記憶

  • サクヤ @Rabimaru
  • @yang0024
    「ん、あ……あーん……
    うん……美味しい……けどこれ、かなり恥ずかしいね!!

    と、とりあえずあとは自分で食べるよ!」

    箸で目の前に差し出されたものを食べるが、少し照れているのか恥ずかしさを紛らわすように自分でご飯を食べている。

    2025/09/27 12:18:59 | 2
  • SueFobia @SueFobia
  • 「でも、負荷は価値だから……」
    「その猶予をもらっただけ」

    「曙光に勝たせたくなかった思いは本物だけど」
    「私は曙光が間違っていたとは、思わないから」

    今ではなかっただけの事だ。

    そう告げれば、骨牌を切って人探しを始めよう。

    2025/09/27 12:19:38 | 3
  • 缺(チュエ) @INo02
  • 「娯楽に使ってたリソースの小指の先でも、
     他のことに使ってたら……」
    「世界はこんなに荒廃してなかったんだろうなあ」

    限りのある資源。シャワーはどんどん水の比率が増え、
    薬も医用品も、乏しくなっていくばかりなのだろう。

    「もうとっくに折れて二本になった身」
    「そんでその二本だけってわけでもない」
    「そう易々と折れるつもりはないさ」

    誰かの模倣ばかりの人生はもうやめた。
    色々な相手に影響を受け、支えられ、
    そうして生きていく。真に世界が滅ぶまでは、きっと。

    2025/09/27 12:21:30 | 4
  • メイラン @yang0024
  • @Rabimaru
    「そ、そうですね!!私も初めてしましたが、これはかなり恥ずかしいかも
    しれません……あはは……かしこまりました」

    少女も顔を赤くし、あとは少年自身に食べてもらうことにした。

    「食器はそのままにしておいて下さい、サクヤさん。私が片付けますから。
    では食べ終えたら外へ行きましょうか」

    空になったお皿を順次流し台に持っていって洗う。
    二人ご飯を食べ終えたら外に出ていくとしよう。

    2025/09/27 12:25:25 | 5
  • ガク・ミタケ @GakuMitake
  • 「なんや、世界終わってへんのか?
    うわぁ、お兄さん勢いで仕事辞めたから無職や!また雇ってもらわな…」

    2025/09/27 12:27:48 | 6
  • C4R0 @C4R0
  • 大きくあくびをして、白いこどもが起き上がります。
    どうやら天命は自分達に味方したようで
    あの青空は綺麗に真っ二つにされているのでした。

    世界の終わりは遠のいて。代わりに明日がやってきます。
    人探しに行ったあの子のことは……ここで待つとしましょうか。

    2025/09/27 12:28:08 | 7
  • "星の眼"、ステラ @spherelord
  • 「わたくし、知ってるんですよ。此の地の秩序が何でできているかを!!
     貴方達がしたのはただの延命です。世界の生命維持装置を守り切っただけのこと」

    此の安寧梟首会だって、其の成り立ちは血の文字で書かれている。
    其の支配が微塵も揺らがない根拠など、何処にあると云うのだ?

    否、そんな謂れがなかったとしても、盛者必衰の理は誰もが避けられぬ道だ。
    どういう"衰"を迎えるかの違いだけで。

    「……だから貴方達はどうか、滅ばないでくださいまし。
     万が一帰った時に誰もいなくなっていたら、わたくし本気で許しませぬからね!」

    一方的な約束を、此の地に押し付けていった。

    2025/09/27 12:29:07 | 8
  • サクヤ @Rabimaru
  • @yang0024
    「ん、皿洗いとか手伝いたいけど……この腕じゃできないか……
    義手新しいの探さなきゃなぁ……」

    話しながらもご飯が美味しいからか直ぐに食べ終わることだろう。
    手伝いができないのを少し残念そうにしながらも片付けをお願いするだろう。

    2025/09/27 12:29:51 | 9
  • @500w
  • 「さッて、他ンとこ様子も見てくるかね…」
    骨牌切ってさ。

    2025/09/27 12:30:30 | 10
  • sixpence @meaningless
  • @meaningless
    「…………」

    ──とおくから。

    遠くから眺めても、この土地にいるならみえた斬撃だった。
    見事なもんだった。
    ある宗教において、業という言葉は。
    行いと結果のことを示すのだという。
    今動いたことが、遠い未来に影響する。
    先を形創る、ための。

    ここにいることで頭に未来を委託した。
    人の未来を形作るために、これまで背負った業を手元に乗せた。
    未来は切り開かれた。
    視覚的に見えるようになんでわざとらしく。

    明日は薄暗く照らされていた。
    灯りの当たり具合なんて不平等だろうに。

    「……」

    変わらぬ明日があること。
    変わる未来があること。
    人々は賢くあるようだった。
    これまでの人類も、何度も滅びに抵抗してきたのだろう。
    命は続くものである。
    続かせるための選択は正しいことである。
    それがいくら尊重のされない監視のもとであっても。
    全を見れば合理的であった。

    2025/09/27 12:30:56 | 11
  • sixpence @meaningless
  • @meaningless
    頭では正しく。
    しかし、気持ちは落胆の哀色に染まっていた。

    終わらなかった。
    終わらせてくれなかった。
    矛盾は、今日もあるようだった。

    「……」

    住処は放棄された家のようだった。
    家の周りのものは、価値を失って。吸い込まれて。もうない。

    懐から小瓶を取り出した。
    透明な小瓶だった。
    その中身を揺らして。
    封はまだ切らないが。

    瞼を閉じて、深く息を吐いた。

    お終いへの時計は止まった。

    私は針を動かした。

    「………」

    私は足を動かした。
    紙袋の中身を取り上げた。
    香水を体に振りかけた。
    チューベローズ。
    私だった。

    正しく。
    教えられた私の在り方のまま、一日だけ歩いて。
    世界を俯瞰しようか。

    2025/09/27 12:31:46 | 12
  • メイラン @yang0024
  • @Rabimaru
    「大丈夫ですよ、家事は慣れていますから。
    義手、新しいものが作れると良いですね」

