記憶

  • 雅尾 @kltkrt
  • 相変わらずなのはそちらも同じか。
    紫黒の瞳はじっと袈裟の男を見て、袖を振る。
    まだあるという意思表示かもしれない。
    場合によっては味の話で取られかねないが、何せ言葉が無い。

    焦げていく煙草は吸わずともやがて燃え紫煙を灯す。
    それは風に流れ、狗の服を紫に染めていくんだろう。

    くぁとまた欠伸。眠たげに目を閉じ、焦げきるまでは動かない離席

    2025/09/17 08:49:09 | 1
  • ラァジュー @Lazhu369
  • @pandora
    鼻が良いのは唯一に少女の幸いか。
    理想郷と掛け離れた汚濁の温床で、
    無関係の美しい夢を見て寝たきりなのは不幸だと思う。

    「疲れたでしょって言ったの」

    埃被った待合で主人と幾らかの遣り取り交わし、銭を渡す。
    鍵なんて洒落たもんはない。またちょいと連れ歩いて、扉の開く音。
    借りたの、六畳一間にベッド二つを無理矢理押し込んだような。
    黴臭く、埃臭い。壁に床にと染みの絶えない窮屈な部屋。

    2025/09/17 08:50:31 | 2
  • 首縄のねずみ @nezumi1
  • しゅる、と暗闇から姿を現す。
    あいも変わらず腹が減る。
    飯なんて多くはないのに体は成長を促すものだから。
    だからこのくらいの年になった多くのネズミは飢えて死んで、
    残ったネズミの多くは小柄かまだ幼いかだ。

    「…盲目のガキか?こんな所に連れてくるなんてな」
    「仔猫が鴉に嬲られるのを見て喜ぶタイプか?」

    2025/09/17 08:55:28 | 3
  • ラァジュー @Lazhu369
  • 無口は却って雄弁を思わせた。
    肯定否定で言えば前者寄りと見て。
    用向きがあれば自然に寄っても来るだろう。それならそれでよろしい。

    「立ち話すんなって抗議と見ました」

    少女の寝言めいた呟きを大いに曲解した。多分。

    2025/09/17 08:55:53 | 4
  • @Lazhu369 美しい夢の中なら、それもまた幸福ではないだろうか。

    「んー……」「あ」
    「は」「わ」「ぅじゅー」

    やはり良く分からなかった様子で、とりあえず名前を呼んでおいた。

    そのすえた臭いは確かに届いている筈だが、少女は何も気にしない様子で。
    着いたなら手を離されるだろうか。
    とりあえず火かき棒で探検……する程の大きさは恐らく無い。

    すぐベッドだし。

    2025/09/17 08:59:35 | 5
  • 子猫(子兎)。葱背負った鴨。

    ついで盲にして難聴。
    難聴故うーとかみーとかしか言わない抜けた子供だ。

    実際頭も悪そうだ。
    時折指を舐めている。

    2025/09/17 09:00:57 | 6
  • ラァジュー @Lazhu369
  • 「はは、享楽の徒とはいえ懐にサディズムの持ち合わせはありません」
    「とはいえ、社会勉強の一環には違いない」

    原住民引っ捕まえて社会勉強どうと言うのは肝が据わってるやも。
    つったってもこの男、酒精帯びた呑んだくれ故。
    デリカシーとか倫理とか今は欠けている。

    2025/09/17 09:00:58 | 7
  • 首縄のねずみ @nezumi1
  • よくよく見れば耳付きだ。
    耳も大して聞こえちゃいないらしい。
    その割には上等な髪をしてる。親が金持ちなのか変態にでも買われてたのか。
    もしくは梟の保護対象だったか。

    「社会勉強とは笑えるな。社会性を失ったこの地下でか?」
    「その火かき棒すらここじゃ立派な資材だぜ。」

    朝で大して人もいない事だし、少し近寄れば
    その白杖代わり、軽く指で叩いてやるか。止められなければ。

    2025/09/17 09:05:48 | 8
  • 「あ、餓鬼だ」

    鴨が葱を背負ってくるならそれに釣られて馬鹿も現れる。

    2025/09/17 09:10:59 | 10
  • ラァジュー @Lazhu369
  • @pandora
    五体不満足に幸福を思う子兎はあんたくらいなもの。

