記憶

  • 「……ま、変にパニックになってないなら良かったです。」

    その点、寝床にここを選んだのは正解だったかも。
    お医者様の為、ではあったが、今度感謝でもしとこうか。

    「……ふふっ、まあもう少しの猶予、楽しむ算段立てなきゃ。」

    先ず、酒か煙草でも買ってくるか。

    2025/09/22 00:22:26 | 1
  • 冬真 @milktub
  • 「賽の中から目を通して見た俺らってああなんだろうな」

    出目が悪すぎるが。

    2025/09/22 00:24:00 | 2
  • 顔のない少女 @ImFireThankYou
  • 「ああ、でも、いけないわ。怖がっている子がいるのは、よくないわ」

    誰に言うでもなく吐き出して、不安がっているひと@429nikの口にチョコレートを突っ込んだりする。食べたくなければ避けれるくらいのスピードで。

    2025/09/22 00:25:08 | 3
  • 《蛆》 @u464
  • 「あーあ」
    「無学モンにゃ分かんねえよ」

    自分が、世界が、どうなるかだとか。
    周りの者のことなんざ余計に知らなんだ。
    勘定に入れん。

    わらったまんま、成り行きでくすねた酒を開ける。
    どいつもこいつも好きに滅べばいいさ。
    空に穴空いてもなお、まだ己にゃ先がある気がしてんだ。

    2025/09/22 00:25:13 | 4
  • フヨウ @enjoylove
  • @lostarmrat
    「かわええ生き物は抵抗もかわええなぁ」

    けらけら笑う男に足も尻尾もさほど効いていないらしい。何せ頑丈なもので。
    ついでに二度ほど見せた馬鹿力も少しばかり使っているので、抜け出すのは至難の業かもしれない。

    「はいはい、髪とかちゃんと乾かしたら離れたるから。大人しくしといたほうが早く終わるで?」

    どうにかこうにか貴方をひっくり返すなりしたあと背後から片腕で貴方を抱きしめる。
    そのまま鼠ごと体を起こし、あぐらを掻くように両足を折り曲げクロスさせ貴方を拘束しながら密着するだろう。

    上手くいかなかったとしても、そこはもう馬鹿力によるゴリ押しで。タオルでごしごしと水気を取ろうと動かし始める。

    2025/09/22 00:25:15 | 5
  • 「は?意味、分かんない」
    「終わるって、でも」

    「し、知らないし そんなの…」

    言葉だけは威勢がある。 本当に?
    次第に息も詰まっていくではないか。
    視線を下に落とせば最後、くらりと目眩
    その場にしゃがみ込んだ

    2025/09/22 00:25:16 | 6
  • 緑簾 @rockGlock
  • .@redberyl

    「うん…」

    瓶底メガネのレンズには水滴が付いている。業雨あめは降ってないのに。

    「…全くだよ。何も言わず居なくなるなんて。」

    一言や二言あったならまだしも、自分や桃になんにも言わず。その後に此方も散り散りになったが。

    「飛び出したワケは粗方予想はついてる。…負い目を感じてるかもしんねぇが、紅はなんも悪かねぇんだ。だから…」

    と、何かを言いかけたが言い淀む。

    2025/09/22 00:25:42 | 7
  • クゥルン @9loon
  • @vertigo
    「ひっ…ひっ…ひっ…ずびっ…ずずっ…」

    口の中に液体が少しずつたまっていくにもかかわらず、
    走るために何度も何度も息を吸えば、
    巻き上がって吐く息とともに鼻腔を逆流してくる。

    尊厳はすでに何度も何度も何度も蹂躙され、命以外残っていない。
    しかし、そのたびに何度も思ってしまう。

    どうしてボクはこんな目に合ってるんだろう。

    ただ、その疑問に結論を出す前に、いつも目の前の自体が悪化して
    考える暇を与えてくれないのだ。

    とうとう手がかかってしまった、振り向かされれば
    鼻からも赤い一筋の化粧が施されて、なおさら惨めな表情を見せている。
    それでも、口は笑みを崩していない、瞳孔は恐怖で開ききっているのに。

    2025/09/22 00:26:37 | 8
  • シャルパス @id
  • @Imitat
    「ところでデートいつにする?」

    死んでるもの、とは言わせないといいたいとこだが、
    今のところは触れぬが得策か。
    とりあえず約束だけ取り付けておきたいと思った。
    5日間すれ違い続ける、はさすがにアホなので。

    2025/09/22 00:26:38 | 9
  • キロノヴァ @kilonova
  • 「―――。」
    『空』を眺めながら少し考えて、眠ることにしました。
    目覚めたとき、まだ業の雨が降り続いていることに賭けながら眠ったように、
    目覚めたとき、まだ世界が壊れず続いていることに賭けながら眠ろうと思ったのです。
    世界と自分との、いつまで続くかわからない勝負。

    2025/09/22 00:26:44 | 10
  • アネラ @anera
  • @dosukoi24
    「……そっか。ま、そういうことがあってもいいよね。」

    もしかしたらそういう相手にも名前や顔を見せてるのかな……と思うと、ちょっと嫉妬するようなしないような。

    「……そう、だよね。僕たちと同じことを考えている人がいるはず……。
    ま、でもさ、今日は隣にいさせてもらうのは僕だからね。」

    なんて笑顔で言いながら、家まで着いていくことだろうか。

    2025/09/22 00:27:41 | 11
  • C4R0 @C4R0
  • METROの方から四つ脚のこどもが走ってきます。
    壁を掴み、後ろ脚で蹴り飛ばし、登っていこうとしますが
    あの気分を悪くする天はとても届きそうにありません。

