記憶

  • 棄て犬 @vertigo
  • 「夢は薬」
    「人を死なせるのも薬」
    「でもそれって毒?」

    「夢は毒?」

    2025/09/14 13:40:29 | 1
  • 七竈 @happa
  • @pandora しかし、世界には見えている。
    ゆえに、埃は払うでよろしいのだ。
    この男にとってはの話。
    ついでに言えば、己の服とて綺麗にしていたいし。

    「それは舐めるものだ」
    「そう、上等」

    頭が揺れているね。
    首の座っていない赤ん坊を連想する。
    あまり違いはないように思えた。

    2025/09/14 13:40:39 | 2
  • @ougai 少女は変わらずにこにこしている。
    どれ程のゴミが落ちていてもこの目には映らず。
    下世話に飛び交う話も、不幸自慢さえこの耳を震わせず。
    小さな唇からは鳴き声が零れる。

    手のかかりようだけは似たようなものかもしれない。
    何せ少女には欠けが多過ぎて。
    故に夢を信じ過ぎているから。

    2025/09/14 13:41:30 | 3
  • 缺(チュエ) @INo02
  • 「へえ、良い酒を飲んだことがない!」
    「そりゃあ言うように安物か混ぜ物しか試したことないんだな。
     酸い酒甘い酒、味だけでも楽しめるようなものがまだあるってのに」

    「時間があったら飲み交わすのもいいねえ」

    2025/09/14 13:41:39 | 4
  • 「ぅめー」

    うめぇではない。

    2025/09/14 13:41:48 | 5
  • 『夢』売りのルクソール @kingisdead
  • 「毒にも薬にも、ってのはよくある話」
    「だぁれでも得をすれば薬だと褒めちぎるし、
     損をしたならば毒だ毒だと騒ぎ立てるもんさぁ」

    2025/09/14 13:42:08 | 6
  • キコ・ビスカイノ @komainuelse
  • 「酒にも煙草にも良し悪しはあるぞ」
    「悪いもんは不味い。良いもんは美味い」
    「それだけだ、くそ単純だ」

    2025/09/14 13:42:26 | 7
  • シャルパス @id
  • @Rabimaru
    「そうそう。こんななんでもありな街でも、
     それなりにマナーとか粋な振る舞いってのはあるのさ」

    場所が場所である、距離は結構近くなるんじゃないかな。
    密着と表現するのはだいぶん大げさ、少なくとも手で触れられるぐらいの距離感か。

    「で、そうそう、ロマンスね……
     サクヤくん、そもそもどっち・・・よ?
     それによって話が変わってくるわけだが」

    場合によっちゃこのどっち、っていうのが何を指すかもわからないかもな。
    何しろこの街、いろいろな人種がいるもので……確認は大事。
    無論女の子であれば直接ロマンスを教える算段があり、最悪な行いであった。

    2025/09/14 13:43:53 | 8
  • 缺(チュエ) @INo02
  • 「そうだな。薬は毒にもなり、毒は薬にもなる」

    「ちょうど、酒だって過ぎりゃそういうもんだろう。
     ちょっと奥まったところ行きゃ、運が悪ければ……
     飲み過ぎて終末を迎える前に仏倒れしてる奴が見られるぜ!」

    2025/09/14 13:44:02 | 9
  • 七竈 @happa
  • 「子兎から羊になったか」

    そういう問題か?

    「みな、都合の良いものが好きなのだろう」
    「都合が悪いものは都合が悪いからな」

    2025/09/14 13:44:21 | 10
  • 『夢』売りのルクソール @kingisdead
  • 「時間だったらそれこそいつでも!
     みせは弟子にでも任せりゃいいし」

    「ただ、そうだな。私はこの辺は昔っからよくうろついてるけど、
     キミはぁ……前に会ったことなかったっけ?」

    2025/09/14 13:44:24 | 11
  • @happa そう、世界には見えている。
    しかしそんな世界だって誰かの主観によってしか成り立たないのに。