    「ん……」
    「僕は君の名前、知らないのに」
    「得意気に鳴いて回るもんですね」

    ここまでで充分だろう。
    握る手の力を緩めて離してやる。
    が、好きに歩くには余白に欠けている。

    「風呂に浸かりたいなら好きにどうぞ」
    「覗いたりもしませんし、覗くもんがそもそもない」

    実に貧相な設備の部屋なものの、無精髭生やした店主曰く、
    ユニットバスの備え付けがあるのが無二な利点らしい。
    案内を終えて薄ら茶色掛かったベッドに寝転ぶ。
    こりゃ、ちゃんと寝違え起こしそうだばっちり硬くて寝心地が悪い

    2025/09/17 09:11:55 | 11
  • ラァジュー @Lazhu369
  • 両親が金持ちなのかも知れないし、
    恰幅の良い親父に飼われていたのやも。
    関係を尋ねられれば親戚の子供なんですと無理を堂々と言うが。

    「その残り滓を指で掬って味に慣れて貰う心積もりです」
    「あんまり弄らんでやってください。預かった子なので」

    子供の手をゆるゆる引いてやる。
    これまた鳴き声と同じで意味はない。

    2025/09/17 09:18:15 | 12
  • ヒノワ @Himawari
  • 「ここって動物園だっけ。」

     寝起き早々この一言である。

    2025/09/17 09:19:42 | 13
  • 少女の頭には鼠と違う耳。
    手入れが行き届いて、どこもかしこもつやつやだ。
    阿呆価値が低そうなのに。

    どうやら社会勉強なんて、高尚な事言い出す男に連れられて来ているようだし。

    「う?」

    どうせ警戒もしていないんだろう。
    見えないし。まともに聞こえてもいないし。
    手を引かれるまま避ける事になる。

    保護者がいなければそうそうにとって食われそうなとこだった。

    2025/09/17 09:20:35 | 14
  • 「昨日から動物園でしょ」

    ギャハハと下卑た笑いを浮かべる。

    「ホゴシャが居るのがメンドーだね~
     居なけりゃ身ぐるみ全部剥げそ~だったのによぉ」

    2025/09/17 09:22:53 | 15
  • 首縄のねずみ @nezumi1
  • ゆるりとよけられた、残念だ。
    外界への感覚器官をほとんど失った人間は、
    獣以下の肉袋にしか見えないな。

    「さっさと行った方がいい。
     サルも起きてきたことだし。」

    ガキと酔っ払いが歩けるのなんて人の少ない今だけだ。

    2025/09/17 09:23:56 | 16
  • 「みー」

    子猫とか子兎とか、鴨とか肉袋とか。
    色んな名前が増えたらしい。

    ぎらついた視線の中でも少女は能天気にふにゃふにゃ笑っている。

    2025/09/17 09:25:04 | 17
  • 「ネズミに言われたか無いんだけどね、ソイ」

    子連れの餓鬼の方ににガラクタの山から瓶を引き抜いて投げる。頭を狙った投擲、近くに壁でもありゃ避けさせても瓶の欠片が降るか。

    2025/09/17 09:29:25 | 18
  • @Lazhu369 或いは、不満足だからこそ幸福を味わえるのかもしれない。
    少女はそれを意図して、欠けている節がある。

    「んー」

    名乗るようなお利口な口が無いし。
    呼ばれたってきっと飛んでこないし。
    だから多分、そんなのも意味が無いのだ。

    放たれた部屋の中で暫くくるくるしていたが、あなたがベッドに転がった事に気づけばよちよち這い登ってくる。
    どの道、少女は一人でシャワーも浴びれやしない。
    ──やっぱりこの部屋でさえ、少女には過ぎたものかも。

    「んー」「ぅ」「あー」

    何か喋ってる。意味は無い。

    2025/09/17 09:31:54 | 19
  • ラァジュー @Lazhu369
  • 「はは、剥かれた小娘を親元に返しちゃいけない」
    「僕の監督責任が問われてしまいますから」
    「首飛ばされちゃうやも」

    猿呼ばわりには苦笑を滲ませた。
    いずれも貧民窟の住民らしい。

    「僕も死にたかあない」
    「ごめんなさいね」

    瓶の破片ごと庇い立てて差し上げる。
    道化よろしく見世物をやるのは喜んで。
    多少頭から血が滲むかもな。顔は特段顰めない。

    然し悪目立ちは気が引ける。気もする。
    早々路傍を立ち去る足を向けた。

    2025/09/17 09:33:54 | 20
  • がらくた拾い @caiber
  • *今日もMETROは平穏そのもの*
    *ただしここの平穏は瓦礫が飛ぶのです*

