記憶

  • ラセン・ユガミ @rasen
  • 「ドンドンドン 鈍器
     鈍器 法廷♡」

    どこかで聴いたことのあるテーマソングを口ずさみながら
    スキップしている。

    「先生、あのビルに鈍器ドンキ入ってますよ。
     エスカレーターで行きましょう」

    2025/09/23 00:36:27 | 1
  • @500w
  • 石を燃やしにネオンの街へ。今日も世界の終わりまで秒読み、明日もそう。

    2025/09/23 00:36:50 | 2
  • SueFobia @SueFobia
  • 「────」

    あなたとは二回目。
    是非、その奪われた業を取り戻したかったところだけれど

    2025/09/23 00:37:30 | 3
  • 冥き深海の静寂 @sayjack
  • 価値が高いものはああして狙われる。
    狙う意思なくとも、これには伝わらない。
    逃げるように男の入っていった路地に消えていく。

    2025/09/23 00:38:29 | 4
  • 弥刀璃星 @meteorsaber27
  • @sayjack
    「おかえり」
    こっちが言う側だったかも。
    ベッドに大の字になった貴方を見て、自分は傍で屈むことにした。

    2025/09/23 00:38:50 | 5
  • R・D @RD
  • 「……胡散臭い店だ」

    外装を見て一言。
    もとよりこの街の9割はそうだが。
    スキップする助手の後ろをついていく。

    「ラセン君は何が目当てなんだ?」

    2025/09/23 00:39:10 | 6
  • キコ・ビスカイノ @komainuelse
  • 「―――さあて」
    「奪ったのは私の方だったな、ご友人」

    勝負はシンプルだ。運命がどちらに傾くか。
    今日この時、終末の夜では、こちらに傾いただけだ。
    そういうもんだSo it goes

    「生き急げよ、ご友人」
    「終末は真上で踊っていからな」

    2025/09/23 00:39:50 | 7
  • クワツミ @mulberry
  • 「…もしあの【空】が曇天を退けて一面を覆ってしまったら、此の街のネオンはとてもちっぽけなモノに観えてしまうでしょうね」

    2025/09/23 00:42:26 | 8
  • SueFobia @SueFobia
  • 「くっ…………」

    やはり、勝てないか。
    だんだんと、そうなのではないかと思い始める自分が恨めしかった。

    「…………伊達じゃないわね」
    「週末ごときに呑まれるのが……惜しいくらい」

    敗北を、負荷を、積み重ねていく。収奪され、膝をついた。

    2025/09/23 00:42:34 | 9
  • ラセン・ユガミ @rasen
  • @RD
    「お目当てはメイク道具です!
     あとは柄物の靴下とか、雑貨とか、おもちゃとか。
     剣ちゃんのお土産にカルパスも」

    ナースはこの外観に慣れているようだった。
    ネオンがきらめく通路を進む。

    「日用品も安いですよ、買い足すものありますか」

    2025/09/23 00:43:45 | 11
  • Ristas @Ruruxisme
  • *ひょこ、と顔を出す*
    *あれ、地下で見た顔が膝を着いてるな*
    *身の丈に合わず来て負けたってとこか?*
    *おかわいそうに!お似合いだよ*

    2025/09/23 00:44:42 | 12
  • C4R0 @C4R0
  • 収奪を狙っているのは分かりましたけど
    どうやら彼女はまた奪われてしまったようでした。
    泣きっ面に蜂という言葉はこのためにあったのかと思うほど。

    少し、気の毒な気分にすらなりました。

    2025/09/23 00:44:56 | 13
  • ファーシャ @whitemoon
  • @cobalt 「……ファーグァン、大丈夫……?」

    片割れの咳の音が聞こえたか、それとも双子故の勘でも働いたか。
    そそと近くに寄ってきて、心配そうな声色でそんな問いかけをするかも。
    ただ気管に何かが入っただけならいいのだけれど、病だったらどうしようか。

    2025/09/23 00:45:46 | 14
  • 冥き深海の静寂 @sayjack
  • @meteorsaber27
    「……外がやな感じだった」

    価値がどうとか、なんとか。
    窓の外から争うような声が聞こえるのかもしれない。
    それから逃げてきたと見て取れるやも。

    「……相克は好きだけどたくさん業を貰うのはやっぱやだな」
    「璃星はどう思う?」

    伏せていた頭が横を向いて、
    あなたの姿を視界に収めようとする。
    起き上がりたくないものぐさなだけ。

    2025/09/23 00:46:29 | 15
  • キコ・ビスカイノ @komainuelse
  • 「お褒めの言葉は運命とやらに捧げるさ」
    「業のやり取りで良かった。ご友人、あんたもなかなか面白いぞ」

    命のやり取りでは、こうもいかない。
    何度も楽しみが出来ると言うことは、面白い。
    命など、一度しか賭けられない。業の方が価値がある。

    2025/09/23 00:46:47 | 16
  • @500w
  • 「ネオンを観る目が残ッてりゃイイんだけどなア」

    2025/09/23 00:47:16 | 17
  • SueFobia @SueFobia
  • 居た。あいつだ。
    あのレイシスト……

    「私は面白くなんてない」

    キコとの言葉を締めくくり、金髪の女性に狙いを変える。
    まだ手創も癒えてないうちに

    「ドブネズミの根性」「見せてやる……!」

    仕掛けるか。

    2025/09/23 00:49:00 | 18
  • シャルパス @id
  • 「ネオンがちっぽけになっても、
     君の美貌と輝きは美しく私の瞳で輝いているよ」