    あなた以外の誰かにも意識があるとは決して証明出来ないのに。

    「ょ、」

    ぺろぺろと小石の代わりに飴を舐め。
    何度か喉を鳴らしたかと思えば、

    「ょう……」

    聞こえた音を真似て舌を動かすが。
    出来の悪い五感は役に立たない。

    2025/09/14 13:44:28 | 12
  • 「まー」

    羊ではない。

    2025/09/14 13:44:59 | 13
  • 「残滓」 @from65537
  • 「良い酒とは、どんなものなのだろう」
    「どこまでも変わらないものだと思っていたが」
    酒も煙草も女もしない。ましてや賭博なんてひとつも。敬虔に商いに従じて生きてきたからか、そこらは無知だ。
    微塵も否定はしないけれど。
    「酒は、人と飲むものか」
    あいにく流離って生きてきたもので、友人も、これといっていないために。

    2025/09/14 13:45:48 | 14
  • 巳然 @snake03
  • 「都合の善し悪しもそうだが主に相手に使うための毒もあるけどな…」

    2025/09/14 13:46:01 | 15
  • サクヤ @Rabimaru
  • @id 「……なるほど、な。
    また1つ学びになった。」

    確かに、と頷きながら、距離感はあまり気にしておらず。

    「どっち……? あぁ、僕は男だよ、見たまんまだろ。」

    少し要領を得ていなかったけど、少し考えて分かったようで。
    なんでそんなことを聞くのか少し疑問げに、そう答えるだろう。

    2025/09/14 13:47:03 | 16
  • しののめ @shino
  • けーんけーんぱっ。

    2025/09/14 13:47:15 | 17
  • 缺(チュエ) @INo02
  • 「そうだぜ。品質の良さも多少は関わってくるが」
    「結局は気の合う誰かと呑む酒が一番旨い」

    「独りで嗜む奴もいるにはいるんだろうけどよ。
     そいつはよっぽどの酒を独り占めしてんだろうさ」

    2025/09/14 13:47:21 | 18
  • キコ・ビスカイノ @komainuelse
  • 「一人酒もいいが、ここには酒飲みに付き合いそうなのが集まりそうなところだ。人と飲めば楽しいぞ」
    「混ぜものじゃないなら私も飲みたいくらいだ」

    2025/09/14 13:47:47 | 19
  • 「適度かは、その日によるけど」
    「おかげさまで睡眠不足かも、ね」

    含むように笑い、チョップの距離から離れてゆく

    「先生が、優しく褒めてくれるなら」
    運動・・だって、頑張れそうだ」

    2025/09/14 13:48:43 | 21
  • ネムナシ・カオヌル @dosukoi24
  • 「酒は人と飲むもいいが、
     一人で飲むのも悪くないけどなア」
    賑やかしにはなるだろうし?

    2025/09/14 13:48:45 | 22
  • 棄て犬 @vertigo
  • 「わん、都合のいいものが薬」

    ばんぱん、と土埃を払って得心。

    2025/09/14 13:48:47 | 23
  • 七竈 @happa
  • @pandora 証明は出来ない。
    しかし、己はそう思っている。
    であれば、己に見えているものが、
    己にとって都合が良ければそれで良かった。
    都合が悪ければ、正すだけ。それでよろしい。

    あるいは、在るとも無いとも言えないものを、
    ハーフアンドハーフの原則に乗っ取り、
    在ると信じているだけかもしれなかった。
    無いよりは在る方が好みだったから。

    「ウン?」
    「あぁ、喋ろうとしているのか」
    「そう、上等だ。よろしいということ」

    もしかしたら、別のことを言いたかったのかもしれないが。

    2025/09/14 13:49:18 | 24
  • 『夢』売りのルクソール @kingisdead
  • 「酒のいいやつってのは、そうだなあ、
     味はどんなにいいものでもジュースのがマシって言うやつも居やするけど……」
    「人と同じで年をとればとるほど酒の味は深くなり、
     さまざまなものを想起させるような味わいをその身に抱くようになる」
    「美味いから飲むものじゃあなく、美味く味わうために飲むものだ……」