    片付けを終えると、いつも通り外に出かける準備をする。
    でも今日はサクヤさんがいるので、ちょっぴり気をつかいながら。

    「で、では私はあちらの部屋で着替えてきますので、サクヤさんも
    準備なさって下さい。できたら出かけましょう」

    2025/09/27 12:40:08 | 13
  • サクヤ @Rabimaru
  • @yang0024
    「あはは、でもやっぱりね。
    ずっと任せっきりにするのもあれだからさ、ちょっと義手探してみるよ。」

    これからも一緒にいるなら少しは出来た方が良いだろう。

    「あ、うん分かった。
    それじゃ僕も準備してくるね。」

    部屋に入るのを確認してから少年も準備をしようか、とは言っても着替えるくらいしかやることは無いのだけど。
    準備を終わらせれば一緒に外に行くだろうか

    2025/09/27 12:47:22 | 14
  • イウエオ @iueo
  • @Panopticon
    共有された感覚を、こどもは嬉しく思う。
    運の悪戯、偶然、であっても。
    いや、だからだろうか。

    「どうしようも ない」
    「どうしようも ない ですか?」

    梟首の救いを初めから信じ、
    疑いもしなかったこどもとしては。
    例え世界が終わったと仮定しても、
    『どうしようもない』ということは無かった。

    煉獄を往こうとも、空への梯子があると信じ。

    実際に梟首の救いを見るまでもなく、
    それの存在を盲信していたから。

    2025/09/27 12:51:00 | 15
  • "星の眼"、ステラ @spherelord
  • 「わたくしもそろそろ行きますか……待たせている人もおりますから」

    少し油を売りすぎた。古巣曙光へ向かおう。
    買い物もそうだが、家に取りに行きたいものだってあるし。

    2025/09/27 12:53:35 | 16
  • メイラン @yang0024
  • @Rabimaru
    「ふふ、ありがとうございます。
    義手が見つかったらその時はお手伝いもお願いしちゃいましょうか」

    別室でいつもの外出用の服に着替えると、少年と一緒に玄関から外へ。

    「では……行きましょう、サクヤさん」

    終わりから生き残った世界で、また新しい日の一歩を踏み出すのだった。

    2025/09/27 12:55:35 | 17
  • サクヤ @Rabimaru
  • @yang0024
    「任せてよ。
    僕もある程度はできるからさ。」

    自分の胸をトンっと軽く叩いて見せて

    「うん、行こうか」

    そうして、一緒に外へと歩いていくだろう。
    世界がどんな風になっているかこれから自分達がどう生きるのか確かめるために

    2025/09/27 13:02:48 | 18
  • meaningless @meaningless
  • *人工的な花の香。
    *白いワンピース。
    *緩くウェーブのかかった髪。
    *全てを揺らしながら。
    *呑気に、鼻歌を歌い、女は歩いていた。
    *空を見上げながら。

    2025/09/27 13:03:52 | 19
  • C4R0 @C4R0
  • 世界の命運が定まって、少しずつひとが掃けていきます。
    残るのはきっと数日前と同じ静寂と雨の街。
    それでもこどもは一途に帰りを待っているんでしょう。

    あの子がどんな顔で帰ってきたとしても、抱きしめられるように。

    2025/09/27 13:05:40 | 20
  • イスルギ・ホタル @isurugi3
  • 「〜〜♪」
    屋上庭園で笛を一吹き。

    2025/09/27 13:11:03 | 21
  • アトーイ @Imitationbox
  • ぐるりと他を見回って、結局の所は身の安全を優先して此処にいる。

    贅を尽くした曙光は源が枯れたのだっけか。であれば治安が悪化することは想像に難くないし。翼の庇護下に留まるのが一番賢いやり方、と思っている。欠伸一つ。

    2025/09/27 13:12:21 | 22
  • meaningless @meaningless
  • 「…」

    「さて」

    「別の場所に向かうには…塵を捏ねて集めなければ」

    *手を合わせ、それから地面にしゃがむ
    *スカートの裾がつかないようにしながら
    *鼻歌のまま、地面を指先で捏ねていた

    2025/09/27 13:15:57 | 23
  • レキ・ミタケ @RekiMitake
  • 終わってない。
    空を見上げて驚いたような顔をしていた。
    ただここの息苦しさが好ましくて、ここに立ち止まっていただけ。
    けれど、それでも。
    終わらなかったことは喜ばしかった。

    「…はは、マジかあ」

    秩序で、規律で己を固めたってクズは真人間なんかになれない。
    曙光の宣言を聞いた時に1人静かな絶望を感じていたのに。
    梟は道を斬り開いたとでも言うのか。

    「なんやねん、ほんま」
    「どいつもこいつも格好ええことばかりしよって」

    茨の道を歩む覚悟があるんだろうな。
    自分もその列に加えて貰わなくては。
    今度は最後までこの道を歩き切りたいから。

    2025/09/27 13:16:41 | 24
  • サクヤ @Rabimaru
  • 「んー……やっぱり終わってないってことでいいんだよね、これ。
    はぁ、良かった……まだ生きてられる」

    少女とやって来た少年、そこら辺に座って空を仰ぎ見る

    2025/09/27 13:19:10 | 25
  • 光銀 @ginkgo
  • ……物陰から出て、恐る恐る空を見上げる。
    痛みもなく、苦しみもなく、まだ生きていられるようであったから。