    2025/09/23 00:49:02 | 19
  • 冬真 @milktub
  • 「輝いてるの瞳じゃねーか」

    2025/09/23 00:50:15 | 20
  • R・D @RD
  • @rasen
    「なるほど、君らしいラインナップだ……
     しかし剣ちゃんのお土産か。いつの間にそこまで親しくなったんだ」

    ネオンの光を浴びるナースの輪郭が七色に輝く。
    肩越しの横顔を見る。

    「……ゼリー飲料」

    2025/09/23 00:50:20 | 21
  • ネムナシ @dosukoi24
  • 「おお、元気だねえ」
    相争っているなかで、
    とっとと旅の為の糧食と真水などの用意をしていく。
    世界が終わるとしても、俺は終わらない、という意思表示でもあった。

    2025/09/23 00:50:32 | 22
  • Ristas @Ruruxisme
  • 「あ?……あはっ、
     なぁに、僕とやるってか?
     どーせ全部無くなるんだし、遊んでやってもいいけどさ!」

    *こちらに向いた目に、は、と鼻で笑って*
    *ぽい、と骨牌を手元であそばせた*

    2025/09/23 00:50:36 | 23
  • 雅尾 @kltkrt
  • @milktub
    『………く、……ふ、くく』
    そういう理由かよと笑い堪え切れんと口から零れてく。

    『いやぁ、すまんすまん。お前がそんなに手前を好きだとは』
    『最期っつうから本当に終末かと思っちまったよ』
    未だ笑う狗はさり気なく貴方の落とした煙草をキャッチしている。
    勿体ないし後で後悔しそうじゃないか。

    『……そうかい。いや、そうだったか』
    『”終わりまで”やってくれんだ?』
    そりゃ、嬉しいねと柔らかに紫黒細めてから貴方見て。

    『お前って、良い奴だね。手前はやはりお前が好きだよ』
    まさかもまさか、己が理由になっていたとは。考え及ばず申し訳ない所で。

    次なんてもの、最期を縛らぬというのにさ。嬉しいねって呟き落ちた。

    2025/09/23 00:51:50 | 24
  • クワツミ @mulberry
  • 「観る目が残らないなら其れは其れで善いのではなくて?」

    だってそれは最期に一面の“あお【空】”を眼に灼きつけたという事でしょう。

    2025/09/23 00:51:56 | 25
  • SueFobia @SueFobia
  • 「こないだ奪われた分そっくり合わせて……」
    「収奪する────」

    骨牌を繰り出し、至近距離にてあなたへ叩きこもうか。

    2025/09/23 00:52:20 | 26
  • C4R0 @C4R0
  • 不屈の闘志というやつでしょうか。
    負けても負けてもまだ挑みかかる意志というのは
    なかなか持てるものではありませんでした。

    さて、結果を見守るとしましょうか。

    2025/09/23 00:52:22 | 27
  • シャルパス @id
  • @freetime00
    「お、」

    ふら、と名前だけを知る男がやってくる。

    「シラエちゃ~ん。探してたよ。最終回を開催しない?
     なーんて……」

    いつも通りのヘラヘラ顔で、いつものように。
    ……連日に近い来訪だ。
    いくらなんでも拒否する口実っていうのはあるだろう、し。
    終末が近づいた今、この男は己の欲望を満たそうとしている。

    つまるところ、今回はいつもとは違い、危害を加えるつもりがある、ということ。
    全てを拾いたいのならば尚更こんな男に構う暇はないのではないか?
    少なくとも人通りがあるところでやろうなどという思考はないから、
    断られれば引き下がるはず。

    2025/09/23 00:52:26 | 28
  • ファーシャ @whitemoon
  • 「……あれが、一面を覆ったら……。
    ……それが、終末のときに見る景色なのかも……なん、て」

    ちびちびとジュースを飲みながら通りを眺めていたけれど。
    聞こえた声に、ぽつり、そんな呟きを落とした。
    そのあとは、またゆっくり少しずつジュースを飲むことだろう。

    2025/09/23 00:52:49 | 29
  • クワツミ @mulberry
  • 「シャルパス様はお上手ですのね。相変わらず」

    そう女は微笑む。

    2025/09/23 00:54:38 | 30
  • 「イエ〜イ! 盛り上がってますかぁ!」

    酔っぱらいシスター、参戦。

    2025/09/23 00:55:03 | 31
  • @500w
  • 「さて、移動すっかナ」

    2025/09/23 00:55:21 | 33
  • キコ・ビスカイノ @komainuelse
  • 「おやまあ」
    「良いじゃないか、運命は闘争本能に報いてくれたようだな」

    煙草をまた咥えて火を点け、相克の様子を見て笑う。

    2025/09/23 00:55:45 | 34
  • イスルギ・ホタル @isurugi3
  • 「……負けた」
    ガックリと首を落とす。
    どうやら携帯ゲーム機で遊んでいるようだ。
    鈍器ドンキで買ったのかもしれない。

    2025/09/23 00:55:51 | 35
  • シャルパス @id
  • 「ふふ。ありがとう。クワツミちゃんも今日も綺麗だね」

    無粋なツッコミ(シャルパス主観)をした男には舌を出しておいた。

    2025/09/23 00:56:12 | 36
  • Ristas @Ruruxisme
  • 「あ?………」

    *曙光の骨牌と梟首の骨牌と*
    *相並んだのは其の二つ*
    *根こそぎ奪ってやろうかと思った紙片は裏目に出て*
    *そうなりゃ当然奪われるのはこっち側!*