    「もちろん雰囲気もまた酒をうまくするから、人と飲むのはおすすめだね」

    2025/09/14 13:49:51 | 25
  • 七竈 @happa
  • 「まーと鳴く生き物はなんだったかな……」

    多分、そんな動物はいないし、羊でもない。

    「独り酒も美味いものだよ」
    「この場のネオンは、良いつまみになる」
    「目に賑やかで退屈はしない」

    2025/09/14 13:50:20 | 27
  • 缺(チュエ) @INo02
  • 「ああそう、恐れ知らずだったらさ」
    「梟の奴らの目の前でラッパ飲みでもしてやると、
     マジで面白いモン見られるだろうからお勧めするぜ」

    「ガン無視キメられてもそれはそれで面白い」

    2025/09/14 13:50:50 | 28
  • 「残滓」 @from65537
  • 「酒はひとと飲むほうが良いのか」「あいわかった」
    顎を手でさすりながら、爪で時折ひっかきながら。
    「皆くわしいのだな」「僕はまず友人を探すところからだ」
    目についたもの、全員商売相手のように振る舞ってきたからか、ひとりとて、友人のそれはいない。
    …もっとも、めとろで物を漁る民草の中に混ざっていたのだから、あれらにそんな余裕はないけれど。

    2025/09/14 13:51:11 | 29
  • 「どうも……こんにちは。」

    女が一人やって来た

    2025/09/14 13:51:23 | 30
  • 少女は変わらずにこにこだ。

    2025/09/14 13:52:03 | 31
  • 缺(チュエ) @INo02
  • 「おいおい、いくら一目会っただけとはいえ、
     俺とかその辺のボンクラどもだって立派な友人候補だぜ?」
    「後腐れのなさで言えば、今世界のどこを探してもこれほど優良物件はあるまい」

    2025/09/14 13:52:38 | 32
  • 巳然 @snake03
  • 「まーって鳴くのは猫じゃなかったか?」
    聞こえなくもない、気がする…

    2025/09/14 13:53:01 | 33
  • 『夢』売りのルクソール @kingisdead
  • 「友人がほしいなら、私なんてどうだい?」

    「もちろん、私だけでなく彼も彼女も。
     昨日の敵は今日の友、逆も然りというならば、
     いつだって友達を気取ったって構わないだろ?」

    2025/09/14 13:53:35 | 35
  • 七竈 @happa
  • 「あぁ、聞こえなくもないか……?」
    「では、子兎ではなく、猫だったかもしれぬ」

    この腕の中の子兎、子猫だったやも。

    「腐れる前に終わるゆえな」
    「まさに、後腐れはなかろうよ」

    2025/09/14 13:54:04 | 37
  • ドク @drdoku
  • 「酒も過ぎなきゃいいもんだ」
    「過ぎなきゃ、な」

    「ラッパ飲みはまあ………」

    血相変えて止める己の想像が出来たので渋い顔。

    2025/09/14 13:54:39 | 38
  • サクヤ @Rabimaru
  • 「……人が増えてきたな、夜も昼も賑やかなことだ」

    少し離れたところから喧騒を見て

    2025/09/14 13:55:37 | 40
  • 子兎(猫)

    2025/09/14 13:55:42 | 41
  • 「残滓」 @from65537
  • 「算命の…あとは、夢売り」「ああ」「わかった」
    めとろの奴とは違って、少し信用しても、しっぺ返しは喰らわない、だろう。
    慢心とも信頼とも取れる。ある種の取引みたいなものを。
    「友人」「おぼえておく」
    男ははじめて手に入れた。引き換えに渡せるものはないが──友人とはそんなものかもな。

    2025/09/14 13:56:06 | 42
  • ワンディ @OneDay
  • @dosukoi24
    「へぇ?悪くない……いえ。」
    嫌いじゃないわ、アナタみたいなコ

     口角を上げ、目をほんの少しだけ細める。
     光を灯した濡羽色の眼は、吹かぬ風を捉えている。

    「そうね。」
    「アタシは、何があろうと、「ある日One Day」を諦める気はないわ

     酒をもう一口。何の果物か判別がつかないが、確かに「果実」から作られた酒だ。
     甘いが、上等。本当に善い店を知っているなと考える。

    「協力、ね。」
    「それは、要請シゴトと捉えていいのかしら?」

    2025/09/14 13:56:09 | 43
  • @id
    「まあ、任せておいてよ」
    「見る目がないなんて、言われても困るしね」

    貴方の好みがどんなものかはまだ分からないけど、
    この街にいる限り、探す場所さえ知っていれば好みの女を掘り当てるのに苦労はしない、
    溝を浚って金目のものを見つけるよりはよっぽど楽に稼げる話だ。
    まあそのがっつり好みな相手が、一皮むけば嘘まみれなんて事もざらではあるが。