    やがて地へ堕ちて、受け身を取ります。
    大きく吠えようとしましたが、こんな日でも音は出ませんでした。

    2025/09/22 00:28:00 | 12
  • イスルギ・ホタル @isurugi3
  • 最後の食事、最後に奏でる音楽、最後に手帳に記すもの――。
    「考える猶予ぐらいはくれよ、神様」

    2025/09/22 00:28:47 | 13
  • 汐 雨音 @kajika0x0
  • @byrfn0x0
    隅っこ、不貞腐れたように座ってた。
    貴方を見上げる。表情はいまいち晴れないまま。

    「本当に思ってる?」

    だから意地悪なことを聞く。めんどくさい彼女並感。

    2025/09/22 00:29:06 | 14
  • "星の眼" @spherelord
  • 視える。盲の眼にも"それ"は視えている。
    淀んだ空に開いた風穴に、黒猫はいたく感動し。閉じたきりの瞼から一筋、二筋の涙が伝う。

    未だ懸念があるとすれば、梟や鼠どもの動向だ。
    業によって世界を動かしているのは此の街の住人のみに非ず。

    もし何か企みごとがあるならば、此の星の歴史の結末を変えさせるわけにはいかない。
    猫は迫る"終末"を前に動揺するばかりか、むしろその信仰エゴは強固なものとなった。

    2025/09/22 00:29:10 | 15
  • 雅尾 @kltkrt
  • 終わる事を知っているとして、日迄知りたいと思うだろうか。
    いつ来るかも分からないと恐怖する者。早く来いと願う者。
    ついに来たと笑う者。知って動揺する者。何でも無い振りする者。

    人の数だけ形合って、それが今この街で見えている。
    普段ならば楽しげに紫黒向けては眺めているんだが
    どうにも今はそんな気分一つ湧いてこずにただただ地を眺めている。

    そうして――幾人かの顔思い浮かべた。意味は、なくとも。

    2025/09/22 00:30:33 | 16
  • 《蛆》 @u464
  • そのうちに飽きたように空から視線下ろし。
    天降る恵みも、天割れるのも、地這う虫にゃあ関係のない話なんだった。

    そんで次にゃあ辺り見回す。
    久方ぶりに骨牌取り出し、これ見よがしに弄んだ。

    食いもんに出来る奴ァ居ねえかないつも通りにいこう

    2025/09/22 00:30:36 | 17
  • カトー・ナナカイ @Kato7K
  • 「来る日に何が舞い降りるかなど、儂にはとんと分からんさ。
     だが、正体は然して重要ではねえ。
     儂があれを見て、どんな言葉にするかが肝要なんだ。
     姿かたちを明瞭に詠んでしまっては、それは風情のない報告書だものよ」
    誰ぞかの言へと、無責任にべらべら舌を回した。
    歌は歌、歌人は歌人。婉曲的暗喩を気の赴くまま組み立てるばかりだ。

    2025/09/22 00:30:37 | 18
  • 巳然 @snake03
  • 「けっ、なんだか知らんがしんみりしちまってさぁ…酒がまずくなるっつーの!」
    ぐいっと残りを飲み干した。

    「あーあ、今日はこれぐらいにしといてやるよぉ…俺はもう寝るからなぁ!あばよぉ…」
    千鳥足でふらふら。隙が多い。
    酔いが覚めたら異変に気づくだろうか。

    2025/09/22 00:30:48 | 19
  • しゃがみ込み、白んだ視界に息を吸う
    吐けずにまた吸う、そんなだから口に何かを突っ込まれても反応はできないだろう
    当然、ぉえ と音を立てて胃の内容物を粗方地面に吐き出すことになるかも
    肩で喉を裂くような息、お陰様で過呼吸は免れた

    2025/09/22 00:30:54 | 20
  • 「……おや、しろちゃん、冬真さんもこちらへ来てたんですね。」

    ふらっと、酒と煙草……あと、一応約束なので、薬草らしき草の束を持って、魔女が歩く。
    先程まで、医学談義してたのに。

    「人を救う方法も、必要無くなりそうですね。」

    煙草の一本、咥えて火をつけた。

    2025/09/22 00:31:32 | 21
  • フヨウ @enjoylove
  • 「世界が終わる言うて手始めにあんなあおくて綺麗なモン見れるんやったら」

    見上げながら、どこか唄うように。

    「世界の終わりって、案外綺麗なものなんかもね」

    たのしみだなぁ。

    2025/09/22 00:31:41 | 22
  • リア=ヴェルダ @Imitat
  • @id
    もぐっと肉まんを頬張っている今聞くのかという顔になる。

    行儀が悪いが仕方なし。
    くわえたまま紙に文字を書いていく。

    『とりあえず明日はメトロに行く。くだんのプロポーズのこと言わないとだし。』
    そのあとでもいいだろうか?と付け加えて。

    2025/09/22 00:31:44 | 23
  • 「──終末は、まもなく来たりて」

    【空】を見上げ、祈るように両手を合わせる。
    女の口元は弧を描いていた。

    2025/09/22 00:32:27 | 24
  • C4R0 @C4R0
  • あんまりに、抜けるほど美しいですから。
    一周回って憎らしくすらありました。