    「……、……。
     はあ。心臓がいくらあっても足りないねえ」

    少ない荷物を整えて、いつも通り長旅の支度をしよう。

    2025/09/27 13:21:02 | 26
  • 棄て犬 @vertigo
  • 「生きて、何をしますか、サクヤは」

    いまはもう『青』を失った空に
    視線を投げる姿を見つけて開口一番。

    2025/09/27 13:29:11 | 28
  • サクヤ @Rabimaru
  • 「んー、いつも通り……だけどそうだね、強いて言うなら出来なかったこととかやりたかった事を沢山やれたらいいな。

    犬さんは何かやりたいこととかないの?」

    ボーッと空を眺めたまま聞いて

    2025/09/27 13:29:42 | 29
  • メイラン @yang0024
  • 「おはようございます」

    空に入った一筋の切れ間。あれが梟首による一太刀であったことは、
    この地に留まった人々であれば感じ取ったであろう。

    「世界は……ひとまず終わりを回避したのでしょうか。
    これからのことを考える必要があるかもしれませんね」

    2025/09/27 13:34:39 | 30
  • 棄て犬 @vertigo
  • 「犬はですね、ないんですよね」
    「宙ぶらりんです」
    「棄てられて、一度終わって
     世界が終わらないで、もう一度終わって」
    「サードライフはどうしたらいいのか……」
    「あのキレイだった青色空虚が、いまは犬の中にある感じですかね」

    しずしずとそばにしゃがむ犬ですが。

    「だから、聞いてみようと思いまして」
    「人間たちのこれからを」
    「サクヤの出来なかったこと、やりたかった事って、なんですか?」

    2025/09/27 13:45:43 | 32
  • サクヤ @Rabimaru
  • 「そっか……僕のやりたいことはねぇ、沢山あるよ?
    楽器を触ってみたいし、海を見てみたい……美味しいものをもっと食べたいし。
    皆と沢山話したいし、大した事じゃなくてもちょっとでもやりたいなって思える事があったらその為に生きたらいいんじゃないかな。

    見つからないならこれから探してもいいんだからね」

    2025/09/27 13:48:36 | 33
  • 詩記 @Scravis
  • 「これからは」
    「真に世界が終わるまで、医療について学びましょうか」

    時間ができた。やりたい事もやれることもまだまだあって。
    返したいことも、沢山。だから。

    「こんな場所でも、人が少しでも健やかにいられるように」

    2025/09/27 13:49:12 | 34
  • メイラン @yang0024
  • 「光銀さんもしばらくぶりですね。
    お元気でしたでしょうか」

    思えばこの数週間でずいぶん知り合いの人もできたなと思った。

    2025/09/27 13:52:19 | 35
  • レキ・ミタケ @RekiMitake
  • 「これからかあ」
    「まあ、しばらくは規律生活でしょうね…」

    世界の死を回避したとしても
    世界が良くなったわけじゃない。
    もしかしたらもっと厳しい管理を受けるのかもしれないな、と苦笑して。
    それでもどこか楽しげにしていた。

    2025/09/27 13:52:43 | 36
  • C4R0 @C4R0
  • 静寂というには少し賑やかでありました。
    ひとびとはみなこれからの世界について語っています。
    それに耳を傾ければ、退屈はしないんでしょう。

    自分のやりたいことってなんでしょうか。
    それを考えて待つのも悪くはないのかもしれません。

    2025/09/27 13:53:18 | 37
  • meaningless @meaningless
  • 「……♪」

    「…♪……♪」

    *鼻歌を歌いながら、要領よく塵を集めた
    *かけらにする 骨牌にする
    *それを繰り返していた

    2025/09/27 13:53:44 | 38
  • SueFobia @SueFobia
  • 涙を拭いながら帰ってきた。

    2025/09/27 13:55:45 | 39
  • 棄て犬 @vertigo
  • 「少しでもやりたいって思えることですか」
    「楽器も、海も、美味しいものも、医者のお勉強も、規律正しい生活も、犬にはぼやけて見えてしまいます」
    「わふっ、悪いって言っている訳じゃないんですよ」
    「それのどれもじゃなかったら、犬は何をしたいのだろう、って意味でですね」

    悩まし犬。
    うーんとうなって。

    「……サクヤの餌はもう一度くらい食べたいですかね」

    2025/09/27 14:00:34 | 40
  • サクヤ @Rabimaru
  • 「まぁ、そんなものだよ。
    急いで決める必要も無いからさ、ゆっくり決めよ。」

    「もう一度と言わず、別に毎日食べに来てもいいんだよ?
    ちょっとずつやりたいことを増やしていけばいいしさ」

    そう言いながらいつものご飯を取りだして掌に置いて差し出すだろう

    2025/09/27 14:06:23 | 41
  • 光銀 @ginkgo
  • 「……元気さ。この通り、生きてるんだからね~」

    名を呼ばれて、そちらの方にひらひらと手を振る。
    調子はいつも通り。

    2025/09/27 14:06:53 | 42
  • C4R0 @C4R0
  • おかえりなさいをしないといけません。
    帰ってきた主を見れば、瓦礫の山を下りて一直線。

    2025/09/27 14:07:41 | 43
  • 光銀 @ginkgo
  • @yang0024
    「……そうだ。君ならちょうどいいや。
     どうも物が多くてね、暇ならちょっとだけ手伝ってほしいのだけど」

    旅の荷物の傍らで、ゆるく手招きをする。

    2025/09/27 14:08:32 | 44
  • SueFobia @SueFobia
  • 「…………」

    駆け寄ってきた少女。すぐそばまで来るのなら、頭を撫でるか。

    2025/09/27 14:08:50 | 45
  • C4R0 @C4R0
  • @SueFobia
    いつもは四つ脚のこどもが
    今日はちゃんと立ち上がって傍に寄ってきます。