    「楽しみに、待っておいて」

    なんて笑って。引き止めなければ皆の輪の中に戻っていくだろう

    2025/09/14 13:56:34 | 44
  • シャルパス @id
  • 「悪酒は良酒を駆逐するなんてよく言うよねえ。
     やっぱり飲みやすくて濃い酒!これを残していきましょう。
     これこそが良酒です」

    2025/09/14 13:56:38 | 45
  • 缺(チュエ) @INo02
  • 「ハハハ、面白そうな反応してくれる奴見っけ」
    「医者様に免じて、この辺に一瞬でも飽きたら、
     久々に梟のしみったれた巣の方に顔出してやるかなあ。
     ほんで雛かなんかでも誘って街に繰り出せたら最高だね」

    「おうとも、友人と言っちまえばそれは友人だ。
     終末だ、多少押し付けがましくても後悔させるときはそう来るまい」

    2025/09/14 13:58:06 | 46
  • ドク @drdoku
  • 「…よく言うかぁ……?」

    2025/09/14 13:58:09 | 47
  • 棄て犬 @vertigo
  • 「犬もいますよ」
    「わん」

    2025/09/14 13:58:17 | 48
  • 「ふふっ、賑やかなのは良い事でしょう。」

    そう言う女自身は、適当な場所に腰掛けて、手元で舞い散る塵芥を弄っている。

    2025/09/14 13:58:32 | 49
  • @happa 無いよりは在る方が良く。
    都合の悪いよりは良い方が良いに決まっている。

    それは生物として非常に正しく、そして合理的であり──
    つまり少女にも同じ事だった。

    「んー」

    通じているのかは分からないが、少女はにこにこと笑顔を浮かべていた。
    言葉の音、或いは意味。行動の真義。
    どれをとっても少女には不可侵の世界の事であり、よって肯定的であると受け入れる。

    2025/09/14 13:58:41 | 50
  • 「お酒、好きだよ」
    「強い人って、素敵だよね」

    2025/09/14 13:59:20 | 51
  • 七竈 @happa
  • 「子兎に、子猫に、子犬か」

    「さながら獣の園だな」

    そう間違ってはいないだろうか。
    このような世界であるならば。

    2025/09/14 13:59:46 | 52
  • 『夢』売りのルクソール @kingisdead
  • 「賑やかなのはなにより! 商いがよくよく繁盛する。
     もちろん険しい争いも隠してくれる」

    「ここいらの連中はみなみないいやつばっかりさ、たぶんね。
     それこそちょうど三人で、混ぜ物のない酒を出す店にでもそのうち行けたらいい。
     こういう甲斐甲斐しさを交換しあうのが、おともだちってもんさぁ」

    2025/09/14 14:00:23 | 53
  • 央亥 @ougai
  • @pandora
    憐れみを向ければいいのか、慈しみの手を向ければいいのか。
    或いは、何を向けてももう、返って来るものも無いのかもしれないが。

    なんとはなしに。
    塵芥まみれの男は、あなたの傍へと近付いてきた。
    返って来るものがなくても構わない。
    ただ、幼い少女が。
    打ち捨てられているかのように、扱われるのをいつまでも見過ごせる程、男の矜持は終わっていなかった。

    「お嬢さん」

    「お名前は?」

    私は央亥おうがいと申します、と付け加え。

    2025/09/14 14:00:38 | 54
  • @ougai 打ち捨てられていたとして、少女本人がそれに気づかなければ何という事は無い。

    その言葉にも──
    少女の反応は鈍く。
    殆ど何も聞こえていないらしかった。

    ただ、人の気配だけは分かったろう。
    無知な子供特有の、ふにゃふにゃとした笑顔だった。

    2025/09/14 14:00:59 | 55
  • 「んー」「ぁん」

    2025/09/14 14:01:18 | 56
  • シャルパス @id
  • @429nik
    「期待してるよほんとに。
     それだけあればほんとは結構選べるんだからな!」