    ひとつ。大きく天を見上げます音のない吠え声

    ふたつ。姿勢を低く構えて音のない吠え声

    みっつ。骨の翼を広げて跳ぶのです音のない吠え声

    だいきらいでした。あんなもの。

    2025/09/22 00:32:54 | 25
  • シャルパス @id
  • @Imitat
    「行儀悪いリアちゃんも好きだよ」

    ヘラヘラ笑ってる。お前のせいだぞ。

    「りょーかい。楽しみに待ってるよん」

    用事はそれだけだ。いや、無限にありはするのだけれど、
    まあこの用事ってやつは他でも満たせるから。

    2025/09/22 00:33:42 | 26
  • 冬真 @milktub
  • 「あー、それも皮肉だな」
    魔女に返す。

    「心臓より高い位置に自分が死ぬ理由があるときは」
    「多分布当てても死は免れねえんだな」

    そういう意味ではこれを梟首会で見なくてよかった。
    これを見上げてドクが何かを諦めてても諦めてなくてもそ。
    その姿を見てたら俺は気分を害していただろうから。

    2025/09/22 00:35:21 | 27
  • シャルパス @id
  • 「とりあえず紳士は今日から廃業だな。
     効率が悪いぜ紳士活動は」

    2025/09/22 00:36:59 | 28
  • リア=ヴェルダ @Imitat
  • @id
    もぐ……。
    そのまま食べることを再開した。

    どうなるのかは知らない。
    貴方との約束の前に死ぬかもしれないし。
    そんなことを肉まんと一緒に飲み込んだ。

    2025/09/22 00:37:09 | 29
  • C4R0 @C4R0
  • それで。声は誰にも聞こえません。
    怒りは外に出そうとすればするほど内に溜まるばかり。
    出口がありませんからぐるぐると回っているのです。

    脳裏には青が焼き付くようにこびりついていましたあんなもの。きれいだなんて、思いたくはないのに
    傷つけたくないひと。辺りに何人か見えましたから
    そうしてしまわないうちに塵を集めて骨牌にしようとするのです。

    2025/09/22 00:37:52 | 30
  • リア=ヴェルダ @Imitat
  • もぐもぐもぐ。
    この肉まん減らないんだけどとなっている。

    2025/09/22 00:37:56 | 31
  • フヨウ @enjoylove
  • 「紳士って仕事やったんか。
     で、紳士辞めて何になるん?」

    2025/09/22 00:38:23 | 32
  • イスルギ・ホタル @isurugi3
  • とりあえず今日は宿に戻って買ったばかりのアルバムでも聴こうか。
    宿がまだ営業してればの話だが。

    2025/09/22 00:38:24 | 33
  • 《蛆》 @u464
  • 弱ってるの。
    動転してるの。
    落ち込んでるの。
    空に気取られてそぞろな奴輩。

    ああ良い餌だ。飯の種稼ぐにゃこんないい機会もない。
    先なんて見てたって仕様がねえんだ。
    今の虫ケラにゃ今しかねえんだ。

    巡る、視線。
    髪の影から睨めつけて、
    次の獲物を探しているそこのおまえと目が合うやもな

    2025/09/22 00:39:29 | 34
  • 蛇四寸 @12102
  • ちら、とお上かみのご指示に従って。
    空に視線一つ呉れてやって。
    なあんにもない空。へぇ。そぉ。くらいなもので。

    参りましたね、逆にだから何だと云う話

    2025/09/22 00:39:38 | 35
  • 曙光市民 @chumchum
  • \マジで来たなー滅び/
    \あと5日かー、お前どうする?俺はせっかくだからリアタイ狙うわ/
    \んー、オレは先に逝きそうかな。クスリ死ぬほど使ってみるし/
    \ウケる。マジ死ぬやつじゃん。まあ元気でな/
    \元気でなって(笑)まあおめーもな/

    2025/09/22 00:40:30 | 36
  • アネラ @anera
  • あそこまで明確に見えている以上、悠長にしていられない。
    まだ終わらないんだ、そんなわけないといい聞かせながらどこかに向かっていった。

    2025/09/22 00:41:06 | 37
  • 棄て犬 @vertigo
  • @9loon
    想像以上に醜いお顔。
    輪郭なんて歪んでボヤけていて
    表情なんかもまるでわからない・・・・・・・・

    「けほっ、けほっ……あえ?」

    まるでわからない?
    いくらなんでも、分からないなんてことありますかね。
    あれ、頭がぐわんぐわんしますね。
    朝から咳は出てましたけれども
    そんなの気にする事じゃなくて。

    これからズタ布を甚振って
    もっと鳴かせて楽しもうと思ったのに。
    あつくて、さむくて、あれ、あれあれ。
    まだまだ、もっとあそびたいのに。

    「はぅ、はー、はー、な、ん……?」

    君に手をかけたまま。
    犬は犬を保てなくなって。
    ずるり、と地面に倒れてしまうのでした。

    2025/09/22 00:41:44 | 38
  • シャルパス @id
  • 「ロマンスと癒やしを求める徘徊モンスター」

    2025/09/22 00:41:58 | 39
  • 白 如风 @byrfn0x0
  • @kajika0x0
    「うん」
    ぱっと口にする。本音だから、舌からぽろりと。

    「……?」
    口にしてから、少し不思議そうに瞬きをした。
    なんで自分、今そう言ったんだろうか、みたいな。
    少しだけ考えて、よくわからなくて思考は止めてしまったけど。