    「……は、」

    *当然そうなりゃ抱くのは苛立ちだ*
    *だって地下を這いずるドブに負けるなんて話*
    *到底許せるものじゃあないんだから!*

    2025/09/23 00:56:33 | 37
  • ラセン・ユガミ @rasen
  • @RD
    「お土産はクラスの友達に贈る感じのアレですよ。
     学校行ったことないですけど。
     あ、入り口にコスプレ衣装ありますよ♡」

    メイドやら猫耳やら、ワゴンに並ぶ衣装を見て
    楽しげに振り向いた。

    「うふふ。そっちこそ先生らしいです。
     いつも飲んでるゼリー、まとめ買いでお得になってると嬉しいな〜……
     なってる

    2025/09/23 00:57:08 | 38
  • SueFobia @SueFobia
  • 「今回は……今回ばかりは……」

    肩で息をしている。
    1度目の勝利は、何一つ奪えなかった。
    だからこの手に圧し掛かる重みは……あなたが初めてだ。

    「私が奪わせてもらったわ」「……曙光の、ネコさん」

    あなたに、敬意をもって────できれば地面に引き倒してやりたい。
    あの時の屈辱満ちた景色を、あなたにも見せたくて。

    2025/09/23 00:58:28 | 39
  • R・D @RD
  • @rasen
    「クラスの友達か……やかましい友人だな……
     学校は、僕も多分言ったことは無いのだろう」

    記憶はないが何となくそう思った。
    だが字は読める。……何故だ?

    「その服は……悪くはないが、君にはやや安っぽいな。
     薄いしテッカテカだ」

    ゼリーを無言でカゴに放り込んでいる。

    2025/09/23 01:00:41 | 40
  • C4R0 @C4R0
  • 知った顔が勝つのは嬉しいものです。
    例えそれがさっき打ち負かしたばかりの敵であっても。
    ぱちぱちと拍手の音。言葉はなくても、これなら出せました。

    2025/09/23 01:02:42 | 41
  • @Trash
  • 濡れ鼠が歩いてきました。いつまでも雨の降る土地にいればそれは体にも良くないでしょう。まあ当の本人はそんなの気にかけてもいないのでしょうけれど。
    見ればまた争いが起こっていますが、それだって気にかけることもなく。やることといえば塵を集めることだけです。

    2025/09/23 01:03:04 | 42
  • Ristas @Ruruxisme
  • *おい。到底許せない事だ・・・・・・・・*
    *違う。這いずるのは僕じゃない、お前の方だ*
    *そう信じて無けりゃ恐ろしくて仕方ない弱者でなんかいたくない*
    *踏みつける側である事を自分にも他人にも分からせなきゃいけない!加害と冷笑は下に立たないための行為でしかない!*

    *けれど価値は勝者に移るのだ*
    *僕よりお前の方が今は価値が高いのだ勝者に対して敗者が何か出来る訳がないんだよ!*

    「──ってめェ」

    *勝者は君だ。だから君はこの女を引き摺り倒せるさ*

    2025/09/23 01:03:34 | 43
  • キコ・ビスカイノ @komainuelse
  • くふふと笑いながら、紫煙を吐く。
    面白い、笑えるもんだ。こういうもんは。

    2025/09/23 01:05:09 | 44
  • 弥刀璃星 @meteorsaber27
  • @sayjack
    外の喧騒に耳を傾ける。
    「こういう騒がしさは曙光では珍しいのかな。」

    少し考える素振りをして口を開く。
    「業だけを個人の価値にするようなこの世界で、相克は元より争いであり下克上の場。」
    「楽しんでいた私たちが異端かもしれないね。本来なら、価値を奪い合う抗争だから。」
    「……温度差が違うんじゃないかな。」
    平和的なゲームのように遊んでいたけれど、本当なら温い争いではない。
    遊びと争いは違うもの。その差が煩わしいのかも。

    2025/09/23 01:06:24 | 45
  • SueFobia @SueFobia
  • わかるさ。価値を示すなんて上品な言葉を使っていたとて、
    結局のところ……やっていることは、互いの懐に手を突っ込む行為。

                    引きずり落とさなきゃ、安心できないんだ。
    「…………これが、あなたの観てた景色なのね」

    困ったな。詰りのひとつでも吐いてやろうかと思っていたけれど、
    少女はあなたを見下ろして、恍惚としてしまった。
    あなたを責める事なんて微塵もできやしないよ。これは……まるで麻薬だ。

    2025/09/23 01:06:57 | 46
  • けらけらと酔いどれの笑い声。
    引き摺り倒された敗者に向けて、遠慮なく。

    2025/09/23 01:07:23 | 47
  • 伝書鳩 @omen
  • @kajika0x0
    冗談では笑えなくともそののちに笑えたなら及第点だろう。
    わからない、という答えに失望されるとも思わなかったし。

    「……空っぽの方が好かれるんですかねえ?」

    誰でもないのが好き、と言われるとは思っていなかったが。
    とはいえまあ、あなたは空っぽを好んでいるわけじゃないだろう。
    好まれるとして、何もないがゆえに雑ざりものがないことか。
    自分は雑味、あるだけ結構なのだけどね。
    無くともいいっちゃあ、そうなのだけど。

    「誰でもないのが好きだって言われたばっかなのに、
     ふたつも持たされちまいましたね。」
    「まあ、どっちも失くなりやしないなら持ってるだけ得か」

    軽口交じり、あなたにつられるようにへらへらと笑って。
    腕を組もうとするなら片腕は大人しくあなたに捕まっている。
    曙光の街なのだから、そうしていたところで可笑しな目では見られまい。