    *自分に飛んでこなければどうでも良いですし*
    *瓦礫の飛ぶ方向からは露骨に距離を取っております*

    2025/09/17 09:34:50 | 21
  • 首縄のねずみ @nezumi1
  • 子供の近くに寄っていた。
    流れ弾でも喰らったらたまらないから、長い尾が伸びて
    瓶を空中で巻き取った。
    何処にもぶつからず、だから何も割れず。
    瓶はそのまま瓶のままであり続ける。

    2025/09/17 09:35:46 | 22
  • 少女にはやはり何が起きているかはさっぱり分からず。
    ただ聞こえる音やら声の断片から想像するしかない。
    そして想像した世界は、大体美して幸せで優しく出来ている。ので。

    「うー」「あー」

    保護者が傷ついてもにこにこ笑っていられるのだ。
    遊んでもらっているような気にも、なってる。かもしれない。

    2025/09/17 09:37:40 | 23
  • 「あ~逃げた」

    ネズミが瓶を掴もうと掴めまいと子連れは逃げてくのだろう、露骨に肩を竦めてつまらなさそうに唾を吐き捨てた。

    2025/09/17 09:39:26 | 24
  • ヒノワ @Himawari
  • 「………。」

     なんだか意外な光景を見たというような。
     ちょっと驚いたような表情です。

    2025/09/17 09:39:31 | 25
  • 首縄のねずみ @nezumi1
  • ぽい、と瓶はその辺に投げ捨てよう。
    子連れは適当に去っていくだろう。それも目で追うのみ。

    「腹減ったな……」

    ぼやいて、メトロの深部にでも歩き出そうか。

    2025/09/17 09:44:50 | 26
  • ラァジュー @Lazhu369
  • @pandora
    態と欠けを埋めないのだとしたら大した趣味人ぶり。
    不幸と不満足からなる後付けの理由に思う。

    名を知ったとて然程呼ぶ気もない。
    好奇心の飢えを満たしたいだけ。

    「ちゃんと、世話を焼く奴が居たのか……?」
    「親御さん本当にいらしたらカンカンだな」

    少女の身綺麗さには常々疑問があった。
    風呂くらい自ら浸かれるもんなんだと。

    「なに」「なんですか」
    「遊んでやってる訳じゃないですよ。さっきのも」

    馴れ合いの疲弊あってか攀じ登るのを拒む気力もない。
    さんざ転げてた少女の土埃が長袍に纏わり付く。
    ほっぺた掌で押し遣った。汚れが気になる。

    2025/09/17 09:56:04 | 27
  • ヒノワ @Himawari
  •  一通り喧騒を見終えてから、

    「さて、私も探し物しにいかないとね。」

     とことこと、METRO深層へと歩いていくのでした。

    2025/09/17 09:57:27 | 28
  • 首縄のねずみ @nezumi1
  • @Himawari
    「言っとくが、ガキを護ったわけじゃない」
    「自分に当たりそうだったからキャッチしただけだからな。」

    深部での別れ際、それだけ主張して。
    今日も機械探しに勤しむか。

    2025/09/17 10:04:55 | 29
  • SueFobia @SueFobia
  • ……あれから適したモノを適した場で売るべくして
    秩序ある梟の場や享楽のコンクリートジャングルを行き来し……
    結局METROに戻ってきてしまった。

    「…………足りない」
    「喰われるに足る価値には……到底」

    さらに拾い集める。奪われた分。奪い損ねた分。
    補うにはまるで足りないけれど。

    2025/09/17 10:10:25 | 30
  • @Lazhu369 実際のとこどうだか、なんて。
    あなたが知る由もない事。
    その飢えは満たされようもないんだろうな。

    だって少女は笑っている。

    「うゅ」「みゅー」

    もちもちほっぺが押しやられた。

    実際、金持ちの子供なのかもしれないし。
    道楽で飼われているのかもしれないし。
    別に保護者がいるのかもしれないが。
    とにかく今はあなたが1番、近い。
    ので。