    周りからその泣き顔を隠すみたいに
    あなたの側頭へ手をのばしてくるんでしょう。

    2025/09/27 14:09:28 | 46
  • SueFobia @SueFobia
  • @C4R0
    「レムナント……いえ、カーターは」

    そして唐突に切り出す。

    「来ない」「鍵を、壊したみたいだから」

    半分に割れた銀の鍵。今は、つかえない。
    そしてそれが、ひとつの別れを終えたのだと……
    頬を伝った涙の痕が物語っていた。

    2025/09/27 14:09:49 | 47
  • ガク・ミタケ @GakuMitake
  • 「お、レキ〜
    お兄ちゃんは辞めたいつもの仕事をまたやらせてくださいって頭下げに行くけど、レキはどないする?」

    いつもの猫を被った兄だ。
    何も変わりはない。

    2025/09/27 14:14:43 | 48
  • C4R0 @C4R0
  • @SueFobia
    「……そう」

    涙するあなたの顔を見れば
    望む結末にはならなかったのだと分かりました。
    出会いも別れも、いつだって唐突なものです。

    何を言うべきか迷って。

    何も言わずに抱きしめるんでしょう。
    どんな言葉よりも今は温もりが必要そうでしたから。
    もしもあなたがもう一度泣きだしてしまうなら
    それはそれで構わないと思っていましたし。

    2025/09/27 14:16:09 | 49
  • SueFobia @SueFobia
  • @C4R0
    「…………彼は私のおかげで名前を思い出せたと言ったけれど」
    「とんだおひとよしね」

    あなたを抱き返す。

    「でも、いいの」

    哀しみに暮れる一方で、どこかすがすがしくもあった。

    「あいつのつまらない顔を、変えてやりたかった」
    「価値になりたかった」
    「でも、あいつがまた別の道を歩めるのなら」
    「人間に、期待をしてくれるのなら」「可能性は、あるから」

    梟首会がこの世界を一旦永らえたように。

    「だから、一緒に違う世界へ行きましょう。カロ」

    やはり歩みを止めるわけにはいかなかった。

    2025/09/27 14:20:04 | 50
  • ギアハート @memory
  • @memory
    生きている。

    「……」

    未だこの地に立っている。
    だから空を見上げる気力が蘇って、そうする事が出来た。

    2025/09/27 14:25:33 | 51
  • 棄て犬 @vertigo
  • 「用意がいいですね」
    「急な無茶振りに応えられるサクヤのこと好きですよ犬は」

    では、頂きます。
    あぐり、といつもの通り、掌から直接。
    あいも変わらず犬の味覚に丁度いい餌です。

    「毎日、毎日ですか」
    「そうですね、サクヤの邪魔にならないんでしたら」

    ちら、と。
    撫でられている鳥さんが目に映ります。
    いいなあ。
    撫でられていることが、ではありません。
    主を得ている事に、です。
    まあ、もう諦めた
    どうしようもない事なのですが。

    2025/09/27 14:27:37 | 52
  • 紅簾 @redberyl
  • 「……見当たらんな」
     暫く歩き回るが探している者が見つからず。
     しゃーなし、またあとで来るとしよう。

    2025/09/27 14:28:14 | 53
  • C4R0 @C4R0
  • @SueFobia
    「あら」「思ったよりも沈んでないのね」

    出会った時と比べてみると
    随分と前向きな答えを出すようになったあなた。

    「全く、妬けちゃうわ」
    「結局その色男には会えなかったけど」
    「あなたがそこまでするくらいなら」
    「きっととっても素敵なひとなんでしょうね」

    まだ見ぬそのひとの姿を想像します。
    振り向いてくれないものほど心惹かれるものです。
    あなたのせいで、知ってしまったこと。

    「仕方がないからついていってあげる」
    「永遠の旅もスーと一緒となら悪くないもの」

    くすくす笑い。どうせ居場所はあなたの隣ですから
    歩き出すのならばどんな場所にでも一緒に行くんでしょう。

    2025/09/27 14:30:50 | 54
  • レキ・ミタケ @RekiMitake
  • 「兄貴」
    「いやあ、どうなんですかねあの仕事…
     このあと続けられるんですか?」
    「まあ、俺が原因なのでついて行きますが…」

    今はどこもかしこも呆然としているんじゃないだろうか。
    それとも皆もう諦めていつもの仕事に戻ったのかな。
    何にせよ貴方がどこぞへと行くと言うのなら自分もついていこうと歩み寄る。

    「…あ、そうだ兄貴」
    「あとでネクタイの結び方俺に教えて下さい」

    詫び入れるのにこのままは相応しくないでしょ、と笑って貴方の後についていく。

    2025/09/27 14:36:21 | 55
  • SueFobia @SueFobia
  • @C4R0
    「私はもう何もないスーじゃない」
    「あなたたちに与えられた……メアリィだもの」

    沈んでたら失礼でしょう?と。

    「いやまあ」「かなりいけすかない根暗野郎なんだけど
    「……でも彼が居なかったら、ここまで頑張れなかったから」

    梟首会とMETROは僅差だった。
    もし出会えてなかったら、
    結果はまた少し違ったかもしれない。

    「改めて、ありがとうカロ」
    「あなたがいなければきっと今日という日は来なかった」

    全てが綱渡りで、全てが必然だった。
    共に同じ道を歩める今日という日を築いた全てに、深く感謝した。

    2025/09/27 14:36:39 | 56
  • ガク・ミタケ @GakuMitake
  • 「え」
    「あのレキが…『ネクタイが無ければ結ばなくていい』ってドヤッてたレキが、結び方を教えて欲しいやって!?
    ええでええで、後で教えるさかい、覚えてなー」