    「いーですよ。どこへなりと」
    「こんな日は、塵を拾って過ごすにゃあ勿体ないもんです」

    幸いにして、雨も降らなかったようであるし。
    あっさりとした了承ののち、宿への道を二人歩いたんだろう。

    2025/09/23 01:08:15 | 48
  • ラセン・ユガミ @rasen
  • @RD
    「剣ちゃんは小学校の休み時間にサッカーして
     女の子の顔面にボールをぶつけて泣かせたことがあるタイプですね。
     先生には……図書室で会ったら、きっと恋しちゃう」

    すべて想像だ。
    行ったことがないと聞けば、少し気に留めた。

    「あら、本当ですか。
     どれが好きか聞こうと思ったのに」

    いたずらに笑う。

    2025/09/23 01:08:28 | 49
  • クワツミ @mulberry
  • 微笑みを浮かべて眺めている。
    いつもと変わらぬ其の笑みは、異様に写るかもしれない。

    2025/09/23 01:10:02 | 50
  • Ristas @Ruruxisme
  • 「──るせぇ」
    「やめろ、 見るなッおい!!俺を見るんじゃねぇ!!
     俺を見世物にすんな、おい、」

    *ぎゃあぎゃあと猫がよく鳴くものだ!*
    *詰りも誹りも無くたって、コレは勝手に騒ぐのだ*
    *引き摺り倒され、暴れて、もがいて、さながらドブのネズミのよう!*

    「クソが、ぶっ殺してやるかんな!!」

    *そんなんだって、負け犬の遠吠えだ!*
    *口先だけのゴミ未満の言葉だよ*

    2025/09/23 01:10:43 | 51
  • C4R0 @C4R0
  • にこにこと愉しそうな顔が見ています。
    さっき味わったものを彼女も味わっているのです。
    あの高揚感はえも言われぬ良さがありました。
    それを求めて収奪を狙いに行く理由が、一瞬でわかってしまったほど。

    四つ脚のこどもは、昨日よりも少しだけ獣らしくなっていました。

    2025/09/23 01:10:53 | 52
  • キコ・ビスカイノ @komainuelse
  • 「吠えるなよ、余計に笑えてくるぞ」

    無様で元気で、愉快な道化だ。
    敗北を敗北と受け入れていれば、そうならずにすんだろうに。
    道化になる選択をしたのは、お前だろうにな。

    2025/09/23 01:12:16 | 53
  • SueFobia @SueFobia
  • 「…………いいよ」

    見上げる猫と、見下ろす鼠。
    目線が違うだけで、こんなにも心境が変わるなんて。

    「あなたが望むなら、いつでも受けてあげる」
    「その度に奪って、奪われて、奪って、奪われて……」

    その瞋恚。その悔悟。その…………釈然としない焦燥。

    「世界が終わるまで、簒奪してあげるから────」

    そう告げて、悠々と背を向け、歩き出そう。

    2025/09/23 01:12:58 | 54
  • 七竈 @happa
  • @omen
    さて、この男はあなたを探している。
    薄ぼやけた目だ。見つけられるかは運次第。
    渡したいものがあるのだけれど、運良く会うことは出来るだろうか?

    2025/09/23 01:14:23 | 55
  • 冬真 @milktub
  • @kltkrt
    何が可笑しいのかわからないがおちょくられてることは十分理解できる。

    「こんな分かりやすく嫌いっつってんだろ。頭湧いてるか耳詰まってんのか?」

    相手の手の中から煙草を奪い返す。返せ。
    口に咥えなおして、火を点けずに上下させる。

    「ああ、ああ、こっちの一方的な勘違いだったらすみませんね」
    「賭け事のやりすぎと空の青のストレスで前頭葉が委縮してんのかもしれねえわ」
    「あ? 最初からそのつもりに決まってんだろ」
    何をいまさら言ってんだこいつは。
    命や死を賭けてのギャンブルを断った理由は、命や死なんてものじゃ生ぬるいもんを賭けて、
    一度真剣に読みあったこいつと、本当に二度はない負けたら全てを失う賭けをするためだ。

    「俺は俺が良い奴と思ったことはねえし、お前も良い奴とは思ってねえ」
    「そして俺はお前のことが嫌いだが、"次"は前がいい」

    「賭けるもんの提案も決めてる」
    「今聞くか?」
    「あと一個だけ聞かせろ」
    「お前俺に賭けで意味のある死が欲しいとか、汐らしいこと思ってねえよな?」

    2025/09/23 01:14:26 | 56
  • シラエ @freetime00
  • @id
    「最終回?」
    人形はきっと断らないだろう。しかし、首を一つかしげた。
    「もう最後でいいの?まだ、続けられるよ?」
    世界の終わりは天上に示された。
    だが天上のそれは人形にとっては自らを掬い上げた象徴でしかない。
    真の意味で終わる事など、考えてはいなかった。

    しかしそれでも、貴方の欲望自体を人形は否定しないだろう。
    否定する道理を知らぬ無垢故に。
    誘われれば、いつものように着いていく。

    2025/09/23 01:15:14 | 57
  • 冥き深海の静寂 @sayjack
  • @meteorsaber27
    「ああいう……怖いのはあんまりない」
    「多分メトロの方がもっと怖い」
    「……あの時は痛かった」