    押しやられたらしゃあなしに、足元にくっついて丸くなる。
    これだって単に媚を売ってるだけかもしれないが。

    2025/09/17 10:12:51 | 31
  • ヒノワ @Himawari
  • @nezumi1
    「ん、じゃあそういうことにしておくね。」

     本心はさておき、表向きはそういうことに。
     そうしてヒノワも、METROの深層へと探し物を探しに行くのでした。

    2025/09/17 10:13:21 | 32
  • ラァジュー @Lazhu369
  • @pandora
    安逸を貪る微笑の一つで済まされるんだ。
    手を尽くす甲斐がないってもの。
    ただ、兎なぞ所詮は畜生だし。
    仕方無いと知れてる。

    「媚びたっても知らん」

    ので、って何世話を焼けってか

    「ね、皆して屑の寄せ集めなんですよ」
    「身を以て学べましたね。善かった」

    軽い体重から解放されて深く息を吐いた。
    目を瞑りながら懐を探る。アルコールが入用だ。
    脳味噌ふやかすにも、消毒済ませるにも。

    2025/09/17 10:26:18 | 33
  • 「さて、少し金食い虫のところにでも行ってみようか……」
    骨牌を使い移動する

    2025/09/17 10:32:51 | 34
  • がらくた拾い @caiber
  • 「ん」
    *足りる、とか足りないとか知りやしません*
    *飯と業の種をあるだけ探します*
    *それが生きる術でありますから*

    2025/09/17 10:54:04 | 35
  • SueFobia @SueFobia
  • ゆうらり……

    だったら、その飯と業の種を奪ってみようか。
    逃げられるならそれまでだけど。

    2025/09/17 11:00:20 | 36
  • ナルベ @narbe
  • 「ん-……ここで宝石あってもなあ。
     また後で出かけなきゃなんあいかねえ」

     鈍い輝きを放つ貴石を眺めながら瓦礫にもたれかかった

    2025/09/17 11:11:00 | 37
  • @Lazhu369 そも人間だって畜生の癖に。

    世話を焼かれなくても焼かせる。
    媚びに応えなくたって、少女はぺとりとひっつくのだ。

    「うー?」

    そんな言葉もまともには届かない。
    暫く足元すりすりして、ほうっとけばその内寝るだろう。ごろごろ。

    ──あなたからは酒と煙草の匂いがする。いつもする。
    けど、煙草だけの匂いはあなたではない、と。
    少女はしっかり確かめていた、とか。

    何とか。

    2025/09/17 11:11:17 | 38
  • がらくた拾い @caiber
  • 「!」
    *相克、即ちあらゆる闘争と交渉のメタファー*
    *この場合、その様相は収奪と抵抗でありました*

    *さてその結果は如何に*

    2025/09/17 11:26:41 | 39
  • がらくた拾い @caiber
  • 「べー」
    *略奪はしない主義、でありますが*
    *抵抗と、どさくさ紛れのあれやこれやは別です*
    *なんせ、仕掛けた方が悪いという道理でありました*

    2025/09/17 11:28:30 | 40
  • SueFobia @SueFobia
  • 「くっ…………」

    今度は此方の切った札が裏目となったか。
    実に半分以上をごっそり奪われ、その場に膝をつく……

    2025/09/17 11:28:31 | 41
  • ラァジュー @Lazhu369
  • @pandora
    今や畜生呼ばわりも甘んじるべきか。
    肉が腐り埃を被って、堕落していた。
    終末に箍が外れた末だった。

    「吹き溜まりには相応の人間が集まる」
    「飯も屑なら人も屑なんだ」「……」

    相変わらずの莫迦だな。
    上体を徐ろに起こせば腕を伸ばし、
    丸まる子兎の後頭部を数度柔く叩く。

    「まだ途中だろう」
    「ただでさえ耳が悪いのだから」
    「ちゃんと寄って、話を聞いて」

    絆す気でもあるのか。馬鹿馬鹿しいな。
    アルコールが恐怖を薄める。
    紙煙草は緊張を弛緩させる。
    嗅いだ匂い、臆病者のそれだったろう。

    2025/09/17 11:34:58 | 42
  • SueFobia @SueFobia
  • 「…………でも、やっぱりそう」
    「奪えるなら、奪う。それが当たり前」