    弟の提案にびっくりしながらも、嬉しいとよろこぶ

    今はどこもかしこも騒がしいけれど、そのうちいつもの様に皆が皆のやるべき事をやるんだろうな。

    2025/09/27 14:40:59 | 57
  • サクヤ @Rabimaru
  • 「まぁね〜一応ちゃんと何があっても良いように携帯食と治療用品とかは持ち歩いてるからね。」

    食べる様子を見ながら、片腕がないから撫でてはあげれないけれど

    「勿論毎日来ても良いよ、全然邪魔じゃないし、寧ろ大歓迎だよ。
    こっちでも何処か……家を探すつもりだけど、こっちに来た時は泊めてあげても良いしね。」

    飼うなんて、無責任に言うことは出来ないけど。
    できることはやるつもりで。
    ご飯を食べ終わったら空いた手で撫でてみようか。

    2025/09/27 14:44:16 | 58
  • C4R0 @C4R0
  • @SueFobia
    「あら」「お名前、隠してたの?」
    「二人きりの時はそう呼んだ方がいいかしら」

    失礼だとは思いませんけれど
    笑っていてくれる方が嬉しいですから、少しはぐらかして。

    「好きな相手なのに随分とひどい言い草ね」
    「……でもそのひとには感謝しなきゃ」
    「そうじゃなきゃ、わたしもきっと死んでたから」

    何もかもが無意味になってしまった時
    あなたに会えていなかったのなら。
    この未来は、きっとなかったでしょう。

    「こちらこそありがとう、メアリィ」
    「わたしがまだわたしで居られるのはあなたのおかげよ」

    絶望することなく今日を迎えられるのは
    あの日あなたがこどもに理由を与えてくれたからです。
    終わりかけていた世界にも、少しだけ感謝をしました。

    2025/09/27 14:46:03 | 59
  • SueFobia @SueFobia
  • @C4R0
    「好きに呼んでちょうだい」
    「奪われた世界の、意味のない名前だもの」

    戦う意味こそが価値だった。
    境遇こそちがえど、ふたりは同じだった。

    「それはあなたが勝ち取ったのよ、カロ」
    「私がそうであるようにね」

    「……それぞれ、望んだ最良とはいかなかったろうけども」
    「それでも明日を勝ち取った」

    「だから、これからもよろしくね」「カロ」

    勝利の先には、不明瞭な明日が待つ。
    告げた少女はあらためてあなたに手を差し伸べた。

    2025/09/27 15:07:16 | 60
  • 白 如风 @byrfn0x0
  • 様子の変わった空を見、適当に腰を下ろして息を吹く。
    物陰からぷかぷかとシャボン玉が浮いた。
    直近の危機が回避できたなら、今の内に手持ちの娯楽は消費しておくか。

    2025/09/27 15:12:50 | 62
  • 棄て犬 @vertigo
  • わふ、温かい手ですよ。
    焦燥感も少しは癒えるというものです。

    「へえ、家ですか」
    「住み続けるなら必要ですよね」

    犬も生き続けるなら
    そういう事を考えていかないと
    いけないんでしょうね。

    あれ?
    曙光はそのうち駄目になるし
    梟首は異端者廃絶の歴史があり
    曙光に加担したものに住む場所を
    提供してくれるとは思い難いですね。
    したらメトロくらいしか住める場所ないですね?
    後で行ってみるのも視野に入れましょうか。

    「犬泊めても良いくらい上等な家を見つけても、ひとりだと持て余しませんか?」
    「流石に犬も気まずくなりますけど」

     ※間違えて耳打ちにしてしましたので再投稿です。

    2025/09/27 15:12:51 | 63
  • C4R0 @C4R0
  • @SueFobia
    「それなら」「わたしが意味を与えましょう」
    「ほかのひとにはこれ以上教えちゃあだめよ?」

    お互いに多くを知りませんが
    それを語る時間はこれから幾らでもありました。
    同じこと、違うこと、少しずつ見つけていくんでしょう。

    「ふふ」「走り続けた末に手に入れる明日って」
    「こんなにも心地良いものなのね」

    「確かに最高ではないかもしれないけれど」
    「最悪からは程遠いんだからそれで良いんでしょう」

    「だから、終わりまで一緒よ」「メアリィ」

    差し伸べられた手を迷いなく握ります。
    もう怯えることも、媚びることも、必要ありませんでした。

    2025/09/27 15:15:59 | 64
  • メイラン @yang0024
  • @ginkgo
    「お手伝い……ですか?
    何でしょう。私で良ければもちろん手はお貸ししますが」

    突然の申し出に首をかしげつつ、
    光銀さんの頼みであればとうなずいて歩み寄る。

    2025/09/27 15:19:48 | 65
  • サクヤ @Rabimaru
  • 「まぁね、ある程度は成り行きでもなんとかなるとは思うけどさ。
    何処かに腰は落ち着かせときたいからね」

    「ふふ、持て余すかもね、でも家なんてそれくらいでいいもんだよ。
    ま、良い家が手に入るかは分かんないけどね」

    2025/09/27 15:24:56 | 66
  • メイラン @yang0024
  • 「ふぅ……」

    ゆるく手を振って挨拶を返しながら、瓦礫の上に腰を落ち着ける。
    昨晩の梟首会は目立った混乱はなかったものの、やはり緊迫感はあった。

    それが解けた今、いつもより穏やかな空気が流れている気がする。
    少女も空を見上げ、まだ自分が生きていることの嬉しさとこれからのことを思った。

    2025/09/27 15:32:33 | 67
  • SueFobia @SueFobia
  • @C4R0
    「あなただけが知っていればいいって?」
    「独占欲がつよいのね」