    けど、まあ、ただ真円を塗りたくったような青よりは、良いと思っていて。

    2025/09/22 00:42:06 | 40
  • フヨウ @enjoylove
  • 「遂に人ですらなくなったなぁ」

    2025/09/22 00:42:26 | 41
  • 冬真 @milktub
  • 「今までと大した変わりないじゃねえか」

    2025/09/22 00:42:42 | 42
  • 顔のない少女 @ImFireThankYou
  • 「あら?あのひとは……飴玉のひと?」

    いつか、黒い兎のかたに、飴玉を届けていたひと。
    四つ脚の白い影 @C4R0 に近寄って、鐘を鳴らす。
    仮面の奥でニコリと微笑んで、伝わるかどうかも分からないが、相手の目をみて話しかける。

    「こんばんは、青い空がお嫌いなひと。
    いやなものが内から出ないなら、いっそ良いものを入れてみるのも手ではなくて?」

    その手には、チョコレート。妖怪チョコ配りのっぺらぼうだ。飽きずに配っている。

    2025/09/22 00:42:57 | 43
  • シャルパス @id
  • 「じゃあなんだよ 人のことを情欲に生きるけだものだと思ってたってことか?」

    2025/09/22 00:43:44 | 44
  • @rockGlock
     正直、無事に帰ってくるつもりもなかった。
     何もできないガキにろくな働き口もないことは、わかりきっていた。
     事故当時、兄弟のうち自分だけが無傷で。
     別に負い目ってだけでなく、兄弟の為なら何でもする覚悟があったのに。
     ……それで泣かせてしまったのでは世話ない。

     と、ふいに降り注ぐ声。響き渡る宣言につられて天を仰ぎ見る。
     路地裏の狭い空に、突如として浮かぶ鮮やかな青。
     否が応でも耳を傾ければ、……世界はもうじき終わるとわかった。
     ……わかってしまった。

     あーぁ、最悪のタイミングだ。
     愛する兄弟とやっと会えて、……それで、これか。
     何も今じゃなくったって。文句を言いたいのは山々だが。

    「じゃあ、もう、……いっか」
     金のため、恨みをどれだけも買った身。
     兄弟を見かけても近づかないようにしようと思っていたが。

     恐らくあと数日のうちに終わる世界に、もはや恨みもなにもあるまい。

    2025/09/22 00:44:18 | 45
  • 「ふふっ、私はコレが有るので…近く、お医者様には会いに行こうと思いますが……
    さて、彼はどんな反応をしてるでしょうね。」

    彼の事、余り知らないので色々予想するしかない。
    自棄でもしてたら、この草は燃やしてしまうか。

    「ふふふっ、終わりとは言ってますが……
    さて、我々は本当に、『死』ぬのか。
    もっと美しく、もっと残酷に……消えるのかもしれませんね。」

    はてさて、煙草の紫煙を燻らせながら、何か視線にも気付くやも。

    2025/09/22 00:45:15 | 46
  • ファーシャ @whitemoon
  • 手元の肉まんをゆっくり時間をかけて食べ進めていって。
    最後の欠片を口に運ぶと、ごちそうさまでした。
    聞こえる声に耳を傾けながら、ほうと一息。

    ……大きな肉まんと格闘している人もいるな。
    食べ切れるのかな、あれ……。

    2025/09/22 00:45:45 | 47
  • カトー・ナナカイ @Kato7K
  • 腰に提げた拵えの鯉口を切った。
    古刀の鞘と鍔に挟まれた銀色の上に、懐から掴み出したものを落としていく。
    塵の山から幸運にも掴んだ貴石。捏ね上げた梟羽の象徴。
    全部が、刃に触れるなり両断され……地面へばらばらと飛び散る。
    いつからか火をつけられたのか、ぱらぱらと燃えて業になる。

    何とも清々しい気分だ、と男は思った。
    デカダンの極地たるこの街を、男はいっそう好きになった。
    この街で終わるのなら、きっと夢見は良いだろう。

    「辞世の句でもしたためておくか?」
    誰に問うたのでもない問いを放りながら、男は刀を納めた。
    ちり、と鈴の鳴るようなさわやかな音を残して。

    2025/09/22 00:46:57 | 48
  • C4R0 @C4R0
  • @ImFireThankYou
    瞳を覗かれれば、天にある青が少し遮られました。
    限界まで細くなった瞳孔があなたを見つめます。
    ほんの少し取り戻しかけた理性でしたが。

    一つ。あなたにとって不幸がありました。
    このこどもは誰かに施されることがだいきらいなのです。

    怒りの本能がまたこどもを支配しようとするその最中
    怪我させず追い払うために、勢いよく飛び掛かってみせる全力の威嚇をするでしょう。

    2025/09/22 00:47:25 | 49
  • フヨウ @enjoylove
  • 「人によるわ。けだもの同然の奴もおるし、そうでない奴も当然おるやろし。
     何せおんなじ人間なのに此処だけでもみんなてんでバラバラやもん」

    2025/09/22 00:47:35 | 50
  • 雅尾 @kltkrt
  • あ、と。思わずと声を出しそうになる。
    珍しくしたい事出来たやもしれん。
    それに気付けばいつも通り瞳細めて笑むように。