    屈むあなたの前に腕を差し出してみる。
    少し薄くなった痣が浮いており、痛々しい。

    「遊びでやってた頃が楽しかった」
    「今は璃星ともリベンジしたくないけどさ……」

    また奪って欲しいまであった。
    価値があることは誰かに狙われること。
    自衛能力はきっとあなたの方が高いだろうから。そういう安心感はあった。

    2025/09/23 01:15:39 | 58
  • 「あははは! あはははは!」

    見るな、見世物にするな、殺してやる、
    そう言われれば言われるほど笑い声は高らかに。
    言葉もなく、ただ笑う。何を言われようと、所詮は敗者の泣き言だろうと。

    2025/09/23 01:16:03 | 59
  • C4R0 @C4R0
  • 嗚呼、眠る前に良いものが見れました!
    久しく見ていなかったこの街らしい風景にこどももご満悦。

    「   」「      」

    こども以外には聞こえない旋律を高らかに歌いながら
    またどこかへと消えていくんでしょう。

    闇は深く、白すらも覆い隠してしまうのです。

    2025/09/23 01:17:36 | 61
  • Ristas @Ruruxisme
  • 「クソがッ!!うぜぇんだよクソアマッ!!」

    *君のその言葉を素直に受け入れられる程これは出来た人間じゃない*
    *引き摺り倒された憤りばかりが浅ましい言葉を吐いて*
    *離れてく鼠の姿を睨めつけた後に滑るように立ち上がる*

    *僕を堕とす視線がある* *僕を下に見る眼がある*
    *そんな中に居られるか!*

    *ぎり、と歯を食いしばって*
    *逃げるように路地に走って行くんだ*

    2025/09/23 01:17:54 | 62
  • "星の眼" @spherelord
  • 「あらあらまあまあ、先刻梟の地にいたお嬢様ではありませんか。
     貴方の価値を取り戻せたようで何より……」

    遥か空高い近い住処の窓より、獲物価値を奪った鼠と、敗北の汚泥に塗れる白猫を視下ろして。
    明日は我が身。そう唱えながら黒猫は眠りにつきませう。

    2025/09/23 01:18:13 | 63
  • R・D @RD
  • @rasen
    「悪ガキだな、実際そうだが。
     ……僕に恋しても良いことはないぞ」

    良いことはない。本音ではある。

    「どうせ着るなら、もう少しちゃんとしたものを着てほしいな。
     その内にでも……と言えるほどの時間ももう無いか」

    肩をすくめた。

    2025/09/23 01:19:17 | 65
  • キコ・ビスカイノ @komainuelse
  • 「愉快な女が二人揃うと、笑えるもんだな」

    2025/09/23 01:19:47 | 66
  • ラァジュー @Lazhu369
  • @pandora
    欠けがあるなら埋めるしかないだろう。
    贋作を何度も割って砕いて真に迫る。
    辛い思いが霞むまで。

    何を言われても丸く包む気で居た。
    何を言われなくても別に良かった。
    喉痛めてまで恨み言吐くのは余計に疲れるだろ。

    借り物の寝台は男の手と悉く相反していた。
    沈める程に柔らかく、熱を帯びるのも早い。
    羨ましいとは素直に思う。

    「う、ん……」「なに?」

    握り返されるとは思い掛けもしない。
    剰え、よもや名前を呼ばれるとも。

    「どっちもあって、おかしくないよ」
    「いっぱい怖がらせちゃったから」
    「怖くないのは、どうして?」

    ぎこちない微笑作って滲ませながら、
    それで正しいよと不安がる背中を押す。
    どちらも間違いじゃないって肯定する。

    溜まった涙を余さずに指が拭い、
    泳いだ瞳に沿って黄金が揺らめく。
    散々我儘言ったんだからなんてこたないよ。

    2025/09/23 01:20:43 | 67
  • 「ああいうのをキャットファイトって言うんですかねぇ」

    あー笑った笑った、なんて呟いてお酒を一杯。

    2025/09/23 01:20:47 | 68
  • SueFobia @SueFobia
  • 「…………はぁ」

    裏通りまで来れば、脚を止めて壁に背を預ける。
    そうしてずるずると座り込み、自分の心臓を手で押さえた。

    どくどくと激しく早鐘を打っている。

    2025/09/23 01:21:03 | 69
  • SueFobia @SueFobia
  • 「……………………これが」

    あれだけの悪態も、全く憎く感じない。
    それどころか祝福に等しく、愛おしささえ感じるのは

    価値・・

    その手で収奪した業の重みか。
    畢竟、少女もまたどうしようもなく同類だということだった。

    ***

    2025/09/23 01:22:15 | 70
  • 腕担ぎの終末ガイド @TomwakGreama
  • 「ごらん……腕の残骸ナインワン、ビル群だよ!
     ビル群もごらん、ナインワンだよ!」

    2025/09/23 01:23:41 | 71
  • 伝書鳩 @omen
  • @happa
    暫し諸用で往来は離れたが、またいつかの時。
    何処にでも行くような男だ。探せば何処でも見付かるだろう。
    さておき、この鳩よりもあなたの方が目を引く外見ではあろうな。

    「んあ」「どォも」

    だから、いつかに見た暈やけた白色が視界に映ったなら
    探されていたとも知らず奇遇だと片手をひらと振る。
    覚えちゃあいたんだろう、口約束も。

    「そっちはどうですか、この頃は」

    2025/09/23 01:23:48 | 72
  • 「ふふ、見てたらわたしもやりたくなってきちゃった。
    ねー、誰かやりましょー相克ギャンブル。わたしと一緒に遊びましょーよー」