    ふふ、と笑って。空をあおぐ。
    世界は……なにも変わらないのかもしれない。
    けれど少女にとっての世界は確実に変貌していた。

    「────価値が高いわね」

    そうして終わりまで、あなたとゆったり余韻に浸っていよう。
    時折好きなところへ歩いたり……巡ってみたりして。
    どうせ二度とは戻らないのだろうからね。

    ***

    2025/09/27 15:40:55 | 68
  • 汐 雨音 @kajika0x0
  • シャボン目印にたったか走って、よく知る顔のそばまで。
    隣に腰を下ろせば顔を覗き込み、に、と微笑む。
    気分がいいことは、一目瞭然なのだった。

    2025/09/27 15:41:56 | 69
  • 光銀 @ginkgo
  • @yang0024
    「簡単だ、要らないもんをもらってほしいのさ。
     おれはもうじきここを出るし。
     纏めてゴミにしちまってもいいが、それじゃあもったいないと思ってね」

    六割ほど中身が残った酒瓶だとか、よくわからない金属の塊だとか。
    あなたが寄ってくれば、そういったものを示す。

    「ついでに、挨拶にもなる。
     君はここにずうっと住んでるんだろ?」

    2025/09/27 15:43:45 | 70
  • 棄て犬 @vertigo
  • 「成り行き次第ですか」
    「それもそうかもしれませんね」

    くわふ。
    犬の成り行きはどうなる事やら。
    餌も貰って、撫でてもらって
    では次はどうしましょうね。

    なんて
    そんな折にぷかぷかと浮かぶシャボン玉。

    「──あ、もしかしたら、ひとつ見つけたかも知れません」

    当て所ないメトロ行きに
    俄に目標が芽吹きました。

    「自分が見た夢みたいな光景を、感動した光景を、メトロで再現したいって頑張ろうとしてたのがいるんですよ」
    「なんの力もないくせに、ひたむきで眩しいやつが」

    あいつもそうか、生き延びたんですね。

    「もし出来ていたら、褒めてあげなきゃ」

    なんだ、何もなくないじゃないですか。

    2025/09/27 15:54:24 | 71
  • メイラン @yang0024
  • @ginkgo
    「はあ……」

    きょとんとしながら黄色い笠の女性が出す品々を手に取る。
    中には貴重に見えるものもあって良いのですか……?と訊ねたり。

    「ええ、私は子供の頃から梟首会で暮らしてますので引き続き留まる予定です。
    といっても本当の生まれは分かっていないのですが……光銀さんは、ここを
    出て他所の地域へ行かれるのですか?曙光か、あるいはメトロか……」

    それとも、いずれの地区とも別の場所へ……?

    2025/09/27 15:56:03 | 72
  • 弥刀璃星 @meteorsaber27
  • どうやら世界は続くらしい。
    そろそろ他の場所の様子も見に行こうと、手持ちの骨牌を切った。

    2025/09/27 16:02:39 | 73
  • サクヤ @Rabimaru
  • 「そうだよ、案外何とかなるもんさ。」

    実際今もこうやって生きているわけだからね。

    「良かった、1つでもやりたい事が見つかったみたいだね。
    そうやってやりたい事を見つけていけばいいんだよ、これからも。

    ご飯食べに来るならいつでも歓迎するからさ。
    お互いに頑張ってこれからも生きようね」

    何か目的が見つかったようで、その様子に目を細めながら

    2025/09/27 16:08:10 | 74
  • SueFobia @SueFobia
  • 「何も変わってないのかもしれないけれど……」
    「清々しいわね」

    少女はもう泣き止んでいた。

    2025/09/27 16:09:54 | 75
  • C4R0 @C4R0
  • 泣き止んだ少女の横に、こどもがひとり。
    手を繋いでご機嫌そうに立っているんでしょう。
    言葉に頷けばにこにこと嬉しそうに笑ってみせるのです。

    2025/09/27 16:14:36 | 76
  • 白 如风 @byrfn0x0
  • @kajika0x0
    「やほ」
    寄ってきた貴方の方を一度見、目線を外し再びシャボン玉を吹かす。
    ぷか、ぷか。貴方の前で泡が風に乗って浮いていく。

    「空はなんとかなりましたかね」
    「地下も大きな動きは聞こえないし、後はここのボス次第って感じか」

    言外に、此処が勝ち星を得たのだろうと。
    この先どう転ぶかはさておき、どうやら世界は無事続くらしい。
    揺らぐ空からそのことだけは明確に見てとれた。

    「これからどうしょっかな~、雨ちゃんや」

    2025/09/27 16:14:49 | 77
  • 棄て犬 @vertigo
  • 「そうと決まれば、ですね」

    はふ、と一拍置いてから
    グイ、と反って伸び。
    そうして立ち上がれば
    清々しさもあります。

    「ありがとうございますサクヤ」
    「犬は構われて前向きになれました」

    定まったのなら、行かなくては。

    「──では、また。お元気で」

    『さようなら』ではない
    いつからから止めていた
    再会を望む別れの言葉。
    それの初めてをサクヤに贈ります。

    そうして
    犬は一歩を踏み出していくのでした。

    2025/09/27 16:22:10 | 78
  • サクヤ @Rabimaru
  • 「それは良かった、僕と話して前を向けたのなら僕も嬉しいな。」

    立ち上がる姿を見て微笑むだろう。

    「うん、またね。
    いつでも待ってるよ」

    短い言葉だけど今生の別れという訳でもないから、これで良い。
    少年は座ったまま歩いていく姿を見送るだろう。

    2025/09/27 16:26:16 | 79
  • meaningless @meaningless
  • 「よし」
    「一つできましたから」
    「鼠さんのところへ向かいましょう」