    考えたって仕方がないもの。
    そんならそれで、いつも通り好きなように。

    好ましいもの眺め最期迄在ろうじゃないか。
    途端に垂らした腕の痛みもマシに思えた。

    2025/09/22 00:48:11 | 52
  • クゥルン @9loon
  • @vertigo
    「ひぃぃっ!
     も、も、もう…許ひ…

     …
     
     へ…?」

    急に肩にかかった力が無くなって、
    見上げていた表情が正面から消える、下へ。

    顔は恐怖で硬直したまま、
    視線だけゆっくりと下ろしていく…。

    狩人は、どうなってしまったんだろう。

    2025/09/22 00:48:28 | 53
  • 棺最院 楽流 @rarrrr
  • 「私はいつも通りお嬢様や!これからもな!」

    笑顔を絶やすものか。

    2025/09/22 00:48:33 | 54
  • ラァジュー @Lazhu369
  • @pandora
    聞いとけば良かったのかな。
    生憎、盲なまんまみたいで。

    すれ違えば人攫いに遭い、
    砂舞う低い空に、灰に屑に、血に塗れて、
    墓石めいた伽藍洞の街が聳え立っている。

    何にも見えやしないよな。
    青も緑も、在りもしない。

    「違う」「パンド、ラは悪く、ない」
    「ねえ、頼むから聞いてくれよ」

    華美なまでのステンドグラスが音立てて崩れる。
    麻酔アルコールも随分と前に切れた筈だな。
    いい加減目を醒ますべきは誰だ。

    夢の亡骸を起こして擦り付く様に抱き寄せる。
    痛みを痛みに思っちゃならなかった。
    涙を流して項垂れちゃいけなかった。

    「擽ったかったんだ」「嬉しかったんだ」
    「見てくれたのも、聞いてくれたのも、喋ってくれたのも」
    「僕、パンドラがそうしてくれたら笑えるから」

    あんたが強請るから、あんたが擦り付くから。
    こんな取るに足らん慈悲を学んだんだ。

    「笑えるようになるから」
    「幸せになれるから」

    冬の海に沈むようなら、幾ら淡くても照らし出す。
    泣き崩れる少女の顔を、鈍い黄金がやはり暴いていた。

    2025/09/22 00:48:41 | 55
  • 蛇四寸 @12102
  • 煙草一本吸って、その辺に棄てて帰路。
    こんなもん塵の内にも入りません。

    2025/09/22 00:48:50 | 56
  • ネムナシ @dosukoi24
  • 「……ハッ」
    くたばってたまるかよ。
    たとえ、そうだとしても。
    最期まで良きように、だ。

    それから適当に目を向けていくだろうな。

    2025/09/22 00:49:51 | 58
  • 汐 雨音 @kajika0x0
  • @byrfn0x0
    肯定するのも、瞬きするのも、青い目でじっと見つめてた。
    よくわかってなさそうな顔だった。それは察したかもしれない。
    でも“うん”と言われたから。ほんの少しだけ口元を緩めた。

    「じゃあ海と僕どっちがいい?」

    玉砕覚悟の、これも意地悪な質問。

    2025/09/22 00:51:13 | 59
  • ネムナシ @dosukoi24
  • @anera
    「俺の隣なんていても、
     面白くねえぞ」
    苦笑しながら、まあ部屋に招いたのだろうな。
    きっとゆっくりと過ごさせるために。
    それに。

    「そうだ。
     仮に本気で終わるとしても、最後まで、悔いなく」
    その為に、こうしているのだ。
    全力で足掻いているからと。

    2025/09/22 00:51:28 | 60
  • 顔のない少女 @ImFireThankYou
  • @C4R0
    「わっ」

    試み通り、少女は尻もちをついて、そのまま逃げ去ってしまった。

    ごめんなさい、お気を悪くさせてしまったなら、謝るわ。
    ……なんて言ったら、むしろ逆なでしてしまいそうだから、何も言わずに。
    ただ、離れたところまで走って、己の無神経を恥じた。

    2025/09/22 00:53:03 | 61
  • リア=ヴェルダ @Imitat
  • もしゃ、もしゃ……。
    なんか初めに比べるとペースが落ちてます。

    「……………………」
    本性、出たわねという顔をしながら見ているのかも。

    2025/09/22 00:54:01 | 62
  • 「……ふふ、うふふ、あははは!」

    欲しかった玩具が手に入った子供のように無邪気な笑い。
    たん、たんと軽い足取り、踊るようにくるくると回る。
    ベールがふわりとなびき、白い髪がさらりと流れた。

    「嗚呼、来た、遂に来た! この時が!
    延長もアンコールも望むべくもなく、
    人の生の終着よりも先に、世界の閉幕がやって来た!」
    「さあ何をしましょう? 何をして、何を諦めましょう?
    世界が終わるまでに、一体どれだけのことができるでしょう!」

    神曰く、
    【最期の時を知ることで、人々は真の安息諦観を得る。
    そして、滅びの瞬間こそ、我等にんげんの絶頂の極みである】

    それが曙光に属する者としての在り方。
    世界の終わりを受け入れ、諦め、だからこそ楽しんでいる。

    2025/09/22 00:56:09 | 63
  • フヨウ @enjoylove
  • @lostarmrat
    「腕も無ければ学も無く、語彙も無いんか」

    けたけた笑う。

    「出来る言うても限度があるやろ。
     ……なんやもう抵抗やめたの?俺も正直持久力無いけど、君はそれ以上やなぁ」

    タオルで拭きながら紡ぐ声は随分弾んでいる。
    顔も綺麗に拭ってやりたいが、流石にそこまでいったら指か何か食い千切られそうだ。

    「俺も基準なんて分からへんよ。直感でいいなぁ思うたら楽しい。
     ペットはなぁ、ずっとお世話見ないとあかんから面倒なんよね」
    「……っと。こんなもんか。飯食ってる間だけでもええから、とりあえずこの布も脱いどき。乾くもんも乾かんわ」

