゃネ」

    2025/09/14 10:01:37 | 89
  • ヒノワ @Himawari
  • 「みんな今から死ぬ気満々だ。」

    2025/09/14 10:02:35 | 90
  • 〝幽霊〟 @oborozk
  • 「地縛霊やなんて……大層に言わはるほど、ここを気に入ってるわけやあらしまへんのよ。うちはただ、元いたとこを追われただけの身やさかい。会議でアホやろ言うたら……まあ、たいそうなお叱りを受けましてなあ」
    無表情のまま、また徳利を傾ける。

    2025/09/14 10:03:32 | 91
  • 煤けた中年 @rustyman
  • 「火で焼くのは酒のアテがいい」
    「即身仏になっちまったところで、そこいらのと見分け付かねェよ」
    酒瓶を傍に置き、ポケットに手を突っ込むと折れタバコを取り出した。

    2025/09/14 10:04:48 | 92
  • 〝幽霊〟 @oborozk
  • 「はあ。……飲む?」
    一言。くてりと首を傾げる。相変わらず興味はなさそうな顔。

    2025/09/14 10:06:03 | 93
  • 煤けた中年 @rustyman
  • 「ほーん」
    ズオォォ……と煙吸えば、タバコの9割を灰にして。
    「線香要る?」
    小指よりも短くなった其れを向けた。カス。

    2025/09/14 10:07:39 | 94
  • 〝幽霊〟 @oborozk
  • 「なんや、ゴミさんくれるんか? 火ぃつけて蛍代わりにしとくわ。おおきに」

    2025/09/14 10:09:35 | 95
  • 首縄のねずみ @nezumi1
  • 往来の喧騒もそこそこに、廃材漁りに戻る。
    塵に芥、たまに欠片。

    「せめてでけぇカバンでもあればな。」

    ぼやきながらの焼却だ。

    2025/09/14 10:09:38 | 96
  • ホロ @knmhrr
  • 「喉の渇く話題だなぁ」
    小さくぼやきつつ隅の方で物拾いに勤しむ。
    塵を集めては塊を燃やし
    たまに揃ったものを懐に仕舞った。

    2025/09/14 10:09:44 | 97
  • 「地縛霊なんざ元々好き好んでその土地に居るわけでもね〜だロ?似たよなモンさ」

    そうかなあ。

    「木乃伊ンなったら飾りつけてやンよ。ま、次の日にゃ根こそぎ奪われて骨も残ンねェだろけど」

    2025/09/14 10:10:03 | 98
  • 〝幽霊〟 @oborozk
  • 「飾り付けの余裕は残っとるんね。夢見びとは大層なことやなあ」

    2025/09/14 10:14:18 | 99
  • 煤けた中年 @rustyman
  • 「汚ェ場所を好む蛍も居るもんだなァ」
    僅かに紫煙を伸ばすタバコの残り、幽霊に向けて指で弾いた。

    「木乃伊なんざ薪の代わりに使われるだろ」
    「……いや待てよ。干し肉作るのクッソ楽にならねェ?」
    ネズミにでも飲ませりゃいい感じに。

    2025/09/14 10:15:25 | 100
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