    恩着せがましいし、未練がましいし。やっぱり粋とは真逆の生き物。
    ……ちなみに後日でもいつでも聞くならば、
    麗しくて素直な子!ぐらいの返事が出るだろうな。
    プロとは真逆に近しく、つまり買う分には見目がよくて何かしら満足させる要素があればそれで良い。

    「首を洗って待ってるぜ」

    ひら、と手を振った。
    こちらもいいように喧騒に混じりゆくのだろ。

    2025/09/14 14:01:22 | 57
  • 缺(チュエ) @INo02
  • 素敵なんざ言われたら!
     そのうち酒合戦とかすンのが道理ってもんだよなあ!」
    声がデカい。乗せられやすいタイプ。

    「いや、酒の良し悪しを確かめるフェーズにある、
     某売り達と飲みに行くときは流石にできねえが。いつか、いつかな」

    2025/09/14 14:01:56 | 58
  • 七竈 @happa
  • @pandora 似た者同士が揃った、ということ。
    その世界の不可侵さ、そのままに。

    「そうか」
    「お前は、いつか――」
    「……いや。栓無きことかな」

    相も変わらずのどかな笑みであること。
    その頬を摩って、あるいは、音から意味を、意味から真義を辿ろうとして、やめた。
    それらはあなた以外には分からぬものだ。
    よって、肯定的であれば良かった。

    2025/09/14 14:02:02 | 59
  • 「残滓」 @from65537
  • 「友人」「良い響きだ」
    めとろじゃ絶対できなかっただろうな。
    見た目でこそ年齢は推察できないものの、雰囲気的に浮き足立つその姿は若干うら若いようにも見える。
    ひとに友は多くとも、男に友は少ないからな。
    これからは作ることもそうだけれど、付き合い方も学ぶべきだ。…商いだけではなく!

    2025/09/14 14:02:25 | 60
  • 『夢』売りのルクソール @kingisdead
  • 「人間だってけだものだもの」
    「みなみな同じようなもの」
    「ま、私はもちろん純度100%人間ジュースだけど……」

    2025/09/14 14:02:58 | 61
  • 「あら、お酒を飲むなら混ぜて下さいな?

    お溢れでお酒貰おうとしてる?
    タダ酒旨いからね。

    2025/09/14 14:03:34 | 62
  • 央亥 @ougai
  • @pandora
    「……ふむ」

    やはり、か。
    あなたの反応は、分かり切っていたもので。
    なので、片膝で地面について。
    あなたの手を、そっととろうとします。

    2025/09/14 14:03:43 | 63
  • ドク @drdoku
  • 「飽きるコトがあんのかねえ…。
     俺から見りゃあんたほど此処いらに順応してる奴ってのも
     中々いないように思うがね」

    その刹那的生活態度も含めて。
    そうとでも言いたげに細める双眸。

    2025/09/14 14:03:59 | 64
  • 「みゃー」

    大きい声は良く聞こえたらしい。
    耳がびびっとした後にへなっとした。

    2025/09/14 14:06:56 | 66
  • 「残滓」 @from65537
  • 「…僕は梟のところには行ったことがないけれど」「もう行ったことがある者もいるのだな」
    首巻きをすこし緩めて、喋りやすいように。
    「…めとろは例の如く散々だったが」「ここはまだ穏やかだ」「梟の方は、どうなっているやら」
    人々は水物だが、水には澄んでいるもの、濁ったもの。棲んでいるもの、そうでないもの。それぞれイロがあるわけで。
    …もっとも、ここらじゃ押し並べて濁っていると言われたら、それまでだけれども。

    2025/09/14 14:08:06 | 67
  • 缺(チュエ) @INo02
  • 「飽きるさ。花の香は永遠じゃない。
     贅を尽くした宴も、続き過ぎれば喧騒と同じ。

     小うるさいお医者様ってのはそれこそもう少し贅沢したくなるが、
     気兼ねなく人を揶揄えるのは嬉しいもんだね」

    「もし冷やかしに来てほしくないってんなら、
     薬を土産に持っていってやるさ」
    双眸の揺らぎをある程度は気に留めていたようである。

    2025/09/14 14:08:06 | 68
  • ドク @drdoku
  • 「酒好き多いな…!?」
    「……このあたりなら寧ろ、安楽死だとかよりも
     二日酔いの薬でも売ったほうが儲かるんじゃないか…?」