    タオルで拭けそうな部分を粗方拭き終われば、くいくいと貴方が纏っているボロ布を引っ張り始めた。
    流石に破きはしないが、このままだと本当に結び目を解いて上だけでも取り上げてしまいそうだ。

    なお、拭くのに意識を向け始めたのか貴方を絡めとる両足の力は弱まっている。逃げようと頑張れば逃げられるかもしれない。

    2025/09/22 00:56:13 | 64
  • 「──故、皆さま、後悔なされませんように」

    「世界は終われど、どう終わるかは貴方次第」
    「貴方のおわりは貴方だけのもの」
    「どうか心ゆくまで、残りの生を謳歌なされますよう」


    「それでは皆さま、良き終末を」

    カーテンコールのようにカーテシーをひとつ。
    楽しげな様子を隠しもせず、歓楽街へと姿を消した。

    2025/09/22 00:56:53 | 65
  • 荒い息整えて、ひゅうと鳴る喉を落ち着けた
    冷や汗、頭はまだぐらりぐらりと回っている。
    先ほど覚えたばかりのものが全部流れ出ていってしまったような
    薄靄、鈍る思考で立ち上がり。

    「…、……帰る」

    どこへ。
    壁を這うように、地下へ。

    2025/09/22 00:57:29 | 66
  • シャルパス @id
  • 熱烈なファンの目線にウィンクと投げキッスでも送っておこうか。最後だしできるだけ長く私のこと見ていたいよね。

    2025/09/22 00:57:39 | 67
  • 冥き深海の静寂 @sayjack
  • 人を連れて曙光の地を踏む。
    保護者連れに見えるかもしれない。もしかしたら。

    2025/09/22 00:57:52 | 68
  • 棄て犬 @vertigo
  • @9loon
    狩人を気取っていた犬は
    何かの病か浅い呼吸で上気していて
    地べたに丸まって小刻みに震えています。

    だあれもいない、袋小路で
    驚異は一転、君以下にも見えそうですね。

    これ幸いと棄て置き立ち去るも
    奇特な考えで助けてみるのも
    また、日頃や犬から被られた危機を
    目の前の弱者で晴らすのも。

    何もかも、自由ですよ。

    きっかけが欲しいのなら
    ちょうど、世界の声が聴こえた頃合いでしたかも知れません。

    2025/09/22 00:57:54 | 69
  • C4R0 @C4R0
  • @ImFireThankYou
    逃げ去る背中をじっと見て、消えるまで佇んで。
    それであなたの姿が全然見えなくなってしまってから
    ようやく自分が何をしてしまったのか自覚するのでした。

    顔、というよりも仮面と背の丈をしっかり覚えていましたから
    次に会える時があれば頭を下げにくるのでしょう。

    もっとも。その時より前に終末が来ないとは限りませんが。

    2025/09/22 00:58:51 | 70
  • ファーシャ @whitemoon
  • 「……」
    「……食べ切れそうですか……?」

    思わずそんな声が出たかもな。
    ペースが落ちてきているように見えたから……つい……。

    2025/09/22 00:59:33 | 71
  • "星の眼" @spherelord
  • しばらく悦に浸っていた猫もそのうち。はーっ、と深く溜息を吐き。
    昨日から変わったような……変わっていないような、街の喧騒を視る。

    世界が終わる、その前に。知りたくなったことがたくさん出てきた。
    どれほどの人類が曙光我ら賛同しているのか。それとも、他の何を選択せんとしているのか。

    これから知りに行こう。此の世界のすべてを。

    2025/09/22 01:00:31 | 72
  • @Lazhu369 すっかり褪せたような世界で。
    息を吸えば塵が肺に積もるような。
    誰しもが善意だけで手を引くような世界で、ない、のだ。

    「ぅ゛、ぅ」「ぃ゛や゛」

    しゃくり上げながら起こされたのは、ぐしゃぐしゃに顔を汚した子供がひとつ。
    見られたくも、ないから。多少は嫌がった。

    が。結局は抱き寄せられて。
    そうしてあなたが縋るんだろう。

    嬉しかった?笑える?
    なんて。そんなの、

    「ぅ゛そつき」「うそつき゛」

    じゃあ何で今笑っていないんだ。
    見ても聞いても喋っても、何で。
    何で、笑わない。癖に。癖に。

    そうして宥める、ような。
    嘘を吐いて。今更何も。変わらない。

    やはりその瞳は暴くんじゃなく。
    ものを壊す、為のものなのかも。
    最初あなたがそう、だったように。なあ。

    汚して。貶めて。

    あなたはその方が、楽しくて嬉しかっただろう。

    2025/09/22 01:00:47 | 73
  • 弥刀璃星 @meteorsaber27
  • 「わ」
    声を響いてから、漸く空の穴に認識した。
    見とれることなく、一瞥程度をしたところで。
    引かれる手のままに。

    2025/09/22 01:01:30 | 74
  • "星の眼" @spherelord
  • 歓喜する信者エンに目をやると、猫は柔らかく微笑んだ。

    2025/09/22 01:02:11 | 75
  • フヨウ @enjoylove
  • 「あ。……う〜ん。そうやなぁ」

    唐突に何か考え事をするように唸った後、
    男はしばし悩むように唇を尖らせながら足早にその場を去った。

    2025/09/22 01:02:16 | 76
  • キコ・ビスカイノ @komainuelse
  • 「終末がいよいよ目に見えて近づくと、色んな反応が出て面白いな」