    当然だ。それだけは不変の摂理。
    梟も、蟲も、鼠も、そこだけは変わらないはず。

    「やっぱりあいつがおかしいんだ……ふふ……うふふふ……」

    クスクス笑い乍、再び収集へ戻ろう。
    次の戦いの為に。次の次の収奪の為に────

    2025/09/17 11:36:03 | 43
  • 雅尾 @kltkrt
  • 『……』
    元気だね。燃え尽きた煙草は地面に投げ捨て。

    気付けば袈裟の男は姿消し、ついでに貰っておくのが利口だったかと後から。
    まぁ、出会いの回数もそれなりに。また会えるだろうから、その時に。

    2025/09/17 11:37:31 | 44
  • がらくた拾い @caiber
  • *暴力の対価はきっちりいただいていきます*
    *そのまま物陰へと隠れて*
    *頭だけでそちらを見るのです*

    2025/09/17 11:38:45 | 45
  • @Lazhu369 誰だって畜生道へと堕ちる、らしい。
    緩やかに収束してゆく砂塵の中で、輝かしい未来なんて見えない。
    盲以外には。きっと。

    「んみゅ」

    起こされた……。

    目が開いていたならしょぼしょぼと瞬きしたに違いない。
    寄るなと言われたり、寄れと言われたりで忙しいものである。

    が。呼ばれたらしいので転がったまんまにょろにょろ上に移動してきた。

    ぁわゅー段々名前がかけ離れてゆくな?」

    絆すも何も、少女は優しい生き物に愛されているし。
    優しい生き物を愛しても、いる。

    臆病者だとて、それは判別のつかない事だった。
    それに少女なら何やかんやと理由つけて、結局そんなもんも肯定してるんだろ。

    2025/09/17 11:40:06 | 46
  • ナルベ @narbe
  • 「おーおーやってるやってる。
     今回は同胞の勝利か」

    2025/09/17 11:42:02 | 47
  • 雅尾 @kltkrt
  • 立ち上がり、骨牌手に歩き出す。
    片道切符として使うだけの平和な時間だ。

    2025/09/17 11:56:54 | 48
  • 剣刺さり @s
  • 「が あ あ あ あ あ あ あ あ」
    急に走ってきて、前に壁があるのに進み、激突した。
    「何処見て歩いてやがる!!!!!!!」
    壁にキレている。狂っているからだ。

    2025/09/17 12:10:39 | 49
  • SueFobia @SueFobia
  • 相変わらず此処ではこの調子なのだな、と思いつつ声の方を一瞥。
    一種のMETROらしさを感じつつ、スカベンジを続ける……

    ようやっと奪われた分の補填が終わりつつあった

    2025/09/17 12:18:41 | 50
  • 〝幽霊〟 @oborozk
  • 「今日は例のげぇむがトレンドなんかなあ。こない混沌としてはるのに、ルールあるげぇむ流行るん、おもろいかもしれんわ」

    真顔です。

    2025/09/17 12:20:15 | 51
  • ラァジュー @Lazhu369
  • @pandora
    或いは堕ちてる只中やもな。
    輝き放つコンクリートの群れも砂上の楼閣で、
    天高く昇る日輪の他に、煌めきは姿を晦ます。
    陽射しすらも舞う砂塵に殺されて惨憺たる有様。

    盲も当然見えないだろう。
    ありもしない偶像崇拝だ。

    「傷が付くと痛いですよ」
    「大怪我したら笑えないよ」
    「いい思いしたって言えない」

    瓶が割れ砕けても愛されてる肯定と思えたか?
    生傷増えてないか、少女の肢体眺めながら、
    傍寄った小さな掌を拾い、絆創膏を剥がす。

    仄かに漂う白檀の香りは、
    臆病の体裁を保つ物に過ぎず、
    良い匂い、程度の曖昧で済まされるのだろうな。

    2025/09/17 12:20:47 | 52
  • SueFobia @SueFobia
  • ちろり、と一瞥するが……
    狙うには、まだこちらのレートが足りてない気がするな。

    やはりどこかで勝たねば……

    2025/09/17 12:24:19 | 53
  • 〝幽霊〟 @oborozk
  • 「なんや、うちは何もせえへんよ。……退屈させんどいてくれるんなら、ええけど」