    ビジネスチャンスかもしれない。いや。
    儲ける医者になる心算もないが。ないが。

    2025/09/14 14:08:11 | 69
  • @happa まん丸い頬に指先が滑ってゆく。
    時折頬の内側から舌が指先を追っていた。

    「ぁむ」

    のどかな笑みそのまに、ただ飴を転がしていた。

    2025/09/14 14:08:51 | 70
  • 「あら、みゃーみゃー?
    怖くないですよ〜」

    笑顔で、どちらかというと怖がってる姿を見て喜んでる様に見えてしまう。

    2025/09/14 14:09:02 | 71
  • 七竈 @happa
  • 「みな同じようにけだものか」
    「そうかもしれんな」

    刹那、駆けては輝くだけの獣。
    その欲のままに。

    「おぉ、耳がしおれた」

    でっけ~声は苦手らしいですね。子兎ちゃん。

    2025/09/14 14:09:08 | 72
  • 「残滓」 @from65537
  • 「子猫」「鳴き声がした」「めずらしいものだな」
    めとろでは弱々しい生き物は取って食われる─小鼠、小鳥、それからこねこ。
    その声の主は知らないから、すっかり猫だと思っている。

    2025/09/14 14:10:13 | 73
  • エーヴェルト @Admjgptw23
  • 「お、酒か?しかし今はやめとくぞ」

    2025/09/14 14:10:21 | 74
  • @ougai その手が触れると少し、きょとんとしたように頭を傾げた。
    けれどすぐにその手を握り返し、微笑みのまま指を絡めた。

    短く柔らかく、次いで言えば暖かな指先だ。

    2025/09/14 14:10:31 | 75
  • 「むー」

    子猫(子兎)

    2025/09/14 14:10:52 | 76
  • エーヴェルト @Admjgptw23
  • 「やはり清酒に合うは清酒。……来世も寿司が食べれればいいがな!」

    2025/09/14 14:11:08 | 77
  • 巳然 @snake03
  • 「お、やっぱり猫じゃねーか」

    2025/09/14 14:11:08 | 78
  • @500w
  • 「おーおーこりゃ大変だ」

    2025/09/14 14:11:13 | 79
  • 『夢』売りのルクソール @kingisdead
  • 「二日酔いに酔い止めを売る、いいねえ! 先生も稼ぎになるんじゃない?
     私は薬全般扱ってるてなワケじゃあないからおこぼれにはあずかれないが。
     それこそ混ぜもので気分悪くしてるやつらには天恵ってやつだろ~し」

    2025/09/14 14:11:32 | 80
  • 「残滓」 @from65537
  • 「混ぜもの」「酒は混ざるのか」「…酒に何かを混ぜるのか?」
    ぐにゃ…ぐにゃ…

    2025/09/14 14:12:05 | 81
  • サクヤ @Rabimaru
  • 「酒……飲んだことないな……
    良い機会だし……いや、やめとくか……」

    2025/09/14 14:12:35 | 82
  • 七竈 @happa
  • @pandora
    男の指は滑らかでもなく、ささくれている。
    だが、あなたの頬の丸さには負けてしまうな。
    きっと傷つけることはない。

    「ふふ」
    「愛らしいこと」

    小動物を撫でるのと同じ。
    追ってくる舌の動きを愛でていた。

    2025/09/14 14:13:21 | 83
  • 棄て犬 @vertigo
  • 「犬は吸われましたよ、猫も」
    「酒の代わりに吸いませんか?」

    2025/09/14 14:14:05 | 84
  • 缺(チュエ) @INo02
  • 「薬を商売にしてる奴が多いとなると、
     同業他社にならないようにしてえわな」