    2025/09/22 01:04:32 | 77
  • リア=ヴェルダ @Imitat
  • ウインク、投げキッスは手帳で叩き落としたかったが両手が塞がり出来なかったー……。

    も……。
    咥えたまま、文字を綴る。
    『多分、食べれる。大丈夫。』

    フラグだ。

    2025/09/22 01:05:05 | 78
  • ファーシャ @whitemoon
  • 「……大丈夫なら、いいんですけど……。
    その……ご無理はなさらぬよう……」

    大丈夫かな……でも本人が大丈夫って綴ったしな……。
    食べきれなかった分を一時的に保管する器なんかがあればいいんだけど。
    とりあえず喉につまらせてはいけないので、お茶をそっ……と差し入れようとするかもな。

    2025/09/22 01:08:55 | 79
  • 《蛆》 @u464
  • この地の主の声、降ったが、
    然しこの場の盟約が──何と言ったか、な。

    変わらず視線辺りに遣りながらも、気紛れでちっと思い出す為に巡らす思案がある、……が。

    気に食わんものだったよな覚えしかないな最期の知覚が安寧になぞなるものか

    矢張り気に食わんのだ。
    気に食わんから居座っている。
    此処に。

    滅ぶなら滅んでしまえ。
    屹度そうするがいいさ。
    天降る雨さえないうちに。

    偽神ども。

    2025/09/22 01:10:03 | 80
  • 冥き深海の静寂 @sayjack
  • @meteorsaber27
    「終わりが近いんだなぁ……」

    そんな事をつぶやきながら手を引いて、
    宿の部屋まであなたを連れて行く。
    殺風景な安宿、打ちっぱなしコンクリートに、
    最低限の生活用品、2人には狭いシングルベッド。

    「ごめん」
    「狭いかも」

    しかし自分が小柄であることを理解している。
    なんとかなるだろうとベッドを軋ませ、先に入ってしまう。
    あなたが入るためのスペースを取るためにずりずりと詰め、
    どうぞと言わんばかりにあなたを見つめた。

    2025/09/22 01:11:24 | 81
  • 白 如风 @byrfn0x0
  • @kajika0x0
    首を傾げる。貴方より海がいいか、というと。
    海より貴方がいいか、というと。

    「…………」
    狼狽。逡巡。珍しく、言葉に詰まる。眼が振れる。素人の動き。
    別に、貴方以外が相手なら甘言の一つは吐けたろうに。
    喉からそれが出ることはなかった。どちらも"いい"から。

    「どうだろ」
    曖昧な言葉だけで、煙草を吹かす。

    2025/09/22 01:11:56 | 82
  • 冥き深海の静寂 @sayjack
  • 長髪の男の手を引いて路地に消える。
    普段帰る方の方面だったかも、しれない。

    2025/09/22 01:12:54 | 83
  • リア=ヴェルダ @Imitat
  • 「………………」
    大丈夫と書いたが割とキツい。
    食い切れるとは思うがキツい。
    顔には出ないようにすましているがキツい。

    お茶は貰った。

    2025/09/22 01:13:58 | 84
  • 着物を纏う者 @enjoylove
  • かん、ころんと下駄が鳴る。
    艶めく濡羽色の御髪が微かに揺れて、繁華街の空気に踊る。

    フリルをあしらった女物の着物の上から紅色のストールを羽織るそれは、ネオンライトをあちこちきょろきょろと見回している。
    奪い奪われ、享楽に耽る街では随分隙だらけなその姿
    。背が少しだけ高いのがまだマシか、そうでもないか。

    ただただ気の向くままに、下駄を鳴らして散歩を続ける。

    2025/09/22 01:20:09 | 85
  • 汐 雨音 @kajika0x0
  • @byrfn0x0
    あれ。一蹴されると思ってたんだけど。
    だって拘りありそうだったし。でも……思ってたより迷われてる?
    珍しい反応なのだろうな。だから少し嬉しかった。

    「ふゥん」

    立ち上がって、傘を腕にかけて。一歩、二歩とゆるやかに近付いて。
    澄んだ青い瞳で、貴方の顔を覗き込むように見上げる。
    何も言わない。ただ反応を近くで見たいがための行動。
    煙いから、ちょっとだけ鬱陶しいような顔はするかもだけどね。

    2025/09/22 01:21:25 | 86
  • クゥルン @9loon
  • @vertigo
    自由のない世界で、自由を与えられていない身分で、
    急に自身の手にイニシアティブが舞い降りた。

    逃げる…?…まだココでするべきことがある、再会したら最後だ。
    何らかの方法で最低でも殺されないようにしないといけない。

    痛めつける…?…興味がない、逆上されたらおしまいだ
    辱める………?…興味がない、顔立ちはカワイイけれど…
    じゃあ殺す…?…そんな度胸もない

    そもそも、ひどい目にあうことを呪わしく思っても、
    ひどいことする人に恨みはないのだ、みんながそうだから。

    すべて打算で考えている、自分が一番助かる道を考えている。
    自力で事態を改善する力がないために、
    最低限の命のみのために、自分のために生きている。

    そのうえで、助けようと思った。

    恩を売ろう。

    ほかの選択よりはずっと可能性がありそうだ。
    要領の悪い頭だ、長い思考時間の間、傍らでペタン座り込み続けて
    ようやく口を開いた、今度はこちらが肩に手を置く。