    *できた骨牌を眺めれば、そのまますくりと立ち上がります
    *虫さんの骨牌もできているのですが
    *先に向かうのは、鼠さんのところでした
    *それを選びましたから
    *立ち去るのです

    2025/09/27 16:31:50 | 80
  • 光銀 @ginkgo
  • @yang0024
    「おや、そうだったのかい」

    女にとって価値はあまりわからないものだから、
    尋ねられても、良いのだとゆるく手を動かすだけだった。
    ただひとつ言えるのは、どれもこれも持ち歩くには嵩張るであろうこと。

    「いいや。よそ者は、またよそへ行くのさ。
     この街へもそうして来た。おれの生業だ」

    2025/09/27 16:42:07 | 81
  • 汐 雨音 @kajika0x0
  • @byrfn0x0
    シャボンに手を伸ばせば、指先で弄ぶ。
    するりと指の間を通り抜けるくすぐったさに、くすりと笑った。

    「どうするも何も」
    「僕と生きてくれるんでしょ? 兄ちゃんや」

    浮かぶシャボン越しに、空を見る。
    引き寄せられた終末を遠ざける、確かなゆらぎ。
    終わらないなら、それだけでじゅうぶんすぎるほどだけど。

    「までも、ちょっと考えはしたけどね」
    「この“先“のこと」

    聞く? って、小首を傾げた。

    2025/09/27 16:51:36 | 82
  • 「うわ~びっくりした~。回避したんだ~。
    梟首会ここ、よく雨が降っていたから厳しいかな~と思っていだんだけど~」

    昨日手持ちは全て焼却してしまったため、塵芥を集め始める。

    2025/09/27 17:01:04 | 83
  • 白 如风 @byrfn0x0
  • @kajika0x0
    「いいね、弟の考えは知りたいな~」
    「特に色々考えたりしてなかったもんで」

    今は脳裏にちらつく青と、少し浮かぶようになったものを咀嚼しているので。
    貴方に言うべきなんだろうけど、まあこういうのは後で構わないし。

    「前々から聞いてた通りだと、ここはそのうち目で覆い尽くされそうだ」
    監視社会が此処の常のようだったから、そのまま成り立てば、の仮定。

    2025/09/27 17:09:11 | 84
  • メイラン @yang0024
  • @ginkgo
    「はい、みなしごだった私を拾って下さったのが梟首会に住むご夫妻でしたので。
    それにしても沢山ありますね……」

    どこに持っていたのだろうという程の大荷物。
    頂けるならありがたいけれど、後で袋を持ってこないとかしら。

    「よそ者……旅を生業とされているのですか、光銀さんは。
    そうした方にお会いするのは初めてかもしれません。ですが、となると……

    もうこちらには戻ってこられないのですか……?」

    寂しそうな目で女性の顔を見つめる。せっかくお知り合いになれたのに……

    2025/09/27 17:15:48 | 85
  • 汐 雨音 @kajika0x0
  • @byrfn0x0
    「えへ~。なんか恥ずかしいかも~」

    なんて、今更ながらにはにかんだりもして。
    でも、人間というものは欲深い生き物ですからね。
    夢から現実へ。現実から理想へ。
    今までもそうやって生きてきたもんだから。

    「そう、思うんだけど」
    「僕たちって監視生活に収まるタチじゃないよねって」
    「だから、全てがトントン拍子、上手く事が運んだなら」

    人差し指を口元にあてて、声を潜める。
    真剣な青い目を向けて、貴方に向かって少し身を乗り出して。

    「ここの“再生“技術を盗んで」
    「孤児院からここに来たみたいに」
    「僕ら二人で旅に出ちゃおうか。……とか。そんな感じ」

    再生を齎す旅に出よう。つまりはそう言いたい。
    梟首がそのまま成り立つかもわからないのにね。

    理想、空想、絵空事、悪く言えば無謀。
    それでも、先の先の先の未来を考えてしまうのだ。
    だってまだ、何も終わっていないから。

    2025/09/27 17:22:52 | 86
  • キコ・ビスカイノ @komainuelse
  • 「皆々、良い日だな」
    「どうやら世界はまだ終わらないらしい」

    咥え煙草で紫煙をくゆらせ、笑う男。
    昨日と今日で顔を出すのは、二度目だ。

    2025/09/27 17:38:24 | 87
  • 白 如风 @byrfn0x0
  • @kajika0x0
    「いいじゃん」

    この男は知性あれど、強欲でもある。
    だからか、貴方のその言葉には、そんな短い答え一つで乗った。
    実現性の可否に関わらず、他人の手に委ねるよりは、自分の手へ。

    「オレは独り児だ、後も先もあるが前と根はない。
     賭けに手放せるものはあっても守るものは命ぐらいしかない」

    自分の居場所は他にないのだと、後半は自身へ言い聞かせるように。
    生まれ土地は知らず、育った土地は失ったと、今ここに生きることだけ考えて。
    そんな人間であるが故に、どんな夢だろうとこの先の道標にできる。
    貴方が同じ壇上に立つのなら、とても恐れ知らずで、夢見がちでいられる。

    「蜜を少し掠め取って、新しい寝床でも作ろっか」
    「四方八方から頭の中まで疑われるより、そっちの方が気楽だ」

    2025/09/27 17:39:17 | 88
  • 光銀 @ginkgo
  • @yang0024
    「そりゃいいねえ、運が良かった」

    要らなきゃ放っていい、なんて付け足して。
    視線が微かに交わる。

    「……はは」

    そうだ、戻っては来ないだろう。保証なんて塵のよう。
    けれど、そんな顔をさせたくはなかったから。
    女は笑って、そうは言わないことにした。

    「おれの頭がボケてたら、そのうち知らずに来ちまうかもなあ。
     そん時は、美味い飯でも案内してよ」

    2025/09/27 17:39:20 | 89
  • ギアハート @memory
  • 歩き回り、瓦礫を漁り、紙片を燃やす。
    未だ終わらず存在している。