    「占いやってるやつの薬なんて、
     医者のお墨付きでもなきゃ、
     売り物になる程信用ならねえし?」

    2025/09/14 14:14:50 | 85
  • 「吸引するものだっけか」

    2025/09/14 14:15:04 | 86
  • 七竈 @happa
  • 「猫かもしれぬなあ」

    腕の中の子兎(子猫)をつついている。

    2025/09/14 14:15:23 | 87
  • 『夢』売りのルクソール @kingisdead
  • 「なんせ高いからねえ。
     酒に酒っぽいのを混ぜたり、酒っぽくないのを混ぜて安くするんだよ」
    「まあ……安くしてくれない人もいるけれども」

    2025/09/14 14:15:28 | 88
  • ドク @drdoku
  • 「うん?梟首のシマか?」
    「あっちはここより更に大人しいかもな。
     監視とかがあるから、ちょっとでも治安乱す奴ァ暮らしちゃいけねえし」

    「その分保障みたいなもんは充実している。
     一長一短だと俺は思うけど、長…と思うやつは少ないかな。ここら辺だと」

    2025/09/14 14:15:30 | 89
  • 『夢』売りのルクソール @kingisdead
  • 「酒の代わりに吸うとどうなるんだい?」

    2025/09/14 14:15:45 | 90
  • 七竈 @happa
  • 「動物を吸うと癒されるらしい」

    犬でも猫でも癒されるのかもしれません。

    2025/09/14 14:15:52 | 91
  • 央亥 @ougai
  • @pandora
    さて。通じるかどうか。

    『これ わかりますか?』

    柔らかな指先を、絡むそれを開いて。
    あなたの掌に、文字を書く。
    恐らくこの世界で共通の文字があればそれで。
    ――識字率がどのくらいか、もう終わる世界では分からないけれど。
    今はただ偏に。
    ただ、手が掛かるだけの少女に見出したモノを頼りに――

    2025/09/14 14:16:07 | 92
  • 「癒しなど 終わりが見えた今必要なものかねえ?」

    2025/09/14 14:16:56 | 93
  • シャルパス @id
  • @Rabimaru
    「見たまんまでわからんからこの街は怖いんだ。
     に引っ掛けられるのはよくあるし」

    人に聞かせるものでもない話などしながら、
    あなたの体を値踏みしたい。
    不躾で失礼な目線である。怒ったっておかしくない。
    これの目的は実際に男かどうか、っていうのを見極めるための観察だ。
    多少なりとも肌は出ているのだし、目を凝らす。
    男が女を名乗るのは何がしかを罠にかけたりなんだりのことが(経験上)多いが、
    女が男を名乗るのは……自衛とか諸々の面倒回避、だとか。
    治安の悪い世界の処世術の一つだと思う。

    「こと、この街におけるロマンスってのは性別で大きく変わってくるわけだし?
     大事なんだぜ、本当に」

    2025/09/14 14:16:58 | 94
  • 少女は相変わらず笑っている。
    癒されるのかもしれない。

    2025/09/14 14:17:26 | 95
  • エーヴェルト @Admjgptw23
  • 「ウサギも吸えるぞ」

    2025/09/14 14:17:51 | 96
  • 棄て犬 @vertigo
  • 「……さあ?」
    「都合が良かったのかも」

    生憎吸われる側だったから
    吸う側の気持ちは憶測。

    2025/09/14 14:17:54 | 97
  • エーヴェルト @Admjgptw23
  • 「死こそ究極の癒しかもしれんな。
    いや流石に嫌だが」

    2025/09/14 14:18:32 | 98
  • ドク @drdoku
  • 「そういうもんかね」

    「……まあ。同じことの繰り返してのが
     精神を摩耗させるって意味なら。そうな」

    擦り切れた靴に一瞬目を落とし。
    また持ち上げた目線は、ちょっと笑っている。

    「別段冷やかしでも文句はないが、土産があるならいう事はないや。
     なんせ医療品なんてストックが幾らあっても足りるってことがないからな!」

    2025/09/14 14:19:21 | 99
  • @ougai まるで椛のような掌にあなたの指先が走る。

    それは文字を知るものならきっと誰でも理解出来たろうが。
    幼い少女にはやはり分からなかったらしい。

    こんな終わりを待つだけの世界で、今更文字を教えるような大人もいない。

    「んー?」「ふ」

    擽ったいのか息を漏らして笑った。

    2025/09/14 14:19:22 | 100
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