    2025/09/23 01:24:00 | 73
  • ヨシト @justAstick
  • 路地の一角に座り込み、片手で酒瓶を煽っている。
    無数の誘蛾灯の向こう、聳える墓標よりも遥か。憎らしくも思える程に清々とした空を眺め。頭の片隅で燻る違和感、疑問を溶かして流せやしないかと。もう一口、また一口。
    怒声と笑い声の入り交じる喧騒が聞こえれば、元気なこった、と呟いて。

    2025/09/23 01:24:08 | 74
  • シャルパス @id
  • @freetime00
    「いや……そうだね。まだ、日数もあるし。
     じゃあ、第三回ってことで」

    なぜ最終回って世界の終わりが所以じゃないのだけれども。
    あなたがそういう以上は調子を合わせたほうがいいだろう。
    今から成そうとすることを受け入れてくれる保証はないからだ。

    「……シラエちゃんと過ごす時間は好きだしなー」

    こんな文句も、吐く意味はないってのに。
    少しでも評価が上がればいい、なんていつもの習慣めいた言葉。

    手を取り、エスコートし、宿にチェックインし、部屋のベッドで横並び……
    三度目ともなればいつもの流れ、と言ってもいいか。

    「シラエちゃんは、終わる前にやりたいこととか、したいことってないの?」

    箸にも棒にもかからない話題をまず振るのもいつも通り。
    前回は確か拾うの意味について語ってもらったっけなあ……
    なんて思いながら。
    それに照らせばできるだけ拾い上げる、とかになるのかな、と勝手に予想しながら。

    2025/09/23 01:25:09 | 75
  • 汐 雨音 @kajika0x0
  • @byrfn0x0
    「ん~……?」

    真似するように音を作る。
    海に還りたいのは理解してるけど、母の愛情を求めている、とまでは察しきれてない。
    けれども、素直に甘えてくれるのなら。

    「ふふ! いいよ」
    「なんなら今握ってあげるし」

    似たようなものを与えることはできる。
    勝手に貴方の手を取って、指の間と間を縫うように握り込む。
    ほら、こうやってね。くす、といたずらっぽく笑う。

    「卓球も、やりたくないなら別にやんなくていいんだよ」

    貴方が、“雨音と生きたい”と思ってくれさえすれば。なんて。
    まだ高望みの域を出ていないだろうか。どうだろうな。
    なんにせよ、願いを拒むことはないのだった。

    2025/09/23 01:25:19 | 76
  • 七竈 @happa
  • @omen
    のっそりと歩くさまはゆっくりと。
    背丈の高さもあり、目立つ方だろう。
    姿勢は良いのに歩く速度ものんびりとしたものだったから。

    「ン」

    あなたの声に反応して、緩く手を振り返す。
    無論のこと、口約束も覚えていた。
    まだ果たさずに居られるらしいな。

    「応、息災だろうか」
    「己の方は変わらずよ」

    「が、世界は変わってゆくようなので」
    「お前に渡したいものがあってだな」
    「探していた」

    2025/09/23 01:25:53 | 77
  • シラエ @freetime00
  • 騒ぎの様子を薄ら動かぬ笑顔で眺めている。
    あれを面白い、と感じる矜持を人形は持ち合わせていないので
    ただ傍らにいるだけだ。

    2025/09/23 01:26:04 | 78
  • シャルパス @id
  • 「やっぱり相克は個室でやるほうがいいな」

    どんな感想なんだ。

    2025/09/23 01:28:17 | 79
  • ラセン・ユガミ @rasen
  • @RD
    「でもちゃんと心から謝ってくれそうな
     温かさがあります、剣ちゃんは。」

    「好きを損得でなんて……考えたことない」

    あなたの隣にいて、胸が甘くときめくから。
    幸せだから。こんなにも心の内が騒がしいから、安心するから、
    共に未来を歩みたいと想うから、大好きだ。

    「遅いなんてことはありません、明日にでも着ましょう。
     そして楽しいねって笑いましょう。
     我々の心の健康も、必要な処置のうちです」

    明るい笑顔を返す。

    2025/09/23 01:28:43 | 80
  • キコ・ビスカイノ @komainuelse
  • 「どこでやっても変わらんだろうさ」
    「相克の後になんかやるなら大分違ってくるだろうがな」

    2025/09/23 01:29:59 | 81
  • 腕担ぎの終末ガイド @TomwakGreama
  • 「ナインワン、どうかな?あなたナインワンはもう腕だけだけど、煌びやかな光は見えるかい?
    それに相克が盛んなようだけど、ナインワンはこういうのに興味あるかな?」

    担いでる機械の腕に語りかけている。

    2025/09/23 01:32:07 | 82
  • クワツミ @mulberry
  • @SueFobia
    「ごきげんよう。不屈の精神をお持ちの、素敵なあなた」

    あなた方の相克が一段落ついたところで、微笑む女があなたに歩み寄る。
    あなたから見た女の価値はかなり低く、価値を求めて戦いを仕掛ける獲物とするには旨みのない部類になるだろうか。

    尤も、其れがあなたにとって戦いを仕掛けぬ理由になるのかは、女の知る由もないが。

    2025/09/23 01:32:18 | 83
  • 「えー、でも個室だったら二人同士でしか楽しめませんけど、
    大通りでやったら観客皆で楽しめますよ?」
    「それに人の目がたくさんあるのって興奮しません?」