    素知らぬ顔で徳利を傾け、酒を注ぐ。勝ちも負けも、この存在としては興味がなさそう。

    2025/09/17 12:26:03 | 54
  • SueFobia @SueFobia
  • 「…………退屈」「退屈ってなんなんだろうな」

    まだ紙片にすらなってないかけらの束を見下ろす。

    「私が退屈だから、あいつは頑なに奪わないのかな」

    2025/09/17 12:29:17 | 55
  • 〝幽霊〟 @oborozk
  • 「あんさんがどう思っとるかは知らんけど、うちは……もう何も変わらん思うとるから退屈なだけや」

    注いだ酒を、ぐいと一気に飲む。

    「酒は減らん、うちは酔わん、終わり来るンも変わらんし、何かするンも飽いてもうた」

    2025/09/17 12:34:47 | 56
  • SueFobia @SueFobia
  • 「私もそうだった」「何も変わらない」
    「だから、価値も負荷もやがて無に帰すと思っていた」

    「……だったらあなたは、目の前に無防備な業を差し出されても」
    「受け取りすらしないと?」

    2025/09/17 12:36:27 | 57
  • 〝幽霊〟 @oborozk
  • 「当たり前やろ。置かれてようが手元にあろうが、あんさんらが持っとろうが、酒の水面に映る月みたいなもんや。終わったら誰の目にも見えんくなる」

    空っぽの盃を眺めている。雫ひとつ残っていない。

    2025/09/17 12:40:13 | 58
  • SueFobia @SueFobia
  • 「……その言葉が本当かどうか、いずれ試させてもらう」

    口ではどうとでも言えるからな。

    2025/09/17 12:42:46 | 59
  • 〝幽霊〟 @oborozk
  • 「言の葉なんぞ、試さんでも時の何某が証立ててくれるもんやろ。ま、やりたいんなら勝手にすればええ。うちは何時でも此処に座っとるだけやさかい」

    そうしてまた、暫しの沈黙へと戻るのでしょう。

    2025/09/17 12:45:28 | 60
  • @500w
  • も。サンドイッチ頬張りながら歩いてきて金具を燃やす。どっちの手にしたって芥まみれ、サンドイッチもよろしく薄汚れていた。

    2025/09/17 12:50:02 | 61
  • SueFobia @SueFobia
  • 「…………」

    レートは日々上がりつつある。
    まだもう少し稼ぐか。食事も摂らず、スカベンジに戻る

    2025/09/17 12:59:50 | 62
  • 「……やはり、他所の気質はよくわからんな」
    帰ってきた

    2025/09/17 13:08:01 | 63
  • ヒノワ @Himawari
  • 「なんか派手に賭けてる。」
    [2d6]2.3.11.12

    1 6 →7

    2025/09/17 13:30:44 | 64
  • C4R0 @C4R0
  • 金具をいくつか背にのせて、四つ脚のこどもがやってきます。
    METROの火にそれらをくべた後にはぐいっと背伸び。
    旅はまだまだ続くのでしょうわたしのゆめは、もっととおいもの

    2025/09/17 13:33:27 | 65
  • @Lazhu369 最早輪廻にすら乗れそうにもなかった。
    乗れたとこで、転生する世界も無い。
    ただの畜生でも生き抜くのは骨が折れる。

    陽射しはもう死体になりかけているから、蝋の翼を溶かさなくても良い。
    眩くもないから、白い星を見つめていられる。

    いいや、確かに見えている。
    在りもしないものが、瞼の裏に描かれている。

    「ん?」

    あなたが庇ったおかげで、少女は汚れている以外はぴかぴからしい。
    ぺろんと剥がれた絆創膏の下には、薄らぴんくの掌が見え、こちらもぴかぴか。

    その良い匂い優しさに鼻をひくつかせながら。
    少女は暫しもごもご唇を動かす。

    「んー……」「ぅ、」「ぅ」

    「ぃ、」「いひゃゅない」
    「ぁのしー」

    それから首を振った。
    でも、あなたは痛いかも。
    見えてないので、結局知らない。らしい。

    2025/09/17 13:34:18 | 66
  • @500w
  • 「サって、行くかァ」

    2025/09/17 13:43:48 | 67
  • 「ぺぁっ? わぁ~~!ふふふっ!」

    ぽすんと落ちてきた子供
    ちょっと面白かったのか 落ちたままきゃたきゃた笑っていますね

    2025/09/17 13:49:43 | 68
  • 「大丈夫……そうだな」

    2025/09/17 14:28:47 | 69
  • 「本当に戻ってこれたですね!凄いですねコレ!良いものです~!」

    良いものを掲げてふりふりしながら喜んでいます

    2025/09/17 14:32:30 | 70
  • 剣刺さり @s
  • 「うがあああ~~~!?がああああ!ごあああああああ!!!」

    頭が大丈夫ではない存在としてエントリーしている。

    2025/09/17 14:32:46 | 71
  • 「剣ちゃん今日も元気です!」

    剣が刺さってるから剣ちゃん

    2025/09/17 14:40:05 | 72
  • ラァジュー @Lazhu369
  • @pandora
    焼けて、砂とも見分け付かない灰になって。
    それきり。真っ暗闇生きてけない