    「大丈夫ですか…?」

    2025/09/22 01:21:32 | 87
  • 弥刀璃星 @meteorsaber27
  • @sayjack
    「終わる終わるとか言って、終わらなかったらどうしようかと思ったよ」
    そう言って携えていた刀を傍に立て掛けた。
    いつも抱えて寝ていたが、普通に危ないので。

    「……じゃあ、失礼します……?」
    こういう時どう言って入ったらいいんだ?そう考えながら。
    少し遠慮気味に横になろうとする。
    こちらも男性にしては小柄な部類の為、少し狭いながらもベッドに収まるかもしれない。

    2025/09/22 01:24:54 | 88
  • ファーシャ @whitemoon
  • 「……、……」

    なんだかやっぱりちょっと心配になってきたな……。
    もしかしたら、お茶の他にも追加で胃薬をそっ……と添えようとしたりもしたかもしれない。
    無理しないようにね……。

    2025/09/22 01:26:54 | 89
  • 白 如风 @byrfn0x0
  • @kajika0x0
    寄って来られる様子を無言で見ている。煙草の白煙が揺れる。
    煙越しに貴方を見て、チョコレートの匂いを出して、

    「ていっ」

    徐ろに、咥えていた煙草を摘んで反転、貴方に咥えさせようと突き出す。
    避けることは容易だろうし、咥えるとしたら、バニラとチョコと煙の味。
    その男が好む、甘ったるく煙草臭さの薄れた香料が広がる。

    2025/09/22 01:28:44 | 90
  • 顔のない少女 @ImFireThankYou
  • 空を見上げて、星やら何やらに思いを馳せているうち、うつらうつらと目を閉じる。
    そしてそのまま寝てしまった。
    チョコとか酒とか杖とかを大事そうに抱えている。
    時折、「てお……」とか「おおかみさん……」とか寝言を言っている。
    同時に、風もなしに鐘が揺れたり。からん。すやすや。

    2025/09/22 01:29:15 | 91
  • 冬真 @milktub
  • 「現実を受け止めきれなかったのか?」
    「それとも俺が受け止められなかった結果」
    「美人が美女に見えるバグに巻き込まれてんの?」

    着物女にダメ元で声を掛ける。どっちかが狂ってるかもしれないので。

    2025/09/22 01:30:12 | 92
  • 冥き深海の静寂 @sayjack
  • @meteorsaber27
    「畏まらなくていいのに」

    自分がお願いしたものだ。
    なぜか丁寧にくるものだからくすりと微笑む。
    横に受け入れて、狭い故に密着することにはなるだろう。
    誰かがいてくれている、と安心したい女はあなたの方を向いている。

    「……璃星は」
    「もう終わりたかった?」

    話の続き。寝る前にしては少し重たいか。

    2025/09/22 01:30:53 | 93
  • 《蛆》 @u464
  • かん、ころんと音する方の、あれば。
    人捌けて静寂占め始めた夜の繁華街の中、ちらとそっち向くこともある。

    隙は見えるが──

    ……デカいな。

    2025/09/22 01:31:46 | 94
  • リア=ヴェルダ @Imitat
  • おみとおしだったのかもしれない。
    胃薬も貰うだろう。

    そのまま食べ進めてしばらくすれば食べ終わる。

    ただでさえ子供体型でお腹が気になる感じなのに。
    普段の時よりも、お腹は丸くなっていた。

    2025/09/22 01:32:38 | 95
  • 光銀 @ginkgo
  • 「ふあわ……」

    欠伸。端に腰掛けた膝に肘ついて、丸く収まる。

    2025/09/22 01:33:46 | 96
  • シャルパス @id
  • 「うーん。超イカ腹あるいは御懐妊」

    2025/09/22 01:33:53 | 97
  • 着物を纏う者 @enjoylove
  • 「……」

    声のする方へ振り向いた。
    薄く紅を差した唇を釣り上げて、花咲くように笑みを見せ。

    「……」

    2025/09/22 01:35:44 | 98
  • ラァジュー @Lazhu369
  • @pandora
    大気も澱めば人も澱む。
    息を吸う程枯れ朽ちて。
    砂の一部に埋もれるような、残酷な世界だよ。

    少女の非難轟々が鼓膜に突き刺さる。
    耳に痛いのは嘘吐きが図星だからだ。
    あんたの脆く儚いパンドラも信じ切れずに暴いた嘘吐きだ。

    「笑えるようになる」
    「僕を信じてくれよ」

    頬を涙に濡らし、歪に唇の端釣り上げて、
    腫らした瞳が泣き笑いを浮かべ、細められる。
    こんなのは、この期に及んでの取り繕いだろう。

    酷い嘘だ。罰が当たったんだな。

    こんな思いはしたくなかった。享楽に耽っていたかった。
    美しい夢も残骸になれば手遅れだ。
    あんたに躾けられた男もそうだな。

    「ごめんね、パンドラ」
    「でも、僕やっぱり、嬉しかった」

    壊れた少女の流す涙を、未だ血の滲んだ太い指が拭う。
    祈り縋るような視線向け、もう、罅が増えないように。
    これが本物の慈愛であればいいって。

    2025/09/22 01:36:50 | 99
  • フヨウ(女装中) @enjoylove
  • 「なんや一瞬でバレるやん。
     髪色変えて足でもへし折るまでしないとあかんかったか」

    曙光にいる何人かは聞いただろう、ちゃんと男の声を吐き出した。

    「女装で人騙すのって案外難しいんやな」

    2025/09/22 01:37:35 | 100
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