    2025/09/23 01:32:24 | 84
  • SueFobia @SueFobia
  • @mulberry
    「…………あなたは」

    前にも見かけた覚えはある。もっとも、話しかけはしなかったが……
    曙光では美人だと専ら噂の。

    「……どうかしたのかしら」
    「漁夫の利を得に来たようには見えないけれど」

    とは言うけれど、念のため骨牌は構えておこう。

    2025/09/23 01:34:29 | 85
  • シラエ @freetime00
  • @id
    「そう?私もすき。人と話すのも、こうしているのも」
    ベッドに二人。いつものように横になって、貴方にされるようにされるだろう。
    求められる事は嫌いではないというその言葉は
    散々に無垢であることを示した人形が世辞を言うはずもないという信用があった。

    「したい事?……んー」
    「お酒」
    「美味しいお酒が飲みたいな」
    人形から出た言葉はあまりにもその少女の見た目に乖離する言葉。
    「大人になったら、お酒が美味しくなるらしいから、大人にならないといけなくて」
    「うん。だから大人になりたい」
    「大人になるには……あの終わりは拾わないといけないね」
    到底正気の人間の口にする言葉ではないものを、なんの冗談気もなく。
    狂気に呑まれた者など珍しくは無いだろうが。
    しかしどうにも抑揚のないそれが、一層狂気を強めているように感じるかもしれない。

    2025/09/23 01:37:36 | 86
  • 弥刀璃星 @meteorsaber27
  • @sayjack
    「METROはそういう場だから……」
    「……ああ」
    あそこでは人が死ぬのも珍しくない。それなら暴力を振るわれることだって同じだ。
    痣もそういうことだろう、問う必要はない。

    「もし、自分のせいなら」
    「ごめん」
    遊び感覚で教えたのは自分だから、そうなってしまったのが自分のせいなら。
    そう考えた。

    2025/09/23 01:37:55 | 87
  • 伝書鳩 @omen
  • @happa
    「見ての通りです。元気だけが取り柄なモンで」
    「手足もちゃんと付いてますよ 指何本に見えます?」

    もう一度片手を揺らす。五本あります。
    頭をはじめ中身の調子も以前と何ら変わらないらしい。
    口約束が果たされるよりは世界が終わるのが先かもな。

    「俺に渡したいモンですか。こりゃあまたどういう気まぐれで?」
    「何でももらいますけどね。引導以外なら」

    世界、終わるらしいとは聞いちゃあいたが。
    こんなに間近、目に見える所に来るとは思わなんだな。
    きっと誰しもそうだったんだろう。
    さておき、それを前にして渡したいものってのは何になるんだか。

    2025/09/23 01:38:13 | 88
  • 雅尾 @kltkrt
  • @milktub
    当然取った煙草は取られ再度手の中空っぽになる。
    右手残ったライターもどうやら直ぐには必要なさそうで。

    『だってお前、それは。それは、なぁ』
    面の下、愉快そうに笑う声続き、合間息整えるよう吐息零して。
    しっかりと、はっきりと言葉口にする貴方に愛情は更にと膨らんでいく。

    『…手前はお前を良い奴だと思うが、己の質が悪いってのは知ってるよ』
    だからこそと、思う。貴方がそんなにも考えていてくれた事を意外にね。

    『……ああ、ああ。手前も最後の最期までお前がいいなぁ』
    『全部賭けんならお前がいい。お前しかいないって、あれからずっと考えてたんだ』
    その愛が拒まれようとも、一度声は掛けておこうってさ。

    今が、それ…のつもりだった。結果この通りなんだけど――ともあれ。

    『んなこと、思ってねぇよ・・・・・・
    意味のある死など望まない。思う訳がないだろうと僅か紫黒の双眸ぎらついて。

    提案聞いていいならそうしようかな。その方がきっと、もっと、愉しいだろうから。

    2025/09/23 01:38:34 | 89
  • キコ・ビスカイノ @komainuelse
  • 「シスターさんが興奮するっていうなら、やるかい?」
    「さっきの相克で使わなかったのがまだ手元にある」

    2025/09/23 01:38:58 | 90
  • ヨシト @justAstick
  • 「そのうち全部無くなっちまうってのに。どうして未だ、拘るのかね」
    頭上にぶら下がる終末が見えねえのか。積み上げた業も価値も、刹那の享楽も。何もかもが、呑み込まれて消えちまうはずだろ。解せねえが、酒に呑まれた人間の独り言もまた、大した価値の無い。

    2025/09/23 01:39:25 | 91
  • 汐 雨音 @kajika0x0
  • @omen
    誰でもないのが好き、というと少し違う。今の貴方そのものが好ましいのだ。
    軽口言い合って、生きるために服脱いで、鬼ごっこに達成感を得るような貴方がね。

    腕を組むのも拒まれなかったら、そりゃもうウッキウキ上機嫌であった。
    鼻歌交じり、弾むような軽い足取りで歩いて。
    途中、何かを思い出すように、
    「僕、雨音あまねって言うんだ」って。今更名乗りを上げながら。

    古風で和風な宿の扉を叩く。
    住み込みバイトしてるもんで、やっぱり女将さんとは親しげに手を振りながら。
    小さいながらに温泉もあるし、宿泊客が卓球できる部屋なんかもあったりして。

    そうして、こぢんまりとした部屋。そこに貴方を通す。
    低いテーブル。和風な座椅子。ダブルのサイズのベッドがそれぞれひとつ。
    雨音が泊まっているのとは別の部屋を取っておいた。