    縋り付いたその白い星にしても。
    星なんだか。砂粒なんだか。
    くぐもって、わからない瞳に映さない

    瞼を開けてから言ってくれ。
    声を聞いてから言ってくれ。
    言ってくれ教えてくれ

    「傷を忘れたのか」
    「体も莫迦なのか」

    こんだけ本当に
    アルコールも取越苦労だった。
    ぴかぴか眩しくて、厭になる。

    「痛いよ」「楽しくないよ」
    「そんな筈ないだろ」

    白い頭に細い髪を垂らし、
    手首引っ掴んで小さな掌を額に乗せる。
    切創に薄ら血が滲んでた。

    2025/09/17 14:42:25 | 74
  • SueFobia @SueFobia
  • 流石に疲れた。少しだけ座って休もう……

    2025/09/17 14:46:08 | 75
  • 剣刺さり @s
  • 「ああ 剣ちゃんは今日も元気で綺麗で美しいぜ」
    自分の頭に刺さった包丁のことを言っているのですれ違っている。

    2025/09/17 14:46:46 | 76
  • 「美しゅう元気にきれー!」

    うぉおーっと!ちょっと真似しましょう
    一緒に元気になれますからね

    2025/09/17 14:57:35 | 77
  • 剣刺さり @s
  • 「アオレンジはよくわかっているなあッ!うんうんッ!
     う が あ あ あ あ あ あ あ(共鳴絶叫)」

    2025/09/17 14:59:47 | 78
  • う ぁ あ あ あ ぁ ぁ あ ~ ~ ~」

    ちょっとだけ脳に響くビブラート

    2025/09/17 15:12:31 | 79
  • ドク @drdoku
  • 「医者の押し売りに参りましたよぉ~~っと。

     ……う、うるせぇ…!」

    少々疲れたような足取りでやってきた薄汚れた白衣の男は
    がらんどうになったそこいらに反響しまくる声に出迎えられた。
    これがMETROの洗礼ってやつなのか…?

    2025/09/17 15:16:19 | 80
  • 「あ~オイシャサンだ~!おはようございますです~!」

    共鳴しながら袖ふり ふり ふり

    2025/09/17 15:17:52 | 81
  • C4R0 @C4R0
  • じゃら、っと金属の音が響きます。

    見ればつい先ほど飛び跳ねたであろう四つ脚のこどもと
    その足元に散らばった金具が数個ほどありました。
    驚いて落としてしまったようですね。

    2025/09/17 15:18:55 | 82
  • ドク @drdoku
  • 「おー」

    片手を挙げて返す。
    …ここいらでは煙たがられる事も多い身に、投げかけられた普通の挨拶に
    一寸嬉し気な顔になったのは仕方がない。

    「今日は大声を出す遊びでもしてんのかい?」

    2025/09/17 15:20:31 | 83
  • 剣刺さり @s
  • 「おい!!!負けてんじゃねェ……!!!!!
     セールスならもっと大声でしろッ!!!!
     じゃあオレが代わりに叫ぶね
     医者だアアアアア!医者が来たぞオオオオオオ!!!!!!!!」

    2025/09/17 15:21:10 | 84
  • 男が塵芥拾いをしながらブラブラと歩いてきた。

    「こんにちは~。何か大声が聞こえてきたけど~。元気だね~」

    2025/09/17 15:22:12 | 85
  • ドク @drdoku
  • 「白も来てたんか。……大丈夫かァ?」

    がちゃがちゃとした音に振り返り、子供の姿を発見した。
    その周囲に散らばった金具も。
    拾うのを手伝ってやろうとよいせと近づいていくが
    その動きは鈍い。