    2025/09/27 17:43:53 | 90
  • “ア” @Panopticon
  • @iueo
    「……」

    「そうだよ、そうだ」
    「吾の人生は徹頭徹尾どうしようもない」
    「底の隅まで汚濁と退廃と諦観に満ちた煉獄だ」

    吐き捨てた。僅かにも動かぬ鉄仮面、普段通りの鉄面皮。
    未だ青が口を開く下、緑髪が微かにゆらゆらと揺れている。

    「梟の目がある場所だ。そう大きな声では言えないが」
    「……多分、世界は終わるよ」「何をしても、変わらず」
    「天に広がった青く大きな口に呑まれて」「きっと潰える」

    「吾は、そう思う」「あいにく、そうとしか思えない」

    畢竟、それで終わり。
    これにとって、世界は既に地獄で。空の梯子なんて無かった。
    妄信なんてしていなかった。終焉を待ち望んで【空】を見ていた。

    だから。

    「……君はそう思わないのだろう」「或いはそれでも良いと考えている」
    「良いことだ」「たとえ盲目の希望だったとしても、吾は肯定しよう」

    君の僅かな人生に、幸が有るように己の矮小な煉獄に、意味は無いだろ

    祈っている。

    2025/09/27 17:44:14 | 91
  • しののめ @shino
  • ひょっこり。

    様子を見ようと、路地から顔を出しています。

    2025/09/27 17:52:38 | 92
  • ぽかんと間抜けな顔で空を見上げること暫し。
    雨が無いのは久し振りな気がする。
    あんまりずっと上を向いていたものだから、バランスを崩してたたらを踏んだ。

    「……じゃあ、」

    ずれた眼鏡を掛け直し、向ける視線の先は屋上庭園。
    そして種を植えた地面を見下ろす。

    「……じゃあ、可能性は0じゃないんだな。」

    男の口角は少し上がっていた。

    2025/09/27 17:58:17 | 93
  • 汐 雨音 @kajika0x0
  • @byrfn0x0
    乗り気な言葉には、目をぱちぱちと瞬いて嬉しそうな顔を浮かべる。
    つまり、命がさらに続いた先も、貴方と共に在れるということ。

    「ふふん」
    「独り児かもしれないけど、独りにはさせないからね」

    血の繋がりはなくとも。
    貴方はたった一人残った“きょうだい“で、替えの利かない“かぞく“だから。
    少し身を寄せれば、肩に頭を預けようと寄りかかる。

    この夢が悪夢になんてならないように。
    望まれるなら、恐れなんて知らない愚者にだってなれる。
    いつだって、どこでだって、いつもみたいに笑って。
    貴方と共に踊り続けてみせようか。

    「好きな場所に行って、好きなことをしよう」
    「もちろん、海も一緒に探そうね」

    まあ、海に貴方をあげるつもりはないんだけど。
    貴方が望んでいたものは、しっかりと覚えているので。
    夢を見るなら、いっぱい良い物見れた方がお得でしょ。なんてね。

    2025/09/27 17:58:44 | 94
  • メイラン @yang0024
  • @ginkgo
    「ほ、本当ですか?!」

    ぱあっと少女の顔が明るくなった。それがたとえ優しい嘘でも、まっすぐに
    信じる性格であったから。それに、信じていたらいつか本当にそれが叶う日も
    来るかもしれないから……

    「はい!ぜひご馳走させて下さい!丁度この間おいしいお店を見つけましたので!
    ふふ、また光銀さんにお会いできる日を楽しみにしていますねっ。

    私からも光銀さんに何か餞別をお渡しできないでしょうか……あ、
    このベルトのバックルなどはいかがでしょう。大層なものではありませんが」

    と、白と黒の模様が描かれたバックルを外す。

    2025/09/27 18:04:02 | 95
  • SueFobia @SueFobia
  • 「キコ」

    仲間の方をみて

    「あなたはこれからどうするの」

    2025/09/27 18:06:38 | 96
  • 真理の精霊 @sayjack
  • @meteorsaber27
    世界の終焉が来ない、と判明した頃。
    あなたの隣、靴先で瓦礫をつつきながら話し出す。

    「終わんなかったね」

    世界は終わらなかった。
    さかしまの空はいずれ消失し、また黄塵が世界を覆うのだろう。
    それでも、二人の紡ぐ時は止まらない。

    「これからどうしよっか?」

    何も決まっていない、そんな意図ではなく。
    どうやって探し人を見つけるのか、そんな意図だった。

    「まずはこの辺から探したいよね」
    「それでも見つからなかったら、街を出て旅してみるとか〜」

    あなたを見上げる。
    死ぬことを、救われることを後回しにしているからこそ、女は即物的だった。
    立ち止まるより、決めてしまうほうが楽だ。
    そんな現実感を帯びていた。

    2025/09/27 18:16:38 | 98
  • 光銀 @ginkgo
  • @yang0024
    「……」

    「ああ、そうさ。
     ……そんならせめて、君の顔は覚えておかなきゃなあ。
     その耳はよく目立つから、心配は要らないだろうけど……」

    真っ直ぐ見つめるには、あなたはいささか眩しすぎるな。
    そうして目を逸らした折に、バックルに気が付いた。

    「……本当にいいのかい?
     そいつ、綺麗に持ってはいられないよ」

    2025/09/27 18:21:34 | 99
  • 雅尾 @kltkrt
  • METROより戻り、周囲を見やる。
    探し人、諸々探しでもするように。

    2025/09/27 18:29:43 | 100
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