    「今日ここ泊まってもいいよ」「僕の奢り」

    腕をするりと離せば、洗面所のある方に歩いて。
    くるり、貴方の方を向いて。

    「じゃ、着替えてくるから」「覗いちゃダメだよ♡」

    なんて言って、からから笑いながら“準備”に取り掛かろうかな。

    2025/09/23 01:39:30 | 92
  • 白 如风 @byrfn0x0
  • @kajika0x0
    「ん~」「……あ」

    求めて与えられて、安堵が増す。そっか、これでいいんだ。
    それならそれで。緩く考えていた疑問が首を擡げて、今はこれで。
    本能的な恐怖を払拭するために、男は傲慢にも貴方のことを利用する。

    「後でそういうのできるかな。生きてても全部更地とかだったら、って」
    「どこが変わるとか、分かんないけどさ。どうなっても、多分碌な事じゃないし」

    後回しで希望を持っておくのと、やりたいことをやっておくの。
    自分にはどっちがいいんだろうな。けど後者だと身辺整理みたいで、何だかな。
    前者の方がいいのかな。もしかしたらもっといいことがあるかもとか、
    卓球じゃなくてもっと広いところでテニスができるとか、もっと明るく考えて、
    貴方とやれること、何かを残しておくとか、いろいろ。

    「……」「今は手の方が、欲しいとか、は」
    あるかも。ちょっとだけ。言い慣れないわがままで、気分は微妙だけど。

    2025/09/23 01:40:38 | 93
  • 七竈 @happa
  • @omen
    「それは良かった」
    「ンン……?」

    やや、言葉に詰まる。
    困ったような雰囲気をほんのりと漂わせ。
    声音からして、息災であるのは間違いがなさそうで何より。
    果たされるより終わる方が先になりそうなのは、確かに。

    「健在であるなら五本かな」

    適当を抜かす声音でそう述べてから笑った。

    「生きたいと言っていたと思ったのでな」
    「この業、すべてお前に被せてしまおうかと」

    さらり、と。
    世間話のような軽さと気軽さで、そう口にする。

    「何ぞになるかも知れんが」
    「お前の生が一秒でも延びるやもしらん」
    「お前の協力が必要でもある。出来るかな?」

    2025/09/23 01:41:52 | 94
  • R・D @RD
  • @rasen
    「……やけに買ってるな?
     大分…エキセントリックな子だと僕は思っていたが……」

    何か通ずるところでもあるのだろうか。
    プロレス好きとか?

    「…………」

    損得ではない。そうなのだろう。
    もしそうだったなら、とうの昔に此処にはいない。
    ただひたすらに不毛な行為に連れ回すだけの女に従って良いことなど無い。
    ……普通の尺度では。

    「そうだな」

    女の顔は暗い。それはいつものことだ。
    明日にも……そう、明日にでも。

    「ラセン君」
    「僕は、記憶を取り戻そうと思う」

    2025/09/23 01:42:23 | 95
  • イスルギ・ホタル @isurugi3
  • 「おっし、ステージクリア」
    イヤホンから流れる8bitの音で周りの喧騒は耳に入ってこない。
    ――さすがにあの怒号は響いたが。

    2025/09/23 01:45:09 | 96
  • 「わぁい、是非とも!
    勝ったらうはうは、負けたらぞくぞく、
    宵越しの銭よりも一晩の快楽!
    それではいざ尋常に!」

    すっかり赤くなった顔で笑いながら、骨牌を手に取った。

    2025/09/23 01:45:59 | 97
  • シャルパス @id
  • @freetime00
    「人、じゃなくてシャルパスさんってなら、もっと嬉しかったけどなー」

    まあ、どだい無理な話だ。この男のふだんの態度以前に、
    きっとあなたはそういう情緒をまだ拾っていないのだろうし。

    教える、という建前も効かなくなってきたぐらい、いつもの光景。
    少なくともこの男は飽きていない。

    「お酒?こりゃ意外だな。今でも飲めはするだろうけどーー
     そうだな。大人のほうがいいっていうのは間違いないし、
     来る終わりっていうのはなんとかしないとな」

    変わった子ではあるが、今日は殊更にそれを感じる。
    あれをどうにかしようっていうのは前代未聞だ。
    あったとして、この街から逃げ出して走り続ける、ぐらいのものだろう。
    きっと、どうにかするビジョンを抱いているわけでもないのだろうが。

    2025/09/23 01:49:39 | 98
  • キコ・ビスカイノ @komainuelse
  • 「———おおっとoops
    「抉られたな、運がちょうど尽きてたらしい」

    命のやり取りなら四肢のどこかが取られたようなもの。
    それでも、業は業だ。男は笑う。随分と吹き飛んだもんだ。

    「おめでとうシスター、あんたの勝ちだ」
    「興奮したかい?」

    2025/09/23 01:50:13 | 99
  • クワツミ @mulberry
  • @SueFobia
    「えぇ。漁夫の利だなんて…とんでもございません」

    もし。もし女が其れを狙うとして。
    あなたの様な精神性の持ち主は獲物にしないだろう。
    むしろ先程の相克の様子を見ていれば、狙おうとするのが不思議というものだと。

    「わたくしはただお祝いの言葉と──」

    美人だと女を評する者の声の存在は、当然女の知る処である。

    此処曙光ならではの“価値”を味わってみるのはいかがでしょうか、とお誘いしたかったのです」

    噂になるだけの価値容貌が、此の躰には在るのだと。
    そう誇示するように、女はあなたに近寄ろうとする。

    2025/09/23 01:51:00 | 100
[黄塵街歌] ©2025 zmd