    2025/09/17 15:22:25 | 86
  • ヌグイ @nugui
  • のそ、のそ。
    疲れたと言った様子で帰ってきた。

    2025/09/17 15:24:09 | 87
  • ドク @drdoku
  • 「ううぉぉおい!うるせえって言ってんだろ…!!」

    ここ、空洞が多いせいで、音が響くんだって!
    金具を拾う前に片耳を抑えなくてはならなくなった。

    「くそ、しかし宣伝が助かるのは助かっちまった…!
     ありがとなあ!」

    2025/09/17 15:24:26 | 88
  • 剣刺さり @s
  • 「へへ 感謝されるってのは気持ちがいいな」
    「医者だぞォーーーー 抜かれるぞォーーーーー
     頚椎から心臓まで抜かれるぞォーーーーーー!!!」

    2025/09/17 15:26:19 | 89
  • ドク @drdoku
  • 「抜くか馬鹿!!!」

    やいのやいのと騒いでいたところで。
    歩き来る、人影の気づく。

    「お!ヌグイじゃねぇか。
     どうだよ、往診に来たぞ俺は」

    へへんと自慢げだ。いい年をして。

    2025/09/17 15:28:57 | 90
  • C4R0 @C4R0
  • お医者さんも同じタイミングで来たみたいですね。
    荷物が色々と散乱してしまったので
    一人だと時間が掛かりそうだと思っていたこどもは
    あなたの助力をありがたく受けることでしょう。

    ちょっとくらい鈍くても構いません。
    ふたりというのはそれに勝る能率があるのですから。

    2025/09/17 15:31:15 | 91
  • 「一緒にこうやって声を出せばですね~一緒に元気になるですね
     だから一緒に がおーしてたですよ!」

    「イーシャガー キタゾーーー!!!」

    きゃっきゃっきゃ

    2025/09/17 15:31:20 | 92
  • C4R0 @C4R0
  • しかし周囲の音はこどもにとって少し大きすぎます。
    もう僅かにだけでも静まってくれると喜ばしいのですが
    声が出せないと、どうしても主張が埋もれてしまうというもの。

    幸いにしてお医者さんが止めてくれているのでしょうか。
    お礼をすることがまた一つ増えたような気がします。

    2025/09/17 15:33:19 | 93
  • がらくた拾い @caiber
  • *うるさそうな嫌な顔をしました*

    2025/09/17 15:33:21 | 94
  • ヌグイ @nugui
  • 「うわ」

    本当に来たんだ……といった顔をしている。
    早い奴はもう来なくなる事も多いから、今回もそのパターンだと思ったみたい。

    「往診ねえ。真面目じゃん」
    「俺には関係ない話だけど」

    当て布越しに目を擦る。
    片目を怪我している以上、関係ない事もないのだが……
    ただ、当て布は以前貰ったものに取り替えている。変わらず出血は止まらないようだが。

    2025/09/17 15:35:02 | 95
  • 歌っていなくても 羽付き子供の声は
    大きいほどよく脳に響きますね 楽しそうです

    2025/09/17 15:35:38 | 96
  • ドク @drdoku
  • 中断していた金具拾いを再開する。
    こっちで目に見える概ねを拾って。

    「ほい。これで全部かァ?」

    拾ったぶんはきっちり全て、白と呼ぶ子供の手に握らせる。
    奪い掠め取ることも日常の街にいるが医者は平常運転だ。

    2025/09/17 15:36:46 | 97
  • SueFobia @SueFobia
  • 「医者……フフ」「価値のある奪い合いは……日々行われているものね」

    2025/09/17 15:37:14 | 98
  • 剣刺さり @s
  • 「疲れたな やめるか」
    「きいいいいいいいたあぁああああああッ”!!!!(やめない)
     アアアア゛アアアア゛!!!!!!!!!!!!
     モツは抜いても抜かれるな゛!!!!!!!!!」

    2025/09/17 15:37:45 | 99
  • ドク @drdoku
  • 「でっけえ声を出すとストレスが発散されっからなあ」

    だから、止めるか、というと、…うーん。
    鬱屈としたものの解消方法になると思えば
    医師の観点から強いて駄目とは言い難い。
    ただ周囲を見て。

    「んでも、おっきい声が苦手そうなやつもいるからね。
     此処ではちと抑えめにして、後であっちの、人の少なそうなとこで声出しに行こうか。
     俺も付き合うからよ」

    代案。

    2025/09/17 15:39:49 | 100
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